じじぃの「大谷翔平選手・ドジャースへ移籍・栗山英樹さんが語る!報道ステーション」

報ステ全文】恩師・栗山英樹さんが語る“大谷ドジャース移籍”への道と“これから”(2023年12月11日)

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ELzOJBhPXrs

Shohei Ohtani to the Dodgers: Reaction & breakdown to the massive move!!

動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=V_Tp7un7BmM

Shohei Ohtani in a Dodgers uniform.


Newsletter: Dodgers Dugout: How can they afford to pay Shohei Ohtani $70 million next season? They aren’t

DEC. 11, 2023 Los Angeles Times
Hi, and welcome to another edition of Dodgers Dugout. My name is Houston Mitchell and don’t obsess over how much money Shohei Ohtani is making. Think of it this way, if you are making $100,000 a year, it will take you only 700 years to make what Ohtani is making next season. See, not so bad now is it?
https://www.latimes.com/sports/dodgers/newsletter/2023-12-11/shohei-ohtani-dodgers-dugout

報道ステーション

2023年12月11日 テレに朝日
【キャスター】大越健介 【ゲスト】栗山英樹

米大リーグ、エンゼルスからフリーエージェント(FA)になっていた大谷翔平選手(29)が、ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の契約で合意した。

今年3月のワールド・ベースボール・クラシックWBC)で野球日本代表「侍ジャパン」の監督を務め、優勝を果たした栗山英樹さんは11日、ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の契約で合意した大谷翔平選手について語った。

真っ先に述べたのは“謝罪”。
「決断に時間がかかってしまい申し訳ありません」と、大きな注目を浴びた情報合戦に自ら終止符を打った。

ドジャースと契約合意した大谷翔平選手のインスタグラム全文(英語)は次の通り。

「ファンの皆さま、球界関係者の皆さま、決断するまでに時間がかかってしまったことをおわび申し上げます。次のチームにドジャースを選ぶことを決めました。まず最初に、これまで6年間サポートしてくださったエンゼルスの関係者とファンの皆さま、また今回の交渉に携わってくださった各チームの関係者の皆さまに心から感謝を伝えたいと思います。特に、浮き沈みのある中でもエンゼルスファンからのサポートと声援は私にとってかけがえのないものでした。エンゼルスで過ごした6年間は私の心に永遠に刻まれるでしょう。そしてドジャースファンの皆さん、私はチームのために最善を尽くし、自分自身が最高の状態でいられるよう常に全力を出し続けることを約束します。野球人生の最後の日まで、ドジャースのためだけでなく野球界のためにも努力を続けていきたいと思います。こうした文章だけでは伝え切れないこともありますので、詳しくは後日、記者会見で改めてお話ししたいと思います。本当にありがとうございました」

   
栗山英樹さんが語る。

ドジャースを選んだ“決め手”】

会見前ですので、本人の口から説明はありませんが、大谷選手にとって、ドジャースは色んな面でマッチしています。11年連続、プレーオフ進出している常勝軍団であること。環境面では、エンゼルスと同じ、カリフォルニア州であります。さらに、トミージョン手術をした執刀医が、チームドクターで、サポート体制が整っています。また、高校時代から大谷選手に注目し、日本ハムエンゼルスに入団する度に、ラブコールを送ってきた“大谷愛”あふれる球団です。

――一番の決め手は何だったと思いますか

もちろん自分が野球をやる環境ということで、温暖であったり、勝ちやすいなど、いろいろな条件あると思いますが、それを整理したうえで、いくつかのチームが残ったと思います。最後は、僕は“評価”だと思います。どれだけ自分のことを評価してくれますかと。額が高いということではなくて、それが次の野球界に結びつくと思っているので、そこは重要だと思っていると思います。

――なぜ、これだけの“価値”を置いてくれたと思いますか

みんな忘れがちですが、翔平は、手術をしてリハビリ中です。にもかかわらず、これだけの評価を受けた。実は、野球選手が一番マイナスになるのは、故障で試合から離れるということです。ところが、翔平は、2018年、2019年もリハビリ中でもバッターで出ていました。来年もリハビリ中でもバッターで出る。普通の選手であれば、約3年近く、試合から離れる可能性があります。ところが、二刀流だからこそ、試合に出ながら、進化し続けて、これだけのプレイヤーになった。本当の二刀流の意味というのは、こういうことだったのかなと。野球はやり続けたい、試合に出続けるという環境というのが、二刀流という形。自分が選択して前に進んだ。その素晴らしさをめちゃくちゃ感じますね。そこは、翔平、よく頑張ったなと思います。

――高校時代からドジャースが熱心にアプローチしていたということですが、栗山さんから見て、ドジャースはどんな球団ですか

歴史的に、日本の野球には貢献してくれていて、縁が深いチームであるというのは間違いないです。僕は、野茂投手のときに、ずっと見させてもらったので、無茶苦茶、近いというか。

――日本ハム時代もメジャーリーグに行く後押しをしていました。いろいろなチームが名乗りをあげるなかで、あのときはエンゼルスでした。念頭に二刀流があったからですか

二刀流がやりやすい環境であったというのは事実だと思います。ちょっとそこは微妙な言い回しになっていますけど。僕は、大谷翔平の野球は、二刀流がベースになっているべきだと思っていますので、それを進められるチームというのは、多分、本人にあったと思います。

――二刀流で復活して、勝つ。長いスパンで見据えていますよね

そういうチームはドジャースだけでなく、いくつかあったと思います。自分のことを、二刀流の選手として、どれだけ必要かと思ってもらうのが、ある意味、評価だと思うで、評価も含めて、ドジャースだったら自分の野球ができると思ったと思います。