じじぃの「未解決ファイル_134_人工光合成」

パナソニック、「人工光合成システム」で植物並みの効率を実現 #DigInfo 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=fioqaGmcC68
MY FAVE SONG: THE PHOTOSYNTHESIS SONG 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=C1_uez5WX1o
中3理科:光合成の実験 e点ネット塾 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=XnNaKjJXFXA
Science 23 Dec 2011
●Plant Life's Boxy Heart
http://www.vub.ac.be/e-brief/data/File/Science%20-%2010%20top%20breakthroughs%20of%20the%20year%202011.pdf
「日本の未来を狙い撃ち!」SACLA見学ツアー 文部科学省
天高く馬肥ゆる秋、オイシイ発見が詰まった、今話題の最先端研究施設に、お得に触れてみませんか? 11月19日(火曜日)には石川センター長の特別講演がセットになったスペシャルツアーも開催されます。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/ryoushi/detail/1341285.htm
夢の扉+ 「CO2を地球のエネルギーに!」 2013年8月11日 TBS
【声の出演】中井貴一 【ドリームメーカー】山田由佳(パナソニック先端技術研究所 工学博士)
地球温暖化の“元凶”と言われてきた、二酸化炭素=CO2。
地球環境にとって、“削減すべきもの”だったそのCO2を、光と水を使って、エネルギーに変える、という驚きのテクノロジーがある。この「人工光合成」の研究で、世界をリードするのが、パナソニック先端技術研究所の山田由佳が率いる研究チーム。
独自のアプローチで開発を進め、2012年、世界最高のエネルギー変換効率を実現した。
「少しでも可能性があるならば、トライする価値がある」
植物の光合成をヒントに、光のエネルギーを使って、水とCO2から、燃料や化学原料を作る「人工光合成」。世界中の研究者が、その実用化に向け、しのぎを削るが、いかにCO2の反応を高めるかが、カギとなる。
山田たちは、幾度も実験を繰り返した。そしてついに、電機メーカーならではの発想で、“ある材料”にたどりついた。
よりパワーのある電子を生み出す光触媒を探していたが、LED照明の技術を利用するという電機メーカーならではの発想で、光を電気に変えたり電気を光に変える非常に効率の良い窒化ガリウムという理想の光触媒を見つけた。
「“出来たらいいな”を“出来る”に変える」
山田たちが、今挑むのは、実際の太陽光のもと、CO2からメタンガスを作る実験だ。
果たして、メタンガスは検出され、実用化への大きな一歩を踏み出せるのか―?
さらには、2020年までに、年間10トンのCO2を吸収して6000リットルのエタノールを生産する「人工光合成プラント」を稼働させるという大構想を抱く。
「CO2を地球のエネルギーに!」
山田チームの夢を追う。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20130811.html
クローズアップ現代 「二酸化炭素が資源に! 夢の人工光合成 2013年6月17日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【専門家・ゲスト】井上晴夫(首都大学東京 特任教授・人工光合成研究センター長)
やっかいものの二酸化炭素と、どこにでもある水と太陽光のエネルギーで、燃料やプラスチックなどを作り出す夢の技術「人工光合成」の研究が進んでいる。人工光合成の研究において、日本は世界をリードし、多くの研究成果を出してきた。将来の産業化をめざすプロジェクトも立ち上がり、国、大学、企業がこれまでにないほど密接に連携して研究開発を行っている。一方、世界各国も人工光合成の研究に力を入れ始めた。中でもアメリカは、クリーンエネルギー政策の柱として巨額を投じて研究所を作り、第一線の研究者を集めて、人工光合成の研究に本腰を入れている。人工光合成の技術はどこまで進んでいるのか?そして日本は世界をリードしつづけることができるのか?夢の技術の現状を伝える。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3365.html
