じじぃの「柔道と北方領土交渉・プーチン・引き分け!時論公論」

週刊現代』 2015年1月3・10号 (追加)
年越し特別版 2015年を読み切る ロシア崩壊「ならず者」プーチン北方領土を手放す (一部抜粋しています)
大国ロシアに”激震”が走っている。原因は、言わずと知れた、昨今の原油安である。
外務省ロシアン・スクール出身で元駐ウズベキスタン大使の河東哲夫氏が解説する。
「ロシアは資源輸出に依存し、その資金で耐久消費財を輸入し、最新兵器を造ってきました。それが原油安によって、致命傷を負わされたのです。これはもしかしたら、アメリカが政治的に仕掛けたものかもしれません」
'14年2月のウクライナ危機によって、米欧VS.ロシアという「新・冷戦」が勃発しているが、'15年には早くも決着がつきそうなのだ。
オバマ政権は、原油安によってロシアを揺さぶることで、プーチン大統領が政権を失うことになっても構わないと結論づけたのです」(河東氏)
ロシア情勢に詳しい軍事ジャーナリストの鍛冶俊樹氏は、'15年中のプーチン政権崩壊も考えられるという。
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旧ソ連時代にクーデターが起こらなかったのは、ソ連共産党の政治将校がソ連軍を統制していたからです。現在は政治将校がいないので、エネルギー利権を握っているプーチン派の旧KGBグループの発言力が弱まれば、クーデターの可能性が高まります。ロシアの有事はいつも年末に起こるので、'15年の年末が危ない」
こうしたロシアの不穏な情勢は、北方領土問題を抱える日本にとって必ずしも悪いものではない。
プーチン大統領が窮余の一策として、北方領土の日本への『売却』を提案してくることが考えられます。日本にとっては、'91年にソ連が崩壊して以降、最大のチャンス到来です」(外務省欧州局関係者)

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プライムニュース 「プーチン・ロシア始動 北方領土&エネルギー 対露外交の新たな局面」 2012年5月24日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理、能勢伸之解説委員 【ゲスト】東祥三衆議院安全保障委員長)、兵頭慎治(防衛省防衛研究所地域研究部米欧ロシア研究室長)
今週にも組閣人事が決まり、いよいよ始動するロシア・プーチン政権。4年ぶりに大統領の座に就いたプーチン氏は、大統領令で極東・北極の海軍増強やアジア太平洋地域との関係強化を打ち出すなど、新たな時代に向けた政策を打ち出している。
また、大統領就任後、最初の大舞台となるはずであったG8サミットに、ロシアとして初めての大統領欠席という形をとったプーチン氏。これは、G8そのものに対する揺さぶりなのか。ロシアはどのようなメッセージを世界に送ろうとしているのだろうか?
政治、経済、そして安全保障など、様々な分野で世界が複雑な関係を描く中で、ロシアの動向は日本にどのような影響を及ぼすのか?
さらに、北方領土問題やエネルギー問題など、対露外交で様々な課題を抱える日本は、新生ロシアとどう向き合うべきなのか?
