じじぃの「未解決ファイル_150_太陽」

NASAが撮影した巨大な太陽フレア 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Hb8LS3V7xw0
NASAが公開した太陽の3D画像 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=OGTCjk9DfdE
太陽 黒点 画像
http://www.astroarts.jp/news/2000/09/21sunspot/sunspot.jpg
太陽嵐 画像
http://livedoor.2.blogimg.jp/alegria0714/imgs/f/0/f02a2c61.jpg
地球ドラマチック 「星の誕生から死まで」 2014年4月12日 NHK Eテレ
【語り】渡辺徹 2010年アメリカ 制作
星の誕生から死まで…宇宙の神秘を大解明!
超新星の威力を再現 ▽太陽の最後の姿とは
星の一生を分かりやすく伝える。太陽など自ら光を発する天体は恒星と呼ばれ、銀河系には1千億個以上、存在すると考えられている。恒星は巨大な水素ガスの塊で、地球などの惑星と比べて温度が高く、大きいのが特徴だ。これまで謎だった恒星の、誕生から消滅までのメカニズムが近年明らかになり、星が死ぬ時の爆発によって、さまざまな元素が作り出されていることも分かってきた。NASAは2004年、スピッツァー宇宙望遠鏡で星の誕生の観測に成功した。星雲の中の一部が周囲のガスを集めながら収縮し、渦巻きを形成。その中心部がやがて熱を持ち、高温高密度の球体となって、光を放つ恒星に変化するのだ。
http://www4.nhk.or.jp/dramatic/2/
2020年から太陽活動が沈静化、ミニ氷河期到来か 2011年6月17日 ロケットニュース24(β)
天文物理学者の最新の発表で、2020年ごろから最大10年間、太陽の活動が停滞期に入ることが明らかにされた。 専門家は、これにより地球に「ミニ氷河期」が到来すると予測している。
さらに地球を脅かす温暖化現象にも歯止めがかかる可能性が指摘されており、それらの説を立証する機会を前に多くの科学者や天文学者が胸を高鳴らせているようだ。
http://rocketnews24.com/2011/06/17/2020%E5%B9%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A4%AA%E9%99%BD%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%81%8C%E6%B2%88%E9%9D%99%E5%8C%96%E3%80%81%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%AB%E3%83%9F%E3%83%8B%E6%B0%B7%E6%B2%B3%E6%9C%9F%E5%88%B0/
太陽 ウィキペディアWikipedia)より
太陽(英: Sun)は、銀河系(天の川銀河)の恒星の一つである。人類が住む地球を含む太陽系の物理的中心であり、太陽系の全質量の99.86%を占め、太陽系の全天体に重力の影響を与える。
太陽は銀河系の中ではありふれた主系列星のひとつで、スペクトル型はG2V(金色)である。推測年齢は約46億年で、中心部に存在する水素の50%程度を熱核融合で使用した、主系列星として存在できる期間の半分を経過しているものと考えられている。
また太陽が太陽系の中心の恒星であることから、任意の惑星系の惑星から見てそれが周りをまわる中心の恒星を比喩的に太陽と呼ぶことがある。
【太陽磁場と周期】
磁場は地球同様にダイナモ効果によると考えられるが、差動回転の影響で単純な双極磁場とならず緯度によって差が生まれて、やがて水平方向のトロイダル磁場を作る。しかし磁力線は反発し合うために浮き上がりやループなどが生じ、黒点を生む原因となる。ここにコリオリの力が影響すると、磁力線の繋ぎ変えやねじれができ水平方向の電流(トロイダル電流)が誘起され、磁場はNS極が逆転した緯度方向のポロイダル磁場となり、上下逆の双極磁場に戻る。この変動は11年を周期に起こり、これは太陽周期と呼ばれる。
太陽黒点は太陽周期で増減する。これは黒点の数で観測され、多くなれば活発な極大期へ向かう。このサイクルは古い磁場が一方の極から引き剥がされてもう一方の極まで達する周期に対応しており、1周期ごとに太陽磁場は反転する。太陽活動の周期には1755年から始まった周期を第1周期とする通し番号が付けられており、2008年1月から第24周期に入っている。この他、マウンダー極小期のようなさらに長い周期での変化もある。なお、11年周期は磁場極性変動が片方(例えば北から南)へ動く期間であり、一周する期間で考えれば22年周期とも言える。
【太陽の謎】
●三態においての分類
 これは太陽だけでなく他の恒星にも言えるが、太陽には固体からなる地球型惑星や衛星、液体が大半を占める木星型惑星天王星型惑星などと異なり、はっきりした表面が存在しない。かつては、太陽を始めとする主系列星や未来の太陽の姿とされる赤色巨星は、気体で構成される、という説が有力であった。しかしながら、内部の重力の影響で、表面は気体だが、内部は液体ならびに固体で構成されている、と言う説も存在している(前述の通り、核ではかなりの高温高圧になっているため、密度も非常に高くなっている)。21世紀初頭では、太陽の内部はプラズマや超臨界流体といった、固体でも液体でも気体でもない第四の状態となっている、と言う説が最も有力となっている(中でも、既述したプラズマ説が最も有力)。このため、太陽の内部構造が三態のいずれかに該当するかについては、結論は出ておらず、未だにわかっていない。
●コロナ加熱問題
 太陽の表面温度は約6,000度であるのに対し、太陽を取り囲むコロナは約200万度という超高温であることが分かっているが、それをもたらす要因は太陽最大の謎とされた。1960年代までは太陽の対流運動で生じた音波が衝撃波へ成長し、これが熱エネルギーへ変換されてコロナを加熱するという「音波加熱説」が主流の考えだった。
 1970年代からスカイラブ計画を通じてコロナのX線観測が行われたところ、コロナの形状は太陽の磁場がつくるループに影響を受けている事が判明し、ここから太陽磁場の影響による加熱が提唱された。しかし他にも磁場に伴うアルベーン波説や、フレアによる加熱説などもあり、結論には至っていない。
【太陽の歴史と未来】
太陽は過去の超新星の残骸である星間物質から作られた種族の星であると考えられている。また、太陽は超新星爆発で散らばった星間物質がふたたび集まって形成されたと考えられており、この根拠は主に鉄や金、ウランといった重元素が太陽系に多く存在していることにある。なぜならば、これらの重元素の成因としては、質量の大きな高温の星の内部で元素合成によって作られるという過程が最も可能性が高いシナリオだからである。
中心核では熱核融合により水素原子4個がヘリウム原子1個に変換されるために圧力が僅かに下がり、それを補うために中心部は収縮し、温度が上がる。その結果核融合反応の効率が上昇し、明るさを増していく。45億年前(太陽誕生から1億年後)に主系列星の段階に入った太陽は、現在までに30%ほど明るさを増してきたとされている。今後も太陽は光度を増し続け、主系列段階の末期には現在の2倍ほど明るくなると予想されている。
【今後発生すると予想されている太陽嵐
一方で、近年は約11年周期である太陽活動周期が長期化してきており、2007年末に極小期に入った太陽黒点数は2009年7月初旬まで増加を見せない記録的な遅さになっており、小氷期の到来を懸念する声もみられる(過去の観測から、太陽活動周期が長いと気候が寒冷化する傾向にある)ほどである。
地磁気の変動】
地磁気は、常に一定ではなく、絶え間なく変化している。磁気嵐や、激しいオーロラが発生したときには、数秒から数日のスケールで激しく変化する。このような現象は、太陽風と関係がある。