建仁教授 SACLA供用開始第一号 「First SACLA User Group」として世界初の実験開始 岡山大学 大学院自然科学研究科
http://www.gnst.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id2077.html
光合成の中核をなす複合体の構造を解明 〜人工光合成への大きな一歩を踏み出した〜 SPring-8 Web Site
沈先生は、ラン藻の一種からPSIIを取り出し、結晶化についてさまざまな条件を試しました。
構造解析の結果から、PSIIの触媒中心は、4つのマンガン原子、1つのカルシウム原子、5つの酸素原子、4つの水分子によって構成されていることが明らかになりました(図4)。PSIIの触媒中心について、これほど詳細な立体構造が解明されたのは世界で初めてです。
http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/research_highlights/no_59/
インタビュー 沈建仁氏(岡山大学教授)、神谷信夫氏(大阪市立大学教授) 「光合成、残された最大のナゾを解明 -第2回 光合成と、その反応中心の解明」 2012年2月14日 SciencePortal
約200年にわたって世界の科学者が追い続けてきた植物の光合成研究で、最後に残された最大のナゾを、沈(しん)建仁岡山大学教授と神谷信夫・大阪市立大学教授のグループが突き止めた。太陽光と水から酸素を作り出すための要となるタンパク質「光化学系Ⅱ複合体」の結晶構造を解明したもので、米科学誌「サイエンス」は昨年の画期的な10大成果として、日本の小惑星探査機「はやぶさ」の帰還などとともにこの成果を取り上げ、高く評価した。今後の人工光合成の実現にも大きな弾みがつくとみられる。この成果の意味や、研究の苦労、裏話などを2人に聞いた。
http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview72/03.html
サイエンスZERO 「原子の動きが見える!? 究極の“顕微鏡”SACLA (サクラ)」 (追加) 2014年4月13日 NHK Eテレ
【ナビゲーター】南沢奈央(女優)、竹内薫(サイエンス作家)、江崎史恵キャスター 【ゲスト】矢橋牧名 (理化学研究所 グループ・ディレクター)
「原子の動きまで見える」という究極の“顕微鏡”が兵庫県に誕生した。その名もX線分析施設「SACLA」。
太陽光の1億倍のそのまた1億倍という強烈な光を発生させ、生きた細胞などを原子レベルで観察できるという。これまで想像で描くしかなかったミクロレベルの生命の営みなどが実写で捉えられるとあって、科学界の熱い注目を集めている。全長7百メートルに達する世界最高レベルの“顕微鏡”を実現した、日本の驚くべき最新技術に迫る。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp462.html
サイエンスZERO 「植物パワーが未来を変える! 夢の人工光合成 2012年6月24日 NHK Eテレ
【ナビゲーター】南沢奈央(女優)、竹内薫(サイエンス作家)、中村慶子アナウンサー 【ゲスト】井上晴夫(首都大学東京教授)
太陽光、水、二酸化炭素。簡単に手に入る3つの資源だけで新しいエネルギーや食糧が作れたら・・・。こんな夢のような話が、今、実現に向けて大きく前進しています。植物が行う光合成を人工的に再現し、水素や炭水化物を得る研究が行われ、昨年4月には日本の研究チームが、光合成を起こす酵素の構造を解明。9月には大手自動車メーカーの研究機関が、世界で初めて酵素半導体や金属錯体で再現することに成功しています。人類の未来を変える人工光合成技術の最前線に迫ります!
