じじぃの「食料高騰時代・爆食中国!20年後の世界」

2030年中国のGDPは世界の24%に 2011/01/21 経済的自立応援ブログ
名目GDP世界シェア
      2009年(IMF) 2030年(内閣府推計)
日本    8.8%      5.8%
中国    8.3%     23.9%
インド    2.2%      4.0%
http://lowcostinv.blog109.fc2.com/blog-entry-275.html
世界銀行によれば、燃料価格の上昇と相次ぐ天災により食品価格が1年間に36%も高騰し、貧困層が急増(ABC News) 2011年4月15日 FOOCOM.NET
食品価格の高騰で、貧困ライン以下の人が4400万人も増加。日本では地震被害や原発事故にメディアの関心が向き、円高も手伝って食品価格の高騰にあまり関心が向けられていないが、海外では大騒ぎ。
http://www.foocom.net/secretariat/news2/3705/
中国は世界一の大豆輸入国=大豆油、飼料 2011-06-02 C株で稼ぐ
中国食品企業 海外に投資
ブラジルで大豆向け農地取得
仏やチリのワイナリーを買収
高品質商品の確保狙う
中国の食料・食品企業が対外投資を加速している。海外の農地を取得したり、食品企業をM&A(合併・買収)したりする動きが活発化。経済成長に伴う内需拡大に対応するとともに、消費者ニーズの変化に合わせて品質や安全性の高い食品の調達先を広げるのが狙い・・・・
中国は世界最大の大豆輸入国。2010年の輸入量は前の年を28.8%上回る5480万トンに達した。経済成長とともに大豆油の消費と飼料用需要が急増している・・・
http://ameblo.jp/kouryu1093/entry-10910628244.html
クローズアップ現代 迫る“食料高騰”時代 2011年7月20日 NHK 動画あり
【キャスター】森本健成 【コメンテーター】丸紅経済研究所代表 柴田明夫
じわじわと食品の価格が上がり続けている。今月1日に大手食品メーカー数社がパンやパスタなど小麦製品の値上げに踏み切ったのをはじめ、大豆、卵なども値上がり傾向にある。世界的な食料不足で輸入穀物が高騰しているのだ。背景には中国・インドなど新興国の需要急伸があり、国内の食品メーカーや畜産農家の間では、このまま穀物相場の「高止まり」が続くとの危機感が広がっている。そんな中、大手スーパーが豆腐用大豆の直接栽培に踏み切ったり、農業ベンチャーと総合商社が提携して家畜飼料用トウモロコシの生産を行うなど、「国産」にビジネスチャンスを見出す動きもある。食料価格「高止まり」時代のこれからを考える。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3075
海外ネットワーク ソマリア飢きん 2011年7月23日 NHK 動画あり
【キャスター】二村伸、小林千恵 【ゲスト】パックン
干ばつに見舞われているのはアフリカ北東部、「アフリカの角」と呼ばれる地域です。中でも深刻なのがソマリアです。ソマリアでは1991年に内戦が激化してバーレ大統領が国外に逃亡。以来20年間、中央政府が存在せず、無秩序・無法状態が続いてきました。
そのソマリアに対して国連は20日、「飢きん」の発生を宣言しました。「飢きん」は、国連が定義した5段階の飢えの状態で最も深刻なもので、
▼20%以上の世帯が食糧不足に直面し、
▼急性栄養失調にかかる率が30%を超え、
▼1日に1万人あたり大人2人以上が死亡している状態をさします。
飢きんが宣言された場所はソマリア南部の2つの州で、国連によれば、すでに栄養失調率は50%を超え、数万人が死亡。また、全人口の4割にあたる370万人が危機的な状況にあり支援を必要としているということです。東アフリカ全体では1千万人以上が生命の危機にさらされているとも言われます。すでにソマリアでは4人に1人が国外に逃れたか国内避難民となっています。隣国ケニアの難民キャンプには、毎日1000人以上がソマリアから逃れてきており、収容可能な人数の3倍以上の35万人が滞在するキャンプもあります。ケニアの首都ナイロビで記者会見したボーデン国連ソマリア人道調整官は「今行動を起こさなければ、2ヵ月以内にソマリア南部全体に飢きんが拡大しかねない」と警告しました。
http://www.nhk.or.jp/worldnet/tomorrow/2011/0723.html
大人ドリル 「日本もピンチ? 世界の食料問題」 2011年7月25日 NHK
【司会】加藤浩次、渡辺 満里奈 【NHK解説委員】岡部徹、加藤青延、合瀬宏毅
パンや麺類の相次ぐ値上げを招いた穀物価格の高騰。世界に忍び寄る食料危機に、加藤浩次が鋭く切り込む。“胃袋が急激に膨張する中国”の行く末は? 遺伝子組み換え作物で世界を圧倒する米国の戦略は? 輸入に頼り切った日本の食生活はどうなる? 今回は、食料問題のエキスパート、3人のNHK解説委員が登場。いつにもまして過激な加藤は、日本の食料政策に異を歌え、解説委員に徹底反論! 私たちの食に未来は見えるのか?
