じじぃの「歯周病は全身に悪影響を及ぼす・糖尿病?本当はどうなんだろう」

最上の口腔ケア 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=fP-lL-fy_3o
TBS「夢の扉+」10月6日 #123「究極の分析技術で健康長寿社会を」 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=N5YkH_dmcAg
口腔ケア用スポンジ

クローズアップ現代 「長寿の鍵は“口”にあり〜口腔ケア最前線〜」 (追加) 2014年12月1日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】菊谷武(日本歯科大学教授)
“毎日朝晩歯を磨く”、“口の中を清潔に保つ”こうした基本的な口のケアが、糖尿病、腎臓病、心筋梗塞、さらには認知症など全身の疾病に深く関係していることが、最新の研究で明らかになってきた。
また、ガンなどの手術の前後に口腔ケアを行うと、副作用や合併症を減らし入院日数も短縮、医療費抑制の効果が大きいこともわかってきた。さらに、要介護の高齢者に口腔ケアを継続して行うと、“食べる機能”を回復でき、栄養状態が改善することで起き上がれるようになった、認知機能が上がったという報告も相次ぎ、口腔ケアは、健康長寿を伸ばす鍵として注目を集めている。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3587.html
プロフェッショナル仕事の流儀 「ぶれない志、革命の歯科医療 歯科医・熊谷崇」 2014年10月27日 NHK
●自分の歯を知り、意識してもらう
診療所に通う子どもの8割が、20才になっても永久歯に虫歯が1本もできないなど、世界屈指の実績を上げている熊谷。
その実績の裏にあるのは、地道な患者教育だ。一般的な歯科医院でも、手鏡を患者に持たせ、歯を見せることで「自分の歯」について知ってもらおうとするが、熊谷はその方法が徹底している。口の中の写真やレントゲンを各患者ごとにそれぞれ10枚以上撮影。さらに虫歯の成り立ちに深い関わりのある唾液の検査を行うなど、ありとあらゆる手を使って、個々人の口の中の状態を知らせ、意識してもらう。熊谷は番組の中で次のように語っている。
熊谷さんのような医師はオーラルフィジシャンと呼ばれ、歯を削って詰めたりかぶせたりする治療を主体とするのではなく、患者の唾液をから虫歯や歯周病の原因と悪化させる因子(リスク)を調べ発症させないように口の健康を総合的に管理していく歯科医師のことです。
唾液検査費用は3000円。予防のため患者にいかに納得させるか。
http://www.nhk.or.jp/professional/2014/1027/index.html
ニュースウオッチ9 2014年3月6日 NHK
【キャスター】大越健介井上あさひ
再生医療の最新成果 動脈硬化症や歯周病
大阪大学歯学研究科の村上伸也教授らのグループは、歯周病で痛んだアゴの骨に、骨の成分を増やすタンパク質(FGF-2)を投与して再生させる治療法を開発した。
再生医療自然治癒力で組織を再生。塩基性線維芽細胞増殖因子(FGF-2)。
人間の自然治癒力を呼び覚ますたんぱく質で、血管や歯茎の再生にも有効。
例1.
閉塞性動脈硬化症で足切断の危機から救った。
高齢者の患部の足に、何ヵ所かゲル状物質を注射する。すると、自然の治癒力で血管が再生された。
例2.
歯周病治療にも利用。歯周ポケットに数滴たらすと新たな血管ができ歯槽骨が再生された。
まだ、臨床試験の段階で、保険適用は2015年頃から。
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2014-03-06&ch=21&eid=18004&f=229
夢の扉+ 「究極の分析技術で健康長寿社会を メタボローム解析技術」 2013年10月6日 TBS
【ナレーター】坂口憲二 【ドリームメーカー】冨田勝(慶應義塾大学 先端生命科学研究所所長)
●唾液からがん発見!1 滴の血液から肝臓疾患を判定! 生命科学に革命を起こす、“究極の成分分析技術”
症状が出にくい病気を早期発見できる、画期的な診断法が生まれた。
唾液に含まれる成分を検査するだけで、がんを発見、さらに、わずか1滴の血液から、肝臓がんなど9種類の肝臓の病気も短時間で判定!
