じいぃの「世界遺産・マヤ・パレンケのパカル王は宇宙に行った?本当はどうなんだろう」

Robot Reveals Aztec Chambers at Mexico's Teotihuacan 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=1u6A7KmSuIM
世界遺産 パレンケ遺跡 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=wzXbNIH3mxw
碑銘の神殿 画像
http://www.asahi-net.or.jp/~wd3n-ebt/image/mexico/palenque12.jpg
石棺のふたに描かれたレリーフ

石棺の遺骨につけられていたヒスイのマスク

King Pakal Google 検索
http://www.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=King+Pakal&oi=image_result_group&sa=X
パレンケ ウィキペディアWikipedia)より
パレンケ(Palenque)はメキシコにあるマヤ文明の古代都市遺跡で、メキシコの世界遺産の一つである。
ユカタン半島の付根にあたるメキシコ南東部のチアパス州に位置し、7世紀に最盛期を迎えた都市の遺構としての宮殿を中心とする、『マヤ遺跡の典型』といわれる建物群を密林のなかに配置している。
【発掘史】
18世紀の半ば頃にスペイン人の手により発見に至り、その本格的な発掘調査が始まったのが1948年。
その調査の最終局面にあたる1952年6月15日、メキシコの考古学者アルベルト・ルスが『碑文の神殿』の地下室に辿り着き、室内の壁面にはめ込まれていた巨大な石板を取り外したところ、鍾乳洞の垂れ下がる広い洞窟のような部屋がその向こう側に確認された。そこには殉死者と目される数体の遺体に加え、肖像画マヤ文字、また生命樹の図柄の浮彫が施された石の蓋、そしてその下に石棺が埋もれており、数多の装飾品を脇にした遺体が内部に発見された。翡翠の仮面をまとったこの遺体は、7世紀に在位したパカル王(偉大な太陽楯、8アハウの偉大なパカル、パカル2世、パカル大王、在位615年〜683年)として知られる王のそれであった。 この発見は、中央アメリカのピラミッドがエジプトのそれとは違うという定説、すなわち王の墓ではなく神殿の土台に過ぎないものとの定説を覆し、当時の考古学界に大きな旋風を巻き起こすこととなった。
1987年には『古代都市パレンケと国立公園』として世界遺産に登録された。

