じじぃの「がんの早期発見・PET-CT検査・がん検診の切り札は?がん治療法の未来」

【速報】癌の早期発見に新たな血液検査方法を開発! 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=i0oaFJ69VN0
がん細胞を光らせる試薬開発 動画 ディリーモーション
http://www.dailymotion.com/video/xmjgq8_yyyyyyyyyyyyy_tech
PET / CT Fusion 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=8dlB7tzLvF8
下村修博士が発見した緑色蛍光たんぱく質(GFP)

サイバーナイフ 新百合ヶ丘総合病院
切らない、痛みがない、新しい放射線治療システム。より安全でより確実に。
サイバーナイフで理想の治療を実現します。
サイバーナイフの治療対象となる主な疾患】
脳腫瘍、頭頸部がん、体幹部腫瘍(肺がん・肝臓がんなど)
http://www.shinyuri-hospital.com/hospital/cyber_knife.html
大腸がん、アスピリンで予防…検証へ臨床試験 (追加) 2015年11月30日 読売新聞
解熱鎮痛薬として知られる「アスピリン」の大腸がん予防効果を確かめる7000人規模の臨床試験を、国立がん研究センター(東京都)や大阪府立成人病センターなどのチームが始めた。
計画によると、大腸がんになる危険性が高い大腸のポリープ(腺腫)を切除した40〜69歳の7000人が対象。ポリープの大きさが1センチ以上なら、25%ががんになるとされる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151129-00050116-yom-sci
WBSワールドビジネスサテライト 2015年9月29日 テレビ東京
【司会】大浜平太郎
特集 血液検査でがんの“超早期発見”
日本人の2人に1人ががんになるといわれる今、血液検査をするだけでがん予防につなげようとする動きが広まっています。東京広尾にあるRサイエンスクリニックでは採血するだけで膵臓がんと乳がんのリスク判定検査を行っています。
血液は広島大発のベンチャー・ミルテルに運ばれて判定されます。血液から検査するのはマイクロRNAと呼ばれるもの。病気になると変化する小さな遺伝子です。2,500種類あるといわれるマイクロRNAからすい臓がんに関わる5種類を選び判定しています。 27,000円。
神戸のベンチャー・マイテックは血液1滴で3分でがんの有無を判別するという世界初の技術を開発しました。がん細胞ができたときに血液に溶け出す「ヌクレオソーム」という物質を吸着させ光らせるという金属チップを開発し、昭和大と共同で良性腫瘍患者とがん患者の20人で解析したところがん患者のものだけが光ったということです。1年以内で国内での実用化を目指します。
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
クローズアップ現代 「あなたのがん 見つけます 〜超早期治療への挑戦〜」 2015年6月30日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【専門家ゲスト】北島政樹(国際医療福祉大学学長)
国立がん研究センターは、7万人のがん患者の血液を分析し、がん細胞が出すマイクロRNAという物質を検知する技術を確立した。ステージ0での「超早期発見」を目指しており、研究段階だが、乳がんでは90%以上の確率での発見が可能になった。
慶応大学では、唾液による超早期発見の研究に取り組む。臨床試験に参加した70代の男性は、唾液検査がきっかけでステージ0の大腸がんが見つかったが、手術によって取り除くことができた。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3677.html
きょうの健康 胃がん 最新情報「負担の少ない手術」 2015年4月28日 NHK Eテレ
【司会】桜井洋子 【講師】比企直樹(がん研有明病院 消化器外科 胃担当部長)
がんの手術では、患者さんの体の健康をできるだけ保つために、がんを取り残さず安全に、なおかつ、最小限の切除で済むよう研究が重ねられています。例えば、ICG蛍光法という技術では、赤外線を当てると蛍光を発する検査薬を用いてがんを光らせることで、必要最小限の部分のみを切除することが可能です。