東祥三衆議院安全保障委員長と対露外交の専門家に問う。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120524_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120524_1
プライムニュース 「プーチン大統領再び… 北方領土と世界の行方」 2012年03月20日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理、若松誠解説委員 【ゲスト】元外務大臣 町村信孝日本総合研究所国際戦略研究所理事長 田中均防衛省防衛研究所 兵頭慎治
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120320_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120320_1
プーチン首相 「引き分け」で北方領土解決意欲(12/03/03) 動画 Youke
http://www.youtube.com/watch?v=2yHaI6Jd03M
激論…北方領土 田原総一朗×櫻井よしこ 動画 Youke
http://veohdownload.blog37.fc2.com/blog-entry-13214.html
プーチンの歴史を3分で振り返ってみる 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=3GoO4ddGHyI&feature=fvwrel
プーチンの柔道 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=23Hv8XX3C7w
北方領土 画像
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/f5/91a385dd0e28b2ea562b612f9d744bb8.jpg
プーチン氏、北方領土「最終解決目指したい」 佐藤優は「プーチンは返還に前向き... 2012/3/2 Yahoo!知恵袋
佐藤優は「プーチンは返還に前向き」と言ってましたね。今こそ、日本は外交戦略を駆使すべきではありませんか。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1182618201
平均寿命ランキング・男女国別順位(2011年) - 世界保健機関(WHO)世界保健統計
2011年5月13日、世界保健機関(WHO)は「World Health Statistics 2011(世界保健統計 2011)」を発表した。
それによると日本人の平均寿命は83歳で193ヵ国中1位、 ロシア人の平均寿命は68歳で121位。
http://memorva.jp/ranking/unfpa/who_2011_life_expectancy.php
ウラジーミル・プーチン ウィキペディアWikipedia)より
ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン(1952年10月7日 - )は、ロシア連邦の政治家。
第2代ロシア連邦大統領(在任2000年 - 2008年)。第5代および第9代政府議長(首相)、統一ロシア党首(2008年より)。ベラルーシ・ロシア連合国家(正式名称は「連合国家」)の閣僚評議会議長(首相)。サンクトペテルブルクの副市長を務めたこともある。
プーチンは、元KGB諜報員(スパイ)であり、現在のロシア連邦の政治家であり、その中でも特に大きな影響力を持っている政治家である。
なおKGBに入るためにはスポーツ(格闘技)を身につけるのが有利であったために柔道も身につけているという面もあり、段位は柔道五段。称号は、サンボと柔道のロシア連邦ポーツマスター。2005年12月よりヨーロッパ柔道連盟名誉会長を務める。
【2期目 2004年〜2008年】
プーチンは2期目となる2004年の大統領選挙に70%以上の圧倒的な得票率で再選した。
プーチン政権を批判していた人物が次々と不審な死を遂げ、ロシア政府による暗殺説が浮上したことも、欧米諸国にマイナスイメージを持たれる一因になった。2006年10月、反プーチンのロシア人女性ジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤが、自宅アパート内にてルスタム・マフムドフによって射殺された。この事件にはロシア政府による何らかの関与があったとする見方がある。一方、プーチンはこの事件を「恐ろしく残酷な犯罪」としたうえで、「犯人が罰せられないことがあってはならない」と述べた。なお、この事件は2008年6月に容疑者4人が起訴され、捜査の終了が発表された。この事件のほか、プーチンを批判してイギリスに亡命し写真が公開されたKGBFSBの元職員アレクサンドル・リトビネンコが2006年11月に死亡している。死亡原因として、「多量の放射能物質ポロニウムを食事などに混合されて摂取したため」とイギリス警察が発表し、トニー・ブレア首相(当時)がロシア政府に対し協議したいと要望した。FSBによる暗殺だとする説も浮上した。イギリス政府内では、ロシア政府による暗殺との見方が強い。