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『太陽と地球のふしぎな関係』 上出洋介/著 ブルーバックス 2011年発行
疑問だらけのありふれた星・太陽 (一部抜粋しています)
太陽はどのようにできたのか。
太陽は宇宙にあふれる平凡な星の1つであるから、そのでき方も、ほかのふつう星と同じだろう。つまり、銀河系にただよっていたガスが何らかの原因で集まり始め、集まると自らの重力でだんだん大きなかたまりになっていったというわけだ。「太陽はガスでできているのに、どうしてあんなに重いのか」と疑問に思う人は、身のまわりにある家庭用のガスのことを想定して、「ガス=軽いもの」と頭から決めてしまっているのだろう。太陽の原型は重力のかたまりのようなものであり、たとえば中心付近では密度が160g/cm2もある。
太陽には、陸も海もない。一言でいえば、太陽は「熱い火の玉」なのである。太陽は70種類もの元素でできていることが知られているが、水素とヘリウムが99.9%を占めている。鉄などの思い元素はわずか0.1%以下である。
宇宙を構成している元素は、宇宙の歴史を語ってくれる。今の地球上にいろいろな複雑な元素があるということは、宇宙誕生から今まで、地球がさまざまな経過をたどってきたことを示している。
私たち生命をつくっている炭素やカルシウム、鉄などは、星の内部で合成され、それらが爆発によって飛び散ったものなのである。つまり、私たちの体のもとのもとは、どこかの星からやってきたものであるということになろう。「私たち人間は星の子どもである」とよく言われるが、それは、私たちの骨をつくっているカルシウムも血液の鉄分も、体を構成しているあらゆる元素は、宇宙のどこかの星で起きた核融合反応の”再利用”であるという意味である。その意味では、太陽もまた宇宙のどこかで爆発した星の子に違いない。
星に太陽が光輝いていることを生まれたときから知っている皆さんは、太陽(に限らず、夜空の星たち)はなぜ光るのかと考えたことがあるだろう。その答えが「光輝くのは重いから」といわれて、合点がいきますか? 実は、星が光る原理は「重いから」なのである。
重いガス体は自分の重力で収縮していくため、中心部分の圧力、温度が高くなるからと言い換えることもできる。そうでなければ、その星は重力で自己爆発してしまうことになる。太陽の中心では温度が1500万Kもある。この高音ガスから表面に向けて移動するエネルギーが宇宙空間に放射されているのを、私たちは光輝く現象として受け止めているのである。
太陽はその誕生以来46億年、地球をしたがえてこの銀がの中をただよってきた。ときには希薄な空間をゆっくりと平穏にすごし、ときには超新星爆発に遭(あ)って熱いガスを浴びながら、46億年を旅してきた。

