じじぃの「がん治療最前線・がんペプチドワクチン療法実施施設リスト!情報LIVE・ただイマ」

AMPO.tv 〜先進医療に挑む〜 動画あり
がんの最先端免疫療法 〜ペプチドワクチン治療〜 【医師】中村祐輔
http://www.ampo.jp/movies/vol2
がんペプチドワクチン療法臨床研究実施施設リスト
現在、臨床研究としていくつかの臓器のがんに対してがんワクチン療法を実施している施設ならびにその担当医師と連絡先を下記に掲載しておりますので、質問やお問い合わせがある場合には下記一覧の医療機関にご連絡下さい。ただし各施設の臨床試験の進捗状況によっては臨床試験にご参加戴けない場合もあります。
※ なお、東京大学医科学研究所では、がんペプチドワクチン臨床試験は実施しておりません。
2012.11.16 (更新)
2012.11.19 (追加)
癌種     施設名       部門          責任者   担当医   電話番号   備考

                                                                                                                                                          • -

大腸癌  近畿大学     外科           奥野 清隆 杉浦 史哲 072-366-0221
肝癌    熊本大学     消化器内科      佐々木 裕 横峰 和典 096-373-5150
膵癌    和歌山県立医科大学 第2外科     山上 裕機 宮澤 基樹 073-447-2300 標準療法不応 術後再発予防
       山口大学    消化器・ 腫瘍外科   岡 正朗 鈴木 伸明 0836-22-2264 未治療進行癌 電話受付 10〜16時
肺癌    滋賀医科大学  腫瘍内科        醍醐 弥太郎 077-548-2111 標準療法不応
       福島県立医科大学 呼吸器外科     鈴木 弘行 024-547-1111 術後再発予防
乳癌    東京医科大学 茨城医療センター 乳腺科 藤森 実 藤田 知之 029-887-1161 新規登録は中断中ですが、問い合わせは可能です。
子宮頸癌、卵巣癌 岩手医科大学 産婦人科   杉山 徹 竹内 聡 019-651-5111
頭頚部癌(口腔領域) 熊本大学 歯科口腔外科  篠原 正徳 吉武 義泰 096-373-5681
固形癌  川崎医科大学 (岡山県) 臨床腫瘍科  山口 佳之 086-462-1111 規定数を越えたため、現在登録を中断しています。
      九州大学     先端分子細胞治療科 谷 憲三朗 092-642-5200 連絡窓口: がん相談支援室
追加 ↓
大腸癌、膵臓癌 札幌医科大 病理学第一講座 鳥越 俊彦 011-611-2111
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/main/cancer_peptide_vaccine1116.pdf
免疫療法を先端医療として行っている医療機関 サンデー毎日 2012.12.2月号より
千葉県がんセンター   (千葉市中央区 TEL.043-264-5431)
千葉大学病院       (千葉市中央区 www.ho.chiba-u.ac.jp/future/)
北里研究所病院     (東京都港区 TEL.03-3444-6161)
東京医科歯科大学病院 (東京都文京区 TEL.03-3813-6111)
東京女子医大病院    (東京都新宿区 TEL.03-3353-8111)
山梨大学病院      (山梨県中央市 TEL.055-273-1111)
愛知医大病院      (愛知県長久手市 TEL.0561-62-3311)
広島大学病院      (広島市南区 TEL.082-257-5555)
川崎医大病院      (岡山県倉敷市 TEL.086-462-1111)
山口大学病院      (山口県宇部市 TEL.0863-22-2111)
久留米大学病院     (福岡県久留米市 TEL.0942-35-3311)
*対象となるがんが決まっているので、事前に問い合わせること

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夢の扉+ 「第4のがん治療法”〜ワクチン療法 最前線 患者一人一人に合わせた免疫療法で、がんと闘う!」 (追加) 2013年11月10日 TBS