胃がんの手術では、胃を大きく切り取ると胃の機能が損なわれ、ダンピング症候群などの合併症が起こりやすくなります。そこで、切除範囲を最小限にするために、腹腔鏡と内視鏡を使って、胃の外側と内側から同時にアプローチするLECS(腹腔鏡・内視鏡合同手術)という手術法が開発されました。内視鏡のカメラでがんの場所を特定して切除し、次に胃の外側から腹腔鏡で縫合するという方法です。内視鏡の「傷を縫えない」という短所と、腹腔鏡の「腫瘍の位置が正確にわからない」という短所を補完し合い、必要な部位だけを最小限に切除することができ、以前とほぼ変わらない胃の機能を残すことが可能です。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2015/04/0428.html
きょうの健康 最新情報「副作用の少ない放射線治療 2015年4月29日 NHK Eテレ
【司会】桜井洋子 【講師】平岡真寛(京都大学教授)
従来の放射線治療は、体の前後または左右から、がんを挟み撃ちにするように照射していたため、正常な組織にも放射線が当たってしまい、皮膚の炎症や消化管の出血、放射線による肺炎などの副作用が起こることがありました。それらを抑えるために開発されたのが定位放射線治療です。複数の角度から、がんのサイズに合わせた最小限の放射線を当てることで、正常な組織への不要な照射が避けられます。約5cm以内の肺がん、肝がんが対象です。
もう一つの方法が強度変調放射線治療です。照射する放射線の強さを5㎜角ごとに10段階に調節することで、ほかの臓器に当たる部分は弱く、当たらない部分は強くなるように細かく設定できます。がんのある臓器がほかの臓器に囲まれているような場合に適しており、前立腺がん、のどや鼻などの頭頚部[とうけいぶ]がん、食道がん、肛門がんなどに行われます。
さらに、呼吸のたびに位置が動いてしまう肺がんなどのために開発されたのが、動体追尾放射線治療です。マーカーとX線を利用し、動くがんの位置を正確に把握して、放射線の照射を同期させます。早期の肺がん、転移していない肝がん、すい臓がんが適応となります。
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2015/04/0429.html
がん診断、尿1滴で=線虫の習性利用−10年後の実用化目指す・九大など 2015年03月12日 時事ドットコム
がん患者の呼気や尿には、特有のにおいがあることが知られており、「がん探知犬」を使った診断手法が研究されている。しかし探知犬は育成に時間がかかり、普及には課題が多い。
九大の広津崇亮助教伊万里有田共立病院(佐賀県有田町)の園田英人外科医長らの研究チームは、体内に寄生した線虫アニサキスを手術で取り除こうとした際、未発見の胃がん部分に集まっていたことに着目した。
研究チームは、実験動物として使われる線虫C・エレガンスを用意。この線虫は犬と同程度の嗅覚受容体を持ち、好きなにおいに集まり、嫌いなにおいから逃げる習性(走性行動)がある。事前の実験で、がん細胞のにおいを好むことが分かった。
研究チームは健常者218人、がん患者24人の尿を採取。実験皿の上に1滴ずつ垂らし、線虫の走性行動を調べた結果、健常者207人と、がん患者23人を正しく判定した。がん患者をがんと診断できる確率は95.8%に達し、がんの種類や進行度にかかわらず判別できた。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015031200036&g=soc
サイエンスZERO 「がんも!老化も!? 生命を操る マイクロRNA 2015年2月22日 NHK Eテレ
【司会】江崎史恵(アナウンサー)、竹内薫 (サイエンス作家)、南沢奈央 (女優)  【ゲスト】落谷孝広 (国立がん研究センター研究所)
生命の設計図・DNAのうち、タンパク質の情報は1.4%しかないことが分かってきた。残りは何をしているのか。注目されているのは、タンパク質の情報を運ぶメッセンジャーRNAよりずっと短いマイクロRNA。人間では2500種類も見つかっていて、1種類のマイクロRNAで100以上のメッセンジャーRNAの働きを制御しているという。発生や老化、がんにも大きくかかわり、がんの早期診断の実現が期待されている。
マイクロRNAという成分を採血で採取することで13種類のガンがわかる採血がん検査を取り上げていました。
早期でゆっくり進むがんでは腫瘍マーカーでは検出できない。 マイクロRNAでは早期の診断が期待できる。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp496.html
血液から13種類のがん診断 がんセンターなど実用化へ 2014/8/18 MSN産経ニュース
国立がん研究センター(東京都中央区)は18日、血液から乳がんや大腸がんなど13種類のがんを発見できる診断システムの開発を始めると発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)が今年度から5年間で約79億円を出資し、東レ中央区)などの民間企業が検査方法の開発を支援する。
