じじぃの「日本の技術・世界最小・直径0.18mmのインスリンの注射針!ふしぎ雑学」

Insulin Needles

Hospitals are No Longer Scary: Injections that Do Not Hurt

●Ultra-fine Needles Enable Painless Injections
There are two main factors that make injections hurt: one is the thickness of the needle-the thicker the gauge of the needle, the bigger the hole, hence the bigger the pain; the other is the friction factor of the needle-even if a needle is fine, its saw-tooth design causes pain because it damages the skin. Japanese technology took up the challenge to solve these two problems.
https://web-japan.org/kidsweb/hitech/16/injection.html

『思わず人に話したくなる モノの仕組み』

中村智彦/著 永岡書店 2018年発行

痛くない注射針は蚊の針をまねていた! より

注射と聞くと、嫌な気分になる人も多いだろう。中には、血をみるのが苦手な理由という人もいるが、何よりチクッとする痛みが苦手な人にとっては即報といえる「痛くない注射針」が開発された。
この注射針のヒントになったのは「蚊」。確かに、蚊に刺されたときに痛みを感じることはほとんどない。蚊は目標物に着地すると針を突き立てるが、この刺し方は単純なものではない。直径50~60μmほどの針を拡大すると、実は針が3本あることがわかる。左右2本の「小顎(こあご)」が真ん中の血を吸い上げる管である「上唇(じょうしん)」を包んでいるのだ。
小顎はとがっている上にのこぎり状のギザギザがついており、2本の小顎を1秒に30回程度、ドリルのように交互に突きたてる。そして、小顎を刺した後に上唇をを伸ばして血液を吸い上げているのだ。
の3本の針を使った特殊な刺し方を注射針で実現することは難しいが、針を細くすることはできる。そこで、医療メーカーは針の細さを競ってしのぎを削っており、現在は直径が0.18mmの注射針もある。また、世界初の植物性樹脂でできた注射針「ピンニックスライト」は、蚊の針を参考にして、先端部分をギザギザさせることで、痛みを軽減することに成功している。

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どうでもいい、じじぃの日記。
毎日、インスリン注射をお腹に打っています。
ネットで、「世界最小の注射針」をキーに検索してみた。
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、2月21日に長さ3mm、外径34G(0.18mm)の世界で最も短く、かつ最も細い※ペン型注入器用ディスポーザブル注射針「ナノパスJr.」を発売しました。

世界で最も細い34G(0.18mm)

皮膚表面には1cm2あたり100~200個の痛点が分布しており、針を細くすることで痛点に接触する確率を下げることができます。
私が毎日お腹に打っているインスリンの注射針でした。 (^^;;
ついでに、
新型コロナウイルス感染症の重症呼吸不全の方に使用される心肺補助装置(ECMO)は、テルモ社の製品なのだそうです。