【アジア太平洋】
日本の北方領土返還要求に対しては、北方領土問題を解決して日露平和条約を締結することに意欲的な姿勢を示しているが、基本的に日ソ共同宣言を根拠に2島返還の立場を取っている。2001年には日本の首相(当時)の森喜朗とともに「イルクーツク声明」を出し、同宣言が北方領土返還交渉の出発点であることを確認した。しかし2005年の来日時前のロシア国内向けテレビ番組に出演した際には「北方領土の主権が現在ロシアにあることは国際法で確立され、第二次世界大戦の結果であるので、この点については交渉するつもりはない」と発言し、強硬な態度を示している。なお、来日時には日ソ共同宣言に基づき、2島を返還することで日本側を説得しようとした。その後も北方領土問題の解決と平和条約締結に意欲を見せるものの、問題が解決に至らないのは日ソ共同宣言を履行しない日本側の責任であるとしている。
戦略的には投資誘致や天然資源の輸出先として日本市場を重視し、2005年の来日時には100人以上の財界人を引き連れて日本側に投資の促進を訴えた。また自衛隊ロシア連邦軍の救難訓練も毎年行われるようになった。しかしアメリカへの対抗上中華人民共和国との提携をより重視した。2005年には上海協力機構に加盟し、中国人民解放軍と合同で軍事演習を行うなど関係強化も図っている。中露国境問題も中華人民共和国に譲歩する形で解決した。またシベリアのガスパイプライン建設でも日本ルートと中華人民共和国ルートの駆け引きが続いていたが、この問題も結局、日本向けのパイプラインの着工の目処が立たないまま、「中国支線」と呼ばれるスコボロジノ・大慶間のパイプラインが先に建設されることが決定された。一方で、こうした親中的な外交政策にも関わらず、中国共産党の認識である「一つの中国」に反するような、台湾を国家として認める発言が報じられもした。
日ソ共同宣言 ウィキペディアWikipedia)より
日ソ共同宣言は、正式には日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言(昭和31年12月12日・条約第20号)と言う。1956年10月19日に日本とソビエト連邦がモスクワで署名し、国会承認をへて、同年12月12日に発効した外交文書(条約)のこと。これにより両国の国交が回復、関係も正常化したが、国境確定問題は先送りされた。日ソ国交回復共同宣言ともいわれる。
【交渉の経緯】
1956年10月12日、鳩山首相は河野農相などの随行団と共にモスクワを訪問し、フルシチョフ第一書記などとの首脳会談が続けられた。焦点の北方領土問題は、まず国交回復を先行させ、平和条約締結後にソ連歯舞群島色丹島を引き渡すという前提で、改めて平和条約の交渉を行うという合意がなされた。
日本国との平和条約 ウィキペディアWikipedia)より
日本国との平和条約(昭和27年条約第5号)は、第二次世界大戦におけるアメリカ合衆国をはじめとする連合国諸国と日本国との間の戦争状態を終結させるため、両者の間で締結された平和条約。
本条約はアメリカ合衆国のサンフランシスコ市において署名されたことから、サンフランシスコ条約サンフランシスコ平和条約サンフランシスコ講和条約・対日平和条約・対日講和条約などともいう。
・主権を持っていた千島列島・南樺太の権利、権原及び請求権の放棄(第2条c)
カティンの森事件 ウィキペディアWikipedia)より
カティンの森事件は、第2次世界大戦中にソ連のグニェズドヴォ近郊の森で約22,000人のポーランド軍将校、国境警備隊員、警官、一般官吏、聖職者が内務人民委員部(NKVD)によって銃殺された事件。「カティンの森の虐殺」などとも表記する。
【和解】
2009年、ロシアのプーチン首相はポーランドを訪問した際、事件を「犯罪」と呼んだ。さらに2010年4月7日、プーチン首相はポーランドのトゥスク首相と共にスモレンスク郊外の慰霊碑に揃って跪き、さらに事件を「正当化できない全体主義による残虐行為」とソ連の責任を認めた。ただし、ロシア国民に罪をかぶせるのは間違っていると主張し、謝罪はしなかった。なお、4月10日に現地でおこなわれるポーランド主催による追悼式典に参加する予定だったポーランドレフ・カチンスキ大統領が、搭乗したポーランド政府専用機スモレンスクの空港付近の森林地帯に墜落して大統領夫妻及び多数のポーランド政府高官が死亡する惨事が起きた(ポーランド空軍Tu-154墜落事故)。この事故のため、追悼式典は中止された。
同年11月26日、ロシア下院はスターリンら複数の指導者が指令を下して起こしたとする声明を決議した。

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時論公論 「ロシア大統領選挙・プーチン大統領復帰」 2012年3月5日 NHK
【解説委員】石川一洋