がんセンターによると、血液検査での早期発見を目指すのは、日本人の罹患(りかん)者が多かったり、同センターが重点的に研究したりしている胃がん食道がん、肺がん、肝臓がん、胆道がん、膵臓(すいぞう)がん、大腸がん、卵巣がん前立腺がん、膀胱(ぼうこう)がん、乳がん、肉腫、神経膠腫(脳腫瘍の一種)−の13種。
がんなどの疾患にかかると、血液中に含まれるマイクロRNAという物質に異常が起き、特定のマイクロRNAの数値が上昇したり減少したりするとされる。しかし、どのマイクロRNAがどのがんに関連しているかについては不明な点が多い。研究では各がん5千人、計6万5千人分の血液を解析し、関連するマイクロRNAを特定。数値を解析することで、がんの早期発見につなげる。
がんセンターの堀田知光理事長は「従来のレントゲンや超音波検査に比べ患者に負担が少なく、国民の重大な疾患の早期発見につながる」と意義を強調。まずは研究が先行する乳がんから始め、人間ドックなどで導入できるよう安価で迅速、正確な判定ができる検査システムを開発する。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140818/scn14081817230002-n1.htm
おはよう日本 2014年1月27日 NHKニュース
●”遺伝子検査”その広がりと課題
個人の遺伝子を調べることで「親子関係」や、糖尿病などの「病気のなりやすさ」、ダイエットや美肌などの「体質」、さらに「運動能力や芸術の才能」までわかる、という遺伝子検査ビジネスが急速に広がっています。遺伝子検査の広がりと、検査の限界や問題点をお伝えします。
乳がんの遺伝子検査は主に遺伝が原因で起きる「家族性乳がん」が遺伝しているかどうかを調べるために行われています。この乳がんの遺伝子検査は、アメリカの企業が開発したもので、乳がん卵巣がんに関連した遺伝子を検査します。
乳がんを調べる遺伝子はBRCA1、BRCA2の2つです。この遺伝子のどちらかに生まれつきの変異があると、乳がん卵巣がんになる可能性が高まります。

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健康カプセル! ゲンキの時間  2013年6月9日 TBS
【司会】三宅裕司渡辺満里奈 【レポーター】深沢邦之
▽がんが見える薬とは
東京大学大学院医学研究科の浦野泰照医師が、2年前にがん細胞だけを光らせることに成功した。手術のときがんにスプレーをかけると「GGT」という酵素が光る。
▽身体にやさしい「ラジオ波治療」
順天堂大学の椎名秀一朗医師が行う手術は肝臓がん治療。局所麻酔のみで、メスを入れるのはわずか2mm程度。
http://www.tbs.co.jp/program/cbc_genki.html#midokoro
知りたがり! 「肺がんの早期発見」 2013年1月21日 フジテレビ
【レギュラー出演】伊藤利尋住吉美紀柴田理恵渡辺和洋、田村勇人、田村淳、石本沙織、藤原敬之、高橋真麻黒田治 【ゲスト】宮家邦彦、山内昌之渡辺俊一(国立がん研究センター中央病院呼吸器外科医長)
肺がんの検査は、ほとんどの地方自治体で無料でX線検査を受けられる。しかし、それだけでは肺がんを見落とすケースがある。
年間300例の肺がん手術を行う国立がん研究センター渡辺俊一医師はX線検査には、がんが写らない死角があると指摘する。
検査の結果、何も問題がないように見えるX線写真。しかし、胴体を輪切りに撮影するCT写真を撮ってみると、写っていたのは直径4.5センチの大きな肺がんだった。X線写真では、心臓の陰に隠れてとらえることができなかったのだ。肺がんの早期発見は少しお金はかかるが、CT検査のほうが確実とのことだった。
http://www.fujitv.co.jp/shiritagari/index.html
モーニングバード 2012年9月10日 テレビ朝日
【レギュラー出演】久保田直子井口成人前田典子大西洋平小松靖、所太郎、石原良純赤江珠緒青木理
▽がん治療の最前線 樹状細胞ワクチン療法、PET-CT検査、ダ・ヴィンチ手術
●樹状細胞ワクチン療法
東京ミッドタウンクリニックの田口淳一院長にがんの免疫療法という新しい療法について尋ねる。体の中にあるリンパ球はがんの細胞を見逃す傾向があるが、樹状細胞はがんの存在をリンパに教えることができる細胞である。そのような樹状細胞を増やす「樹状細胞ワクチン療法」が新しい免疫療法である。樹状細胞を体から採取し、がんの特徴を覚えさせながら培養させ、体の中に戻す方法だという。国立がん研究センター中央病院の藤原康弘医学博士は5年後、10年後には一般的な療法になるだろうと期待しているという。
