じじぃの「人の生きざま_110_北島・三」

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帰ろかな 唄:北島三郎 動画 YouTube
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北島三郎 北の漁場 カバー 動画 YouTube
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北島三郎 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
北島三郎(1936年10月4日 ‐ )は、日本の演歌歌手、俳優、作詞家、作曲家。「函館の女」に始まる『女』シリーズ、「兄弟仁義」などの『任侠』シリーズなど、数多くのヒット曲がある。
【来歴】
北海道上磯郡知内村(現在の知内町)出身。北海道函館西高等学校に進学した。高校時代の北島は、海で溺れた小学生を救助したという逸話がある。
高校在学中に函館で開催された「NHKのど自慢」に出場し、歌手を志すことになる。
急造されたセカンド・シングル「なみだ船」がヒット(公称でミリオンセラー)し、出世作となる。
1963年秋、日本クラウンの設立と同時に同社へ移籍。クラウンレコード第一回新譜に、美空ひばりらと共に名を連ねる。また、この年紅白歌合戦に初出場。
1965年、「兄弟仁義」や「函館の女」(公称で150万枚)がヒットし、演歌歌手としての人気を確立。兄弟仁義東映で映画化され自らも出演。これも大ヒットし、シリーズ化され、主演映画スターとしても活躍するようになる。
1972年、第23回NHK紅白歌合戦で「冬の宿」を歌う。
1978年、「与作」(NHK『あなたのメロディー』で公募)は競作となったが、親しみやすい歌詞とゆったりした曲調でヒットし、ファン層を拡大することに成功。
1986年12月、広域暴力団稲川会の新年会に出席していたことが静岡県警の捜査で明らかになり、決定していた第37回NHK紅白歌合戦への出場を辞退する(連続出場回数は23回でストップ)。

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文藝春秋』 2012年 3月特別号 「テレビの伝説」
最多出場 北島三郎が語る 「オレと紅白と美空ひばりさん」 (一部抜粋しています)
昭和26年から始まった「NHK紅白歌合戦」。昨年、第62回紅白歌合戦で史上最多となる48回の出場を果たした「サブちゃん」が、紅白への思い入れをたっぷり語る。
去年はね。いつもとは違う「紅白」だった。
オレはいつも、「今年も1年間、皆さんのおかげで歩かせてもらって、ここで歌わせていただくことができました」という感謝と、「来年こそいい年になりますように」という願いを込めて紅白で歌ってるんだけど、今回はそればかりじゃなかった。
やっぱり3月に震災があって、原発事故があった。あの光景は、まだ日本人のなかに残ってますよね。だから自分のことよりも、寒い仮設住宅で紅白を見てくれている人たちのところへと、気持ちは飛んでいきましたね。出場していた歌い手、みんなそうだったんじゃないですか。
紅白で「帰ろかな」を歌ったのは、7回目。紅白で何を歌うかは、例年、ひと月くらい前にNHKから、「今年はこういうテーマですので、差支えなければ、この歌を」というリクエストがあるんです。今回は「帰ろかな」を言われて、オレも、「この曲しかないな」と即決でしたね。津波原発で、ふるさとに帰りたくても帰れない人たちがたくさんいる。この歌で、せめて心の中でふるさとに思いを馳せて、元気を出してほしかった。
中には、その年に出た新曲を歌いたがる人もいるけど、オレはあまり意味がないと思う。やっぱりみんなが知っている歌、誰もが思い出があるような歌を歌うのが紅白という舞台じゃないかな。
時代の流れといってしまえばそれまでなんだけど、近頃じゃ紅白でも、日本の歌である演歌の歌う手が、少なくなってますよね。代わりに若人が出てくる。確かに若人は素晴らしいんです。オレが何十年も前に置いてきてしまったものを持っている。彼らと接していると、自分が60くらいになったような気もするし(笑)。
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オレが初めて、紅白のトリを務めたのは昭和47年(「冬の宿」)、向こうのトリは、天下の美空ひばりさんでしたよ。今はそうでもないけど、当時は紅白の歌手が一人ずつ向かい合って、やっぱり「合戦」の趣があった。内心「オレの相手は美空ひばりさんかあ。こりゃ勝ち目ないかな」と思いながらも、無事歌い終わって、ほっとしていると、ひばりさんが出てきて、歌いだすわけです。するとね。オレばかりじゃない、今まで歌った40何人かの歌い手、みんな吹っ飛んじゃうんですよ、男も女も。
残っているのはひばりさんだけ(笑)。芸の力、歌の力をまざまざと見せつけられて、オレも頑張ろうって気になりましたね。

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