じじぃの「科学夜話・信号機・どうして赤は止まれ、青は進めなのか?やさしい物理」

The Kiboomers! Red says STOP! Safety! Lights! Nursery Rhyme and Kids Song!

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Ow1i916uYYU

赤色の光は波長が一番長い

昼間の空が青く、夕日が赤い理由

大学入試攻略の部屋
光の色は波長によって決まっています。赤色の光は波長が一番長く、波長が一番短いのは紫色の光です。
それではまず、昼間の空が青い(青く見える)理由を説明します。 
空が青く見えるのは、空で(波長の短い)青い光が最もよく散乱されるからです。
http://daigakunyuushikouryakunoheya.web.fc2.com/butsurinozatsugaku/hadou/hikari/hirumanosoragaaokuyuuhigaakairiyuu.html

『東大式やさしい物理』

三澤信也/著 彩図社 2015年発行

なぜ赤信号は世界共通で「止まれ」なのか? より

赤は止まれ、青は進め。
小さい頃から知っているルールですから、今さら疑問にも思わないかもしれませんが、なぜ赤が止まれで青が進めと決められているのでしょう? 逆ではダメなのでしょうか?
じつは、これにはちゃんとした理由があり、万国共通のルールとなっています。この項では、「赤は止まれ」となっている物理的な理由を説明したいと思います。
そもそも、色を持っているのは光です。光というのは、波の一種です。そして、光にはいろいろな色がありますが、それは波長の違いから生まれてくるものなのです。私たちの目に見える光を波長の長い方から並べると、図(画像参照)のようになります。目に見える中で一番波長が長いのは、赤い光であることが分かります。
ところで、光が空気中を進むときには、空気中に浮遊する塵や埃、また空気自体によって散乱が起こることがあります。
このとき、波長が短い青色の光に比べて、波長が長い赤色の光の方が散乱が起こる確率は低くなります。
つまり、私たちが見ている光の中で赤い光はもっとも散乱が起こりにくい光であることが分かります。
信号でもっとも重要なのは「止まれ」です。ですので、「止まれ」を示す光は見る人のところへ確実に届く必要があります。そこで、空気中でもっとも散乱が起こりにくい赤い光を使っているのです。
ちなみに、「進め」は青ですが、これは人間の眼で一番赤と区別しやすい色だからです。正確には、青緑色が赤と区別しやすい色となります。ですので、信号機によっては「進め」に緑に近い青が使われていることも多いのです。
今回は信号を例に説明しましたが、 例えば消防車や救急車のサイレンの色が赤いのも、まったく同じ理由です。はっきり認識される必要がある場合には、赤色を使うことが多いのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ピッポピッポピッポ
救急車がサイレンを鳴らして近づいてくるとき音がだんだん大きくなるとともに音が高い音に聞こえ、救急車が通り過ぎたとたんに音が低い音に聞こえる。
このように観測者と音源が互いに近づいたり遠ざかったりするときに音の高さが変わることを「ドップラー効果」という。
宇宙のどこかのある原子から放たれた光は、遠い距離を旅した末に地球に届く。しかしその光の振動数は発射された時と比べてごくわずかだが低くなってしまっていることが多い。
たかが、ピッポピッポ
されど、ピッポピッポ
ついでに、緑のピーマンと赤のピーマンと黄色のピーマンとでは何が違うのだろうか。
緑のピーマンは未熟で、赤や黄色は苦味が消えて甘くなるのだとか。
ただし、品種によって最初から赤や黄色、オレンジ色というのもあるのだとか。