じじぃの「クジラと生きる・日本伝統の鯨漁に危機!NHKスペシャル」

映画『ザ・コーヴ』予告編 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=k-g7WWYDJtQ&NR=1
日本和歌山県、太地、世界的なイルカ報道。 どうする日本?! 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=V698zkKdOgI&feature=related
イルカのほうが日本人よりも価値があると言う反捕鯨論者 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=a1OiTbtjsyE&feature=related
世界からこんなに非難されてるんだからもう捕鯨ヤメろよ 2013年07月23日 ソニック速報
http://sonicch.com/archives/29841940.html
シー・シェパードの妨害で、調査捕鯨打ち切り! 2011年2月18日 お気軽Q&A
質問
何故、日本政府は、海上保安庁か、自衛隊の艦船を同行させて守ろうとしないのでしょうか?
回答1
私は皆さんの意見に反対である。
1982年の国債捕鯨委員会(IWC)において、1987年からの南極海、94年からの日本近海での調査捕鯨が認められた。しかし規模・方法が自由であることが、逆に保護団体の反感をかっている。
調査捕鯨とは、商業捕鯨再開の為に生態・生息数・餌などの調査を行っている、と言うのが大儀名文であるが現実は商業捕鯨に近い。
主な捕鯨国は日本・ノルウェーアイスランドだが、公海上での捕鯨は日本のみであるし、捕鯨総数の99%は日本である。
87〜008の22年間に12393頭のクジラを捕獲しているが、その91%(11294頭)はミンククジラである。調査捕鯨が目的であれば1種類のクジラをこれほど多く捕獲する必要があるのだろうか。
捕鯨費用にいたっては年60〜70億円かかるが、国からは10億円足らずしか補助金が出ず、不足分は鯨肉を売って賄っている。これすなわち商業捕鯨である。2009年は820頭の捕獲であった。
3/12 朝日新聞より抜粋・編集
クジラを食べたければ、養殖しなさい。それが出来なければ、商業捕鯨は止めなさい。
http://smcb.jp/ques/44328
捕鯨問題 ウィキペディアWikipedia)より
基本的には、今後捕鯨を行うことに賛成か、反対かの対立構造がある。
国際捕鯨委員会(加盟国82ヵ国)の内、捕鯨推進国は34ヵ国あり、現在では主に食糧として捕鯨をしている国々には、ロシア、日本、ノルウェーアイスランドフェロー諸島デンマーク自治領)、カナダなどが挙げられる。未決定(中立)国は中華人民共和国など3ヵ国存在する。アメリカ合衆国は、国内少数民族の先住民生存捕鯨は是認しているが商業捕鯨には反対しており、そのように国内に捕鯨推進派・捕鯨反対派の両者を抱える国も珍しくない。一方で捕鯨国のカナダは、国際捕鯨委員会を脱退している。
捕鯨反対国には、鯨油目的の捕鯨を行っていた元捕鯨国のオーストラリアをはじめ、同じくフランスやスペインも元は捕鯨国であったが現在は捕鯨を行っていないEU加盟諸国、ラテンアメリカ諸国(反捕鯨の立場を鮮明にしているアルゼンチンやブラジルなどが主導するかたちで、他のラテンアメリカ諸国も反捕鯨の立場で足並みをそろえている)、ほかニュージーランド、インド等が中心となっており、これに与するNGOも多い。各国で反対理由は異なる。
19世紀から20世紀中葉にかけてアメリカやオーストラリアやノルウェーは灯火燃料や機械油用の鯨油目的の捕鯨を当時世界最大の規模で盛んに行ったため、絶滅寸前に瀕した鯨種もいたといわれるが、日本もまた常に鯨肉と併せて鯨油も重要な生産物とし、前述のノルウェーなどとともに20世紀初頭から南氷洋捕鯨に参加している。
捕鯨の意見を表明する個人や団体にも、捕鯨全体を否定する立場のものだけでなく、少数民族、先住民の伝統捕鯨は可とするもの、大資本の企業による遠洋の商業主義的な捕鯨には反対だが小規模資本の沿岸捕鯨なら可とするもの、生態系の保護を議論の中心に掲げるものから動物愛護運動として活動するものなど、相互に異質なさまざまな立ち位置が存在する。
ノルウェー海軍】