●PET-CT検査
新百合ヶ丘総合病院の笹沼仁一にがんについて尋ねる。がんとは遺伝子レベルの異常が起きた時に異常細胞がたくさん生じる病気。
最新のがん発見装置PET-CTを紹介。PET、CTという2種類の画像を組み合わせることによりがんを発見するという。怪しい影とがんの特徴となるブドウ糖の異常発生を組み合わせて発見に繋げるといい、3mmのがんまで発見できるという。
ダ・ヴィンチ手術
外科手術マシン、ダ・ヴィンチを紹介。医師は3Dの映像を見ながらロボットアームを遠隔操作。ダ・ヴィンチは手ブレを補正し、操作を再現する。神経を傷付けずに治療を行うために、このようなロボットは必要不可欠だという。
先端のがん治療ロボ、サイバーナイフを紹介。従来の機械より細い放射線を1200方向から発射し、健康な細胞への影響を最小限に治療するという。また、患者が動いても自動追尾するシステムもついている。
http://kakaku.com/tv/channel=10/programID=25952/episodeID=589501/
東大など、がん細胞光る試薬開発 1ミリでも発見可能 2011年11月25日 asahi.com
スプレーして1分ほどでがん細胞を光らせて場所を把握できる試薬を、東京大学の浦野泰照教授と米国立保健研究所(NIH)の小林久隆主任研究員らが開発した。1ミリほどの微小ながんでも見分けることができるため、外科手術や内視鏡手術でがんの取り残しを減らし、再発防止につながると期待されている。
http://www.asahi.com/science/update/1124/TKY201111240088.html
がん治療法の未来 ギズモード・ジャパン
黒い点々が上の写真にあります。その点々こそががんをやっつけてくれるかもしれないヒーロー、小さな小さなロボットナノボットです。ナノボットは体内に入ると、がん細胞にパンチを喰らわせ、がん細胞をピンポイントでやっつけてくれるそうなんです。
http://www.gizmodo.jp/2010/03/post_6915.html
NEWSアンサー 「最先端医療(2) アルツハイマー 予防目指して」 2011年10月4日 テレビ東京 動画あり
医療や年金など、暮らしにかかわるテーマをお伝えするライブズ。今週は最先端医療です。きょう取り上げるのは、100万人以上の患者がいるとされるアルツハイマー認知症。今年相次いで3つの新薬が発売され、治療への期待が高まる中、アルツハイマーを発症する前に見つけて予防を目指す、そんな研究が始まっています。
PET検査による早期診断が取り上げられた。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/lives/post_8117/
新しいPET検査−治療説明− PET検査ネット
通常のレントゲンでは発見が難しかった小さながんまで発見が可能なPET検査ですが、より精密に、より早期にがんをみつけるため、日々新しい技術が導入されています。
基本のPET検査としくみや流れは同じですが、より精度の高い検査が可能になった新しい機器と技術をご紹介します。
http://www.pet-net.jp/pet_html/treat/newest.htm
MRIってどんな検査をするの?
脳梗塞、脳腫瘍、脳動脈瘤など、肝臓がん、膵臓(すいぞう)がんなど、卵巣がん子宮筋腫子宮内膜症など、前立腺がんなど、椎間板ヘルニア、靭帯断裂など
MRIは(磁気共鳴画像)の名の通り、人体に磁気を当て画像を撮影する装置です。
http://www.tsukuba-chuo.jp/ci/index2.html
生化学検査(血液検査)とは
生化学検査とは、血液中に含まれている様々な成分を分析して病気の診断、治療の判定などに利用します。主に、それぞれの要素だけではなく、複数の検査の組合せで診断します。また、特徴として調べる臓器によって検査項目が異なります。
・肝臓機能・胆のう機能・脾臓機能の血液検査
・腎機能の血液検査
・筋肉関連の血液検査
・脂質代謝関連の血液検査
・尿酸代謝検査
電解質検査
・炎症反応検査(CRPなど)
・がん検査(腫瘍マーカー
http://www.medical-examination.com/blood/item/seikagaku.htm
遺伝子検査・がん遺伝子検査
がん健診はここまで進んでいます。PET検査で不可能と言われる5mm以下の微小がんやがんの前段階の遺伝子異常までも発見します。
がんは遺伝子のキズが重なって出来た病気です。遺伝子のキズを高濃度ビタミンCなどで治すことで、がん化は防げます。これが21世紀のがん予防医療です。早期発見から積極予防へ!
