じじぃの「客の願いをすぐ実現・絶好調企業のカメレオン戦略・アイリスオーヤマ!ガイアの夜明け」

ガイアの夜明け - 12.02.21【客の願いをすぐ実現!〜絶好調企業のカメレオン 動画 youku
http://v.youku.com/v_show/id_XMzU1MjEzNDM2.html
LEDシーリングライトアイリスオーヤマ 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=CibCIy3k9pE
KHK標準歯車ができるまで 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=iKaUem3YRGM&feature=related
収納・インテリア・ペット・ガーデニングなど品数豊富なアイリスプラザ
http://www.irisplaza.co.jp/
小原歯車工業(株):KHK標準歯車からオーダー歯車までの豊富な品揃え
http://www.khkgears.co.jp/
プロフェッショナル 仕事の流儀 「大山健太郎」 (追加) 2014年2月24日 NHK
●リーダーは「火種(ひだね)」であれ
組織のトップとして、どうあるべきか。大山は50年間、自問してきた。最も難しいと考えるのは、社員1人1人の力をどこまで発揮させられるかということだ。会社が大きくなればなるほど、その壁は高くなると痛感している。
「社員の心に火をつけないけないんですよね。よし、やろうぞと。ただ言葉では言うのは簡単だけど、そんなんはマッチと同じでついたときにすぐ消えちゃうんですよ。それをやっぱり一緒にやる環境というかね。一体感。一体感出すためには、お互いが共感しなければいけない」
http://www.nhk.or.jp/professional/2014/0224/index.html
クローズアップ現代 「“スピード”に勝機あり 新興家電の戦略」 2013年4月8日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】森本博行(首都大学東京大学院 教授)
かつて日本の「お家芸」と言われた家電産業。厳しい状況が続く中、新しい経営手法で家電の売り上げを毎年、倍増させているのが「アイリスオーヤマ」。元々はプラスチックケースなどをホームセンターなどで販売する日用品の大手だが、4年前、電子レンジや掃除機など家電に参入。家庭用LED照明では「安さ」を武器にシェア1位になった。日用品の生産ノウハウを応用した徹底的なコストダウン。3ヵ月で新製品を開発する驚異的なスピード。大手メーカーをリストラされた社員を雇い即戦力に。独特の経営手法に日本の製造業復活のヒントがあるとして今、注目を集めている。その新商品開発の現場に密着し強さの秘密を追う。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3330.html
日経スペシャル「ガイアの夜明け 2012年2月21日放送 テレビ東京
客の願いをすぐ実現!〜絶好調企業のカメレオン戦略〜
【案内人】江口洋介 【ナレーター】蟹江敬三
【年間1000商品!ホームセンターの王者】
国内消費が低迷を続ける中、過去最高益をたたきだす勢いの企業がある。生活用品製造卸のアイリスオーヤマ。ペットフードからサイクロン式掃除機まで、ホームセンターに約1万4000種類もの自社製品を卸している。去年3月の原発事故後は、発光ダイオード(LED)照明に一気に資本を投下し、大ヒットした。年間、約1000種類もの製品を生み出す驚きの開発現場に迫る。
【強い町工場を作る!カメレオン戦略の秘密】
客からの注文に“超短納期”で応える町工場が埼玉県にある。作っているのは“歯車”。最短ではオーダーを受けてから1時間あまりで作り上げる。多種多様な製品に対応するために生み出した“くるくると変化するカメレオン”のような生産システムが、アジア勢に負けない“強いものづくり”を実現している。消費者や顧客のニーズを素早くとらえ、果敢な投資で一気に攻めるスピード戦略に迫る。
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20120221.html
どうでもいい、じじぃの日記。
2/21、テレビ東京 ガイアの夜明け 「客の願いをすぐ実現!〜絶好調企業のカメレオン戦略〜」を観た。
こんなことを言っていた。
あるホームセンターで仕事をしている女性販売スタッフが客に商品を説明している映像が出てきた。
この販売スタッフが客に、「抜け毛クリーナー」を紹介したが「柄が短くて使えない」というお客さんの声を受けました。