                                      • -

世界遺産ライブラリー [古代都市パレンケ] NHK世界遺産
パレンケは、メキシコ・ユカタン半島のつけ根にあるマヤの古代都市遺跡です。ジャングルに囲まれたこの遺跡がスペイン人により発見されたのは、18世紀半ばのことで、いまだ未発掘の部分が多い謎の遺跡です。
「シリーズ世界遺産100」では、1952年、メキシコの考古学者アルベルト・ルスが発見したマヤの王墓の意味を探ります。マヤの古代都市遺跡にはピラミッドが多く見られますが、それは頂上の神殿を置くための台座に過ぎないと考えられてきました。ところが1952年、アルベルト・ルスはパレンケのピラミッドの内部に、王の墓を発見したのです。発掘当時、ピラミッドの内部の階段は石で埋められていました。ルスは階段を発見し、4回にわたって発掘を行ったのです。遺跡に描かれたマヤの象形文字の解読により、王の名はパカル、最盛期を迎えた7世紀の王であることが分かりました。ルスがパカル王の石棺を発見した時、王の顔には豪華なヒスイの仮面がつけられていました。ヒスイをモザイク状に組み合わせた仮面です。ヒスイの緑色は、マヤ人にとって最も高貴な色とされ、祈りと運命のしるしでした。仮面は現在、メキシコ人類学博物館に所蔵されています。
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards163.html
NHKスペシャル 「謎の古代ピラミッド〜発掘・メキシコ地下トンネル〜」 (追加) 2014年10月26日
誰が、何のために作ったのかさえ分からない謎の古代遺跡、解明の鍵を握る人物の墓が発見されようとしている。
今年3月、世界最大級のピラミッドを擁するメキシコの世界遺産テオティワカン」の発掘現場に、世界で初めてNHKのカメラが入った。そこはピラミッドの地下15メートル、長さ100メートルにわたって続く「古代トンネル」の最奥部。これまでにヒスイの装飾品など貴重な出土品が相次いだことから、この文明にとって最も重要な人物の墓=王墓があるのではないかと、期待が高まっている。
テオティワカンの発掘は、「なぜ文明が生まれるのか」という問いに、新たな答えをもたらす可能性を秘めている。従来、文明は富と力を背景にした権力者を中心に生み出されると考えられてきた。しかし、近年の調査により、テオティワカンは、何者かが建てた小さなピラミッドへの信仰を起点に発展したことが明らかになってきた。ピラミッドは世界の成り立ちを説明するために作られ、その世界観に魅せられた人々が自発的に集い、やがて文明が生まれたというのだ。手がかりを求めてペルーの古代アンデス文明の遺跡や、トルコの“人類最古の神殿”の発掘現場も取材。果たしてテオティワカン誕生の鍵を握る人物の墓は見つかるのか?
神殿に残されていたテオティワカンの人々の世界観を表した壁画には、山の中腹から水が溢れ出し、地下世界につながっている絵が描かれている。
この地に伝わる神話では、地下には水で満たされた冥界があるという。そこは、沈んだ太陽が蘇る再生の場所だとも信じられていた。太陽をあがめる習わしは、この地に最も根付いている信仰だ。沈んだ太陽が再び昇ってくるよう、古代から人々は祈ってきた。
メキシコ人類学研究所の考古学者・セルヒオ・ゴメスさんは「彼らは地下トンネルに冥界を再現しようとしたのではないか」と語る。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/1026/
ワンダー×ワンダー 「マヤ文明 謎の巨大ピラミッド」 2011年11月3日 NHK
【司会】山口智充神田愛花 【リポーター】原沙知絵 【語り】大場真人田中真弓 【ゲスト】石井竜也松尾貴史渡辺満里奈中村誠一
「2012年12月23日世界は終わる」。今、若い世代を中心に広まるウワサ。その出どころは“古代マヤ文明で使われていた暦にある”といわれている。その謎を解くために、女優・原沙知絵が中央アメリカのジャングルや洞窟を大冒険。驚異の天文学を体験し、今世紀最大の発見も目撃! 巨大なピラミッドを築き、世界最高峰の天文学を究めながら消え去ったマヤ文明。天をつくピラミッドから地下の洞窟まで、謎のマヤ文明を大特集!
http://www.nhk.or.jp/wonder/program/1010/index.html
『驚愕のオーパーツ&超古代ミステリー99』 南山宏/監修 双葉社 2010年発行
パレンケのパカル王は宇宙に行った!? (一部抜粋しています)
7世紀のパカル王の時代から、ピラミッドをはじめとする壮麗な建造物が次々に建てられたパレンケ。メキシコ南部にある建造物が次々に建てられたパレンケ。メキシコ南部にあるマヤ文明の代表都市であり、500以上の建物がゆったりと配置されている。特に注目されるのが、多くの碑文が刻まれ、碑銘の神殿と呼ばれる階段ピラミッド。都市の中心をなすうえ、地下からは宇宙飛行士を描いたようなレリーフが発見されたのだ。
このレリーフが刻まれていたのは、遺骨をおさめた石棺の巨大なふた。神殿の頂部の床下にはピラミッド内部を地下まで貫く階段が隠されているとわかり、考古学界を騒がせる大発見がなされた。不思議なレリーフをさておいても、遺骨の存在が初めて確認され「マヤのピラミッドは墳墓ではない」という定説がくつがえされたのだ。
碑文の解読により、学者たちは石棺の主がパカル王だと断定した。だが、疑問点は多く残る。パカル王は80歳で死亡したが、遺骨は壮年男性。しかも、マヤ人の平均身長より30センチも高い180センチの長身だ。さらに、石棺の年代は紀元前3000年〜前2000年までさかのぼるとする研究結果まである。
レリーフの主題にしても、主流派の考古学界はマヤの宇宙観による王の死と決めつけるが、宇宙飛行士説を指示する声は根強くある。王が死して冥界に落ちる姿というより、操縦桿を握って酸素吸入装置をつけた人物が上に飛び立とうとしている印象が強い。大気圏離脱時のポーズと酷似し、ひと目でアポロの発射シーンを描いたと思いこんだアメリNASAの設計技師さえいる。