4日行われたロシア大統領選挙の投票でプーチン首相が60%を超える票を獲得し、圧勝しました。しかし今回の選挙は反プーチン運動が拡大し、反プーチンプーチン支持の2つにロシアが分裂する状況を浮き彫りにしました。プーチン首相が当選を果たした理由、そして新たなプーチン次期政権の下でのロシアの今後について考えてみます。
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○経済状況も苦しくなっています。プーチン氏が最初に大統領になった時は、いわばどん底まで落ちたロシアを引き継ぎ、ルーブル安、原油高にも恵まれ、経済成長への追い風が吹いていました。税制の簡素化などの経済改革も行い、歳入が歳出を大幅に上回るという黒字予算が続きました。いわばばら撒き政策を続ける余裕のある恵まれた時代でした。しかし今は、それは過去のものとなりました。
年金や社会保障など必要経費が増大し国防費も大幅に増える中で、予算は、去年は辛くも黒字となったものの、今後赤字が予想されています。また2008年のリーマンショックでは原油価格が急落する中でロシア経済は垂直落下しました。その後、資源高の中で経済は回復しました。しかし経済のエネルギー依存、外需依存、金融制度の未成熟そして国内市場の脆弱さというロシア経済の弱点は全く変わっていません。プーチン首相自身が指摘するように経済の近代化と多様化は不可欠です。
しかしその最大の障害となっているのは、汚職の蔓延です。
ロシアでは「魚は頭から腐る」と言われますが、今の汚職はまさにプーチン氏の側近、友人がエネルギー産業や国営企業のトップに収まり、いわゆるプーチン閥を形成していることから発生しています。
「側近や友人には特権を与え、敵となりうる財閥などには法を厳しく適応する」という不平等な体制を自ら改革し、法治国家に向けての一歩を踏み切れるのかどうか、前途は誠に多難と言わざるを得ません。
最後に日ロ関係など国際関係の見通しです。
ロシアはユーラシア国家としての性格を強めるでしょう。
ロシアは今年1月ベラルーシカザフスタンの両国との間で関税を撤廃する関税同盟をスタートさせ、言葉だけだった旧ソビエト諸国との経済統合が初めて具体的な一歩を踏み出しました。ロシアを中心とする関税同盟は、主たる貿易相手国のヨーロッパと成長するアジア太平洋経済圏を結びつけることになります。その中でロシアにとってアジア太平洋の経済大国である日本は、中国とのバランスを取るという意味においてもまたロシア国内の経済の近代化という意味にとっても重要性を増してくるでしょう。
プーチン首相は先週外国メディアとの会談で「受け入れ可能な妥協を達成しなければならない。それは「引き分け」のようなものだ」と述べて「北方領土問題の解決に強い意欲を示した」と伝えられています。プーチン首相は柔道の用語で「はじめ」という言葉を使い、メドベージェフ大統領の国後島訪問以後冷え込んだ日ロ関係を一度リセットし交渉を開始する考えを示しました。
野田総理もきょうプーチン首相に当選の祝意を電話で伝えた上で領土問題については「プーチン首相と間で叡智ある解決に取り組みたい」と述べました。
アメリカをロシアの脅威と見て、対抗するという冷戦的な思考がプーチン氏には強く、ロシアが国益を主張することもあるでしょう。しかし新たなプーチン政権の基盤は政治面、経済面双方でそれほど強固ではなく強行一辺倒の外交は取らないでしょう。
我々としても新たなプーチン政権の直面する課題などロシアの国内状況をじっくりと分析したうえで、交渉の再スタートを呼びかけたプーチン次期大統領に対して平和条約交渉に向けて新たなしっかりした「組手」を考えるべきでしょう。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/111922.html
じじぃの日記。
プーチン首相は先週外国メディアとの会談で『受け入れ可能な妥協を達成しなければならない。それは引き分けのようなものだ』と述べて、北方領土問題の解決に強い意欲を示したと伝えられています」
                     ―― 3月5日 NHK時論公論』より
3/4、テレビ朝日報道ステーション SUNDAY』を観た。
番組の中で、田原総一朗氏と櫻井よしこ氏のバトルがあった。北方領土問題について、こんなことを言っていた。
田原氏、「歯舞・色丹島の2島は返還してもらってから、国後・択捉はその後、交渉すればいい」
櫻井氏、「ロシアとの交渉では4島一括返還で交渉すべきだ。『カチンの森』がそのいい例だ。ロシア政府は今年初めて、カチンの森事件スターリンの犯罪だと認めた。ポーランド侵攻から始まった第二次世界大戦で、ソ連ポーランド軍の将校ら2万人以上を銃殺してカチンの森に埋めた。彼らは決してこの虐殺を認めようとしなかった。ポーランド政府は真相究明と謝罪を求め続け、国際社会を味方につけた。その事実の前に、ロシアは利害得失を考え、自国の犯罪を認めざるをえなかった。北方領土も同じだ。忍耐強く要求すべきた」
北方領土問題とスターリンが犯したカチンの森が直接、結びつくのだろうか?