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どうでもいい、じじぃの日記。
9/29、NHK 爆問学問 「笑うイグ・ノーベル賞SP 〜世界を変えた発明編」を観た。
2003年にイグ・ノーベル賞を受賞した金沢大学教授の廣瀬幸雄さんが登場した。

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廣瀬は学生のころ、友達と連れ立って兼六園に遊びにきた。なぜ、この銅像にフンが付かないのか不思議に思ったという。そして時が経ち、日本武尊像の改修工事に立ち会い、その謎は解明された。この銅像は他の銅像とは異なる成分で出来ていた。廣瀬は当時と同じように鉛やヒ素を入れた銅版を作り、公園に持っていき、銅版のまわりにエサを置いて、ハトの様子を観察した。
廣瀬 嫌がるんです。異種金属の成分を変えると、そのまわりの電磁波が変化する。その電磁波がハトの波長と合わないんでしょう。
当時の銅像造りの技術では、銅を溶かす温度を十分に上げられなかった。そのため鉛やヒ素が多く混入してしまっていた。

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「伝書バト」は巣からずいぶん離れた場所で放しても、まっすぐ巣に戻って来ることで知られている。
1988年に開催された国際伝書バトレースの日に、激しいオーロラが発生し大磁気嵐が起こった。毎年フランスからイギリスに放されたハトはかなりの割合で目的にたどり着くのだが、この年に放された約5000羽のハトが無事目的地にたどり着いたハトは数パーセントにすぎなかった。
ハトには地球磁場を敏感に感じ取る”超能力”があるのだ。
そういえば、この間、テレビを見ていたら、約11年周期である太陽活動周期が崩れ、太陽黒点数は増加していない。このままいくと太陽の活動が停滞期に入り「ミニ氷河期」がくるとか言っていた。地球温暖化どころか、近い将来、地球の寒冷化が始まる可能性が高いということだった。
太陽は身近にある存在だが、まだよく分かっていないことが多い。
我々が太陽を観察しているのは太陽の表面だけで、内部がどうなっているのかは分かっていないらしい。
太陽の表面だけでなく、なんとか粒子を使って、太陽の内部を観察できないのだろうか?
地球の地震だって、地球内部のマントルが対流して起きているんだし。