そんな驚きの成分分析法、『メタボローム解析技術』を開発したのは、慶應義塾大学の冨田勝が統括する研究グループだ。
冨田たちは、唾液や血液、尿などから、代謝物を一度に数百種類も分析することを世界に先駆けて可能にし、病気ごとに代謝物の種類、濃度が異なることを突き止めた。
唾液からは、すい臓がん、乳がん、口腔がんを高い精度で見分けられるという。
もともと工学を専門とし、コンピューターサイエンスの研究をしていた冨田。
「仮説を立ててから、少ないデータで検証・証明する」という従来の生物学の手法に、真逆のアプローチを試みた。すべてのサンプルから膨大なデータを集め、コンピューターを駆使して解析することで、“生命科学の謎”に迫ろうというのだ。
山形県鶴岡市に“ゼロからつくった研究所”で、最先端の研究が始まった。
冨田は言う。『“絶対にうまくいかない”と言われた言葉が、エネルギー源になった』 『できたらすごいな、という“エキサイトメント”が僕を動かす』
冨田は、今、メタボローム解析技術を駆使して、次世代を見据えた挑戦に乗り出した。
それは、鶴岡市民1万人を巻き込んだ“未来の健康調査”!?
そして、高校生がノーベル賞級の研究者を目指す前代未聞のプロジェクトとは?
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20131006.html
L4YOU! 2013年3月6日 テレビ東京
【MC】草野満代、板垣龍佑 【ゲスト】内山理名 【専門家ゲスト】木田厚瑞(日本医科大学特任教授・呼吸ケアクリニック所長)
肺炎の原因 菌の中で最も多く重症化しやすいのが肺炎球菌。高齢者の4〜6割が肺炎球菌を持っている。
肺炎の恐怖 誤嚥性肺炎予防術!
誤嚥性肺炎の予防術として歯磨きが効果的。口の中にいる有害な菌を誤嚥することによって肺炎が起きるため、口腔ケアをきちっと行うと肺炎の発生率が非常に下がる。
全国11ヵ所の老人養護施設で歯みがきを実践したところ、肺炎による死亡率が半減した。
http://www.tv-tokyo.co.jp/l4you/
歌うコンシェルジュ 「ここが聞きたい!名医にQ 万病のもと!歯周病 2011年11月18日 NHK
【司会】秦万里子
日本人の7割がかかっているという歯周病だが、近年、がん・動脈硬化・糖尿病などの病気との関わりが注目されている。専門医が、歯周病を予防する歯磨きの極意を紹介。
http://www.nhk.or.jp/kenko/drq/archives/2011/10/1001.html
NEWSアンサー 「最先端医療(3) 歯周病治療にブルーレイ」 2011年10月5日 テレビ東京 動画あり
医療や年金問題などを、重点的に取り上げるライブズシリーズ・最先端医療の3日目は、新しい「歯周病」の治療法についてです。厚生労働省の調査によると、歯周病の疑いのある人は74.5%にも上ります。歯肉炎や歯周炎といった「歯周病」を治療するため、家庭にも普及しているブルーレイの光を利用した新しい治療法の研究が始まっています。テレビ初公開のその現場、取材して来ました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/lives/post_8178
04 歯周病について 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=-Eaq76RLylA
歯周病・末期 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=4-4rj8As6kQ&feature=related
全身疾患◇全身疾患とお口の健康
糖尿病の方は、そうでない方よりも細菌感染しやすくなったり、創傷治癒が遅くなることもよく知られています。これは、糖尿病に伴う好中球の機能低下、微小血管の障害、コラーゲンの代謝障害が歯周病重篤度に深く関係しているのではいかという見方が高いようです。
http://www.dent8020.net/zenshin.html
歯周病と全身との関係って? : 歯周病と全身疾患 サンスター
歯周病が進行した状態では歯周病病巣から炎症性サイトカインが産生されます。この炎症性サイトカインが口腔内の毛細血管を伝って血中に入ると、ますますインスリン抵抗性が増すこととなり、糖尿病の症状が進行します。逆に、歯周病を治療して口の中の状態が良くなると、インスリン作用を阻害する物質が少なくなるので、糖尿病の症状が良くなります。
http://jp.sunstar.com/3.0_health/3.1.1_health1_gum_17.html
ためしてガッテン 「免疫力を低下・突然死を招く感染症 2011年06月22日 NHK
【司会】立川志の輔小野文惠
【免疫力を低下・突然死を招く感染症
世界で最も患者数が多いとも言われる感染症
厚生労働省の調査によると、日本でも7割の人がこの感染症にかかっていました。
その感染症とは「歯周病」。
かつては「歯が抜ける病気」と思われていた歯周病ですが、それは大間違い!