.高騰し続ける世界の食料価格。今後10年間で何%まで値上げされるとみられているか?
①10%   ②20%   ③30%
答えは③30%
OECD経済協力開発機構)では、平常時の気象が続いた場合でも、今後10年間で穀物は最大20%、食肉は最大30%程度値上がりすると予測している。
.世界の穀物生産量は年間約22億トン。この22億トンで養える人口は?
ちなみに世界の人口は約70億人です。
①50億人   ②70億人   ③100億人
答えは③100億人
穀物1㎏を3600カロリーと計算して、一人当たり穀物から1日2000カロリーを摂取すると考えると、現在の人口よりはるかに多い100億人を養える計算になります。では、なぜ足りなくなるのか?それは、バイオ燃料や家畜のえさなどに穀物が使われているからです。
.遺伝子組み換え技術はアメリカの得意分野。ではアメリカ産の大豆のうち、遺伝子組み換え大豆は何%?
①52%   ②76%   ③93%
答えは③93%
ちなみに、トウモロコシも86%が遺伝子組み換え技術で生産されている。
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20110725-21-03228
『知りたがり!』 フジテレビ 2011年2月9日
【司会】伊藤利尋渡辺和洋 【ゲスト】 堀ちえみ北斗晶橋本志穂 【コメンテーター】東京大学東洋研究所教授 池本幸生
家計直撃!? コーヒー大手4社が一斉値上げ
食用油・砂糖・小麦も・・・ なぜ食料価格が高騰しているの?
      ・
伊藤 ブラジルが豊作だったら、量は足りているわけですね。それじゃ、何でなんだ。次の理由。世界の台所事情に変化が起きている。
世界の台所事情に変化 → BRICs急成長
消費量の推移 ブラジル 大幅な伸び
          ロシア  大幅な伸び (ここ数年は小幅)
          インド   小幅な伸び
          中国   大幅な伸び
池本 ブラジルは生産国ですけど消費量が伸びて、そのうちアメリカを抜いて世界一の消費国になるだろうと言われています。これらの国が豊かになってコーヒーを飲むようになった。
伊藤 中国では今、コーヒーカフェがブームなんですね。
池本 それだけお金持ちが増えていることだと思います。
伊藤 ちなみにBRICs4ヵ国で世界人口の4割を占める。インドと中国が多いですけど。これまでコーヒーを飲んでいなかった国の人達が一気に飲むようになった。世界生産量約834万5000トンのうちBRICsが18.7%、約2割を消費している。他の農作物に対しても同じことが起きている。
他の農作物にも影響
・砂糖  (経済成長のバロメーター)
・小麦
・大豆
池本 砂糖はコーヒーなどに入れますよね。そういういろんなものに入れるということで「経済成長のバロメーター」と呼ばれています。
伊藤 砂糖、小麦、大豆。特に大豆は、中国で今まで輸出していたのが輸入国になった。このことで日本に入る量が減るということになってきた。新興国やアフリカが豊かになっていくと、農作物の奪い合いになってしまう。
池本 そのうち生産が足りなくなれば、奪い合いになります。
北斗 国と国が仲悪くなったら、お前の国に輸出してやんねえぞということになりますね。
伊藤 コーヒーの価格が周期で値上がりすることは分かったが、1994年の霜害の後、ボンと上がっているのは何なんだ。不作の年ではなかった。BRICsが急成長しているタイミングでもない。ここで何があったのか。アジアの通貨危機があったということです。
池本 アジアの通貨危機は投機があった。その投機の一部がコーヒーの市場に入ったと言われています。
伊藤 今回のコーヒーの値上がりはアメリカの投機マネーが景気対策に回り、そのマネーの一部が市場に流れたとも言われている。
      ・
伊藤 チュニジア、エジプトで政変がありましたけど。この食料品の価格の高騰が影響しているんですか。
池本 食料品が世界的に上がるので、こういう国でも食料品が上がり、その影響を受けて、一般民衆の不満が高まったという説があります。
伊藤 この値上がりの影響は先進国よりも、発展途上国の方が大きいですね。
http://blog.fujitv.co.jp/shiritagari/D20110209.html
どうでもいい、じじぃの日記。
2月9日のフジテレビ 『知りたがり!』より
「ちなみにBRICs4ヵ国で世界人口の4割を占める。インドと中国が多いですけど。これまでコーヒーを飲んでいなかった国の人達が一気に飲むようになった。世界生産量約834万5000トンのうちBRICsが18.7%、約2割を消費している。他の農作物に対しても同じことが起きている」
BRICsが今の2倍成長すると、世界の農作物の4割を消費することになる。
そのうちの中国が占める消費量はどれぐらいになるのだろうか。
20年後の世界はどうなっているのだろう。
まあ、どうでもいいか。