じじぃの「プラズマとは?最新ディスプレイ技術」

スーパーハイビジョン実現へ - 超高精細プラズマディスプレイ : DigInfo 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=rkscTkVxx3g&feature=fvwrel
液晶、プラズマ、あなたはどっちを選ぶ?
「液晶とプラズマのどちらにするか」ということに頭を悩ませている人は多いと思います。かつては大画面で見るならプラズマ、高精細でキレイに見るなら液晶とされていましたが、両方式の熾烈な競争で、一概にそう言えなくなりました。
http://allabout.co.jp/gm/gc/372457/
パナソニックはプラズマを核に 3Dを世界市場に浸透させる 2010/1/6 J-CASTニュース
薄型テレビには液晶パネルとプラズマパネルがあるが、パナソニックは世界で最大規模の生産能力をもつ最新鋭のプラズマパネル工場を兵庫県尼崎市の大阪湾岸に完成させ、2010年1月から本格生産を始める。パナソニック尼崎市の新工場を拠点に、映像が立体的に見える3次元(3D)テレビを他社に先駆け2010年初頭に商品化する予定で、液晶パネルで3Dテレビを投入予定のソニーやシャープに対抗する。液晶VSプラズマの薄型テレビの戦争は2010年に激化しそうだ。
http://www.j-cast.com/2010/01/06057238.html
プラズマディスプレイ フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
プラズマディスプレイ (PDP, Plasma Display Panel) は放電による発光を利用した平面型表示素子の一種である。電極を表面に形成したガラス板と、電極および、微小な溝を表面に形成し、溝内に赤、緑、青の蛍光体層を形成したガラス板とを狭い間隔で対向させて希ガスを封入し、この電極間に電圧をかけることによって紫外線を発生させ、蛍光体を光らせて表示を行っている。
【開発の歴史】
1964年にアメリカ合衆国イリノイ大学でD.L. BitzerとH.G.Slottowにより基本的な原理が公表された。実用化当初はネオンガスの放電による橙色発光によるモノクロの表示装置として、オーウェンズ・イリノイ社 (1970年代初頭)、IBM社 (1983年)、Photonics Imaging社や岡谷電機により商品化され、主として情報表示用ディスプレイに用いられた。
富士通ゼネラルが1996年に世界初となる42インチフルカラーPDP、1997年年11月に民生用42型ワイドプラズマテレビを開発し、同年12月にパイオニアが50型としては世界初の民生用プラズマテレビを発売し、各社とも次世代の大画面の平面テレビとして、デジタルテレビジョン放送HDTV放送に対応させようと開発競争を開始した。初期のPDPテレビは40インチ程度で市販価格100万円を超える高価な製品で、各社とも「1インチ1万円」を目標にコストダウンに力をいれた。
パナソニック プラズマディスプレイ
パナソニック(旧・松下電器産業)が75%、東レが25%を出資する形で2000年10月に設立された合弁会社。2009年第3四半期現在、プラズマパネルの世界市場シェアで世界1位である。

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有機ELと最新ディスプレイ技術』 齋藤勝裕/著 ナツメ社 2009年発行
プラズマとは (一部抜粋しています)
現在の薄型テレビは液晶型とプラズマ型が雌雄(しゆう)を決している状態である。液晶型とプラズマ型では原理がまったく異なるにもかかわらず、それがテレビという製品になったときの性能にほとんど差が無く、消費者の選定判断を困らせている。このような現象は他にあったのだろうか? 多くの場合、異なった技術は異なった分野で花開き、互いに住み分けることが多かった。あるいは白熱電灯と蛍光灯のように、互いの長所を生かして住み分けた。それがテレビの世界ではガップリ4つに組んでいる。
最近ではそのようなことが多い。ビデオで優劣を競った2方式、DVDで争った2方式、いずれも片方は敗退した。その意味では、液晶とプラズマは共存しているといえるかも知れない。両者の中心原理はまったく異なるが、周辺技術はある意味でソックリである。
プラズマテレビとはプラズマを用いたテレビである。プラズマとはイオンの集合のようなものである。原子はプラスに荷電した原子核とマイナスに荷電した電子からなる中性の物質である。この原子から電子が取り去られると残りの原子部分はプラスに荷電することのなる。これを陽イオンという。この陽イオンと、原子から外れた電子の集合体をプラズマというのである。電荷間の反発があるので互いに近づくことができず、したがって気体であり、高エネルギー状態である。
キセノンやアルゴンなどの希ガス元素の気体をセルに封じ、放電すると原子は電子を放出してプラズマ状態となる。そののち、陽イオンと電子が再結合するときに余分のエネルギーを光として発光する。この光を用いるのがプラズマテレビである。したがって液晶テレビと違い、プラズマテレビの中心部分は発行体なのである。
プラズマテレビ星取表
         液晶テレビ      プラズマテレビ       (参考)有機EL

                                                                                                                                      • -

画面の大きさ 中〜大が適している  より大きいものが適している 中が適している
明るさ      低い           高い               高い
視野角     狭い           広い               広い
応答速度    やや遅い        速い               速い
寿命      長い           やや短い             短い
消費電力   少ない          多い               少ない

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どうでもいい、じじぃの日記。
毎日が日曜日のじじぃとばばぁ。ぼけっと1日中、2人でテレビを観ている。
2人で観ているから、少しは集中して観ているんだろうなあ。1人でいたらテレビもつまらなくなるんだろうな。
テレビもブラウン管から液晶に替わって久しい。
60(歳)からのお勉強にと、図書館から『有機ELと最新ディスプレイ技術』という図解の本を借りてきた。
「液晶」に関する本なのに「プラズマとは」が出てきた。そして、そこには「プラズマテレビ星取表」まで出ている。
プラズマテレビはブラウン管テレビの延長線上にあるのだろうか。
ブラウン管テレビに世界で初めて文字を表示(「イ」の文字)させたのは日本の高柳健次郎博士だった。
「1992年に富士通(現:富士通ゼネラル)が世界で初めてプラズマディスプレイを使用したテレビを開発」
半導体、液晶と同じように、プラズマテレビを世界で初めて商用化したのは日本人なんだ。
液晶というのは分子の配向を変化させるという点で応答速度は遅そうだが、プラズマテレビは発光体なので応答速度は速そうだ。
プラズマテレビはそのプラズマという名前からして高エネルギーということで、消費電力は高そうだ。
液晶、プラズマ、あなたはどっちを選ぶ?
この選択の基準に、お金持ちと貧乏人というのはないのかな。
もしかして、貧乏人は「プラズマテレビ」、不可だったりして。