じじぃの「家も車も流された人を救う常識破り法律相談・ローンは払うな!ガイアの夜明け」

プライムニュース 「被災地中小企業の訴え 二重ローン救済と課題」 (追加) 2012年03月12日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理、安倍宏行解説委員 【ゲスト】民主党東日本大震災復旧・復興プロジェクトチーム副座長 近藤洋介、自民党参議院副幹事長 片山さつき
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120312_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120312_1
ガイアの夜明け - 11.05.24「トラブルを解決せよ!」 バラ動画 Youku
http://varadoga.blog136.fc2.com/blog-entry-3941.html
大船渡市 Ofunato #1 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=pCVyRfLJHE4
一面のがれきと更地 壊滅した南三陸町 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=G2pDG3LOnJY&feature=related
震災救援 保険料天引きやめよ 住宅ローン支援求める 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=UPmNaav7HO8
日経スペシャル「ガイアの夜明け 2011年5月24日放送 テレビ東京
“ローンは払うな!”家も車も流された人を救う常識破り法律相談
【案内人】江口洋介 【ナレーター】蟹江敬三
ガイアの夜明け◇激動の時代に揺れる弁護士を追う。東日本大震災の被災者が生活を再建する上で重くのしかかるのが、家や車のローン問題。失った家や車のローンに加え、新たな生活を始めるためにローンを組むと"二重ローン"になってしまう。深刻な問題を何とかしようと東京の弁護士が呼び掛け、各地の弁護士たちが岩手で法律相談を行った。さらに深刻な実態を受け、金融機関や金融担当大臣に申し入れを行うことにした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20110524.html
どうでもいい、じじぃの日記。
5/24、テレビ東京 ガイアの夜明け 「“ローンは払うな!”家も車も流された人を救う常識破り法律相談」を観た。
大体、こんな内容だった。 (手抜きしている)
東北の被災地に向かう弁護士の集団がいました。
岩手県・大船渡市。まだ撤去されていない、一面ガレキだらけの映像が出てきた。
法律のプロたちが目の当たりにした被災者の現実とは。
家のローンはどうする
江口さん、「大震災からすでに2ヵ月以上が経ちますが、復興に向けてまだまだ、さまざまな問題が横たわっています。被災した岩手・宮城・福島の3県、こちらの数字は一体何でしょう」
10万8714:住宅被害(全壊・半壊)
23万6000:自動車被害
地震津波で補償は?
      火災保険  地震保険

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家屋     ×      ○  ただし、掛け金高め、全額が対象にならない

