夢の扉+ 「世界が注目!がんをピンポイントで“兵糧攻め”!」 2015年10月4日 TBS
【ナレーター】向井理 【ドリームメーカー】堀信一(ゲートタワーIGTクリニック 院長)
大阪、泉佐野市―。末期がんの患者が、皆明るく笑顔で話す病院がある。
そこで行われている、ある“画期的ながん治療”に希望を見出すからだ。
それは、がんの“兵糧攻め”!がんに至る血管を特定し、その血管を塞ぐことで、がん細胞に栄養を与えないようにして弱らせる、という方法だ。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/archives/20151004.html
血管内治療最前線ルポ:がんサポート情報センター
保険のきく唯一の医療機関「ゲートタワーIGTクリニック」最前線ルポ。血管内治療を駆使して患者の症状緩和・QOL向上を図る
http://www.gsic.jp/other/ot_01/01/02.html
血管内治療 肝臓 ゲートタワーIGTクリニック −Q&A−
http://www.igtc.jp/qa.html
堀信一 医師 / ゲートタワーIGTクリニック院長 インタビューサイト SMPY
http://smpy.jp/int/int0022_a.html
肝細胞がんに対する動脈塞栓術
http://www.jsivr.jp/people/tae/tae_Q.html
血管塞栓術によるがん治療 ESPERANZA
http://machupicchu2010.blog137.fc2.com/blog-entry-181.html
ベバシズマブ ウィキペディア(Wikipedia)より
ベバシズマブ(bevacizumab)は、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)に対するモノクローナル抗体である。VEGFの働きを阻害することにより、血管新生を抑えたり腫瘍の増殖や転移を抑えたりする作用を持つ。分子標的治療薬の一つであり、抗がん剤として使用される他、加齢黄斑変性や糖尿病性網膜症の治療薬として期待されている。
ベバシズマブを用いた製剤はスイスのロシュ社と、その子会社であるジェネンテック社によって製造され、「アバスチン(Avastin)」の商品名で販売されている。
一方アメリカでは2011年11月、「高血圧や出血などの副作用がある一方で、明確な治療効果が確認されない」として、それまでアバスチンに認められていた乳がん治療への適応が承認取り消しとなった。
【日本での承認・販売】
2006年(平成18年)4月21日、中外製薬が製造販売承認を厚生労働省に申請し、翌2007年(平成19年)4月18日「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」の治療薬として製造販売承認を受けた。
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サイエンスZERO 「がんを制す! 知られざる血管の攻防戦」 (追加) 2013年5月12日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央、竹内薫、中村慶子 【語り】江藤泰彦 【ゲスト】佐藤靖史(東北大学加齢医学研究所教授)
人類最大の敵「がん」。そのケタ外れの生命力を支えているのは、がん組織が自ら働きかけて作り出した、膨大な血管網。実は今、この血管を絶つことでがんを死滅させる治療法が、大きな期待を集めています。狙いは、がん細胞が血管をおびき寄せるために放出する「ある物質」。これを妨害すれば、がん細胞をいわば「兵糧攻め」にできるのです! 40年以上にわたって、人類ががんと繰り広げてきた、血管をめぐる攻防戦。その最前線です!
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp425.html
『ワイド!スクランブル』 2011年7月21日 テレビ朝日
【キャスター】大下容子、寺崎貴司 【レポーター】長谷川まさ子
特集 「あなたを救う! 医療最前線 〜がんとの“共生”を目指す!? 逆転発想の新治療に密着」
日本人の死亡原因の第一位である病気「がん」。そのがんとの“共存”を目指すという治療法が、いま注目を集めています。その名は『血管塞栓術』。 がん細胞というのは血管から栄養を受けて成長するものなのですが、そこにつながる複数の血管を特殊な物質で遮断することによって血流を低下させ、がんを“兵糧(ひょうろう)攻め”にしてしまうわけです。この治療を行なっているゲートタワーIGTクリニックの堀信一院長は「たとえ体内にがん細胞があっても、悪さができないように押さえ込むことさえできれば問題はない」と語ります。
この治療は、直径0.5mm弱という極細のマイクロカテーテルを太ももから挿入して行なうため、傷跡も最小限で済み、患者の身体的負担や副作用も少ないといいます。カテーテルは遠隔操作で細かな動きが可能で、管を通して抗がん剤を患部にピンポイントで投入することもできるそうです。堀院長のもとには現在、従来の治療法では手の施しようがないとされた患者さんたちが年間1000人ほども訪れているといいます。
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
どうでもいい、じじぃの日記。
7/21、テレビ朝日 『ワイド!スクランブル』で特集 「あなたを救う! 医療最前線 〜がんとの“共生”を目指す!? 逆転発想の新治療に密着」を観た。
大体、こんな内容だった。 (手抜きしている)
