じじぃの「人の死にざま_725_足利・尊氏」

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歴史 吉川英治 足利尊氏 動画 YouTube
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足利尊氏 ウィキペディアWikipedia) より
足利尊氏は、鎌倉時代後期から南北朝時代の武将。室町幕府の初代征夷大将軍(在職:1338年 - 1358年)。足利将軍家の祖。
【概要】
足利貞氏の次男として生まれる。はじめ得宗北条高時偏諱を受け高氏と名乗った。元弘3年(1333年)に後醍醐天皇伯耆船上山で挙兵した際、その鎮圧のため幕府軍を率いて上洛したが、丹波国篠村八幡宮で幕府への叛乱を宣言、六波羅探題を滅ぼした。幕府滅亡の勲功第一とされ、後醍醐天皇の諱・尊治(たかはる)の偏諱を受け、名を尊氏に改める。
暦応元年/延元3年(1338年)、尊氏は光明天皇から征夷大将軍に任じられ、室町幕府が名実ともに成立した。翌年、後醍醐天皇が吉野で崩御すると、尊氏は慰霊のために天龍寺造営を開始した。造営費を支弁するため、元へ天龍寺船が派遣されている。南朝との戦いは基本的に足利方が優位に戦いを進め、北畠顕家新田義貞楠木正成の遺児正行などが次々に戦死しているほか、貞和4年/正平3年(1348年)には吉野を攻め落として全山を焼き払うなどの戦果をあげている。
文和3年/正平9年(1354年)には直冬を奉じた旧直義派による京への大攻勢を受ける。翌年には尊氏は京を放棄するが、結局直冬を撃退した。この一連の合戦では神南での山名氏勢力との決戦から洛中の戦に到るまで導誉と則祐の補佐をうけた義詮の活躍が非常に大きかったが、最終的には東寺の直冬の本陣に尊氏の軍が自ら突撃して直冬を敗走させた。尊氏はこの際自ら直冬の首実検をしているが結局討ち漏らしている。さらに尊氏は自ら直冬や懐良親王の征西府の討伐を企てるが、義詮に制止され果せなかった。延文3年/正平13年4月30日(1358年)、背中にできた腫れ物がもとで、京都二条万里小路第にて死去した。
【尊氏の肖像】
京都国立博物館所蔵の『騎馬武者像』(守屋家本と呼ばれる)は尊氏の肖像として一般に知られていたが、2代将軍義詮の花押が像上部に据えられていることや、騎馬武者の馬具に描かれている輪違の紋が足利家ではなく高家の家紋であるなどの理由から、像主を高師直とする説、その子師詮もしくは師冬とする説などが出ている。『太平記』によると、尊氏は後醍醐天皇へ叛旗を翻す直前に寺に籠もって元結を切り落としたといい、騎馬武者像の「一束切」の姿は、その後翻意して挙兵した際の姿を髣髴とさせるものではあり、その点をもって尊氏像とされてきたものであろう。『太平記』では挙兵の際に味方の武士たちがみな尊氏にならって元結を切り落としたエピソードも伝えている。
鎌倉時代藤原隆信が描いたとされる国宝神護寺三像のうちの「伝平重盛像」は、平重盛を描いたものと考えられてきたが、1990年代半ばに美術史家の米倉迪夫歴史学者の黒田日出男らによって尊氏像であるとの説が提示され、一時は広い支持を集めた。しかし、近年は画風や様式が南北朝期に下るものではないとする美術史家の反論が出て論争に決着が付いていない。

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『人間臨終図巻 上巻』 山田風太郎著 徳間書店
足利尊氏(あしかがたかうじ) (1305-1358) 53歳で死亡。 (一部抜粋しています)
楠木正成後醍醐天皇新田義貞などを一掃し、足利幕府を作っても、尊氏は身も心も休まるときがなかった。南朝の残党や、味方の重臣、弟、さらにはみずからの子の叛乱と戦いつづけなければならなかった。
そして、延文3年4月、ほっと一息つける状態になったとき、背中に腫れ物が生じ、あらゆる医術、祈祷、修法を試みたが、発病後10日目の4月30日、京都で死んだ。
「哀れなるかな、武将に備(そなわ)って二十五年、向かう所は必ず順(したが)うといえども、無常の敵の来るをば、防ぐにその兵はなし。身はたちまちに化して暮天数片の煙と立ち上り、骨は空しくとどまって卵塔一掬(らんとういっきく)の塵となりにけり」(『太平記』)
そして彼の死後も、権力闘争の修羅の世界はつづいてゆく。

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