じじぃの「エジプトで今何が起きてる?知りたがり」

エジプト反政府デモ、「100万人の行進」 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=O9jdHJMkatE&feature=related
民主化」ドミノに中東緊張 失業など課題共通 2011/2/2 日本経済新聞
エジプトのムバラク大統領に続き、イエメンのサレハ大統領が2日、次期大統領選への不出馬を表明。チュニジア政変に端を発した中東での政権交代連鎖は現実のものとなった。高い失業率など同様の問題を抱える周辺国は民主化運動の波及を警戒。一方、エジプトの友好国であるイスラエルが孤立化を懸念するなど、地域情勢に影響が広がっている。
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C9381959FE2E0E2E6848DE2E0E2E0E0E2E3E39494E0E2E2E2;bm=96958A9C9381959FE2E0E2E6858DE2E0E2E0E0E2E3E39F9FEAE2E2E2
チュニジアの「ジャスミン革命」はフェイスブックウィキリークスが決定的な役割を果たした最初の革命 2011年1月16日 Ceron.jp
http://ceron.jp/url/markethack.net/archives/51677487.html
『知りたがり!』 フジテレビ 2011年2月2日
【司会】伊藤利尋渡辺和洋 【ゲスト】 堀ちえみ西川史子おぐねー 【ナレーター】桜庭亮平 【コメンテーター】東京外国語大学 飯塚正人
▽エジプトで今何が起きてる? 日本へ影響も
エジプト全土での反政府デモの激化を受け、政治家が日本時間のけさ、国民向けのテレビ演説を行い、今年9月の選挙には立候補しない意向を明らかにした。即時辞任を求める人々は、 この演説に不満の声を上げている。
▽大調査! 佑ちゃんの撮影ポイントどこ?
http://blog.fujitv.co.jp/shiritagari/D20110202.html
どうでもいい、じじぃの日記。
2/2、フジテレビ 『知りたがり!』の番組の「エジプトで今何が起きてる? 日本へ影響も」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
エジプトのデモの映像が流れる。
デモ隊の人々、「ムバラク、早く辞めろ!」
ムバラク大統領の退陣を求め、反政府デモが続くエジプト。昨日、解放を意味するタハリール広場は数十万の人々で埋めつくされました。
デモの女性、「現政府が転覆し、私たち全員を解放してくれることを望みます」
こうした国民のデモ活動に対してムバラク政権を支えてきた軍は声明を発表した。
軍の報道官、「国民の改革行為は今のエジプトに必要なものであり、平和的なものであると確信している」
これまで30年という長期政権を支えてきた軍はムバラク大統領に"NO"を突きつけたのだ。勢いを増す反政府デモ。そして事態は急転する。
ムバラク大統領は先ほど、9月に行われる次期大統領選挙に出馬しないことを声明。しかし、反政府デモは即時退陣を求めており、依然緊張状態が続いている。
数々の古代遺跡をかかえ、日本にも人気のエジプト。そのエジプトで今いったい何が起きてるのか? エジプトの光と影を詳しく解説します。
大きなボードに「エジプト」に関係する言葉が書かれている。
東京外国語大学の飯塚正人さんが伊藤さんのサポートを行う。
伊藤 いったい、エジプトとはどういう国なんだろうというところからいきます。何といっても観光の国である。エジプトへの日本人の渡航者は年間11万人。エジプトにとってこの観光はひとつの産業になっていますが、いったい、いつ頃から日本人がエジプトに行ったかというと江戸時代から。さむらい「満喫」といった人たちです。1864年、第2回渡欧使節団がヨーロッパに行って寄ったということですが。
飯塚 そうですね。ヨーロッパに行く途中で。
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伊藤 背景には貧困があります。それからもう1つ知識人も就職難ということですが、大卒でもなかなか就職ができない。
飯塚 大卒に関してはエジプトには昔から社会主義の時代があったものですから、大卒出なら必ず就職させるということを国民に約束しているんですね。公務員にすると。でも公務員の数がどんどん増えて、就職を待ってくれと。10年とか20年待ってくれという話になっているんです。
おぐねー 待ってくれというのは、すごい話ですね。
伊藤 大学出ても就職できない。若者層が苦しいという不満がある。この不満が豊かな大統領への"怒り"(いかり)につながっているということです。軍事政権に向かっているのではなく、大統領個人に向かっている。
飯塚 まさに、「大統領、辞めろ」というのはそのあたりにあって、例えば外国の企業が現地に会社を作る。そうすると社長が皆、ムバラク大統領の身内だったりするわけです。
伊藤 ただ、人口の増加がずっと続いてきて、当然貧困とか失業とか、これまでくすぶっていたはずなんです。でもなぜ、こんな形が30年間も続けられたのか。民主化の動きを排除してきた。デモなんかを秘密警察が盗聴して、この目を潰す。もう1つ、治安警察が拷問をやってきた。
飯塚 前の大統領が暗殺されてから30年間解除されていなくて、この人間が危ないとしたら、何の手続きもなく逮捕して刑務所に入れられるんです。世界的に人権団体が問題にしてきたんです。
伊藤 観光立国ということで多くの観光客を受け入れる華やかさの一方で、長期政権維持の裏に、こうした治安維持活動があったんです。でも、今回はデモが起きたわけです。
  みんな、連絡し合ってデモをやったわけですね。
伊藤 今回のデモの引き金になったのはエジプトの近くにあるチュニジアですが、先月始め"ジャスミン革命"があって、23年続いた独裁政権が崩壊するという事態が起きました。これが飛び火したと言われてるんですが。では、同じような独裁政権チュニジアで反政府デモの引き金はインターネットということなんです。具体的に言えばツイッターであり、フェイスブックであり、こういった情報を共有して、それがデモにつながっていったということです。
飯塚 電話であれば誰に電話しているか、盗聴していればわかる。ところがツイッターの場合は誰が受取っているか、誰でも受け取れるわけです。
伊藤 まず、チュニジアでこういうことが起きた。エジプトがどうかというと、やはりツイッターの情報であり、フェイスブックの情報だった。ここで皆が集まったというわけです。結果としてこれまでくすぶっていた不満が一気に噴出した。
飯塚 お互いに顔も知らない人たちが、皆集まってデモになった。
伊藤 ただ、エジプトはインターネットはあまり普及していませんよね。
飯塚 インターネットはあまり普及していなくても、知識人とか、就職できていない人が使い方は知っているので、そこから口コミで広がっていった。
伊藤 インターネットが国を動かしているわけですね。
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じじぃの感想
チュニジアという国は名前だけしか知らなかった。
チュニジアは高等教育を受けた若者が多く、Facebookの普及率も高い。アラブ世界で草の根的なデモが政府を転覆した最初の事例」
なのだそうだ。
同じ北アフリカの国でもエジプトとチュニジアとではインターネットの普及率で異なるみたいだ。
エジプトがどうなるか、目が離せない。