じじぃの「人の生きざま_500_小田・兼利(水ビジネス)」

カンブリア宮殿 Ryu's eye(日本ポリグル 会長 小田兼利) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=v2HmC3r6eRc
水処理のことなら 日本ポリグル株式会社!
http://www.poly-glu.com/
Safe Drinking Water World Map

水道水をそのまま飲める国は13ヵ国 (水を考えるプロジェクトHPより)

Breakthrough -- 突破する力 小田兼利 朝日新聞GLOBE
水処理を手がける小さな会社の会長、小田兼利の講演は、実験で始まる。
薄茶色に濁った水が入ったビーカーに小さじ1杯の白い粉を入れ、長い棒でかき回す。数秒で汚れ成分がおぼろ昆布のように固まってくる。手を止めると汚れが底に沈み、水は透明に。聴衆がどよめく中、小田はその水をごくごく飲んでみせる。
http://globe.asahi.com/breakthrough/110515/01_01.html
カンブリア宮殿 「10億人に安全な水を!ナニワ中小企業オヤジの挑戦」 2015年3月19日 テレビ東京
【司会】村上龍小池栄子 【ゲスト】小田 兼利(おだ かねとし、日本ポリグル会長)
●貧困国の人々を救え!安全な水も仕事も生み出す男
世界の貧困国で飲み水の問題を解決する男、日本ポリグルの小田兼利(74歳)。
独自開発した浄化剤の秘密は、納豆のネバネバ成分だという。これを濁った水に、耳かき数杯程度入れて混ぜるだけで、ネバネバ成分が汚れをからめ取って沈殿し、透明になるという。
2007年、小田がまず乗り込んだのが最貧国のひとつバングラデシュ。現地では不衛生な水を口にして下痢になり、死亡する乳児も後をたたなかった。各地に浄水設備を設置、貧しい人々でも払えるような価格で浄化した水を販売。さらに「ポリグルレディー」と呼ばれる女性スタッフを現地で雇用し、実演営業や集金などまで任せ、ビジネスを生み出したのだ。
水も仕事も生み出す“小田流”ビジネス、その真髄を取材する。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20150319.html
3月19日 テレビ東京 カンブリア宮殿 「10億人に安全な水を!ナニワ中小企業オヤジの挑戦」より
7億人に”飲み水”を 世界から感謝される男
小田社長の浄化剤はスマトラ沖地震で活躍した。スマトラ沖地震の被災地で浄化剤を使用したところ、拍手喝采が沸き起こった。
バングラディシュのサイクロンの際には、現地の人が汚い水を常に飲んでいる。
村長に相談を持ちかけられた。
村長、「小田さん、お金持ちの彼らに任せたら、きっと我々には買えない値段になってしまう。もうけは少ないかも知れんが、なんとか私たちと直接取引きしてくれんだろうか」
小田は迷うことなく、村長との取引きを選んだ。
村上、「金持のビジネスマンたちが自分たちと一緒にやろうと言うのを断って、村長の言うようにバングラディシュの民衆と一緒にビジネスを始めた。これが出発点ですか」
小田、「そうです」
村上、「もしお金持ちの方に売ってたら、もっとお金が入っていたんでしょ」
小田、「たぶん」
村上、「ひょっとすると、大もうけしていたかも」
小田、「(村長たちの)困っている状況を見て切ない顔で依頼されたら、やっぱり”ノー”とは言えないですよ」
自分を変えていくのは自分ではなく周囲
村上、「大もうけしたい気持ちはどうやって消えたのですか」
小田、「たぶん、素朴な人たちに触れることで変わっていったと思っています。人間変わるんです。自分で変わるのではなく周囲が変えていくんです。私はやっと生きがいというか、幸せを感じています」
日本ポリグルの小田兼利氏はタンザニア・マティップウイリ村にある家を訪れたところ、水を汲みに行った川でワニに足を噛まれて重傷を負った少女を発見した。村では水を確保することすら命がけだった。
小田は浄水施設を建設した。唯一の水源からホースで水を村の中心部に引き込み、濾過されているので村人にとっても安全性がアップした。他にも6ヵ所に浄水施設を設置し、水の移動販売という雇用創出にもつながった。
浄水施設の付近には商店街もでき、日本ポリグルの浄水施設で濾過された水が使われた茹でたとうもろこしが人気商品になった。