じじぃの「なぜ宇宙酔いは起こるの?宇宙飛行士の秘密」

宇宙酔いツイッターで発信 動画 デイリーモーション
http://www.dailymotion.com/video/xjc36o_yyyyyyyyyyyyy_tech
野口宇宙飛行士のISSでの生活の様子 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=CDnihIzUOS4&feature=relmfu
宇宙の不思議 うそ、ほんと -宇宙でいきる (2) 2000年3月10日 JAXA
Q47.地上では、乗り物酔いや船酔いがあるが、船酔いをしない人は宇宙船でも酔わないのだろうか?
A47. 船酔いとは症状の違う、「宇宙酔い」になることがある。船酔いをしない人でも、宇宙酔いになるケースは多いようだ。
船酔いと宇宙酔いの原因やその症状には、違いがある。
船酔いは、船の動きに身をまかせること、すなわち、船の揺れによって加わる前後左右上下の加速度によって起きる。宇宙酔いは、重力がなくなることによって、脳に入ってくる自分の体の位置や動きの情報が今までとは異なり、脳の中が混乱して起きるという説が有力視されている。
船酔いはだんだん気分が悪くなり、嘔吐(おうと)したくなることが多いのだが、宇宙酔いは前兆もなく突然、嘔吐するという特徴がある。
船酔いも宇宙酔いも、そのメカニズムには未だに不明な点が多いのだが、あらかじめ船酔いに耐える訓練をした宇宙飛行士でも、宇宙酔いになることが多いため、この二つは全く別のものなのかもしれない。宇宙酔いの症状は、ふつう宇宙に出て3日目あたりにはおさまってくるようだ。
http://iss.jaxa.jp/iss_faq/go_space/step_4_2.html
国際宇宙ステーションISS」と古川宇宙飛行士のミッションについて
〜古川宇宙飛行士のミッション〜
主な仕事内容は、
・実験装置の準備や実験の実施
・けがや病気になった時の場合の診断や治療(古川宇宙飛行士は医師のため)
ISSの機器の整備・管理
ISSの実験装置の修理
・荷物の片づけ、保管、廃棄
・運動(何もしないと、筋肉・骨が衰える)
・火災、穴があいた場合の避難訓練 など
余暇を使ってツイッターや地球の写真を撮影している。勤務時間は7.5時間で土日は休み。世界標準時で活動して、勤務時間内に地球とのミーティングや実験、活動報告なども行っている
〜宇宙空間での人体の変化〜
地上では重力によって、体内の水分が下に溜まるが、無重力では全体に分布するため上半身がむくむ。上下感覚が分からなくなってしますため、宇宙酔いが起こる。身体を支える必要がなくなるため、筋肉は細くなり、骨はもろくなり、足の裏は柔らかくなる。重力がなくなるため、血流が良くなる結果、心臓の活動量は低下する。
http://unda.aiet.ecei.tohoku.ac.jp/wp-content/uploads/2011/09/JAXAstudy2.pdf
『宇宙飛行士85の秘密』 株式会社レッカ社/編集、岩田勉/監修 PHP文庫 2011年発行
なぜ宇宙酔いは起こるの? (一部抜粋しています)
楽しいはずの遠足や旅行を、台無しにしてしまう「乗り物酔い」。これと似た症状が、宇宙空間でも起こることがある。俗にいう「宇宙酔い」だ。
乗り物酔いは、乗り物の揺れが体に加わることで、耳の奥にある三半規管が体のバランスをとれなくなって起こる諸症状。初期には軽いめまいや生あくび、次第に動悸、体の痺れ、吐き気を感じ、悪化すると嘔吐を引き起こす。
対して、宇宙酔いはまだ正確なメカニズムが解明されていまい。しかし、重力がなくなることで脳に入る自分の体の情報に変化が生じ、脳が混乱して起こるという説が有力視されている。そもそも人間は、「目から入る周囲の様子」「耳の奥の耳石(じせき)で感じる重力や加速度方向」「筋肉や腱で感じる角度や感覚」という情報から、常に自分の位置や状況を把握している。それが、重力のない宇宙空間では受け取る情報が「目から入る周囲のようす」にかぎられ、うまく状況を統合できなくなってしまう」というのだ。
症状は乗り物酔いと似ているが、人によっては食欲減退や倦怠感に襲われる場合もある。また、乗り物酔いはだんだんと気分が悪くなって嘔吐することが多いが、宇宙酔いは前触れなく突然に嘔吐。乗り物酔いが下車・下船後にほどなく回復するのに対し、宇宙酔いは治まるまでに3〜5日間かかるという違いも見られる。
普段乗り物酔いしないからといって宇宙酔いにならないとはかぎらない。乗り物酔いはひどいのに、宇宙酔いは無縁よいう飛行士も存在するのだ。