http://www.a3-clinic.com/inspection/gene_cancer.html
腫瘍マーカーとは
腫瘍は細胞の一部が変異し異常分裂して出来た塊です。腫瘍には良性と悪性があり、悪性の腫瘍ががんです。腫瘍マーカーとは正常の細胞の時には少数しか見当たらない特殊な物質の事を言います。腫瘍ではこの物質が大量に作られ、血液中に流れ込みます。血液を検査しその物質の値によって目安にする検査です。腫瘍マーカーはがんが出来た部位によって作られる物質が違いますが一部の腫瘍マーカーは、がん以外の疾患や喫煙など生活習慣でも値が高くなる事があり複数の腫瘍マーカーを併用する事で補います。
http://www.mi-center.jp/newpage2.html
血液検査の炎症反応とは
血液検査において炎症反応が起きているかどうかは、血沈や白血球、CRP等の数を見ることで判断します。CRPとは英語「C-reactive protein」の頭文字を取ったもので、日本語でC反応性蛋白と呼ばれます。炎症反応の判断には特にCRPがよく用いられるようです。
CRPで説明しますと、体に炎症反応が起きている時は血中にこのCRPが多く現れます。つまり、炎症の程度が強いほどCRP値は高くなるということです。
CRPは、日本では一般的な血液検査でも計測される項目となっています。CRPの正常値・基準値とされる数値は0.3程度、5.0〜6.0くらいになりますと入院が必要となって来ます。
CRPが高値を示す場合、感染症や関節リウマチなどの自己免疫疾患、悪性腫瘍、外傷、心筋梗塞、胃炎・腸炎などの病気であることが考えられます。
http://www.cbunbun.com/enshouhannou/
『21世紀の大発見!』 びっくりデータ情報部/編集 河出書房新社 2010年発行
1ミリ以下のがんの発見がついに可能に! (一部抜粋しています)
日本人の死因第1位は、いわずと知れた「がん」である。このがん治療でもっとも有効なのは早期発見であるため、小さながんでも発見可能な医療技術がもっとも重要になってくる。
現在、がんを見つける検査法にはPET(陽電子放出断層撮影)、CT検査(コンピュータ断層診断)、MRI検査(磁気共鳴画像診断)、エコー(超音波検査)、生化学検査、内視鏡検査などがある。
その中のPETとは、がん細胞に目印をつけて光らせ、がんを早い段階で見つけようという検査。従来のX線やCT、MRIなどは形からがんを見つける検査だが、PET検査は、がん細胞がブドウ糖を取り込むという性質を利用してがんを発見する方法である。
ブドウ糖に似た物質に目印をつけて体内に注射し、しばらくしてから全身をPETで撮影すると、ブドウ糖に似た物質が多くあつまるところがわかり、がんを発見できるという仕組みになっている。
このPETは「全身の小さながんが発見できる。がん検診の切り札」といわれてきた。だが読売新聞に掲載された、国立がんセンターの最近の調査では、PETによる検診で85%のがんが見落とされていたことがわかった。がん細胞に取り込まれて目印をつけるはずの分子の一部は、取り込まれずに正常な細胞の周囲にまで広がるため、小さながんは身落とされてしまう場合があるのだ。
そこで2009年、東京大学大学院薬学系研究科の浦野泰照准教授らの研究グループは、これまで見逃されてきた小さながんも発見できる方法を新たに開発し、「ニュートン」で紹介されている。その方法とは、がん細胞に取り込まれたときのみ光を出す特殊な分子をつくり、細胞外の分子の光にもまぎれることがないようにするというもの。これによって、1ミリ以下のがんの発見も可能になったのである。
さらに、がん細胞に直接注射してがんを殺すという手術法も、正常な細胞を傷つけずにスムーズに行えるようになった。
がん治療法は、ほかにも進んでいる。2009年には、名古屋大学の生田幸士教授らが、細胞と同じサイズのナノロボットを開発した。10マイクロメートル(マイクロは100万分の1)という超小型の)ナノロボットは、光を使かった遠隔操作によって細胞の中に入り込み、細胞の性質を調べたり手術したりする。ナノロボットによってがん細胞の性質が調べられれば、どんながんの克服も夢ではなくなる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