捕鯨国のノルウェーではシー・シェパードグリーンピースといった反捕鯨を掲げる団体による妨害工作を排除するため、海軍が活動船の放逐や捕鯨船の護衛を行っている。

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プライムニュース 「イルカ漁・捕鯨と外交 米大使ツイートの波紋」 (追加) 2014年2月5日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理 【ゲスト】鶴保庸介自由民主党参議院議員)、藤崎一郎(前駐米大使 日米協会長)、小松正之(国際東アジア研究センター客員主席研究員)、ロバート キャンベル(東京大学大学院教授)
「米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念しています」。
1月18日にケネディ駐日大使がツイッターに書き込んだこの内容が波紋を広げている。菅官房長官はすぐに反論。ところが米国務省副報道官がイルカ追い込み漁に対して改めて懸念を示し、日米双方が譲らない展開となっている。
そもそも捕鯨大国であったアメリカがなぜ反捕鯨に転じたのか、同じく捕鯨国であるノルウェーアイスランドよりも、なぜ日本への風当たりが強いのか。
専門家を迎え、文化や価値観、外交問題まで幅広く議論する。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d140205_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d140205_1
NHKスペシャル 「クジラと生きる」 2011年5月22日
【語り】高橋克美
400年前から鯨を糧に暮らしてきた和歌山県太地町(たいじちょう)。沖合に、黒潮と陸潮(おかじお)がぶつかる豊かな漁場があり、そこに集まる鯨が、今もこの町の経済を支えている。
しかし今、その暮らしが危機に直面している。一昨年7月に公開された映画「ザ・コーヴ」をきっかけに、海外の反捕鯨団体が町に常駐し、漁師たちの動きを監視している。狙いは、鯨の命を絶つ瞬間だ。カメラでとらえた映像をインターネットで公開することで、反捕鯨の声を高め、漁を中止に追い込もうとしている。その主張は「知能の高い鯨を殺すというのは許されない」というものだ。牛や豚などと同じように鯨肉を食べてきた町の人たちにとっては、代々受け継がれてきた食文化を否定されたも同じだ。
矢面に立つ漁師たちは、思わぬ外圧に憤り、抗いながらも、その意味を問い始める。命を奪うということは何か、人間が生きていくということは何か。やがてその波紋は、家族、学校、そして町全体へと広がっていく。
小さな町で巻き起こった捕鯨をめぐる国際問題。海外から全く異なる価値観を押しつけられる中、自らの暮らしを真摯に見つめ直す、太地町の人々の半年に密着した。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110522.html
どうでもいい、じじぃの日記。
5/22、NHKスペシャル 「クジラと生きる」を観た。
こんなことを言っていた。
和歌山県太地町にある漁港が映像に出てきた。
その町は古くから鯨(クジラ)の町と呼ばれてきた。
和歌山県太地町。人々は400年も前からクジラを捕って暮してきました。海の恵みに感謝し、子供を育て、老いていく。先祖代々続いている営みです。
影浦と呼ばれる入り江の前で太地の漁師の人たちとシー・シェパードの人たちが向き合っている映像が出てきた。シー・シェパードの人はほとんど録画用のカメラを持っている。そのやり方は漁師の人を怒らせ、怒った表情を撮ろうとしているように見える。
そうした暮しは突然破られました。海外から反捕鯨団体が押しかけ、捕鯨中止を訴えている。
シー・シェパードの人、(漁師の人に怒りを誘うような口調で)「伝統や文化とか言って、本当は誇りなんてないんだろう。惨めな奴らめ。負け犬め」
漁師の人、「耐えなあかんで。彼らに勝つためには耐えないとあかん」
生活の糧、そして自らの暮しそのものを否定された漁師たち。クジラと共に生きてきた小さな町。その半年を見つめました。
クジラと生きる
太平洋に面する太地町。人口3400のこの町は漁業や水産加工など、多くの人がクジラで生計をたてている。
