じじぃの「がん在宅緩和ケア!医療の現場」

平成21年度千葉県在宅がん緩和ケアフォーラム 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=2Hm_B4wfJH4
がんのホームドクター ≪さくさべ坂通り診療所≫
http://www.sakusabe.net/
痛みに応じた治療|がんの痛みに関する緩和ケア情報サイト がんの痛みネット
がんの痛みの治療は、WHO(世界保健機関)によって、痛みの強さに応じて3段階で行うように示されています。これは「3段階の除痛ラダー」と呼ばれているものです。ラダーとは、「階段」という意味です。3段階の除痛ラダーでは、痛みの強さに応じて各段階で使用される鎮痛薬が決められています。軽度の痛みに対しては第1段階の鎮痛薬を使用し、痛みが強くなるにしたがい第2、第3段階へ進んでいきます。しかし、最初から中程度から高度の痛みがある場合には、第2、第3段階の鎮痛薬による治療からスタートすることもあります。
http://www.itaminai.net/cure/c1.html
鳥越俊太郎 医療の現場!「痛みがない 言葉が絶えない!〜がん在宅緩和ケア診療所の6ヵ月〜」 2月12日放送 BS朝日
【司会】鳥越俊太郎 【アシスタント】野村真季 【ゲスト】さくさべ坂通り診療所院長 大岩孝司
第149回目のテーマは「がんの在宅緩和ケア」
かつて住み慣れた家で人生の最後を迎える患者は8割を超えていました。
しかし、現在その数は1割程度。なぜ、このような状況が生まれたのか?
そんな中、死亡者数が最も多い"がん"患者を対象に、在宅死を支える1人の医師がいました。
その医師は「がんの最後が痛みを伴うという考える人が多いが、それは勘違いです。」と話す。
診療するほとんどの患者が自宅で最後を迎え、これまでに800人以上を看取ってきた。
そんながんの在宅緩和ケア専門診療所を半年間追い続けました。
密着6ヵ月! あなたはどこで人生の最後を迎えたいと考えていますか?
http://www.bs-asahi.co.jp/genba/
どうでもいい、じじぃの日記。
2/12、『鳥越俊太郎 医療の現場!』の「痛みがない 言葉が絶えない!〜がん在宅緩和ケア診療所の6ヵ月〜」を観た。
千葉市にある「さくさべ坂通り診療所」の映像が出てきた。
さくさべ坂通り診療所は365日、開いている診療所です。
さくさべ坂通り診療所院長の大岩孝司先生が話す。「がんの最後は痛くない」
かつて、自宅で亡くなる人は8割を超えていました。2008年で自宅で亡くなる人は12.4%になっています。
しかし、住み慣れた自宅で人生の最後を迎えたいと思っている患者はほとんどなのです。
吉見さん(男性・51歳)は2010年、肝臓がんが骨に転移。余命3ヵ月と告げられた。
吉見さんが人生の最後を迎える場所を選んだのは自宅だった。
最後の日まで家で過ごす。
・痛みのない最後とは?
・患者の最後に秘められたメッセージとは?
野村 がんで亡くなられた場合、痛くはないんですか?
大岩 今まで適切な薬が無かった。モルヒネぐらいしか無かった、今では充分に適切な薬があります。WHO方式といって患者の痛みに応じて変えているので痛みが緩和されています。
吉見さんの自宅に大岩先生が週1回、伺い診療している。看護師さんは週3回伺っている。
大岩先生は診療の大部分を患者との話し合いに使っている。患者の思いに沿って診療を行う。
この日、訪れたとき吉見さんはへその部分に違和感をあると訴えた。腹水がたまり始めていた。
先生は診療後、家族を別の部屋に呼び、吉見さんの病状の正確な情報を伝えた。
3日後の夜、吉見さんと奥さんはコーヒーを一緒に飲んだ。次の日の朝、吉見さんと奥さんがちょっと会話して、また奥さんが部屋に行ったら吉見さんは亡くなっていた。
鳥越 生き方という言葉はよく言うけれど、死に方の方が大事なんですよね。患者さんは穏やかな死に方をされるですか。
大岩 ほとんどが穏やかな死に方をしています。
野村 患者さんの不安を先生が取り除いているわけですね。
大岩 患者さんはこれからどうなるのだろうと不安を持っています。患者さんの立場で話をすることで不安を取っています。終わりよければすべてよしです。
じじぃの感想
確かに病院で孤独で死ぬより、自宅で死ぬのが理想的なのかもしれない。