宮城県角田市にあるアイリスオーヤマの工場が映像に出てきた。
角田市にあるアイリスオーヤマ工場。ここに全国の販売スタッフから、毎日報告書が送られてきます。
開発員がジュータンの上で、ローラー形式のゴミ取り器を操作している映像が出てきた。
柄の部分が短いと言われたハンディタイプの抜け毛クリーナーは、掃除機の先端に組み込むことで、全く新しい商品に生まれ変わろうとしていました。
「家電不況もTPPもチャンス」と言い切る大山健太郎社長です。
大山社長、「ほんとに家庭の主婦が普段の生活の中で感じる不便や、『これがあれば便利』というものを具体化していく。常に我々は生活者の利便性に焦点を合わせていく」
中国・遼寧省の大連市の映像が出てきた。
経済成長が著しい中国・大連。今や人口200万都市です。ここに大連アイリス工場があります。敷地面積は東京ドームとほぼ同じ広さ。16年前にこの地に進出し、以来日本で売る商品のほとんどをこの工場で作ってきました。従業員は約5300人。ここから、日本全国にアイリスの商品が送られているのです、
工場の中でLED照明が並べられている生産ラインが映像に出てきた。
この工場に大山社長がやってきました。このところ1ヵ月に1回のペースです。
実は大山社長、資金を投じてLEDの生産ラインを一気に4倍に拡大していたのです。東日本大震災後、LED電球の需要は急速に拡大しました。格安で打ち出した家庭向けLED電球は大ヒットし、業界トップクラスのシェアに躍り出たのです。
DHLという外資系物流会社の映像が出てきた。
DHLという外資系の物流会社。日本国内にも260施設あります。倉庫に蛍光灯1万本とか利用しているので、そこにLED電球を納入しようと交渉していました。
アイリスの営業マン、「年間900万円は節約できるよ! 4年で費用は回収できますよ!」
蛍光灯をLEDに換えることで、初期費用はかかるが結局は電気代が大幅に節約できることを、お客にアピール。手ごたえを感じています。
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埼玉県・川口市にある小原歯車工業の建物が映像に出てきた。
昔、川口市には約600あった鋳物工場が10分の1に減少。跡地には高層マンションが。
そんな川口に業績好調な工場がありました。小原歯車工業です。そこにやってきたのは1台の大型バス。最近はやりの工場見学です。この日は60名がやってきました。
見学者、「マレーシアからやってきました」
見学者、「中国からの留学生です」
参加しているのは、早稲田大学の外国人留学生や、中小企業の後継者など。
従業員の机の中を見せてもらいました。机の中はきれいに整理整頓されています。細かいことの積み重ねで生産効率を5割も上げたといいます。
主な製品は「歯車」。それも9500種類もあるそうです。
ある日の小原歯車工業。朝9時半、1本の電話がかかってきました。
小原社長、(受話器を取って)「すぐやるようにします。え〜と、2時間ぐらい。午前中ですね」
ある工作機械メーカーが歯車2つを緊急でほしいと言ってきたのです。客からのファックスには「納期最短で」と記されています、この間も相手工場では作業が止まっている様子。2時間以内に2つの特殊な歯車がほしいという依頼でした。
膨大な在庫から、客が求めるものと同じ種類の歯車を探します。見つけました。これに加工を施していきます。直ちに作業開始。まず中心の穴を大きくして、そこの新たなミゾを作り、微調整のヤスリをかけます。途中、削りの具合を入念にチェック。そして次の工程へ、ここではネジ穴を作ります。在庫から見つけて来た歯車にさまざまな加工を加えて、客が求める製品に作り上げました。時間が勝負。すぐさま梱包に入ります。このとき時刻は10時20分。依頼の電話から50分後のことでした。
通常数日かかるところを、すぐ納品。小原歯車では膨大な在庫を活用して、スピード納品できる体制を整えていたのです。
小原社長、「私どもは在庫を持つことで、すぐお客様に提供できることをコンセプトにしています。それが私たちのビジネスモデルです」
朝礼。全員で、
 変えろ 変えろ 自分を変えろ
 自分が変われば現場も変わる
 変えろ 変えろ 自分を変えろ
 変えて変えて変えまくれ
小原社長、「変化に対応できることが重要です。環境の変化に対応できるようにならないといけない」
      ・
じじぃの感想
この円高で、企業が生き残るのはいかに大変か、よくわかった。
「このとき時刻は10時20分。依頼の電話から50分後のことでした」
すげぇ。