http://space.geocities.jp/hhiratsuka2005/
ぼけっと、『21世紀の大発見!』という本を見ていたら、「1ミリ以下のがんの発見がついに可能に!」というのがあった。
つい最近まで、PETでがん検診というのが話題になった。
しかし、このPETでがん検診では1ミリぐらいの早期がんは見過ごされることが多いのだという。
昨日、佐倉にあるT病院に行ってきた。
月1回、糖尿病と大腸炎の薬をもらいに行くのだが、一番最初に血液検査を行う。血液検査の項目の中にCRPというのがある。CRPは大腸や肺などの炎症度を検査するものだ。がんになる前の血液検査だ。この値が大きくなると、今度はがん検査(腫瘍マーカー)を行うことになるのだろうか。
先日、俳優の原田芳雄さん(71歳)が上行結腸がんで亡くなった。私みたいに月1回検査を受けているのと違って、忙しい原田さんはこんな検査をしていなかったんだろうなと思う。このCRP検査だって、糖尿病などの血液検査のついででやっていればいいことなのだ。
血液検査で体の異常のほとんどが分かる時代になってきた。
3月に、テレビ朝日中居正広の怪しい本の集まる図書館』の番組で「がんの場所が光るクスリがある」を観た。
がんの場所が光るクスリがある!? ⇒ 白 (本当)
「テロメスキャン」という薬は体内に投与すると、がんの部分だけが光って見える。テロメスキャンはウィルスでできている。光る秘密は2008年ノーベル化学賞受賞したボストン大学名誉教授の下村修博士がオワンクラゲから発見した発光物質・緑色蛍光たんぱく質(GFP)にある。
がんの検査にまつわるウワサ
ある病院で男性の患者ががんの診察を受けている映像が出てきた。
先生、「ではこれから、がんの検査を行います」
患者、「お願いします」
患者はこれから始まるであろう長い検査を思い、不安が・・・
先生、(錠剤の入ったシートを出して)「ご心配なく、これを飲むだけですから」
医者が取り出したのはひとつの薬のみ。
患者、「え。他に、検査とかないんですか?」
皆さんは、こんな都市伝説を聞いたことがありますか?
先生、「心配いりませんよ。これだけで分かるんです」
がんの場所が光るクスリがある!?
医学の常識を覆すような話だが、果たしてこのウワサは「白」なのか、「黒」なのか。
       ・
がんの場所が光るクスリがある!?
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の藤原俊義教授が解説する。
藤原教授、「このウワサは『白』です。これが『テロメスキャン』という薬です。この薬を体内に投与しますと、がんの部分だけが光って見えます。動物レベルで安全かどうかを確かめている段階です」
たとえば、がん細胞をマウスに(注射液で)この薬を投与して特殊な光をあてて、すると、
暗い状態で光にあたったマウスががんのある部分だけ緑色に光っている映像が出てきた。
ご覧のとおり、がんの部分だけが「緑色」に光る!!のだ。
この薬のおかげで今までは分かりにくかったがん細胞の細かい位置が一目瞭然に!
これによって、がん手術の摘出部分を最小限に止めるだけでなく「転移の有無」まで確認することができるという。
がんを光らせる薬 テロメスキャン
この薬、どんな成分なのか。
藤原教授、「テロメスキャンというお薬は、実はウイルスで出来ています」
何と、がんを光らせる薬の正体はウイルスだった。
このウイルスは特殊な光をあてると緑色に光る。ウイルスががん細胞のみで増殖するため、がんの部分のみを光らすことができる。そしてその光る秘密とは? 実は日本人ノーベル化学賞受賞の下村修博士がオワンクラゲから発見した発光物質(GFP)にあるのだ。現在、動物実験などでの実験段階で10年以内の実用化を目指して開発中だとのこと。
まだ実験段階ですが、番組では「白」と認定します。
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テロメスキャンでがんが転移しているかどうかまで分かるというだからすごい。
何か、すごい時代になってきたなあ。