がんの治療法といいますと、このようないくつかの方法があります。
がんの治療法
・外科療法(手術)
・化学療法(抗がん剤)
・放射線療法
今日は今、新たに注目されている治療法に密着しました。何とがんを「兵糧攻め」にするんです。
宮尾すすむさんが得意のポーズをとっている映像が出てきた。
原田芳雄さんが映画のスタッフと一緒に記者会見している映像が出てきた。
児玉清さんが大写しになった写真の映像が出てきた。
宮尾すすむさん(77歳)食道がん、原田芳雄さん(71歳)上行結腸がん、児玉清さん(77歳)が胃がんで亡くなった。
大物芸能人たちの命を奪ったがん。その病魔との共存を目指す、あるがん治療法が今注目されている。
自宅の部屋でピアノを弾いている女性の映像が出てきた。
ピアニスト荒井真理さん(64歳)がすがるのは新しい発想のがん治療だ。
左胸に2.5㎝大の腫瘍が見つかり左乳房を全摘出したのだが、2度にわたり、がんは再発。その後がん細胞は胸の内部から皮膚の表面に、さらに右の胸にまで転移し、がんの手術が困難な状態になってしまったという。
荒井さんが大阪のりんくうゲートタワービル内にあるゲートタワーIGTクリニックを訪れる映像が出てきた。
荒井さんの治療を担当するのはゲートタワーIGTクリニックの堀信一院長。堀氏が行っているのが「血管塞栓術」という注目のがん治療だ。
取材スタッフ、「先生が行っている塞栓術(そくせんじゅつ)とはどういう手術なんですか?」
堀院長、「がんを兵糧攻めにしてしまう治療法です」
血管塞栓術の画像が出てきた。
血管塞栓術のポイントは兵糧攻め。がんの細胞は血管から栄養を摂り成長する。そこでがん細胞とつながる複数の血管を特殊な物質で遮断することでコントロール。血流を低下させることでがんの成長を遅らせたり、さらには抗がん剤などの投与がピンポイントで行えるといったメリットがあるのだ。
複数の血管を「特殊な物質」で遮断。
がんの成長を遅くしたり、抗がん剤を直接投与する。
堀院長、「がんと言ったって、体中に散らばって悪さをしなければ人間は生きていくのに何も問題はないんですよ。我々が一番目指しているのは、無くすことができないならば大きくならなければいいという考えでいることです」
直径わずか2mmのカテーテル。これを血管に通し、援護したり、抗がん剤の投与を行う。
堀院長、「そこからまた、マイクロカテーテル(直径0.5mm弱)を出していくんです。マイクロカテーテルを出していくと、こんなにずうと出ていって、このマイクロカテーテルの向きを変えて自分の目的のところに送りこむんです。この中から薬を出していくんです」
カテーテルからさらに細いマイクロカテーテルを出し、その中から薬の溶剤が出てくる映像が出てきた。
マイクロカテーテルの登場で可能となった血管塞栓術。ふとももにカテーテルを入れるための傷しか残らない。また、がんだけに直接抗がん剤を投与できるため副作用も少ないという。
このクリニックでは年間およそ1000人の患者が血管塞栓術の治療を受けているのだという。
堀院長が患者に治療前と治療後の写真を出し、比較しながら説明している映像が出てきた。
堀院長、「明らかに小さくなっています。治療の効果が効いたという判断です」
56歳のこの男性は2年前肺がんを発症し、手術するが再発。他の病院でもうできる治療がないと宣告され、血管塞栓術を決意したという。7回に及ぶ治療の結果がんは3分の2ほど小さくなった。
60歳代のこの女性は1年前に肝細胞がんを発症。さまざまな治療を試みたが改善が見られずここに来たという。彼女が受けた血管塞栓術は月3回。肝臓のがんは90%壊死したという。
堀院長、(患者に対して)「理想を言ったら完全に消えるほうがいいけど、消えなくてもOKと思ってくれる?」
女性の患者、「共に生きていきます。がんちゃんと」(笑)。
完治ではなく、がんとの共存。それが血管塞栓術の目指すがん治療だ。
ピアニスト荒井真理さんが病室で手術に向かうための準備をしている映像が出てきた。
荒井さんはこの日3回目の血管塞栓術の治療を受けることに。今日行われる手術は荒井さんの要望で6ヵ所のがんに通じる血管にカテーテルを挿入して抗がん剤を注入、さらにその後がんに通じる血管を塞ぐことでがんへの栄養を遮断し、抗がん剤と「兵糧攻め」のダブルパンチを与えようというのだ。
血管塞栓術の手術に密着した。
血管の中をカテーテルが進んでいく。そしてマイクロカテーテルから薬がピンポイントで少しずつ注入していく映像が流れた。
堀院長、「荒井さん、どう? 今ピリピリする?」
荒井さん、「いえ、大丈夫です」
血管塞栓術の手術は部分麻酔で行われるため、患者と会話しながら手術ができる。状態を確認できるのも大きなメリットだ。
堀院長、「荒井さん、終りました」
この日の手術は2時間で終了、その3時間後には洋服に着替えた姿で、
荒井さん、(気分が良さそうに)「不思議に普通になるんです」
血管塞栓術の手術費用 10万円〜 (保険適用3割負担)
術後、胸の腫瘍は小さくなり、状態は良くなっているという。先月は念願のピアノリサイタルができるまでに。
荒井さん、「進行がんなので、私の場合はいかに(がんと)共存していくか。やっぱり体に負担がなくて、良い状態で共存できればうれしい」
血管塞栓術の適応にならないがん
・脳腫瘍
・白血病
・リンパ腫
・骨髄腫瘍
これらのような腫瘍が固まりを作らないタイプのものは難しいということで先生に相談してください。
じじぃの感想
「血管の中をカテーテルが進んでいく。そしてマイクロカテーテルから薬がピンポイントで少しずつ注入していく映像が流れた」
これで、がんちゃんも死んでくれればいいのに。