じじぃの「抗がん剤を使わないがん治療・血管内治療!医心伝身」

新生血管 (clinica-et.com HPより)

夢の扉+ 「世界が注目!がんをピンポイントで“兵糧攻め”!」 2015年10月4日 TBS
【ナレーター】向井理 【ドリームメーカー】堀信一(ゲートタワーIGTクリニック 院長)
大阪、泉佐野市―。末期がんの患者が、皆明るく笑顔で話す病院がある。
そこで行われている、ある“画期的ながん治療”に希望を見出すからだ。
それは、がんの“兵糧攻め”!がんに至る血管を特定し、その血管を塞ぐことで、がん細胞に栄養を与えないようにして弱らせる、という方法だ。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/archives/20151004.html
がんの血管内治療 クリニカE.T.
がんのまわりには”腫瘍血管”と呼ばれる動脈と静脈が絡まった拍動するポンプのような異常血管が出来ています。
がんは栄養を摂取するため近くの動脈から新生血管を引き寄せます。
足の付け根からカテーテルを挿入し、がんの新生血管に接近し、薬剤を投与します。
薬が効き、新生血管が閉じられる。がんは栄養補給路を断たれ、縮小し、やがて消滅する。これが血管内治療です。
http://clinica-et.com/cure1.html
サイエンスZERO 「がんを制す! 知られざる血管の攻防戦」 2013年5月12日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央竹内薫中村慶子 【語り】江藤泰彦 【ゲスト】佐藤靖史(東北大学加齢医学研究所教授)
人類最大の敵「がん」。そのケタ外れの生命力を支えているのは、がん組織が自ら働きかけて作り出した、膨大な血管網。実は今、この血管を絶つことでがんを死滅させる治療法が、大きな期待を集めています。狙いは、がん細胞が血管をおびき寄せるために放出する「ある物質」。これを妨害すれば、がん細胞をいわば「兵糧攻め」にできるのです! 40年以上にわたって、人類ががんと繰り広げてきた、血管をめぐる攻防戦。その最前線です!
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp425.html
週刊ポスト 2016年9.30号
医心伝身 難治性がんに対する新しいアプローチ「血管内治療」 (一部抜粋しています)
他臓器に転移したり、再発して抗がん剤放射線治療が効かなくなったがんに対しては、決定的な治療法がない。
こうした難治性がんに対する新しい治療として実地されているのがカテーテルを用いた血管内治療だ。
抗がん剤は、がんが正常細胞よりも増殖スピードが速いという点に注目し、速く増殖する細胞を攻撃することで治療効果をあげる。これに対し、血管内治療は、がん周囲に産生した細い無数の新生血管に継悪モクして開発された。従来とは全くアプローチの方法が違う、新しいがんの治療法だ。
Clinica E.T.横浜市都筑区)の奥野哲治院長に話を聞いた。
「がん細胞の周囲には、細い新生血管が無数に生じます。無秩序に生じた動脈は静脈と結合し、ますます血液が集まるようになります。そのため、がん組織では血液が滞り、低酸素になります。この低酸素が、がんの源である幹細胞の増殖の引き金になります。ですから、がん細胞そのものではなく、周囲にある血管を減らすことによって組織に酸素がいきわたり、がんの幹細胞の増殖が静止するのではないか、と考えたのが血管内治療の出発点です」
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薬剤は、がん細胞の特性や新生血管の状況に応じて抗生物質や生物製剤、高カルシウム血症治療剤、βブロッカー、抗体製剤、抗炎症治療剤、活性型ビタミンD3、ビタミンAなどを少量ずつ組み合わせて使う。さらに、ナノサイズ(40〜120ナノメータ径の粒子)にすることで、少量でもがんや炎症を抑え、痛みも減少させる。
「この治療は、局所麻酔による日帰りで実地します。大腿分の動脈付近に麻酔をかけ、そこから細いカテーテルを挿入します。がんの新生血管の大元を発見したら、事前に調合しておいた薬剤をピンポイントで投与します。例えば、肺のリンパ節に転移している胃がんの場合は、遠い転移部から薬剤を投与し、がんの栄養補給を潰し、最後に胃の腫瘍血管にも薬剤を投与して終了します」(奥野院長)
抗がん剤は、ほとんど使用せず、少量の薬剤の調合ですむため、全身に対するダメージが少ない。また、投与して数分で新生血管は消滅する。1回ないし、数回の投与で寛解した症例もある。
血管内治療は、かかりつけの医師と連携し、使用する薬剤や治療時期、回数などを調整する。治療法がないといわれた患者の延命や痛みの軽減効果もある新治療だ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
暇なもので、病気に関する本や雑誌をよく見ている。
がんになったらどうしよう。
がんの“兵糧攻め”!
こんな治療方法もあるんだ。