じじぃの「ポスト原発の主力は天然ガスだ!週刊N新書」

ワールドビジネスサテライト 「エネルギー再興7 ガス会社の挑戦」 (追加) 2011年8月4日 テレビ東京 動画あり
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_5232/
LNGタンカー CYGNUS PASSAGE 堺泉北港 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=S2rUsTz_xUU
元GE技術者・菊地洋一さん講演 2003年3月31日
自然の熱は日本は無いのかといったら、レスター・ブラウンがいうように、世界でもうらやましくて涎がでそうなくらい地熱に恵まれた国なんですね。
http://www.stop-hamaoka.com/kikuchi/kikuchi2.html
文藝春秋 2011年4月号 これが私たちの望んだ日本なのか
日本の病根は深い 手嶋隆一(ジャーナリスト) (一部抜粋しています)
いま我々の眼前に拡がっている政治の不毛は、民主党の失政のゆえではない。日本の病根はもっと深いところにある。日米同盟の負の側面が生んだ結果だといっていい。戦後のニッポンは、米国と安全保障同盟を結ぶことで、軽武装。経済重視の道を歩んだ。そして、ただ1個の地雷も輸出することなく経済大国となった。それは世界に誇っていい。だが同盟は獰猛な毒を孕んでいる。超大国にひっそりと身を寄せているうち、外交や安全保障を最重要の使命とするはずの政治が、小さな利害の調整に堕していった。志のある若者はそんな仕事に生涯を捧げようとはしまい。
吉田茂は、経済重視・軽武装を唱えた「吉田ドクトリン」の創始者だとされるが、本人はさぞかし戸惑っていることだろう。自主武装を回避したのは、貧しかった敗戦国の一時の便法にすぎなかったからだ。
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その果てに政治の指導力は痩せさらばえていった。いまの民主党政治が貧困なだけではない。それに代わる政権党が見当たらない。そこに危機の本質はある。野にいる自民党は、民主党の凋落に拠りかかって、解党的な自己改革をしようとしていない。あんぐりと口を開けて、政権復帰に望みをつないでいるにすぎない。サッチャー保守革命は、英国保守党の血の滲むような自己改革の末に成ったことを忘れてはなるまい。
いまの政界に人材がいないなら、外から新鮮な血を入れるほかない。サッカーの日本代表監督にザッケローニ氏ではダメだという人はいまい。日本の土壌に外国人を迎えて政治のハイブリッド化を試みてはどうだろう。最高諮問会議でもよし、臨時に議席を用意してもよし。英国にジョン・メジャー元首相あり、東アジアにリー・クアンユー氏あり、米国にビル・クリントン元大統領がいる。彼らならニッポンの潜在力を存分に引き出してくれる。

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田勢康弘週刊ニュース新書 2011年5月25日放送 テレビ東京
【番組ホスト】ジャーナリスト 田勢康弘 【テレビ東京大江麻理子中川聡 【ゲスト】経済財政担当大臣 与謝野馨 【声の出演】槇大輔
・ニッポン経済 復活へのシナリオ
・ポスト原発の主力!? ガス発電の最前線
社会保障と税の一体改革】
 菅総理大臣の退陣時期をめぐって混迷する政局。その陰で、「社会保障と税の一体改革」がなかなか進んでいない。社会保障の改革を今後どのように進めるのか。また、財源としての消費税をいつ、どの程度引き上げるのか。とりまとめ役の与謝野馨・経済財政担当大臣にズバリ聞く。
【ポスト原子力天然ガスの秘められた実力】
 福島第一原発事故の影響で、全国の原発が次々と運転停止に追い込まれ、電力供給への不安が高まっている。太陽光や風力、水力などの自然エネルギーも、急激な進展が期待できない中、現実的な発電用エネルギーとして注目されるのが、天然ガスだ。その秘められた実力を探った。
http://www.tv-tokyo.co.jp/shinsho/
どうでもいい、じじぃの日記。
5/21、テレビ東京田勢康弘週刊ニュース新書』を観た。
大体、こんな内容だった。(手抜きしている)
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猛暑で危うし景気の回復 忍び寄る電力不足の影
