じじぃの「震災の不安につけこむ悪質商法!あさイチ」

東日本大震災セシウム浄化技術、開発 汚染水に顔料混ぜ 東工大チーム 2011年4月15日 毎日jp
医薬品などに使われる市販の顔料で、原子炉から発生する放射性物質セシウムに汚染された水を浄化する技術を、東京工業大原子炉工学研究所長の有冨正憲教授(原子力工学)らのチームが開発した。東京電力福島第1原発の事故で発生している汚染水の処理のほか、周辺の池や沼の浄化にも活用できるといい「1日も早い地域の生活、農業再建に役立てたい」としている。
チームは、青色顔料の一種「紺青」の主成分「フェロシアン化鉄」に、セシウムを吸着する働きがある点に着目。汚染水に顔料を混ぜ、遠心力で分離した後、セシウムとともにフィルターでこし取るシステムを開発した。
http://mainichi.jp/select/science/news/20110415dde041040015000c.html
ゼオライト土嚢で放射性物質の吸着に成功 東電 2011.4.20 MSN産経ニュース
東京電力福島第1原子力発電所事故で、東電は20日、海の汚染を防ぐために投入した鉱物「ゼオライト」の土嚢(どのう)に、放射性物質放射能)が吸着したと発表した。
東電によると、17日に2、3号機の取水口付近に投入した土嚢のうち2袋を19日に引き上げ、放射線量を測定した。その結果、土嚢の放射線量は毎時0.65ミリシーベルトで、周辺よりも0.1ミリシーベルト高かった。
ゼオライトは多数の微細な穴が空いた鉱物で、ペットのトイレ用消臭砂などに利用されている。穴のサイズがセシウム原子の大きさに近く、セシウムを吸着しやすいとされている。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110420/biz11042012440015-n1.htm
汚水処理施設5月末までに稼働 アレバ社CEOが会見 2011/04/19 さきがけonTheWeb
フランスの核燃料会社アレバのアンヌ・ロベルジョン最高経営責任者(CEO)は19日、東京都内のホテルで記者会見し、福島第1原発で問題となっている大量の汚染水について「5月末までに処理施設を稼働させたい」と述べた。
同社の提案は「共沈法」と呼ばれる手法で、汚染水に特定の化学物質を入れて放射性物質を沈殿させた後、沈殿物だけ除去する方法。1時間で50トンの汚染水を浄化する能力がある設備を取り付け、浄化後の水は汚染の程度が1000〜1万分の1になるという。
http://www.sakigake.jp/p/special/11/eastjapan_earthquake/news.jsp?nid=2011041901001013
悪質な業者や詐欺にご注意ください
県営水道給水区域内で漏水修理工事代金等の詐取がありました!
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kigyosomu/josuiki.htm
あさイチ 「震災の不安につけこむ 悪質商法 2011.04.21 NHK
【司会】井ノ原快彦(タレント)、有働由美子NHKアナ) 【解説委員】柳澤秀雄 【レポーター】松田利仁亜NHK) 【ゲスト】宮崎美子(女優)、室井佑月(作家)
「震災の不安につけこむ 悪質商法」の話題
番組冒頭では、3月11日の東日本大震災以降、多数相談が寄せられているという、震災に関連する悪質商法の問題について取り上げ、その実態と対策についてお伝えしました。
クーリング・オフ制度】
訪問販売や電話勧誘で契約した場合の対策として『クーリング・オフ』という制度があります。
これは、悪質商法に限らず、突然勧誘を受けて契約した場合、一定期間内であれば理由を問わず契約を解除できる制度です。
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/04/21/01.html
どうでもいい、じじぃの日記。
4/21、NHKあさイチ』の特集「震災の不安につけこむ 悪質商法」を観た。
大体、こんな内容だった。
レポーター、「3月11日の震災発生以降、震災の被害に関する問い合わせが国民生活センターに寄せられていて、その件数なんと2000件以上。これだけ寄せられているということなんです。この具体例を実際に取材しました」
東京・港区にある国民生活センターで問い合わせに応対している職員たちの映像が出てきた。
悪質情報が全国から寄せられる国民生活センターです。震災以来、2000件を超えるという悪質商法に関する相談。一体、どんな手口が多いんでしょうか?
職員の人、「比較的多いものとしては屋根工事に関する相談が寄せられています。次の余震が来たときにまた瓦(かわら)が落ちてしまうとか、とても気持ちが焦っているところにそういった状況に応じた形で急いで直した方がいいとか、セールストークで契約させることがある」
手口1 屋根の修繕
地震で屋根瓦がずれてしまったお宅に業者の男が点検してあげると訪ねてきました。男は2階の窓から屋根を見ただけで「修繕費用50万円かかる」と言いました。応対した女性は家族と相談し、契約しないことにしました。
再びやってきた男に家族が対応。修繕の話をきっぱりと断りました。すると男は点検料として5万円を要求してきたのです。言い争った末、結局払わなかったそうです。
手口2 義援金
男性のお宅に名札を見せ、「役所の者です」という男が2人やってきました。聞くと、
「震災の義援金をお願いします」と言います。男性は快く5000円を出したのですが、国民生活センターの調べによると、男は真っ赤なニセ者。役所ではそんな活動はしていませんでした。
手口3 水道水の浄化装置
埼玉県に住む木原さん(女性)。勧誘を受けたのは3月下旬のこと。その頃、近くの浄水場でごく微量の放射性物質が検出され、木原さんは水道水のことが心配になっていたといいます。
木原さん、「水道が危ないとうわさが広がった時大丈夫なのか、この水道水使ってとか。テレビでは大丈夫といっているけど本当に大丈夫か、不安があった」
ある昼下がりのことです。
悪質業者、「こんにちは。少しお時間よろしいですか。実は今水道水が大変危険なんです」
やって来たのはスーツ姿の2人組。水道水の危険について熱心に訴えます。
悪質業者、「放射性物質が風に乗って水道水を汚染しています。もし今後飲み続ければ10年後、20年後ガンになります」
勧めてきたのが浄水器でした。
悪質業者、「これは水の中に含まれる放射性物質をすべて除去できる製品なんです。ミネラルウォーターもいつ手に入るかわからないし、水道水が飲めなくなったらどうするんですか」
さらに業者は値段を告げて購入を勧めます。
悪質業者、「定価は118万円なんですが今は緊急事態ということで、私たちも赤字覚悟で30万円にします」
値段が高いと感じた木原さんは購入を断りました。それでも業者は勧誘を止めません。20分ぐらい押し問答を続けた末、業者はあきらめ、パンフレットをひったくるようにして帰っていきました。
じじぃの感想
放射性物質を吸着する方法に「ゼオライト」という鉱物を使う方法がある。このゼオライトを使えば放射性セシウムを最大98%除去できる。
しかし、ゼオライトは他のミネラル分も吸着してしまうという欠点がある。
これに対して、東京工業大学が開発した「フェロシアン化鉄」を使った浄化技術は主に放射性物質セシウムだけ、ほとんど100%沈殿させることができるのだそうだ。
一般家庭でこれを浄水器の代わりに使うということが実用化されるのかもしれない。