じじぃの「人の死にざま_846_M・エッシャー」

マウリッツ・エッシャー - あのひと検索 SPYSEE
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Escher's Print Gallery Explained 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=wzfTzj2tiew&feature=related
M. C. Escher -inspired animation. 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=PI-b9ye4RqY
エッシャー 「上昇と下降」 画像
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c7/de0603a3176e394f1d2384998e0256b3.jpg
エッシャーカストロバルバ」 画像
http://www.mcescher.com/Biography/lw132f5.jpg
マウリッツ・エッシャー フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
マウリッツ・コルネリス・エッシャー(Maurits Cornelis Escher, 1898年6月17日 - 1972年3月27日)はウッドカット、リトグラフ、メゾティントなどの版画製作でよく知られたオランダの画家(版画家)である。建築不可能な構造物や、無限を有限のなかに閉じ込めたもの、平面を次々と変化するパターンで埋め尽くしたもの、など非常に独創的な作品を作り上げた。
【生い立ち】
1898年6月17日、レーワルデンにてお雇い外国人として来日したこともある土木技術者の父ジョージ・アーノルド・エッシャーと、その2番目の妻サラ・グレイマンの間に、5人兄弟の末っ子として生まれる。1903年にはアルンヘムに引っ越し、13歳まで土木技術について学び、ピアノのレッスンを受けていた。
1924年には旅行先のイタリアで出会ったイエッタ・ウミカーと結婚し、1926年には長男ジョージが生まれ、ローマに移り住んだ。1930年には風景画の最高傑作といわれる『カストロバルバ』を制作している。しかし、1935年に長男がイタリア少年国粋党の制服着用を義務づけられたことと、次男アーサーに結核の兆候が見つかったことから、一家はスイスに移り住んだ。
1960年代後半からは次第に健康を損なっていく。1960年、アメリカ講演後、1962年に再び講義の依頼が来たが、急病で実現しなかった。1964年にもう一度講演を行うためアメリカに向かったが、カナダに到着して直ぐにトロントで入院し、手術を受けた。講演は地質学者になった次男が全て断ってまわった。以降は病院で手術を繰り返し、10回も癌の手術を受ける。1968年には妻が別れを告げてスイスに戻ってしまう。
1970年にはオランダのバールンにある芸術家のための養老院に入り、生涯最後の2年間を送った。1972年3月27日、73歳で亡くなるが、死後数枚の草稿が発見された。
【主な業績と作品】
主な作品は二つの手がお互いの手を書いている 『描く手』、波うつ水面を境に魚と鳥のパターンが交錯する 『空と水』、新しい遠近法のあり方を示した『階段の家』、実際には作ることができないループ状階段をのぼり続ける人と下り続ける人を描いた 『上昇と下降』などが有名である。
日本では長崎県佐世保市のテーマパークハウステンボスが、約180点にも及ぶ世界有数のコレクションを所有しているほか、彼の作品をモチーフにした3Dアトラクション「ミステリアスエッシャー」がある。同テーマパーク内には『エッシャー通り』という通路も存在する。三重県立美術館にも3点の作品が所蔵されている。

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動的平衡2 生命は自由になれるのか』 福岡伸一/著 木楽舎 2011年発行
実は、動的な平衡に宿る――まえがきにかえて (一部抜粋しています)
だまし絵や同じパターンで平面を埋め尽くそうとする試み。あるいはモザイク模様の図と地がいつの間にか入れ替わり、鳥が魚に変容する不思議な絵。エッシャーの作り出した世界はいまだに私たちを魅了し、飽きさせることがない。
しかし、私はいわゆるエッシャー的でないエッシャーの作品にも心動かされる。オランダに生まれた彼は、イタリアに移り住み、その明るい光と風を好んだ。そして数々の見事な風景版画として残した。それは旅情を誘い、それでいてどこか幻想的である。「カストロバルバ」はその中のひとつ。切り立った山稜にのっかった古い小都市。遠くに広がる山なみ。そのはての雄大な空。
ところが、ここには不思議な企(たくら)みが仕組まれている。もしこの風景を写真に収めたとしたら、決してこのように見えることはない。見上げる視点と見下ろす視点、そして遠望と今歩いている道。これら多視点がひとつの画面に複合されている。
人間もまた生物として独自の知覚と行動によって自らの「環世界」を作り出している。客観的な世界などない、絶え間なく移ろう世界を、激しく動く視線で切り取って、再構成したものが私たちの世界である。私たちは自ら見たいものを見ているのだ。

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