Stem Cell Scientists Win Nobel Prize in Medicine 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=J_U3YLgGZ4k
世界初!「心臓が"再生"する」「心筋梗塞」治療に新たな光(前半) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=qOXTQiFaTO8&feature=related
世界初!「心臓が"再生"する」「心筋梗塞」治療に新たな光(後半) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=OCZiEFihY4g
Stem Cell Research Could Cure Type1 Diabetes 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=cEFx-VoN7Fg&feature=related
ヒトiPSから腎臓細胞 京大、新治療法に道 (追加) 2013/1/23 日本経済新聞
京都大学iPS細胞研究所の長船健二准教授らはヒトのiPS細胞から腎臓の細胞を作ることに成功した。腎臓の様々な細胞のもととなる「中間中胚葉」と呼ぶ細胞を効率よく作る方法を開発し、腎臓の細胞に育てた。腎不全や人工透析が必要な重症患者に、腎臓の細胞や組織を移植して機能回復を目指す新たな再生医療実現の足がかりとなる成果だ。
英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に23日掲載される。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2204A_S3A120C1CR8000/?dg=1
情報ライブ ミヤネ屋 2012年10月15日 日本テレビ より
【司会】宮根誠司、川田裕美 【出演】岸博幸、白石真澄、春川正明 【専門家ゲスト】堀田秋津(京都大学iPS細胞研究所助教)
特集 iPS細胞治療への活用はいつ? 実用化までの課題は?
iPS細胞治療への活用はいつ?
●目 [現在] 加齢黄班変性症 完治療法なし
⇒ ”網膜色素上皮シート”を移植 [実用化] 来年にも臨床研究
⇒ 角膜、網膜の障害などを改善、緑内障・白内障は未知数
●口 [現在] 歯周病(歯の欠損) 手術・インプラント治療など
⇒ エナメル芽細胞など一部の組織を作ることに成功 歯そのものの再生は未知数
●脳 [現在] パーキンソン病(脳内の神経伝達物質ドーパミンが減少し手足の震えなどを起こす難病) 主に薬物治療
⇒ “ドーパミンを作る神経細胞”を移植(注射) [実用化] 4〜5年後に臨床研究
⇒ アルツハイマー病、脳卒中の改善
●心臓 [現在] 心筋梗塞 薬物治療・心臓移植など
⇒ “心筋細胞”を移植(注射・細胞シート状にして貼る) [実用化] 4〜5年後に臨床研究
●内臓
・肝硬変 [現在] 食事療法・薬物療法・肝臓移植など
⇒ “肝臓細胞”を移植(細胞シート状にして貼るなど) [実用化] 10〜15年後に臨床研究
・糖尿病(1型) [現在] インスリン注射・すい臓移植など
⇒ “インスリンを作る細胞”を移植(細胞シート状にして貼るなど) [実用化] 未知数
・がん [現在] 外科療法・放射線療法・化学療法など
⇒ “免疫細胞(T細胞)”を輸血 [実用化] 10年後に臨床研究
●新薬の開発
⇒ 人体にやさしい、副作用などのない薬が可能に
http://www.ytv.co.jp/miyaneya/
あさイチ 「貼るだけで症状改善!? 細胞シート」 2012年9月24日 NHK
【司会】井ノ原快彦、有働由美子 【専門家ゲスト】澤芳樹(大阪大学大学院医学系研究科 教授) 【リポーター】中谷文彦アナウンサー 【ゲスト】宮崎美子(女優)、金子貴俊(俳優)
今回のテーマは、再生医療のひとつとして注目を集める「細胞シート」。みずからの細胞を培養してシート状に加工してつくったもので、それを患部に貼ると、症状が改善・回復すると言われています。番組では、これまで治らないと言われてきた心臓病、歯周病、変形性膝関節症で使われる細胞シート治療について具体的にご紹介しました。
臨床研究段階ですが、その効果に救われている人もいます。重い心臓病で心臓移植を受けるしか助かる道がなかった30代や、重い変形性膝関節症で歩くのもままならなかった40代の男性など、細胞シートの体験者をご紹介しました。さらに手術室に潜入し、細胞シート治療の現場に密着。その驚きの可能性や課題、そして最新研究まで、細胞シート治療の全貌をお伝えしました。
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/09/24/01.html