                                      • -

どうでもいい、じじぃの日記。
11/3、NHK ワンダー×ワンダー 「マヤ文明 謎の巨大ピラミッド」を観た。
大体、こんなことを言っていた。(エンデングのみ)
メキシコ 世界遺産 古代都市パレンケ
ジャングルのような大地に階段状のピラミッドや宮殿の映像が出てきた。
春分の日に訪れたあのパレンケ。焼畑の煙に遮られ、不思議な赤い光の太陽を受けていました。そこで出会ったのが考古学者のエド・バーンハートさん。
原さん、「ハロー、エド
エドさん、「よく戻ってきましたね。今日はパレンケの特別な日です。ご案内しましよう。あと1時間ですよ」
2人でに階段状のピラミッドを登って行って、頂上に着いた2人。
この日、5月9日は特別なことが起こるという。
原さん、「ここで何が起こるの?」
エドさん、「気がついたかも知れませんが、影が小さいでしょう。その理由は今日が『天頂通過』の日だからです。太陽を見てください。ほとんど私の真上にあります。そしてもうすぐ完全に真上に来ます。この柱を見てください。影がほとんど無くなっています」
太陽が天の真上に来る天頂通過は地球上で南北回帰線(北緯23度27分〜南緯23度27分)の間でしか起こりません。熱帯ならではの現象です。
エドさん、「もう影はありません。今がパレンケのその瞬間です」
天頂通過。この日はパレンケの王にとって特別な日だとエドさんは考えています。
エドさん、「太陽が天の中心にある日は、その真下が世界の中心だといえます。そしてその日、王はわれこそが世界の中心だと誇ることができます。太陽は神です。天頂通過の今日、太陽の神はパレンケが世界の中心である、と言っているわけです」
とりわけ、棺に宇宙飛行士のように刻まれたあのパカル王にとって天頂通過は重要でした。
神の名はキニチ・ハナーブ・パカル。キニチとは太陽の神を意味しているのです。パレンケ最大の王であったパカル王は宮殿を天頂通過の日のために造り上げたとエドさんは考えています。
エドさん、「ここから見ていると、もうすぐ太陽はあの宮殿に沈みます。すると1300年前と同じ光景を見ることができます。ここで見てください。その場所に登ってきます」
エドさんが宮殿がある階段状のピラミッドを登って行く。一体何が起こるのでしょうか?
エドさん、「かって王はこんな風にここに立ったのです」
6時30分、太陽が建物に落ちました。でも何も変わりません。
エドさん、(大きな声で)「見えた?」
原さん、「あっ。やああ。見えた。キング パカル」
エドさん、「パカル王はここから出てきて姿を現し、こう立った。下にいた群衆は太陽の光を背に受けた王の姿を見たことでしょう。王は『われこそは太陽だ』と、人々に語りかけたのです」
原さん、(大きな声で)「ベリー、ビューティフル。ちょうど今、股の間から光が」
天文学を修め、正確な暦を使いこなしたマヤの王。パレンケの人たちは王が太陽と一体であることを演出する壮大な舞台装置でもあったのです。
ピラミッドの上にある宮殿に立って、後光を浴びた王を崇めている群衆のアニメが映像に出てきた。
80歳まで生き、マヤ文明史上最強の権力を誇ったパカル王ですが、やがて死を迎えます。彼が葬られのはこの「碑銘の神殿」。そこにはパカル王を納めたあの謎めいたレリーフがあります。偉大な父を弔ったその息子は天頂通過の日の日没を見るため、このピラミッドを築きました。
エドさん、「長年パレンケを調査してきましたが、こんなにすばらしい夕日は初めてです」
夕日はあの棺のあるピラミッド宮殿に向けて沈んでいくのです。
       ・
じじぃの感想
「パカル王はここから出てきて姿を現し、こう立った。下にいた群衆は太陽の光を背に受けた王の姿を見たことでしょう。王は『われこそは太陽だ』と、人々に語りかけたのです」
この日のために造られたというピラミッドと宮殿。
この日のための正確な暦。
何となく説得力がある。
しかし、あの謎めいたレリーフ。どうみても宇宙に飛び立つ宇宙飛行士にしか見えないなあ。