土井晩翠 - あのひと検索 SPYSEE
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荒城の月 唄・山田美楓（やまだ びふう） 動画 YouTube
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星落秋風五丈原---土井晩翠
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作家別作品リスト：土井 晩翠
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土井晩翠 フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 （一部抜粋しています）
土井晩翠は、日本の詩人、英文学者。本名、林吉。本来姓は「つちい」だったが、1932年（昭和7年）に改称した。
東京帝国大学在学中に 『帝国文学』を編集し、多くの詩を発表。男性的な漢詩調詩風で、第一詩集『天地有情』に対する評価では島崎藤村と併称された。代表作には『星落秋風五丈原』や、滝廉太郎の作曲で知られる『荒城の月』などがあり、校歌、寮歌なども多く作詞し、戦陣訓の文校正でも知られる。英文学者としては、ホメロス、カーライル、バイロンなどを翻訳している。
また邦楽家宮城道雄は、土井の歌詞作品『春の夜』を箏曲で作曲、処女作『水の変態』に次ぐ第二作品として知られている。
【生涯】
1871年（明治4年）、仙台県仙台（現・宮城県仙台市青葉区）の北鍛治町18番地に、質屋の土井林七、あいの長男として生まれた。
1894年、東京帝国大学英文科に入った。『帝国文学』を編集し、詩を発表する。1898年にはカーライルの『英雄論』を翻訳出版する。
1899年、第一詩集『天地有情』を刊行。この詩集で島崎藤村と並び証される代表的詩人となった。二高教授として赴任後は、滝廉太郎の作曲で有名な『荒城の月』が発表され、さらに深く国民に認知された。また、日本全国の学校の校歌を作詞したことでも有名で、特に浅水小学校（宮城県登米市）などの校歌は有名である。母校である木町通小学校の校歌も作詞した。1967年、晩翠が作詞した校歌を集めた歌集『晩翠先生校歌集』が作られたが、遺漏が多いとされており、いかに多くの校歌を作ったか推測できる。
昭和に入り妻子に次々と先立たれる。太平洋戦争では空襲に遭い、三万冊に及ぶ蔵書を失う。敗戦後は漢詩調詩が廃れたためにほとんど校歌の作詞に専念する。1950年に、詩人としては初めて文化勲章を受章。文化功労者、仙台市名誉市民。1952年、急性肺炎のため死去した。
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『人間臨終図巻 下巻』 山田風太郎著 徳間書店
土井晩翠（どいばんすい） （1871-1952） 81歳で死亡。 （一部抜粋しています）
明治31年、27歳で『荒城の月』『星落秋風五丈原』を作り、翌年詩集『天地有情』を出して一躍国民的大詩人の名を得た土井晩翠は、仙台の富める質屋を生家とし、仙台付近にいくつかの土地や家を持つほか朝鮮にも1300町歩の山林を所有し、愛妻と、秀才のほまれ高い3人の子供たちを持ち、「最も幸福な家庭」として新聞にも出たほどであった。
が、晩年その妻や3人の子供たちすべてに先立たれた。人はみな長命を望むけれど、あまりに長命すれば多くはこの悲しみを味わわなければならない。
その女婿の中野好夫は、世上のレッテル、東洋的国士風の愛国的詩人、というのは錯覚で、晩翠はただ感傷と哀感の詩人であったといい、もし晩翠が「言うところの放胆、雄渾の男性的性格だったならば、老妻に先立たれあと、ああ意気地なく気力もなにも挫（くじ）けてしまうということはなかったでしょう」という。
妻の八枝が急性肝炎でこの世を去ったのは昭和23年、晩翠が78のときであった。
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家族に先立たれたのみならず、彼は戦災で家屋を失い、敗戦と土地改革で土地もすべて失っていた。
「人々の好意で贈られたいわゆる晩翠草堂に、年老いた実妹と一緒に、完全に孤独、病弱の暮しをしていました。幸い晩年、文化勲章の授与、名誉市民への推戴、詩碑の建立などで、いくらか慰められたとは思いますが」（の中野好夫『土井晩翠と私』）
昭和27年8月、仙台の青葉城址天守台跡に『荒城の月』の詩碑が建てられて、その除幕式に病躯をおして出席したのが、彼が公式の場に姿を見せた最後であった。
10月16日、風邪から肺炎を併発し、19日午後9時25分にその生涯を閉じた。
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土井晩翠 Google 検索
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