では、実際に宇宙酔いを発症する割合はどのくらいなのだろうか。今までの割合では、スペースシャトルでの初飛行で3人に2人が、無重力環境に到着後数分〜数時間で発症している。しかし、これが2番目の宇宙飛行になると、ほとんど症状が出なくなるという。1997年に「コロンビア号」に搭乗した土井隆雄氏も、初日は胸がむかついて食事もとれなかったが、2008年に「エンデバー号」に搭乗した際は気分がよく初日から食事ができたそうだ。多くの宇宙飛行士が宇宙酔いを経験する事実を踏まえ、宇宙へ到着して最初の3日間は船外活動を行うことはできなくなっている。前述の通り、宇宙酔いには「前触れなく突然に嘔吐する」という特徴があるからだ。
もしも船外活動の最中に宇宙酔いになり吐いてしまったら、嘔吐物が宇宙服の中に充満し、自分の喉や空気循環装置に詰まってしまう可能性がある。そうなれば、命を落としかねない。そして同じ理由から、宇宙飛行士はつねにエチケット袋を持ち歩くという。もちろんスペースシャトルの中にも常備してある。
症状がひどい場合は、薬で治すこともある。抗ヒスタミン剤の一種で、「塩酸プロメタジン」という薬剤だ。代表的な酔い止め薬の約30倍の抗ヒスタミン作用がある。服用せず、注射することもあるようだ。

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そうだったのか! 学べるニュース  2011年11月2日 テレビ朝日
【レギュラー出演】劇団ひとり土田晃之 【ゲスト出演】高橋英樹石塚英彦北斗晶、ゴリ(ガレッジセール)、村井美樹
そうだったのか! 宇宙飛行士…宇宙飛行士の野口聡一さんが登場! 宇宙飛行士はどうやったらなれるのか、どんな訓練をしてるのか、実際打ち上げのときはどんな気分なのか、宇宙ステーションでは何してるのか…などなどわかりやすく解説します!
http://www.tv-asahi.co.jp/manaberu/
どうでもいい、じじぃの日記。
古川聡さんは、6月8日にロシアのロケットソユーズに搭乗し、約6ヵ月のISS国際宇宙ステーション)長期滞在が終わり、もうすぐ地球に帰還する。
ときどき、テレビにISSにいる古川さんの映像が出てくる。元気そうなので、ほっとしたりする。
11/2、『そうだったのか! 学べるニュース』で「宇宙飛行士が教える宇宙のこと」を観た。
大体、こんなことを言っていた。(手抜きしている)
国際宇宙ステーションでの様々な仕事
宇宙で様々な仕事をしてきた古川さん。どんな仕事なのか、わかりますか?
私たちが誰でも抱く一度は宇宙に行ってみたいという夢をかなえた宇宙飛行士とは、一体どんな職業なのか? 日本人最長の宇宙滞在時間をしている野口聡一を迎えて、宇宙飛行士の実態と宇宙での研究を徹底解説!
野口さん、「みなさん、宇宙に行ってみたいですか?」
みんな、「行きたいです」
野口さん、「宇宙に人が行くということは、いったいどういうことなのか。宇宙でどんなことをしているのかを話したいと思います。今、日本人で現役でやっているのはどれ位か分かっていますか?」
若田光一野口聡一星出彰彦古川聡・・・。 計8人
土田さん、「僕が宇宙飛行士になるにはどうしたらいいんですか?」
       ・
なかでもユニークなのが閉鎖環境試験。1週間、閉鎖された建物の高照度照明の状態で行う。これは日光に当たることができないので、人工の光を浴びることで体内時計を整える。すべての部屋に監視装置が取り付けられている。色が白しかないホワイトパズルの組み立てを延々とやらされる。
野口さん、「先ほどのホワイトパズルはストレスを与えるもの。試験を与える側からはイライラする状況や、怒りそうな場面をわざと作って、どう反応するかということを見たいわけです。試験に自己紹介を特技などを使って行えというのもあります」
野口さん、「自己紹介を特技などを使って行え! (1分)」
ひとりさん、(口をとんがらせたり、広げたりして)「口がちょっとこわばっているので・・・」
野口さん、(笑いながら)「合格です。ポイントは宇宙ステーションでもそうですけど、宇宙では限られたメンバーで長い時間を過ごすことが多いので、その中で状況に応じて、宇宙飛行士にもユーモアが必要なんです」
ひとりさん、「野口さんは何のモノマネをやったんですか?」
野口さん、「僕のときは毛利さんのモノマネとか、当時やっていたスターウォーズヨーダのしゃべり方とかね」
       ・
野口さん、「ソユーズシャトルも打ち上げてからすごい重力がかかる。それが無重力になる瞬間が急にやってくる。最後にエンジンが止まった瞬間、パッといろんな物が浮き上がる」
       ・
じじぃの感想
「先ほどのホワイトパズルはストレスを与えるもの。試験を与える側からはイライラする状況や、怒りそうな場面をわざと作って、どう反応するかということを見たいわけです」
じじぃは女の子のxxxのパズルが好き。
宇宙酔いは前兆もなく突然、嘔吐するという特徴がある」
古川さんも宇宙酔いにかかったらしい。
宇宙飛行士も大変なのだ。