クローズアップ現代 「“夢の医療”は実現するか 〜iPS細胞 実用化前夜〜」 2012年7月3日 NHK 動画あり
【キャスター】国谷裕子 【出演者】 山中伸弥(京都大学教授・京都大学iPS細胞研究所所長)
iPS細胞を使って人の組織を作り、移植により治療の難しい病気を治す。この“夢の再生医療”が現実になろうとしている。iPS細胞の「がん化」リスクを減らす培養方法が見つかったためだ。最も移植が早いと見られているのは、「加齢黄斑変性」という視力が失われる病気、日本に40万人の患者がいるとされる。患者のiPS細胞から網膜組織を作り出して移植するというものだ。また、難病患者からiPS細胞を作り出し薬剤の効果を確かめる取り組みが始まり、具体的に効果のあるものも見つかりつつある。さらに、iPS細胞を使うことで、がんの原因を探るための研究も始まった。実用化目前のiPS細胞研究の最前線に迫る。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3223.html
追跡!AtoZ 「心臓がよみがえる〜密着 世界初の再生医療〜」 2011年1月29日 NHK
【キャスター】鎌田靖 【語り】永作博美
今、再生医療技術を使った「心臓」再生の試みが始まっている。
京都府立医科大学で、心筋が壊死して収縮能力を失ってしまった患者の心臓に対し、幹細胞(様々な細胞になる能力を秘めた細胞)を注入、機能を回復させることに挑戦した。
壊死した心筋細胞の位置に注入された幹細胞が、健康な心筋細胞に“変身”することで心臓を「蘇らせる」ことを狙った世界初の試みだ。
NHKでは、第1号の患者の臨床試験に密着取材、一部始終を記録してきた。
心臓の働きが2割まで低下し、ほとんど歩けなかった患者が、心臓の再生により活発に動けるまでに回復。
去年12月に行われたMRI検査では心臓の壊死した部分が大幅に消失。
心筋が再生したことが確認された。
今世界でも様々な臓器の機能を再生させる研究が活発に行われている。
ブラジルでは糖尿病患者の膵臓の機能回復に成功した。
糖尿病は不治の病と言われて来たが、すい臓も再生可能だと分かったのだ。
夢の医療と言われる再生医療は「研究」の段階から、「実際の医療現場で使う」段階へと動き始めてきた。
鎌田キャスターと追跡チームが今の到達点を追跡し、その未来像を予見する。
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/file/list/110129.html
どうでもいい、じじぃの日記。
1/29、NHK 『追跡!AtoZ』 「心臓がよみがえる〜密着 世界初の再生医療〜」を観た。
大体、こんな内容だった。 (手抜きしている)
心筋梗塞で倒れたこの男性。移植しなければ回復が望めない危険な状態でした。どうすれば患者を救えるのか。医師たちはこれまでにない選択をしました。それは心臓の再生。自分の細胞を注入し、ダメージを受けた心臓の筋肉を新たに作る治療です。
追跡チームはこの世界初となる心臓の再生に密着。総力を上げて研究者たちが探り出したのが「心臓幹細胞」。果たしてこの細胞は心臓を再生することができるのか。追跡が始まる。
追跡が始まったのは2010年3月。
京都府立医科大学が映像に出てきた。
追跡チームは京都府立医科大学病院に入院していた1人の患者を訪ねました。山口茂樹さん(61歳)。
自宅のリビングでくつろいでいる時、突然激しい悪寒を感じ、救急車で運ばれました。
担当医師、「2度目の心筋梗塞は絶対されないから。今の状況で2度やりますと、たぶん命がなくなってしまいます」
診断は「心筋梗塞」。それも通常のバイパス手術では回復できないほどの重症でした。
山口さん、「心臓がパンクするって言われた」
山口さんの心臓は冠動脈が詰まり、その先の筋肉に血液が流れなくなっていました。その結果、血流が途絶えた分の筋肉が壊死(えし)が進みました。
山口さんの心臓のレントゲン写真が出てきた。(壊死が進んだところに赤印がついている)
赤で囲んだ部分が壊死した筋肉です。その範囲は心臓全体の30%にもおよんでいました。車イスの山口さん。心臓への負担をできるだけ減らすため、病床を歩くことさえ禁じられていました。
病院内の打ち合せ室に山口さん夫婦と医療関係者が集まった。この日、主治医から1つの提案がありました。
主治医、「ある程度の心臓の部分は死んじゃっているんで、危険なことのなる可能性もあって」
内科の医師、「患者さんに注入して安全かどうかということを見るのが第1段階の『治験』です」
それは恐るべき内容でした。山口さんの細胞を使って、心臓を再生させるというものです。
内科の医師、「山口さんご自身の心臓の細胞を再生医療して、心筋を心臓の中に作ろうという治療です」
心臓再生医療の手順の絵が映像に出てきた。