かって中国とソ連の間に、「珍宝島事件」があった。
アムール川(中国語名は黒竜江)の支流ウスリー川の中州であるダマンスキー島(中国語名は珍宝島)の領有権を巡って大規模な軍事衝突が発生した。
珍宝島は上野公園ほどの小さな土地だが、ソ連が支配していた。この珍宝島の帰属で軍事衝突が起きた。当時ベトナム戦争で両国が支援したベトナムホー・チ・ミン主席が死亡したとき、ベトナムでの「喪中外交」で両国は政治的な解決を探ることに合意し、軍事的緊張は一気に緩和され、珍宝島は中国領となった。
中国とソ連の領土問題は話し合いで解決したのだ。
1951(昭和26)年、第二次世界大戦におけるアメリカ合衆国をはじめとする連合国諸国と日本国とで「サンフランシスコ条約」が結ばれた。そのサンフランシスコ条約第2条cに、
「主権を持っていた千島列島・南樺太の権利、権原及び請求権の放棄」
がある。
しかし、日本の解釈では千島列島に北方4島は含まれておらず、ソ連はそのサンフランシスコ条約に調印していなかった。この北方4島の帰属の解釈で日本とロシア(ソ連)で異なってしまったわけだ。
ネットで「ロシア」を調べてみた。
1.面積 約1,707万平方キロメートル(日本の45倍、米国の2倍近く)参考:ソ連約2,240万平方キロメートル、日本の60倍)
2.人口 1億4,285万人(2012年2月) 参考:ソ連2億8,862万4千人/1990年1月
3.主要産業 鉱業(石油、天然ガス、石炭、鉄鉱石、金、ダイヤモンド等)、鉄鋼業、機械工業、化学工業、繊維工業
4.経済成長率 2008年 5.2% 2009年-7.8% 2010年 4.0%
                     ―― 外務省: ロシアより
ロシアの人口はソ連時代と比べて約半分になっている。経済成長率を見ると中国、インドなどBRICsの中であまりぱっとしない。酔っぱらいが多い。ロシア人の平均寿命は68歳だ。
物価を調べてみた。
モスクワの高級スーパーで、オレンジジュースが1800円、ヨーグルトが900円、食器用洗剤が1200円・・・。モスクワの平均月収は約11万3000円、年金は2万2000円ほど。
                     ―― 産経新聞 3月7日より
プーチン」を調べてみた。
KGB諜報員。2004年のロシア大統領選挙の最中、対抗馬のイワン・ルイプキンが何者かに殺された。ロシア大統領2期目の2006年にはプーチン政権人権弾圧に抗議していた記者アンナ・ポリトコフスカヤが何者かに殺された。プーチン政権誕生した2000年以降、すでに20人近くのジャーナリストが殺されている。柔道は五段で、東海大学体育学部長の山下泰裕氏と親しい。
「我々としても新たなプーチン政権の直面する課題などロシアの国内状況をじっくりと分析したうえで、交渉の再スタートを呼びかけたプーチン次期大統領に対して平和条約交渉に向けて新たなしっかりした『組手』を考えるべきでしょう」
                     ―― 3月5日 NHK時論公論』より
しかし、「じっくりと分析」は何も解決しないことも事実だ。「北朝鮮の拉致」でも何ひとつ進展していない。
鈴木宗男氏は言った。
「特に私は、ロシアは世界一の資源大国です。日本は世界一の応用技術を持った国です。世界一の資源大国・ロシアと応用技術世界一の日本が組めば、私は世界に貢献できると思っていますから。この点、これは原発、震災とも関係しますが、液化天然ガスはこれからの二酸化炭素の排出問題なんかも考えたときに、重要なエネルギーの大きな要素になってくると思います」
じじぃは鈴木宗男氏に期待するのだ。