じじぃの「人の生きざま_68_渡辺・恒」

渡辺恒雄 - あのひと検索 SPYSEE
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読売巨人軍応援歌 闘魂こめて 動画 YouTube
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ナベツネ「勝手にしろ!」プロ野球開幕問題で。東日本大地震関連 動画 YouTube
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渡辺恒雄 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
渡邉恒雄(1926年(大正15年)5月30日 - )は、日本の実業家。読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆読売巨人軍会長。「ナベツネ」の通称で知られる
現在の東京都杉並区に生まれる。父は平吉、母は花。
1945年(昭和20年)4月、東京帝国大学文学部に入学。
週刊読売』(後の『読売ウイークリー』)記者を経て、政治部記者となる。『週刊読売』の記者時代、鳩山一郎脳出血で倒れたときに、鳩山邸(現鳩山会館)で張り込みをしていた。
1991年に読売新聞社社長、横綱審議委員、1999年には日本新聞協会会長に就任した。
世論の大多数が憲法改正そのものを否定していた1990年代初頭より読売新聞は憲法第9条の改正を含む改憲キャンペーンを展開し、それまで半ばタブー視されていた改憲論議の口火を切る。その後、世論調査では憲法改正自体への賛成が反対を上回ることが多々見られるようになった。
2005年、読売新聞グループ本社の会長に就任。2007年、第54回カンヌ国際広告祭で世界のメディア業界の中から傑出した人物を讃える「メディアパーソン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。朝夕刊で1400万部の世界一の発行部数である読売新聞ほか、テレビ局、出版社、プロ野球球団など広告媒体としても大きな影響力を持つグループを率いていることが評価された。
保守的な言動で知られているが、首相の靖国参拝歴史修正主義の動きには反対の立場を取っている。軍隊生活で上官に暴行を受けた経験などから日本の軍国主義に対し嫌悪感を抱いているとされる。特攻については「人間を物体としての兵器と化した軍部当事者の非人間性は、日本軍の名誉ではなく汚辱だと思わざるを得ない」と述べている。
盟友の中曽根を強引に引退させた小泉純一郎政権に対しては極めて批判的であった。

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文藝春秋 2010年8月号
的中した予言50 渡辺恒雄(わたなべつねお) 【執筆者】鷲田康(ジャーナリスト) (一部抜粋しています)
加盟できないんだよ。おれが知らない人は入るわけにはいかない
2004年のプロ野球界は、近鉄オリックスの球団合弁に端を発したいわゆる球界再編問題で大きな転換点を迎えていた。騒動は10球団1リーグ制構想、それに反対するプロ野球選手会労組のストライキ決行を経て、最終的には楽天の新規参入により12球団による2リーグ制の維持で収束することになる。その中で騒動の1つの忌点となったのが、渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長の発言だった。
最も大きな波紋を呼んだのが、当時の選手会労組・古田敦也会長に「たかが選手が」と言ったといわれる発言だった。この発言が報道されファンが猛反発。「ナベツネ憎し」「選手会援護」の流れが完全に出来上がり、その後の騒動の1つの流れを生み出すことのなる。
そしてもう1つ、騒動の最中にファンの気持ちを逆なでしたのが、堀江貴文社長(当時)率いるライブドアへの次の発言だった。
「加盟できないんだよ。おれが知らない人は入れるわけにはいかない」
近鉄オリックスの合併が進む中で、選手会の石渡介弁護士を橋渡し役に、ライブドア近鉄買収に名乗りを挙げた。そのときに渡辺会長はこう言い放ってホリエモンの球界参入に断固反対の姿勢を示したのだ。
実は発言にはいくつかの背景があった。
1つにはこのときすでに1リーグ構想が水面下で進行、オリックス近鉄の合併による球団数削減は絶対条件で、ライブドアはまさに"招かれざる客"だったわけだ。
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ライブドアは取引相手などに黒いウワサがあり、経営状態も万全とは言えない。球界に入れたら大変なことになる」
当時、取材した読売関係者は激しい表情でこう話していた。だがこの段階でライブドアの危険性は、あくまでウワサの段階だった。決定的な証拠のないまま、その参入に断固反対の意思を示さねばならなかった。そうして出てきたのが、前述の渡辺発言だったわけだ。
プロ野球というのは伝統がある。カネさえあればいいというもんじゃない。サラ金だって同じだよ。今度の人はサラ金じゃないから比較はできないけどな」
だが、この高慢な言いっぷりは、当然のごとく猛反発を買う。大阪ドームで試合を観戦した堀江社長にはファンから「堀江コール」が巻き起こり、9月7日にジャーナリストの鳥越俊太郎金子達仁玉木正之各氏らが発起人となって行われた再編反対集会では「ライブドアの参入を認めろ!」とシュプレヒコールが繰り返された。
こうしたライブドア待望論が渦巻く中、楽天との一騎打ちとなった新規参入の審査。そこでも同社排除のために、エロサイトやアダルトゲームなどコンテンツ運営が持ち出された。あらゆる手立てを尽くしてライブドアの球界参入は阻止された。
そして06年にはいわゆるライブドア事件で同社幹部が次々と逮捕され、証券取引法違反で起訴された堀江社長の"帝国"も壊滅状態となる。もし、ライブドアの参入を認めていたら、球界はこのとき再び、かってない荒波にさらされることになっていたはずだった。
一方、楽天の新規参入で12球団2リーグ制を維持すたプロ野球だが、その後は地上波の放映権料の大幅ダウンなど収益構造の見直しを余儀なくされ、球団経営という側面からは決して危機的情況を回避できていない。
あのときはあまりに早急に事を計った渡辺会長の発言で、ファンという見えない力を敵に回してしまったという側面も見逃せない。そのことで、球界は1リーグ制という最後の選択肢を自らの手で消し去ってしまった。それももう1つ、その後の10年で起こった紛れもない事実だった。

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