じじぃの「ナノスケールの針・極細針・皮膚に貼るだけ!本当はどうなんだろう」

ナノスケールの針で細胞を操作する 産総研 TODAY
http://www.aist.go.jp/digbook/aist_today/vol7_3/index.html#page=13
細胞操作のためのナノスケールの針 産総研 TODAY
ヒトの体細胞は、直径およそ20〜30μmですが、直径200nm程度の非常に細い針(ナノ針)は、細胞を殺さずに挿入操作を行うことができます。
http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/aist_today/vol07_03/special/p12.html
ナノ針 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?sourceid=navclient&hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&gs_upl=6663l6663l0l7116l1l1l0l0l0l0l187l187l0.1l1l0&oq=%E3%83%8A%E3%83%8E%E9%87%9D++%E7%94%BB%E5%83%8F&aq=f&aqi=&oi=image_result_group&sa=X&q=%E3%83%8A%E3%83%8E%E9%87%9D%20%E7%94%BB%E5%83%8F&tbm=isch
Video:LAESI質量分析による生体組織とバイオフィルムの大気圧分子イメージング 動画
http://www.jove.com/details.php?id=2097&language=Japanese
皮膚に貼るだけで薬剤を体内に届ける新しいドラッグデリバリー手段「マイクロニードルアレイ」開発 (追加) 2012年11月14日 富士フイルム
富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、新しいドラッグデリバリー手段として注目されている、皮膚に貼るだけで薬剤を体内に届けることができる「マイクロニードルアレイ」を開発しました。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0710.html
サイエンスZERO 「バイオミメティクス 生物が秘める超絶能力をいかせ!」 2012年11月11日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央竹内薫中村慶子 【ゲスト】石田秀輝(東北大学大学院教授)
トンボの飛翔能力が、世界が直面するエネルギー問題を解決する! 蚊の吸血メカニズムが、何千万もの糖尿病患者の希望の光となる! こんな一見、突飛な、しかし夢のある「バイオミメティクス(生物模倣)」の研究が進んでいます。生き物たちが、過酷な生存競争と進化の果てに獲得した能力は、私たちの想像をはるかに超えます。今、彼らの特殊な能力が、新しいテクノロジーを次々と生み出しているのです。身近な生き物に隠された「自然の神秘」を徹底的にクローズアップ、その無限の可能性に迫ります!
東晦大学の槌屋和義准教授は、「自然界で無痛吸血をしている蚊に学ぶ」というユニークな考えの持ち主で、薄膜をつくる微細加工技術を応用し、蚊の口のサイズと同等の直径0.05ミリという超微細の針をつくることに成功した。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp406.html
研究紹介|QBiC 生命システム研究センター 理化学研究所
【1細胞分子分析法】
最先端計測技術と、組織内の特定の細胞1個を捕捉・操作する技術とを融合することにより、細胞に刺激を加えた後の動態変化の瞬間の細胞内成分を網羅的に分析することが可能になる。
例えば、ナノスプレー技術を用いた1細胞質量分析法により、細胞顆粒内の様々な代謝物も含めた生合成の様子が、短時間でモニター可能となっている。また、抗体によるより感度の高いタンパク質同定、次世代シーケンサによる 遺伝子発現量の計測においても、1細胞レベルでの計測は実現可能である。
http://www.qbic.riken.jp/japanese/research/core01.html
サイエンスZERO 「“目”ができた! 歩く分子を見た! 〜ニッポンが切り開く未来〜」 2011年9月23日 NHK Eテレ
【ゲスト】総合研究大学院大学教授 長谷川眞理子 【司会】安めぐみ、山田賢治
今年4月、「試験管の中で“目”ができた」というニュースが世界を驚かせました。ES細胞から、眼球のもとになる組織「眼杯」ができたのです。さらに、細胞の中で揺らぎながら動くたった1個の分子を映像にとらえたり、先端が3マイクロメートルの極細針を使って細胞内小器官の物質を調べるなど、日本人研究者が次々に驚くべき成果を発表しています。
「シリーズ細胞の世界」最終回は、世界から注目される日本人研究者に迫ります。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp360.html
『21世紀の大発見!』 びっくりデータ情報部/編集 河出書房新社 2010年発行
えっ、「痛くない注射針」がある?! (一部抜粋しています)
大きな病院にいくと、注射を怖がり、泣き叫ぶ子どもの姿を必ずといっていいほど目にする。注射針は、小さな子どもにとって天敵のようなものだ。しかし、注射が痛いのは大人も同じ。特に糖尿病の治療で1日に何回もインスリンを注射しなければならない患者の負担は大きい。では、痛くない注射はつくれないものなのか。
この難問に挑戦したのが、医療機器の製造・販売を手掛けるテルモ株式会社である。日経新聞の報道によると、同社は研究を重ね、ついに痛くない注射針を開発した。
人間の痛点は神経線維の末端が密集している1ミリほどの点で、皮膚の下に密集している。痛みを感じないようにするにはこの痛点をはずせばいいのだが、普通の注射針では太すぎて難しい。針を細くするにしても、細くしすぎると薬液を注入しづらくなってしまう。
そこでテルモは先端は細くし、徐々に太くする構造の針を考えた。この理論が生産に結びつけることは困難だったが、約3年をかけて金型の完成にこぎつけたという。
完成したインスリン用注射針は世界一細い33G(0.2ミリ)。「ナノパス33」と名づけられ、グッドデザイン大賞を受賞した。
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また東晦大学の槌屋和義准教授は、「自然界で無痛吸血をしている蚊に学ぶ」というユニークな考えの持ち主で、薄膜をつくる微細加工技術を応用し、蚊の口のサイズと同等の直径0.05ミリという超微細の針をつくることに成功した。

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どうでもいい、じじぃの日記。
9/23、NHK EテレサイエンスZERO』という番組で「“目”ができた! 歩く分子を見た! 〜ニッポンが切り開く未来〜」を観た。
細胞に関する日本の最先端研究の紹介をしていた。何回かあった”細胞”シリーズの最終回ということだった。
大体、こんな内容だった。
3つあった。
ノーベル賞受賞者に挑んだ男
 生き物の筋肉はアクチンやミオシンと呼ばれるタンパク質からできていている。アクチンの上を動きアクチンを結んでいるのがミオシンだ。そのミオシンは規則正しく機械のように動くことを発表してノーベル賞を取った人物に挑んだ男がいた。生体内で分子が機械的に動くはずはないと自ら装置(全反射照明蛍光顕微鏡)を作り上げ、ミオシンの動きを観察した。ミオシンが試行錯誤を繰り返し尺取り虫のようにふらふらと動いていることを発見した。この研究結果を知ったノーベル賞受賞者が彼に会いにきた。
●極細の針を作った男
 細胞の中は一体どんなものからできているのだろうか。細胞に注射針を刺して吸い込み、成分を分析すればいい。しかしそんな機械が存在しない。それなら作ってしまえ。ナノスプレーエミッタという極細の針(先端が3マイクロメートル)を作ってしまった。ゲストの長谷川眞理子さん、「無いのなら作ってしまえ。というのがすごいですね」
ダーウィンの悩みを解決した男
 ダーウインは眼が進化の過程でどうやってできたのか、悩みました。日本の研究者はES細胞から網膜を作る遺伝子の培養液を作り、眼球のもとになる組織「眼杯」を作り、ダーウィンの悩みを解決してやりました。彼の研究結果は「ネーチャー(nature)」の表紙を飾りました。
じじぃの感想
「無いのなら作ってしまえ。というのがすごいですね」
「先端が3マイクロメートルの極細針」か、どうやって作るんだろ。
すげーな。