近年の研究で全身に影響を及ぼすことが分かってきました。
特に糖尿病とは密接な関係があり、歯周病がある人は症状が良くならないばかりか悪化してしまう事も!
さらに歯周病菌が血管内に入ると血栓ができやすくなり、心臓病や脳梗塞のリスクを高めるという研究報告も相次いでいます。
番組で調査したところ「歯をしっかり磨いている」という人のなんと8割に歯周病が発見されました。
そこで歯周病予防の落とし穴と注意すべきポイントをわかりやすくお伝えします。
【世界で最も患者数が多い感染症!?】
世界で最も患者数が多い!? 日本人の7割がかかっている!
しかも症状が悪化すると失明や足の切断、さらには突然死の引き金になるかも知れないといいます。
でも、そんな感染症あったっけ?
その細菌を顕微鏡で観察すると、粒状の物やヘビのようにクネクネ動くものなど様々なタイプが無数にうごめいていました。
研究者によると種類と数が増えるほど症状が悪化するといいます。
ありふれた細菌として見過ごされてきましたが、最近では研究者の間で様々な病気と密接に関わっているのではないかとの報告が相次いでいます。
中でも糖尿病は、細菌を減らす治療をしたところ、それまで良くならなかったヘモグロビンA1c(過去1〜2ヵ月の血糖値の状態を示す指標)が劇的に改善した人もいるほどでした。
でも糖尿病は感染症じゃないはず。
その原因菌のニオイをかいでみると、ものすごくクサイ!
でもどこかでかいだことのある感じのニオイだったのです。
一体この細菌の正体とは?
【仰天! 味方が敵を増やす!?】
この細菌の正体は「歯周病菌」。
実は日本人の7割がかかっている感染症とは「歯周病」の事だったのです。
歯周病は口の中の細菌により歯茎が炎症を起こす病気。
歯を支える土台の骨に影響が及ぶと歯はグラグラに!
一方、糖尿病は血液中にある物質が増えることで糖分を細胞にしまうインスリンの働きが弱くなります。
番組ではこの物質を「阻害君」と名付けました。
実は、歯周病で歯茎が炎症を起こすと阻害君が増えてしまう事がわかりました。
でもなぜ歯周病になると阻害君が増えてしまうのでしょうか?
そのカギとなるのがマクロファージ。
体内に侵入した細菌やウイルスと戦う免疫細胞です。
歯茎では歯周病菌とマクロファージが壮絶な戦いを繰り広げます。
この時、仲間を呼ぶためにマクロファージが出す物質が阻害君だったのです。
つまり、歯周病を放っておくと歯周病菌が増え、マクロファージが仲間を呼ぶために阻害君を放出。
するとインスリンの働きが阻害され糖尿病が悪化。
この状態が続くと体の抵抗力が下がり歯周病菌がますます増えるという悪循環に陥ってしまいます。
糖尿病の方が歯周病治療で良くなったのは、悪循環を断ち切ったためだったのです。
歯周病菌はズルくて賢い!?】
手足の動脈が詰まり、ひどくなると手足の切断の可能性もある病気「バージャー病」。
このバージャー病の原因のひとつとして疑われているのが歯周病菌です。
バージャー病の多くの患者さんから血管内に歯周病菌の痕跡が発見されています。
研究者によれば、特にジンジバリスという歯周病菌は心臓や大動脈、静脈などで生息し、血栓の原因になっている可能性があるというのです。
番組ではこの細菌を「ジンの輔」と名付けました。
ここで不思議な点がひとつ。
血液には酸素と鉄分が多く含まれています。
ジンの輔は鉄分は大好きなのですが、酸素は大嫌い。
それでも血管内に入り込み体内を移動していると考えられます。
でも大嫌いな酸素があるのにどうやって?