去年11月、町が大きく揺れ動きました。アメリカからやってきた反捕鯨団体太地町が初めて意見交換会を開きます。反捕鯨団体の1つ、シー・シェパード。2ヵ月前から町に常駐し、鯨漁への反対運動を繰り広げてきました。一方、太地町は町の主要産業である捕鯨はこれからも継続していくという立場です。
映画「ザ・コーヴ」の中の捕鯨シーンが流れる。
シー・シェパードが常駐するきっかけになったのは、おととしアメリカの環境保護団体が製作した映画「ザ・コーヴ」です。隠し撮りした映像を使い、太地町で行われている鯨漁の残虐さを訴えました。
影浦の入り江にクジラを追い込んでいく映像が流れた。
特に大きな反響を呼んだのが、捕えたクジラを仕留めるシーンでした。鯨漁への非難が欧米を中心に高まりました。シー・シェパードはこの日に鯨漁を廃止に追い込もうと太地町にやってきたのです。この日の話し合いは2時間以上に及びましたが、両者の主張は平行線をたどりました。シー・シェパード捕鯨が中止されるまで今後も太地町で活動を続けることを宣言しました。
シー・シェパードの幹部(いつも出てくる白ヒゲの白人)、「クジラやイルカは海の中で最も高等な生き物であり、海は今やひん死の状態です。そうした生き物を守れなければ海を守ることもできない。私たちが向き合っているのは文化を持つ動物だということです、イルカやクジラは文化を持っているのです。言語を持ち、歴史があり、家族という意識もあります」
     ・
太地中学校の教室で生徒たちが捕鯨をめぐって討論いている映像が出てきた。
討論会 内容は捕鯨と反捕鯨の考え方
委員の生徒、「この対立を解決する方法は何かありますか?」
今、捕鯨を続けている国は日本やノルウェーなどの10ヵ国。世界では圧倒的に少数派です。鯨漁の是非を話し合う授業に漁業で生計を立てている小畑さんの娘南帆さん(14)も参加していました。
討論を終えて帰宅した南帆さん。南帆さんはこの日の話し合いを両親に伝えるつもりでした。
南帆さん、「お父さんのやっていることはおじいちゃんもやってきたことで、私たちから見ればあたりまえのことなんだけど、迷惑かけているんじゃないかと思ったこともあった。だけど今日の話し合いでみんなはお父さんが悪いんじゃなくて、むしろ続けてほしいと言ったのがうれしかった」
南帆さんのお父さん、「お父さんもそう言われるとうれしい」
南帆さんのお姉さん、「私は分からない。イルカやクジラは賢いから殺すなって言ってるのよ」
南帆さん、「同じ生き物なのに、賢いから殺す、殺さないを決めていいのですか。シー・シェパードの人の中に1人でもいいから共感してくれる人がいるかもしれない、と思うけど難しいだろうね」
南帆さんのお父さん、「ふう・・・。いろいろと考えさせられるね」
     ・
じじぃの感想
「同じ生き物なのに、賢いから殺す、殺さないを決めていいのですか」
この間、読んだ本にこんなのがあった。
「ゴリラはあんなに大きな脳を持っているのに、一体それを何に使っているのだろうか」
というのも、野生ゴリラの毎日は単純である。
群れで移動し、彩色場所で特定の草を食べ、陽だまりで休息し昼寝をしたり、遊んだり、そして、やがて木の枝や葉でベッドをつくり、夜そこで寝る。
ゴリラの脳は、体の大きさとの比率でいえばヒトとチンパンジーを除いて、陸上のいかなる動物よりも大きい。
一体、そんな脳が生活のどんな場面で必要なのか? というわけである。
                  『ヒトはなぜ拍手をするのか―動物行動学から見た人間』小林朋道著より
そして、先日テレビの『スパモク !! 教科書にのせたい!』で「クジラの親子愛」をやっていた。赤ちゃんクジラがうまく空気が吸えないので、母親のクジラがそっと赤ちゃんクジラの下から空気が吸えるように持ち上げている姿だった。
人が人らしいと感じるのに「思いやり」がある。思いやりは人間の専売特許だと思っていた。
なんとなく、ゴリラも、チンパンジーも、ゾウも、クジラも、イルカも、思いやりを持って行動しているように見える。
思いやりを持つ動物は脳が大きく、賢いのだ?
殺して食べていいか、食べちゃいけないのかの線引きはどこにあるのか? もしかして、思いやりを持つ動物を殺して食べちゃいけないということではないのか。
それでは、犬は?
あとは、ペットを食べちゃいかんということか。
しかし、あのテレビに出てきたシー・シェパード。人種差別主義者のような感じの奴らだったな。