治療はまず、心臓から特別な細胞を取り出し、増やします。それを壊死した部分に注入し、新しい筋肉を作る世界初の試みです。しかし、人に対して行われたことはありません。
山口さん夫婦に対して、心臓手術の説明を行う。
医療関係者、「とったときに、心臓に穴があいてしまう」
成功するする保証はなく、命に関わる辞退も起きかねないと説明されました。
医療関係者、「医者が説明できることは確率でしか説明できない。その方が実際にどうなるかは、未来のことなので誰にもわからない」
山口さん夫婦は38年前に結婚。2人で小さな店を営んできました。60歳を過ぎ、これからは夫婦2人の時間を楽しもうと思っていた矢先でした。おととしの秋には孫も生まれ、その成長に目を細めていました。
山口さん、「(孫と)ある程度接しとかんと、向こうも覚えてくれへんやろうしね。この頃やったらずっと目で追ってくれるから。ちょっとずつ楽しみになってきよるね」
孫と一緒に家族と旅行に行きたい。山口さんは再生医療にすべてを賭ける決断をしました。
追跡チームは京都府立医科大学病院の研究室に向かった。
心臓の再生医療はどのようにして可能になったのか。鎌田キャップが顕微鏡を覗く。
鎌田さん、「細い形状が見えるんですが」
これが今回の治療の鍵を握る心臓の「幹細胞」です。心臓の筋肉の中にごく僅かしか含まれていないものです。これを心臓に注入すると筋肉に変わることが動物実験で確認されています。「心筋細胞」です。
鎌田さん、「(細胞が)本当に動いていますね」
幹細胞を説明するための絵が映像に出てきた。
私たちの体は1つの受精卵が分裂を繰り返し、最終的に、赤血球、心臓、血管、筋肉・・・が形づけられます。今、再生医療は3つのステージの細胞で研究が進められています。受精卵から作られるのが「ES細胞」。受精卵が分裂していく途中段階のものが「体性幹細胞」です。心臓幹細胞もこの一種です。そして皮膚などの細胞に遺伝子を導入して作るのが「iPS細胞」です。iPS細胞は4年前開発されたばかりで、まだ基礎的な研究段階です。ES細胞は受精卵から作るため倫理的な問題があります。一方、体性幹細胞は人への臨床試験が10年以上も前から行われ、血管の再生などで成功してきました。それが今、複雑な臓器の再生へ目指す段階へと入ったのです。
今回の心筋梗塞の治療は試金石となります。第1号となる山口さんの治療に世界が注目しています。
担当医師、「人を相手の治療だと予期せぬことが常に起きると思うんですよね。それは、今まで行ってきた動物実験とは全然違うところにありますので、それも大丈夫なように考えて準備をしてきたので、ひとつひとつクリアしていきたいと思います」
2010年6月1日。山口さんの心臓に幹細胞を注入する日です。
手術には心臓外科医だけでなく、幹細胞の研究者たち、総勢20人のスタッフが立ち合いました。手術開始まもなく、山口さんの幹細胞が運び込まれてきました。1ヵ月前に取り出され、数万倍に増やしたものです。
手術室の医師、「準備できました」
心臓の幹細胞がおよそ3000万個、注入されます。手術そのものは7時間もかかりましたが、心筋幹細胞の移植は僅か30分で終了しました。果たして心臓は蘇るのでしょうか。
手術後、山口さんの胸には心臓の状態を24時間、監視する機械が取り付けられました。研究チームが心配していたのは注入した心臓幹細胞がもともとある細胞と馴染まず「不整脈」を起こすことでした。
手術前は1日中、寝ていた山口さん、恐れていた不整脈も今のところ起きていません。
病院食を1人で食べ終わってから、車イスに頼らず、自分の足で立って歩くことも出来るようになりました。心臓の働きを回復させるため、リハビリも始めていました。孫と会うのを楽しみにしてリハビリに励みます。
今、再生医療はどこまで進んでいるのか?
追跡チームが調べたところ、臓器の再生を目指した研究が進んでいました。現在、世界40ヵ国以上で臨床試験が行われています。心臓は日本。脳梗塞を起こした患者の脳の再生医療に取り込むのはイギリスやアメリカ。肝硬変を起こした肝臓の再生は日本、韓国。さらにブラジルでは糖尿病患者の膵臓を再生する臨床試験が進んでいます。
追跡チームはブラジルに向かって、糖尿病患者の再生医療の実態を調査しました。
サンパウロ大学血液センターでは1型糖尿病患者の膵臓の再生医療を行い、機能していなかった膵臓機能の回復に成功しました。患者はこれまでインスリンを打ち続けてきましたが、インスリン注射の必要がなくなったのです。糖尿病は不治の病と言われてきましたが、膵臓も再生可能と分かったのです。
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じじぃの感想
「1型糖尿病患者の膵臓の再生医療を行い、機能していなかった膵臓機能の回復に成功しました」
糖尿病が再生医療で治るんだ。
驚いた。