そこはしたたかなジンの輔。巧妙な作戦を練っていたのです。
なんと血液に含まれる血小板の中に入って血管の中を移動していました。
しかもジンの輔が出す毒は、血小板や赤血球を集めて塊にしてしまう事が実験でわかりました。
これが心臓の近くで起これば心筋梗塞、脳の近くで起これば脳梗塞となる可能性があり、突然死の引き金になる事も考えられるのです。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110622.html
『お医者さんに行く前に読む本 歯周病の治療と予防法』 志賀泰昭/著 日東書院 2007年発行 (一部抜粋しています)
歯周病のリスク 糖尿病が進行を早める
糖尿病とは、インスリンというホルモンの分泌が減少、もしくは消失し、血糖値が上昇、そのために肉体に様々な病変を引き起こす病気です。膵臓から産出されるインスリンは血中のブドウ糖を細胞に供給する大事な役割を果たしています。この機能が低下することにより、免疫機能や代謝機能が低下し、網膜症、腎症、高脂血症動脈硬化など合併症をを引き起こします。体のいたるところに障害が出るわけですが、当然、歯周組織も例外ではありません。糖尿病は歯周病の進行を早めるリスクなのです。
糖尿病になって高血糖(血中のブドウ糖の量が健康な水準を上回った状態)にあると、体中で血管症が起ります。歯周組織の毛細血管では、炎症反応での多形核白血球機能(血管から白血球が抜け出して細菌と戦う能力)の低下、歯周結合組織のコラーゲンを破壊するタンパク質(コラゲナーゼ)の機能の活性化とそれに伴うコラーゲン合成の阻害、糖代謝異常による血管壁の変性や脆弱化、傷が治りにくくなるなどの症状がでます。これにより歯周病は悪化していきます。
また終末糖化物質(advanced glycation endproduct:AGE)の産生が起ります。このAGEは血漿中の組織に沈着し炎症反応を助長します。そして高血糖状態の炎症はマクロファージに特定の炎症物質(TNF-αなど)の産生を増加させ、これもコラーゲンを破壊を破壊してしまいます。
さらに、糖尿病患者の30%に唾液分泌の現象が起ります。唾液には殺菌能力がありますが、分泌量が減ってくると口中のプラークの繁殖が加速します。また、口中の糖分も増えるので、やはりプラークには棲みよい環境へと変貌します。
このように糖尿病は歯周病にとってリスクの高い病気なのですが、重度の歯周病も、実は糖尿病の発症のリスクになっています。先ほどの炎症物質、TNF-αは別名、腫瘍壊死因子とも呼ばれています。
この物質はインスリンの活性を抑制する働きをもっています。歯周病では病巣からTNF-αが血管を通って体内に侵入し、インスリンを不活性にし、糖代謝を抑制、血糖値が上昇します。これにより糖尿病が促進されることになります。
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合併症 歯周病は全身に悪影響を及ぼす
最近、歯周病がリスクとなる全身疾患について研究が進んできました。約100年近く前に歯性病巣感染という、歯の病巣を感染源に全身疾患を引き起こすという考え方が医学界で提唱されました。
しかし、嫌気性細菌の研究がまだ技術的に難しい時代だったので、注目を集めることはありませんでした。ここ10年前から分析技術の向上でこの考え方が再び脚光を浴びてきたのです。
歯周病などの病巣から嫌気性細菌などが血液と共に体内に侵入し、心臓などの循環器系、肺など呼吸器系、その他様々な疾患を憎悪さえるという考え方は現在、歯周医学(periodontal medicine)と呼ばれています。
これには嫌気性細菌やその細菌が分泌する内毒素(LPS:Lipopolysaccharide。リポ多糖)、その他炎症に関わる物質(炎症系サイトカイン)などが関与しています。ここからは、それらが起こす合併症について説明していきます。
●心臓病