【ナレーター】坂口憲二 【ドリームメーカー】伊東恭悟(久留米大学がんワクチンセンター)
1000種類ものがんワクチンを研究し尽くし、この画期的な療法を確立した伊東。
しかし、「患者に合わせて薬を変えるなんて、非効率的!」と資金が集まらない・・。
それでも、自らの貯金を切り崩してまで実用化に挑み続けてきた伊東には、あるゆるぎない信念があった。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20131110.html
がんペプチドワクチン最新情報 2013年4月5日 市民のためのがんペプチドワクチンの会
和歌山県立医科大学がんペプチドワクチン治療学講座」開設について
「市民のためのがんペプチドワクチンの会」は、わが国初のがんペプチドワクチン臨床試験を遂行する市民支援型寄附講座として、和歌山県立医科大学に「がんペプチドワクチン治療学講座」を開設すべく取り組んでいるところであります。
http://ccpvc.org/blog/?cat=3
ようやく脚光を浴び始めた「がんペプチドワクチン」、その本当の効果 2011年09月号 がんサポート情報センター
がんペプチドワクチンの評価は、じっくりと高まりつつある。
果たして、その根拠は、そして効果はいかほどだろうか。がんペプチドワクチンの現状に迫る。
http://www.gsic.jp/immunity/mk_06/09/index.html
特報首都圏 「命の薬が使えない〜がん患者の苦悩〜」 2012年7月6日 NHK
【キャスター】斉藤孝信  【ゲスト】鳥越俊太郎岸本葉子
2月からキャンペーンで伝えてきた「がんを生きる」。最後の放送となる今回、「がんで闘病しながらどう生きるのか」を考えていく。医療の進歩で、がんは「長くつきあえる病気」になってきたが、医療費は高騰。毎月9万円もかかる薬代を一生、背負うことになる患者もいる。がんと知られたことで雇用を失う患者も多い。NHKの行った独自アンケートをもとに、がんを乗り越えて生きる人たちに必要な支えについて考える。
例.轟さんは3年前、乳がんと診断され、乳がんの手術は成功した。「ハーセプチン」という抗がん剤が再発などのリスクを減らしてくれる。これは保険はきくが、ほかの治療があり毎週4万円くらいかかり、ほかも含めると毎月20万円くらいになる。国の支援制度を利用しても毎月10万円くらいになる。子供の養育費と薬を天秤にかけ、薬をあきらめた。
http://www.nhk.or.jp/tokuho/archives/2012_04-2012_09/20120706/index.html
免疫が切り拓く 「がん治療」最前線 2012年4月16日 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
ベーカーに投与されたような医薬品タイプの癌ワクチンは、タンパク質やそのかけらであるペプチドで、抗原と同じ分子を人工的に合成したもの。人工合成された抗原が注射されると、樹状細胞がそれを「敵」と認識してキラーT細胞に攻撃を指示。キラーT細胞がその名のとおりベーカーの癌細胞を殺したのだ。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/04/post-2514.php
NHKスペシャル 「がんワクチン〜"夢の治療薬"への格闘〜」 2012年11月18日
【司会】井ノ原快彦、有働由美子柳澤秀夫 【リポーター】内藤裕子
日本人の2人に1人が患う病、“がん”。主な治療法は「外科手術」「放射線」「抗ガン剤」だが、今、新たな治療法として注目されているのが『がんワクチン』だ。ワクチンを注射して、自分の免疫機能を高め、がん細胞を攻撃する。副作用が少なく、月に数回の通院で済むことから、長年“夢の治療薬”と呼ばれてきた。ところが一昨年、延命効果があるとして、アメリカで「前立腺がんワクチン」が承認。これを契機に、新薬がもたらす経済効果を狙い、世界は開発競争に突入している。日本も、がん細胞だけが持つ特有の「ペプチド(アミノ酸の結合物)」を目印にがんを攻撃する「ペプチドワクチン」を独自に開発、現在、治験の最終段階に入った“すい臓がん”を筆頭に、15のワクチン開発が進む。
番組は、医師と患者の格闘の現場に密着、その効果や課題を検証しながら、新薬開発を巡る攻防に迫る。
こんなことを言っていた。
今年5月、膵臓がんワクチンの治験に参加を望んでいる女性がいた。