仙台にある自動車工場で、自動車がライン上を流れている映像が出てきた。
震災の影響で止まっていた部品の供給が回復しつつあるため、生産活動が上向いているといいます。大手自動車メーカーは期間従業員の雇用を増やし、秋から増産に向けて動き出しています。
東京都・大田区にある新日東電化という会社の映像が出てきた。
東京都・大田区京浜島の一角にある工場です。自動車向けのメッキ加工が仕事の大半を占め、震災前の状態に戻りつつあるといいます。しかし、
新日東電化社長、「削減義務を負っている。それが守れないと罰金がかかってくる」
原発事故の影響で、この夏懸念される電力不足。契約電力が500kwを超える工場などは国から15%の節電を求められているのです。そのため、こちらの工場では間引き操業などを行わざるを得ず、先行きは厳しい状態です。
そんな中、もう1つ懸念されるのが社会保障や復興などへの増税です。増税は家庭だけでなく、企業にも大きな負担になるといいます。消費税を2015年までに10%まで引き上げると21万人が職を失うという試算もあります。一方、924兆円もの借金を抱える日本の財政。増税をせず、財政再建を先送りすると、懸念されるのが財政破綻
1997年、アジア通貨危機を受けて財政が破綻状態になった韓国。IMFの緊急融資を受けて急場をしのいだものの、その後増税やリストラなど厳しい条件を突きつけられ、多くの国民が資産を失うことになりました。
増税すると景気悪化の懸念。一方、増税しないと財政破綻の懸念。
日本はこの狭い道をどう歩んでいけばいいのでしょうか?
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ポスト原子力天然ガスの秘められた実力
原発が動かない夏。電力危機の回避という大きな問題の中で、フル回転する発電所にカメラが迫りました。古くて新しいエネルギー、ガスに秘められた可能性を探ります。
中川さん、「逆風の中で原発が動かしにくい状況の中、それに代わる重要度を増しているのがあります。それがこちら、ガスなんです」
台所にあるカスコンロのガスを点火させる映像が出てきた。
原子力に代わる発電用の燃料として需要が一気に高まっているのが「天然ガス」です。
東京電力では福島原発が供給できなくなった電力を補うため、複数の火力発電用の設備を緊急に設置し始めています。その大半の燃料が天然ガスなのです。
浜岡原発を停止した中部電力原発を動かせない環境のなか、電力不足を補う主力として期待されるのが「天然ガス火力発電」なのです。
JOGMECの人、(ポスト原子力は)「総合的にガスが最有力」
海上を日本に向かって航行しているLNGタンカーの映像が出てきた。
日本では天然ガスをほぼ100%輸入に頼っています。マイナス160℃の液体の状態。いわゆるLNGとして中東から運ばれてきたものを気体に戻して使います。
天然ガスは天候に左右される自然エネルギーなどに比べて、大量に安定した発電が可能、かつ石炭や石油よりも二酸化炭素量は少ない。こうした特徴が強みとなっているのです。
二酸化炭素量排出量
石炭     100
石油      80
天然ガス  60
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じじぃの感想
増税すると景気悪化の懸念。一方、増税しないと財政破綻の懸念。日本はこの狭い道をどう歩んでいけばいいのでしょうか?」
文藝春秋』4月号に大型企画として「これが私たちの望んだ日本なのか」が特集で載っていた。
「いまの政界に人材がいないなら、外から新鮮な血を入れるほかない。サッカーの日本代表監督にザッケローニ氏ではダメだという人はいまい。日本の土壌に外国人を迎えて政治のハイブリッド化を試みてはどうだろう。最高諮問会議でもよし、臨時に議席を用意してもよし。英国にジョン・メジャー元首相あり、東アジアにリー・クアンユー氏あり、米国にビル・クリントン元大統領がいる。彼らならニッポンの潜在力を存分に引き出してくれる」
アメリカ大統領のビル・クリントンなんかを「お雇い外国人」にしてみたらどうだろうか。
天然ガスは天候に左右される自然エネルギーなどに比べて、大量に安定した発電が可能、かつ石炭や石油よりも二酸化炭素量は少ない。こうした特徴が強みとなっているのです」
地熱発電なんか、日本に一番合っているんじゃないだろうか?
国立公園の中にあるからダメだとか、馬鹿なことを言っている場合じゃないだろ。