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      車両保険
自動車    ×

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地震保険加入率:20%
江口さん、「10万8714棟、これは地震そして津波による住宅被害です。23万6000件、これは津波による自動車被害です。両方ともとてつもない数字です。こうした、まさかのためにあるのが保険ですが、今回の地震津波で補償は受けられるのでしょうか? 家屋の火災保険、自動車の車両保険は補償が効かないということです。家屋で地震保険に入っていればということですが、掛け金は高めで、全額が対象にならない。そして地震保険の加入率は3つで20%に過ぎません。被災者を救済しようと法律のプロたちが動き出しました」
川崎にある住宅で、車にいろいろ荷物を運んでいる男性の映像が出てきた。
4月29日 川崎市ゴールデンウィーク初日。朝からあわただしく旅支度する弁護士がいました。野村吉太郎さん(52歳)。
今回の旅は連休を利用して、仲間の弁護士と東北の被災地で無料の法律相談を行うのです。名前は「弁護士海援隊」。坂本龍馬海援隊にあやかり、弁護士会の枠を越えた活動をという思いが込められています。
野村さん、「今回被災された人は生命、身体、さらには財産を自然によって侵害されているわけですよね。それを擁護する、救済するというのは弁護士の大きな役割と思う。まずそこにかけつけて」
午前9時出発。ところが東北道が大渋滞。はやる気持ちを抑える野村さん。
4月30日 岩手県花巻市
野村さん、「腕章を今から配りますので、皆さん弁護士の方、つけていただきますか」
全国から弁護士海援隊のメンバー(14人)が集まりました。多くの人が初めての被災地入りです。
東京から来た弁護士、「現場を見ないと何ができるかも分からない。とりあえず、現地にいる人の声を聞きたいと思ってきました」
静岡から来た弁護士、「ともかく役に立てれば、それだけです」
野村さん、「アポなし訪問でやりたいと思います」
いよいよ、被災地へ。向かったのは岩手県沿岸部の大船渡市。
野村さん、(車の中から)「右側の集落が跡形もなくやられてしまっている」
中学校の体育館を使った避難所を訪ねます。被災者がどのような悩みや問題をかかえているのか、まずは実態の把握です。
被災者の女性、「相談があるんですが」
さっさく、一人の女性が相談にやってきました。ガレキを撤去した業者が思い出のアルバムなどの品を処分してしまったというのです。野村さんは役場に問い合わせる書類の書き方を教えました。
次に隣の避難所へ。津波で家がほぼ全壊となった大友さん(男性・74歳)。
野村さん、「住宅ローンとか、ほかの借り入れとかあるんですか」
被災者の大友さん、「年金を全部振りこんで返済に充てていた」
野村さん、「どれぐらい残っているんですか」
被災者の大友さん、「あと、350万円くらい」
大友さんは月7万円の年金のうち、6万円をローンの返済に充てていました。
被災者の大友さん、「土地を農協で引き取ってローンをゼロにしてほしい。それしかない」
こちらにも家を流された人、上野さん(男性・60歳)。
被災者の上野さん、「住宅ローンは400万円くらい残っています」
野村さん、「(銀行が)債権放棄してくれれば一番いいけれども。無理ということであれば半額にでも・・・。やっぱり全額払うというのは厳しいですよね」
被災者の上野さん、「生きていくには、それを乗り越えていかねばダメですよね」
借りたものは返さなければ。東北人の生真面目さがにじみ出ます。
上野さんが避難するとき、なんとか持ち出した預金通帳。店と家を建て直す残高はありません。我が家があったJR大船渡駅近くのガレキの山を眺めながら、
被災者の上野さん、「再建には全部入れて、2000万円くらいかかるんじゃないかと思っています」
その夜、弁護士海援隊のメンバーが集まり、それぞれが見た被災者の現状を報告しました。
横山弁護士(男性)、「皆さんが非常に生真面目なので、『ローンは1ヵ月の猶予ですよ』と銀行に言われるとその通り入れるわけですよ」
北畑弁護士(女性)、「ローンとか、皆さんかなり諦めたムードで、『借りたものは借りたものだし』とか、払えないものだから『払えないから身体もってけ』とか、諦め感が私としては悲しかった」
現地にきて、ローン問題の深刻さを目の当たりにしたメンバーたち。被災者をローンから救うため、弁護士海援隊は秘密兵器を用意していました。それがこの新聞です。
      弁護士海援隊新聞
ローンは支払うべからず
・・・
「ローンは支払うべからず」とありました。その真意は?
被災地を回り、ローン問題の深刻さを目の当たりにした弁護士海援隊のメンバーです。
呼びかけ人の野村吉太郎弁護士。実は野村さん、あるものを用意していました。「弁護士海援隊新聞 ローンは支払うべからず・・・」
手分けして被災者に配ります。
こちらの被災者は家も車も津波で流されたといいます。
海援隊の弁護士が生活防衛の秘策を授けます。
飯田弁護士(男性)、「まず生活を優先させることが大切です。ローンを止めて生活を優先させるということで構わないと思うのです」
「ローンを止めろ」という弁護士の言葉に、この夫婦、半信半疑の様子。
野村さんも、被災地でこの新聞を配って歩く。
被災者の人、「"ローンは支払うべからず"ってローンで買ったら払わなくちゃならない」
"ローンは支払うべからず"の真意は、まず口座から預金を全部引き下ろして口座残高をゼロにして防衛する。その上で、金融機関に返済猶予を申し出るというものです。
野村さん、「"払わなくていい"と言っているのではなくて"払うな"と言っているのです」
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じじぃの感想
阪神淡路大震災の時、被災者の住宅ローンは帳消しにならなかったのだという。
「債権放棄してくれれば一番いいけれども。無理ということであれば半額にでも・・・。やっぱり全額払うというのは厳しいですよね」
被災者がまだ若いのなら、仕事があって返済が可能かもしれない。
60歳以上の被災者はどうするのだろうか。
東京電力といい、銀行といい、給料の高い人たちはこのような人たちを助けようとは思わないのだろうか?