千葉県に住む家で2人で食事を摂っている夫婦の映像が出てきた。
夫と2人の子供と暮らしている桑原さん(女性・55歳)です。膵臓がんを患っていますが、有効な治療法はなく、行き詰まっていました。
病気知らずだった桑原さんに異常が起きたのは3年前の冬。いつもと違う胃のもたれに不安を感じて病院に行くと、膵臓に腫瘍があると言われました。
膵臓は肝臓や胃の奥にあり、がんの早期発見が難しい臓器です。そこに出来る膵臓がんは進行が早いケースも多く、治療法も限られています。
人のお腹を輪切りにした映像が出てきた。
中央に薄く見える影が桑原さん腫瘍です。このときは手術で膵臓の一部と周辺の臓器を摘出しました。ところが2年経った今年1月、恐れていたことが起きました。膵臓がんが再発したのです。残された治療法は抗がん剤だけでした。
桑原さんははき気やだるさといった副作用に耐えながら治療しますが、効果は見られませんでした。
パソコンの画面に、「膵臓がんペプチドワクチン治験の募集中です」、が表示されている映像が出てきた。
そんな時知ったのががんワクチンでした。近くの病院で薬が効果があるのかどうか、人に投与して調べる治験が始まろうとしていました。
      ・
11月3日、千葉県我孫子市で川の河口と海が見える映像が出てきた。
膵臓がんペプチドワクチンの治験が始まって半年、秋まつりの会場に桑原さん夫婦の姿がありました。がんが再発した今年初めにはこの場所にいる自分を想像できませんでした。
しかし心配もあります。桑原さんが通う病院には治験に参加した患者が7人いましたが、すでに4人が病状が悪化し、止めてしまったのです。
桑原さん、「何人か受けられている方が、だんだん治験を受けられなくなっていくのを見ていて、私もこれからどうなっていくのか、という不安もありますけど、今現在こうしていられることはありがたいと思っています」
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/1118/index.html
あさイチ 「驚き!がんワクチン治療最前線」 2012年2月6日 NHK
【司会】井ノ原快彦、有働由美子柳澤秀夫 【専門家ゲスト】中村祐輔(東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター教授) 【ゲスト】内藤剛志(俳優)、城之内早苗(演歌歌手) 【リポーター】内藤裕子
日本人の2人に1人がかかると言われる“がん”。これまでのおもな治療法は外科手術、抗がん剤放射線の3つですが、番組では、最近注目されている「がんワクチン治療」の最前線に迫りました。患者自身の免疫力を高め、がん細胞を攻撃するもので、副作用が少なく、月に数回通院して注射を受けるだけという利便性があります。日本では臨床試験の段階ですが、その効果に救われる人も出てきています。すい臓がんでもう治療法がないと言われたものの、肝臓に転移した腫瘍が消え、家族旅行を楽しめるまでに回復した30代の主婦。余命2ヵ月と言われ抗がん剤治療を始めたものの副作用で投与を止めざるをえず、絶望のふちをさまよったが、症状が改善した40代の男性など、がんワクチン治療の体験者を紹介。その驚きの可能性から治療費など課題まで、がんワクチンの全貌をお伝えしました。
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/02/06/01.html
がんペプチドワクチン療法 中山書店
http://www.nakayamashoten.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-521-73175-9
シカゴに移る中村教授の嘆き 「財務省の速報値だと、2011年度の医薬品輸入超過額は1兆3600億円で、日本の貿易赤字の半分が医薬品に相当します」
http://twtr2src.ogaoga.org/status/162082128438366208
デスバレー(死の谷 ウィキペディアWikipedia)より
デスバレー(valley of death 死の谷)とは、研究戦略、技術経営、プロジェクトマネジメント等において、研究開発が、次の段階に発展しない状況やその難関・障壁となっている事柄全般を指す用語である。具体的には、基礎研究が応用研究に、また、研究開発の結果が事業化に活かせない状況あるいはその難関・障壁を指す用語である。 日本語の文献では「死の谷」と書かれることもある。デスバレーの名は、デスヴァレー (カリフォルニア州) に因む。

