じじぃの「人の死にざま_875_愛新覚羅・慧生」

愛新覚羅慧生 - あのひと検索 SPYSEE
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満州国皇帝の弟、愛新覚羅溥傑と嵯峨浩 写真
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愛新覚羅慧生 写真
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天城山心中
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愛新覚羅慧生 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
愛新覚羅慧生は、清および満州国皇帝愛新覚羅溥儀実弟溥傑の長女。天城山心中で死亡した女性として知られる。
【経歴】
昭和13年(1938年)、溥傑と嵯峨浩(日本の侯爵家出身)夫婦の第一子として、満州国の首都新京で生まれる。翌年、父が満州国駐日大使館に勤務となり、東京に行く。その次の年の昭和15年(1940年)に新京に戻る。新京にいる間は皇帝である伯父の溥儀に大変可愛がられた。
昭和18年(1943年)春、学習院幼稚園に通うために再び日本に行き、日吉(神奈川県横浜市港北区)にある母の実家の嵯峨家に預けられる。これ以後19歳で死ぬまで、日本で過ごすことになる。同年秋、父が陸軍大学校に入学する関係で父母や妹が東京に来たため、一家で麻布狸穴で生活する。翌年12月、父は陸軍大学校を卒業し、父母や妹は新京に帰ったが、慧生は学校のことがあるため日本に残り、日吉の嵯峨家に再び預けられる。新京に帰る父らを羽田空港で見送ったが、これが父との永遠の別れとなる。
昭和20年(1945年)に日本の降伏により、満州国は解体する。父は赤軍に捕らえられ、以後昭和35年(1960年)(慧生の死後)に釈放されるまでソ連と中国で獄中生活を送ることになる。一方、母と妹は中国大陸を流転した末に昭和22年(1947年)日本に帰ってくる。日本に帰ってきた母と妹は慧生のいる日吉の嵯峨家で一緒に生活することになる。
慧生は学習院初等科学習院女子中等科学習院女子高等科と学んだ。中等科に進む頃から中国語の勉強を始め、高等科に在学中の昭和28年(1953年)、中国の周恩来首相に対して「父に会いたい」という中国語で書いた手紙を出し、これに感動した周により、連絡が取れなかった父との文通が認められる。
昭和32年(1957年)12月4日の夜に入る頃、天城山で大久保の所持していたピストルで大久保と心中死したと推察されている。2人の遺体は12月10日に発見された(天城山心中)。
なお、嵯峨家側は大久保による無理心中だったと主張している。

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『人間臨終図巻 上巻』 山田風太郎著 徳間書店
愛新覚羅慧生(あいしんかくらえいせい) (1938-1957) 19歳で死亡。 (一部抜粋しています)
満州国皇帝の弟愛新覚羅溥傑(ふけつ)を父とし、嵯峨侯爵の娘を母とし、学習院大学生であった慧生は、同級の青森県八戸出身の大久保武道と恋愛した。優雅で快活な慧生は、武骨で求道的な大久保を、はじめ、からかい気味であったが、しだいにひきずられ、ついに大久保の「人生をごまかて生きるより。清らかに死ぬほうが立派だ」という考えに同意するに至り、昭和32年12月4日家出をした。
2人は貯金をおろし、大久保はエンゲージリングを買い、慧生に与えて伊豆に向かった。しかし4日夜、伊東温泉の福住旅館に泊まったとき、2人の寝所は別々であった。翌5日、2人は天城へ向かった。
5日、慧生が事前に投函した手紙が母、浩のもとへどどき、2人が心中の目的で伊豆へ出発したということが判明し、関係者、同級生などの捜索隊が伊豆へ向かい、10日、天城山八丁池に近い草むらの中の百日紅さるすべり)の木の下で、2人の死体を発見した。大久保が慧生をピストルで射殺したあと、自分も同じピストルであとを追ったものと思われた。
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死後、前年からの2人の交わした手紙が発見され、これが世にも純粋な美しい恋愛と心中であることが知らされた。これこそまさに戦後の「天国に結ぶ恋」であった。

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