じじぃの「福島原発はレベル7・チェルノブイリ?知りたがり」

福島第一原発事故 「レベル7」に引き上げ 2011年4月12日 動画あり
http://www.news24.jp/articles/2011/04/12/07180749.html
チェルノブイリ原発事故20年後の今 五井野正画伯 その1. 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=AbaSOWZFX88&feature=related
チェルノブイリと違う」 レベル7に東電副社長反論 2011.4.12 MSN産経ニュース
東京電力福島第1原発の事故が、国際評価尺度(INES)で旧ソ連チェルノブイリ原発と並ぶ最悪のレベル7に引き上げられたことを受け、12日夜に記者会見した東電の武藤栄副社長は「今回の事故とは相当違う」と、あくまでも2つの事故レベルが異なるとの立場を崩さなかった。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110412/scn11041222480005-n1.htm
『知りたがり!』 フジテレビ 2011年4月13日
【司会】伊藤利尋渡辺和洋 【ゲスト】堀ちえみ、その他 【コメンテーター】 首都大学東京准教授 大谷浩樹、明治大学准教授 勝田忠広
福島原発はレベル7・・・最悪評価のワケ&生活への影響は?
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shiritagari/index.html
どうでもいい、じじぃの日記。
4/13、フジテレビ 『知りたがり!』の番組で「福島原発はレベル7」を観た。
大体、こんなことを言っていた。(手抜きしている)
伊藤さん、「福島第一原発事故の発生から1ヵ月以上ということですが、その事故の評価レベルが引き上げられました。チェルノブイリと並ぶ"最悪のレベル7"ということですが、これを我々はどう受けとめればいいのか? そして気になる生活への影響について詳しくお伝えします」
予断を許さない影響が続く福島第一原発事故。昨日、原子力安全保安院は事故レベルの引き上げを発表しました。
原子力安全保安院の人、「福島第一原発事故トラブルのINESの評価についてレベル7と暫定評価しました」
レベル7は史上最悪といわれた1986年のチェルノブイリ原発事故と同じ評価。25年経った今も無惨な姿をさらしているチェルノブイリ原発。そのチェルノブイリ原発を今、取材すると、
取材スタッフの車がウクライナチェルノブイリ原発に向かって走る映像が出てきた。
スタッフの人、(窓の外に放射能測定器を出して)「7マイクロシーベルト・・・。7.89マイクロシーベルト。数値がどんどん上がっていきます」
今も半径30kmは立ち入り禁止区域とされ、大量の放射能が検出される。しかし、原子力安全保安院は同じレベル7になったチェルノブイリ原発事故との違いを強調した。
原子力安全保安院の人、「放射能物質の放出量はチェルノブイリ原発事故の1割程度です」
今後も健康への影響を出さないで済むのか。そして私たちは今後も大丈夫なのか?
伊藤さん、「福島第一原発事故についてINES国際原子力放射線事象評価尺度が『レベル7』に引き上げられた。この『レベル7』というのは何なのか、今後大丈夫なのかということですが」
首都大学東京准教授の大谷浩樹先生と、明治大学准教授の勝田忠広先生が伊藤さんの解説のサポートを行う。
伊藤さん、「放射線事象評価尺度は国際原子力機関が定めた世界共通の尺度であるということですが、この意味は?」
放射線事象評価尺度
①施設の壊れた規模
②被ばくした人がいるか
放射性物質の漏れた量
伊藤さん、「福島第一原発については震災発生の翌日、3月12日はレベル4に発表されました。そして3月18日になってレベル5に引き上げられました。そしてそれから3週間ぐらい経って、昨日深刻なレベルであるレベル7に引き上げられた。徐々に上ってきたというのはどう捉えたらいいのか」
勝田さん、「フランスでは早い段階からレベル6であるといっていたので、内部でいろいろ検討があって時間がかかったのだと思う」
堀さん、「レベル7以上になるということはあるのですか?」
勝田さん、「基本的にレベル7が最高です」
伊藤さん、「チェルノブイリ原発と同じレベルということでチェルノブイリと同じレベルになってしまったのかと思うのですが、原子力安全保安院チェルノブイリ原発事故と違うと強調しました。何が違うのか?」
チェルノブイリ原発事故と福島第一原発事故との違い
チェルノブイリ原発
原子炉が爆発した。原子炉は格納容器に囲まれていなかった。爆発で高さ1km以上に放射能物質が放出した。事故で死亡者は29人。放射能が漏れた量は520京ベクレル。
福島第一原発
水素爆発は起きたが格納容器の外で部分的に爆発したもの。ただ2号機では原子炉の一部で爆発が起きて破損しているのではないかといわれているが規模が違う。事故で死亡者は0人。放射能が漏れた量は63京ベクレル。
伊藤さん、「放射能の漏れはチェルノブイリより小さいが『京』という単位が出てきた。京は兆の上の位になります。ベクレルというのは放射線を出す力を表わす単位で、人への影響を考える上ではこれをシーベルトに置き換える必要がある。63京ベクレルを置き換えるとどれくらいになりますか?」
大谷さん、「約700万シーベルト(ほぼ全員死亡)にですね。30億倍ぐらいになります」
伊藤さん、「これはその場にいて全部吸いこんだらという前提ですけれども、大変な値であることには違いないです。ただレベル7の1つの基準として『レベル7は放射能物質が漏れた量が数京ベクレル以上』ということです」
大谷さん、「チェルノブイリと比べたら、まだ小さいです」
堀さん、「チェルノブイリと比べたら、まだ小さいというのはザックリして分かりにくい」
伊藤さん、「チェルノブイリと比べて10分の1の影響度だといってもレベル7ですから深刻な事故であることのは間違いないわけです。福島第一原発の総放出量の相当部分が3月の15〜16日に出たと見られています。現状では低下しているのか?」
勝田さん、「最初の頃と比べたら、低下していると思います」
伊藤さん、「ちょっとまだ、(放射能物質)が外に出ているという状態なわけですよね。見通しは時間がかかりそうですか?」
勝田さん、「早くても数ヵ月。長期的には1年くらいと見たほうがいいですね」
じじぃの感想
「3月18日になってレベル5に引き上げられました」
福島第一原発の総放出量の相当部分が3月の15〜16日に出たと見られています」
原子力安全保安院経済産業省に属しているのだそうだ。
公正を期すなら、原子力安全保安院経済産業省から独立した機関にすべきだ。