 医学的に歯周病との関連が証明されている心疾患に細菌性心内膜炎があります。これは細菌が血流に乗って心臓の内側の膜に感染したことによって引き起こされます。進行すると弁膜の機能が低下し、全身への血液供給が阻害されて心不全になります。嫌気性細菌は歯周ポケット内で血液に近い液体の中で活動しているので、血中での免疫抵抗力が高く、心臓まで到達する可能性が高いのです。
 この現象の直接原因は歯科治療での抜歯であるといわれています。現在抜歯時には抗生物質などを治療部位に塗布し、徹底した衛生管理を行っています。
 一方、歯周病との関連で研究が進んでいるのが虚血性心疾患です。
脳梗塞
 日本人の死因の第3位である脳卒中は、大きくは2つに別けられます。脳の血管が詰まってしまう脳梗塞と、脳の血管が高血圧などで破裂する脳出血です。このうち歯周病が関与しているとされるのが脳梗塞です。
 脳梗塞動脈硬化が起因していることが多いのですが、虚血性心疫患も原理は同じ血栓です。心臓で作られた血栓が脳に達して血管を閉塞することもあり、歯周病との関連が重要視されるようになりました。
●肺炎
 肺炎も日本人の死因の第4位となるリスクの高い疾患ですが、これにも歯周病が関与すると言われています。それは細菌性肺炎といわれるもので、細菌やウィルスなどが誤嚥(ごえん)などで気道から呼吸器に入ることで発症します。
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 脳梗塞を起している場合、歯周病を併発している可能性も高く、口腔内には嫌気性細菌が繁殖しており、加えて誤嚥する危険性も高くなるので肺炎を起こしてしまいます。高齢、痴呆、被介護、脳血管障害、手術後などは肉体の防御力が減退していて、肺炎を起こす可能性が高いことも昔からいわれています。
●バージャー病
 この病気は閉塞性血栓血管炎とも呼ばれています。発症すると手足の先のほうから血管に炎症が起こり、血栓ができ、それがもとで動静脈が閉塞する病気です。日本では難病に指定されています。20代から40代の男性に多く発症します。
 手足のしびれや蒼白が起り、痛みに変わります。次第に間欠性跛行(長い距離を歩くと足が痛み歩行困難となるが、ひと休みすると再び痛みが治まり歩行できる)を行うようになり、激痛と皮膚の潰瘍がおこり、重症になると四肢切断を余儀なくされます。現在も原因は不明であり、唯一の治療法は禁煙のみです。
 歯周病がこの病気に関与している可能性があると指摘されたのはごく最近です。
●低体重出産と早産
 低体重出産とは、出生時の体重が2500g未満の新生児を出産することです(母体の滞在期間は問わない)。早産とは妊娠期間が22週〜37週未満で出産することです。
 低体重出産児の特徴は呼吸困難や低体温、また感染に対する抵抗力の低下などです。早産は臓器の機能がまだ十分成熟していないため生後呼吸、肝・腎機能の障害を生じ、奇形を伴うこともあります。これらに関与する疾患として歯周病が浮上したのも最近のことです。
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じじぃの感想
今、3〜4ヵ月前から月1回のペースで歯医者に通っている。
歯の根元の肉がぷくっと腫れて、強く手で押すと膿が出てくる。歯周病だ。
これとは別に、糖尿病、その他大腸の炎症などで、これも月1回、佐倉にあるT病院に通っている。
病院の診察室で毎回聞かれるのが「口内炎はありませんか」だ。
先日、テレビでNHK ためしてガッテンで「免疫力を低下・突然死を招く感染症」を観た。
番組の最初で、小野アナが「日本でも7割の人がかかっている感染症ってわかりますか」と、ゲストに聞いていた。
7割の人がかかっている感染症
それからが、恐ろしい。
この感染症はほとんどの全身の病気に関わっているのだという。
糖尿病は別名、血管病とも呼ばれ、ほとんどの病気のリスクを高めるというのは分かるが、この歯周病菌の「ジンの輔」、糖尿病を促進させるのだそうだ。
毎日、ちゃんと歯を磨いているからといって歯周病にならないわけではない。
糖尿病もおっかないけど、歯周病もおっかないなあ。