じじぃの「未解決ファイル_162_色は脳で作られる」

BBC Horizon: Do you see what I see? "The Himba tribe" 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=4b71rT9fU-I
Language and its effect on your colour perception 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=-eUaeyIolh4&feature=related
ヒンバ族 画像
http://pds2.exblog.jp/pds/1/200607/17/67/f0027367_2212381.jpg
地球ドラマチック 「“色”は脳で作られる!〜あなたと私は同じ色を見ているの?」 2012年2月11日 NHK Eテレ
【語り】渡辺徹 制作:BBC 2011年制作
テコンドーの選手たちに赤と青のユニフォームを着用させて試合を行うと、審判の判断にはオドロキの結果が。色を感知する細胞は、生物によって異なる。人類の祖先は、進化の過程で緑と赤の区別を獲得したのかもしれない。赤と緑の区別を後天的に獲得した動物の例も。見る人によって、さまざまな情報とともに脳が受け止める色。脳がどのように色を認識するのか徹底研究。
http://www.nhk.or.jp/dramatic/backnumber/258.html
どうでもいい、じじぃの日記。
2/11、NHK Eテレ地球ドラマチック』で「“色”は脳で作られる!〜あなたと私は同じ色を見ているの?」を観た。
大体、こんなことを言っていた。(手抜きしている)
テコンドーの選手がそれぞれ赤と青のユニフォームを着て、試合をしている映像が出てきた。
テコンドーの選手たちに赤と青のユニフォームのを着用させて試合を行うと、審判の判断にはオドロキの結果が。統計を取ると、赤のユニフォームを着た選手の方が青のユニフォームを着た選手より3分の2、試合に勝っていた。
しかし、あるバーにおいて美しい人をより美しく見せるために、「青の照明」を用いた。予想外の変化が見られ出したのは22時過ぎからだった。客が他店に比べて異様な盛り上がりを見せ始めたのである。
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アフリカ草原地帯で、狩りで生活している上半身、裸の人たちの映像が出てきた。
アフリカ南西部に位置するナミビア共和国の北部、「ヒンバ」と呼ばれる人々が、この地で伝統文化を守りながら暮らしています。ヒンバの人々の使う言葉は色の表現が独特で、それが研究者の関心を集めています。
BBC取材スタッフ、「水はどんな色ですか?」
ヒンバの男性、「白です」
BBC取材スタッフ、「ミルクは?」
ヒンバの男性、「白です」
BBC取材スタッフ、「それも白、私たちの国では水も空も青だと言います。でも、あなた方は水は白、空は黒だという。同じモノなのにまるで違いますね」
ヒンバの人々が色を表す単語の数は5つしかなく、その表現も私たちとはだいぶ異なっています。では、色の見え方はどうなのでしょうか?
テレビの画面に同じ緑色のような四角の図形を12個、置いてある映像が出てきた。
BBC取材スタッフ、「この12個の四角の中で、1つだけ違う色を選んでください」
僅かに違う色を選ぶまでにどれ位、時間がかかるかを計ります。この中から違う色を選ぶのは私たちには少し難しいはずです。しかし、ヒンバの人々にとって違う緑色を見つけ出すのはごく簡単なことです。
BC取材スタッフ、「少し違う色をした四角形が1つだけ混ざっていますが、その色はとてもよく似ていて、少なくとも西洋の人には見分けにくいものです。しかし、ヒンバの人々の言葉ではこの緑と、それ以外の緑に違う単語が当てられています。だから、私たちには見分けにくい2つの色が並んでいても、簡単に見分けることができないのです」
次の実験では緑の中に1つだけ青が混ざっています。私たちにとっては、さっきよりもずっと簡単なテストです。私たちは緑と青に対して、別の単語を使っていますが、ヒンバの人々はその両方に同じ単語を当てはめているため、選ぶのに長い時間がかかりました。ヒンバの人々と私たちでは、色を表す単語の数や表現が大きく違うことで、世界の見え方も少し違っているようです。
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これらの研究は色を見る事が、単に目を開けるだけの行為ではないことを示しています。色とは私たちの脳の中で作り出されるのです。そこには母国語や、過去の記憶、その時々の気分が大きな影響を及ぼしています。色とは自然界最大の錯覚の1つなのです。
じじぃの感想
動物の進化において、霊長類と他の動物とでは大きく異なるのだそうだ。霊長類は赤と緑を認識・識別できるようになったことで一気に進化が加速したのだという。リスザルは赤と緑を感知できない。そのため、リスザルは霊長類の進化の過程にあると見なされている。
「ヒンバの人々と私たちでは、色を表す単語の数や表現が大きく違うことで、世界の見え方も少し違っているようです」
ヒンバの人は青という言葉を持っていなかった。そのため、緑と青を識別できなかった。
ふう〜ん。
初めに言葉ありきか。
おばあちゃん、仮説だ。