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NHKスペシャル 「日本のがん医療を問う」 2012年6月30日
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】厚生労働大臣小宮山洋子国立がん研究センター理事長…堀田知光、厚労省がん対策推進協議会会長代理…天野慎介、がんと共に生きる会副理事長…濱本満紀
国が、がん対策を進めるために定めた「がん対策基本法」が施行されてから5年。地方と都市の治療格差を解消するため、各地に拠点病院が整備され、「日本のどこでもがん治療が受けられる」ようになった。しかし、NHKが今回、がん患者やその家族2000人を対象に行ったアンケートでは、「自分の治療が正しいのか分からない」「治療にお金がかかり過ぎて困っている」など様々な不安の声が寄せられた。この5年で日本のがん医療は、どれだけ変わったのか? NHKでは、専門家とともに、48万人の治療データを分析。病院ごと、地域ごとの治療実態に迫った。その結果、拠点病院においてすら、科学的に効果が高いと証明された治療・「標準治療」の実施に、ばらつきがあり、未だに「治療格差」があることが分かった。また、がん治療が進歩する一方で、治療費用が高額化し、飲みたい薬が飲めない現状や、最新のがん治療薬である「分子標的薬」の開発が国内では進んでいない現状も浮かび上がってきた。医療の進歩や、拠点病院の整備が進む一方で、取り残される患者たち。がんが国民病となる中で、様々な課題にどう向き合っていくのか。専門家や患者とともに、考えていく。
日本の医薬品開発では、研究開発が、文科省経産省ー臨床、治験ー承認が厚労省で、臨床、治験という領域が3つの省の間にあるドラッグ・ラグを「死の谷」と呼んでいる。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0630/
情報LIVE ただイマ! 2012年4月13日 NHK
【キャスター】原田泰造伊東敏恵 【空中タイムキーパー】仲間リサ 【ゲスト】富司純子中田敦彦オリエンタルラジオ) 【リポーター】黒田信哉  【コメンテーター】鎌田浩毅(京都大学人間環境学研究科教授)、神里達博大阪大学CSCD特任准教)
特集 がんワクチン 治療最前線
副作用など体への負担が少なく“夢の治療法”とも呼ばれる「がんワクチン」。まだ臨床試験の段階ですが、がん細胞が完全に消え去った例も報告されるなど、続々と成果が報告されています。さらにこの春からは、すい臓がんに対する大規模治験も始まる予定です。しかし、課題もあります。日本はがんワクチンの基礎研究では世界のトップを走ってきたものの、特有の治験制度によって、実用化ではアメリカに先を越されています。またその画期的な技術に目をつけたシンガポールなどが国を挙げ誘致し、世界に誇る“日本の頭脳”は海外に拠点を移し始めています。がんワクチン治療の驚きの最前線と、その課題に迫りました。
http://www.nhk.or.jp/tadaima/backnumber/2012/0413/index.html
どうでもいい、じじぃの日記。
4/13、NHK情報LIVE ただイマ!』で特集「がんワクチン 治療最前線」を観た。
こんなことを言っていた。
【後半部のみ】
実はがん細胞にはさまざまな形があり、「ペプチド」も違っていました。効果を立証することの難しさに世界の研究者が次々と諦め、製薬会社も手を引くなかでも日本の研究者たちは地道に調べ上げ、ペプチドを見つけていったのです。
伊東さん、「がんワクチンでは日本がリードしているということですが、日本の底力ってやっぱりありますよね」
神里さん、「日本は全ての分野でワンセットで持っているが、20年前からだんだん撤退しているんです。何が当たるか分からない。当たるか当たらないか分からない研究にお金が行きにくくなっている」
原田さん、「4年後には承認(保険適用になる)されるというが、もっと早くになるということはあるんですか?」
神里さん、「研究者のスピードも重要なんですが、薬なので安全性も重要で、そこをサポートすることが大事です」
伊東さん、「一刻も早くがんワクチンを使いたい。もっと早く承認されないか、というのがきっとあると思うが、あくまでもこのがんワクチンは臨床研究、治験の段階ですべての人に効果があるわけではない」
中田さん、「必ず、4年後には承認されるというわけではないんですか?」
