じじぃの「液晶とは?最新ディスプレイ技術」

鈴木-宮浦クロスカップリング実験 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=GxLM36FAmSE
液晶とは? シャープ
【液晶は、液体と固体の中間的物質】
液晶の存在は、1888年オーストリアの植物学者ライニツァーによって発見されました。「液晶」とは、固体と液体の中間にある物質の状態(例えば石鹸水など)を指す言葉です。
1963年RCA社のウィリアムズは、液晶に電気的な刺激を与えると、光の通し方が変わることを発見。5年後(1968年)に同社のハイルマイヤーらのグループが、この性質を応用した表示装置をつくりました。これが液晶ディスプレイ(LCDLiquid Crystal Display)の始まりです。
しかし液晶は本来、ディスプレイの材料としては不安定で商用として問題がありましたが、1973年、シャープより電卓(EL-805)の表示として世界で初めて応用されました。グレイ教授(英国ハル大学)は1976年に安定な液晶材料(ビフェニール系)を発見し、それは現在のLCD材料の基礎となっています。
http://www.sharp.co.jp/products/lcd/tech/what_lcd.html
東京理科大学『古江研究室』:液晶分子の形状と種類
図に示したように、まず液晶性を示す物質の重要な構造の特性として、「堅いコア部」いわゆる人間で言う骨の部分が必要である。
http://www.rs.noda.tus.ac.jp/~furuelab/introduction/molcule.html
2010年ノーベル化学賞受賞・鈴木章名誉教授の業績について
有機合成の方法論を塗り変えた研究 --医薬・液晶などの産業応用に大きな貢献
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/costep/news/article/77/
有機ELと最新ディスプレイ技術』 齋藤勝裕/著 ナツメ社 2009年発行
液晶とは (一部抜粋しています)
柔軟性結晶と液晶
結晶は位置と配向の規則性を両方とも持っている状態である。それに対して液体は位置と配向の規則、両方を失った状態である。それでは、結晶と液体の中間とはどのような状態か、といった場合は2つの状態があることになる。
①位置の規則性を持つが配向の規則性を失った状態
②位置の規則性はないが配向の規則性を持った状態
①の状態はいわば風見鶏の集合のような状態である。位置は規則的であるが、方向はまちまちである。このような状態を柔軟性結晶という。液晶とはまったく異なる状態である。柔軟性結晶の有効な使用法はまだないようである。
②の状態を液晶という。この状態はメダカの集合と考えるとわかりやす。小川のメダカはすべて上流の方向を向いている。しかし、各自勝手に泳ぎ回り、位置は自由のままである。このように、流動性がありながら、一定の方向を向いているということが液晶の決定的に重要なことである。
結晶や液体のような状態とは異なり、液晶という状態はどのような分子でもとることのできる状態ではない。液晶状態をとることのできる分子は特別な分子である。
液晶になれる分子構造における明らかな特徴は細長い形をしていることである。しかし、その他の最大公約数的な性質をみつけるのは困難である。ベンゼン環を持っているものもあれば、イオン性の置換基を持つものもある。また、金属原子を含むものもある。

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どうでもいい、じじぃの日記。
毎日が日曜日のじじぃとばばぁ。ぼけっと1日中、2人でテレビを観ている。
2人で観ているから、少しは集中して観ているんだろうなあ。1人でいたらテレビもつまらなくなるんだろうな。
テレビもブラウン管から液晶に替わって久しい。
液晶そのものは1888年に発見された。結構昔からあったんだ。
じじぃも一応、工学系の学校を出ているんで、会社で「液晶」なる解説書を見たことがある。
やたらと長い分子構造が出てきて、読む気にならなかった。
60(歳)からのお勉強にと、図書館から本を借りてきて、ネットで「液晶」をキーにして調べてみた。
「液晶は本来、ディスプレイの材料としては不安定で商用として問題がありましたが、1973年、シャープより電卓(EL-805)の表示として世界で初めて応用されました」
半導体と同じように液晶を世界で初めて商用化したのは日本人なんだ。
さらに、調べてみた。
ノーベル賞と特許。鈴木博士は、亜鉛の代わりにホウ素を使ってさらに改良した『鈴木カップリング』を開発した。鈴木博士の開発したのは、特別な条件でなくても反応が進むようにしたものであり、世界中の化学メーカーや製薬メーカーが恩恵を受けている。さらに液晶テレビやパソコン用ディスプレー、有機ELディスプレーの製造でも使われている。鈴木カップリングはロスが少なく、製造のコストダウンになった」
2010年、ノーベル化学賞を受賞した北大名誉教授・鈴木章先生の「鈴木カップリング」が出てきた。
液晶テレビと「鈴木カップリング」はどこらへんでつながってんだろ。
頭が混乱してきた。じじぃの頭ではこれ以上追求しても、無駄だ。
止めとけ。(天の声)