伊東さん、「目指してはいるが、最後の段階でダメということもありえる。日本ではなかなか進まないのに、世界では既に日本の技術を使って、がんの実用化に向けて乗り出している国があります」
シンガポール国立大学が映像に出てきた。
シンガポールでは医療産業に今最も力を注いでいて、バイオポリスの建設や、最先端の研究を進めている。その中でも注目されているのががんワクチンだ。シンガポール国立大学で日本人医師ががんワクチンの研究を行なっている。
      ・
「医薬品貿易赤字」というタイトルのグラフが出てきた。グラフの線が急上昇している。
伊東さん、「ちょっとこのグラフを見てください。医薬品に限ってみると赤字が急上昇しています。日本はせっかく技術や底力があるのに、どんどん外国から薬を買っているんです。今の金額が1兆3600億円。これは日本の貿易赤字の半分にも上っているそうです」
原田さん、「貿易赤字の半分が医薬品なんだ!」
鎌田さん、「iPS細胞研究の山中教授はノーベル賞の一番近いところにいるわけだが、とにかく日本が勝てる分野で勝つ。できれば、みんな日本で実用化までもっていければいいんだけれども。10、20年の長い目で見て強い分野、日本は基礎研究で、実用化は海外でも早く薬が出来て、患者さんが使えればいいと思う」
中田さん、「ええっ。 でも患者さんの中には、明日でもいいから、という思いがありますよね」
神里さん、「がんワクチンの場合は人種でも効き方が違ったりする。日本人のワクチンを作るためには日本で研究しないといけないということがある。日本では安全を検査する人たちが少ない。これがドラックラグと言って、海外より遅くなる。日本だと検査する人が200人、アメリカだと2200人、フランスなんか人口6000万人で900人いる。ドイツも1100人いる。桁違いに多い。そこにはやっぱり、税金でサポートしないと遅れてしまう」
中田さん、「海外で実用化されても、日本での承認は結局遅れてしまうわけですね」
伊東さん、「がんワクチンの実用化に向けては、国のやり方に待っていられないと、患者や市民の皆さんが立ち上がっているんです」
がんペプチドワクチン研究報告会」(3月17日)の映像が出てきた。
がんペプチドワクチンの開発を支えようとする市民が募金などの活動を準備している。
伊東さん、「ちょっと具体的な質問が来ていますね。実際に取材した内藤アナウンサー(女性)がスタジオにいますので、ちょっと聞いてみます。北海道30代男性からの質問ですが、『がんワクチンについて副作用がないか、心配ですので、ぜひ、受けてみたいです。どこの病院に行けばいいのでしょうか?』、という質問がきました」
内藤さん、「そういう方、非常に多いと思います。というのは抗がん剤放射線というのは、もう治療効果が実証されています。承認されていますが、ただ、がんワクチンにはまだ承認されていません。まず主治医に相談した上で、受けるかどうか考えてみてください。その際ですが、中村祐輔教授のホームページに入ってみてください。 ↓
 http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/main/top.html
 『がんペプチドワクチン療法臨床研究実施施設リスト』というところがありますので、そこをクリックしてください。そうしますと、日本全国で臨床研究を行っている病院リストを見ることができます。 ↓
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/main/cancer_peptide_vaccine1116.pdf
 ただ、ワクチンを受ける際には条件があります。がんの種類とか、進行度、どの薬を使っていたか、という治療経緯。それから、白血球の型や数、リンパ球の数などがあります。がんワクチンを受ける費用はかかりませんが、誰でも効くというわけではありません。そういったことを考慮してみて、まず主治医の先生に相談してみてください」
      ・
じじぃの感想
「がんワクチンの場合は人種でも効き方が違ったりする。日本人のワクチンを作るためには日本で研究しないといけないということがある。日本では安全を検査する人たちが少ない。これがドラックラグと言って、海外より遅くなる。日本だと検査する人が200人、アメリカだと2200人、フランスなんか人口6000万人で900人いる。ドイツも1100人いる。桁違いに多い。そこにはやっぱり、税金でサポートしないと遅れてしまう」
外国に渡ってしまう医師もいるという。
なんとか、ならないものだろうか。