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp390.html
豊田中央研究所、水とCO2のみを原料とした人工光合成の実証に世界初成功 2011-09-20 財経新聞
トヨタグループの豊田中央研究所20日、太陽光エネルギーを利用し、水とCO2のみを原料にして有機物を合成する人工光合成の実証に、世界で初めて成功したと発表した。
http://www.zaikei.co.jp/article/20110920/81352.html
根岸氏計画 金属触媒使い人工光合成 CO2から医薬品など 2011.1.17 MSN産経ニュース
ノーベル化学賞を受賞した根岸英一・米パデュー大特別教授が、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)から医薬品など有用な化合物をつくり出す「人工光合成」の実現を目指し、研究計画を16日までに立ち上げた。化学反応を促す触媒として金属を使う。
光合成は、植物がCO2と水から炭水化物を合成し、酸素を出す反応。温暖化防止には、CO2を吸収する森林の保全が重要とされているが、今回の計画はCO2を原料として役立てようとの狙いだ。
根岸さんが特別招聘(しょうへい)教授に就任した北海道大触媒化学研究センターを中心に、東京工業大、東京大、京都大などの研究者100人以上が参加予定の大型プロジェクト。根岸さんは18日に文部科学省に計画を説明する。
化学賞の受賞対象は、炭素でできた化合物を自在に結び付け、別の化合物をつくる「クロスカップリング反応」。触媒として根岸さんは「遷移金属」と呼ばれる特定の金属のうち、パラジウムを使用した。
新たな計画は、パラジウム以外の遷移金属も広く対象とし、CO2から別の化合物を合成するのが目標。根岸さんは「既成概念を捨てるプロセスがないといけない。しばらく時間はかかるが、自然の世界でできている光合成を、われわれができなかったら恥ずかしい」と意気込んでいる。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110117/scn11011708170001-n1.htm
NHKスペシャル 「2011 ニッポンの生きる道」 2011.1.1 動画あり
【キャスター】関口博之、伊東敏恵 【ゲスト】パデュー大学特別教授 根岸英一コマツ会長 坂根正弘一橋大学教授 米倉誠一郎日本政策投資銀行参事役 藻谷浩介、愛知淑徳大学教授 真田幸光
2011年元日放送のNHKスペシャル「ニッポンの生きる道」からノーベル化学賞を受賞した根岸博士が、環境問題など人類共通の課題を解決するために、ニッポンの英知を結集することの重要性を訴えているパートを紹介します。
海のなかからウランを取り出す驚きの新技術や、地球温暖化問題の解決を目指す前人未到の技術「人工光合成」の研究についての最新情報です。
http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_special_20110101_0800
『FINE』  2011.1.18 テレビ東京
【司会】大浜平太郎 【ゲスト】パデュー大学特別教授 根岸英一北海道大学触媒化学研究センター教授 高橋保
▽温暖化対策の切り札? 人工光合成ノーベル賞受賞の根岸氏が挑戦!
ノーベル賞を受賞した米パデュー大学の根岸特別教授が二酸化炭素から医薬品など化合物をつくりだす「人工光合成」の実現を目指し研究計画を立ち上げました。この研究はどのようなものなのでしょうか
http://www.tv-tokyo.co.jp/newsfine/news/
2010/1/31、NHK BS 未来への提言 「ジェームズ・ジムゼウスキー 〜ナノテク革命が世界を変える〜」から
筑波にある研究所が出てきた。ここの研究所で開発された原子間スイッチを脳のニューロンシナプスの情報伝達の仕組みに使えないか。
UCLAの研究所で生物学的回路に原子間スイッチを応用した自己組織化フラクタルパターンの映像が出てきた。
水谷 今後、ナノテクノロジーが発達するとコンピュータの回路が小さくなり、コンピュータが知性を持つようになりますね。
博士 子どもが知能を持つように、コンピュータも知能を持つようになるだろう。
水谷 地球温暖化ナノテクノロジーがどう関わっていくのか。
博士 現在の太陽電池パネルと違ったものが必要だ。ナノテクノロジーを使って光合成装置を作りたい。光合成はまるで分子の工場だ。
水谷 ナノテクノロジーは、今後どのように発展していくのだろうか。
博士 クリーン・ワールド。コンクリートから緑豊かな環境にしていきたい。それには科学者が地域の産業のために直接語りかけるようにしないといけない。

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どうでもいい、じじぃの日記。
1/18、 テレビ東京 『FINE』で特別番組 「温暖化対策の切り札? 人工光合成ノーベル賞受賞の根岸氏が挑戦!」を観た。
大体、こんなことを言っていた。
パデュー大学特別教授の根岸さんが新たな研究を立ち上げました。成功すれば地球温暖化を防ぐだけでなく、食糧問題やエネルギー問題の解決にも貢献できるということなんです。
次の研究テーマはどういったものなのか。今日、お話を聞いてきました。
根岸さん、「私でできると思っている。いつどうやってやるか。これが研究です」
テレビ東京 の単独インタビューに応じたのはノーベル化学賞を受賞した根岸さんです。日本の研究者、およそ120人の研究者たちと新たな研究プロジェクトを立ち上げることになりました。そのテーマは「人工光合成」です。
根岸さん、「同じような形で、生化学的にも化学的にもできる」
植物の光合成の仕組みの映像が出てきた。
光合成二酸化炭素+水に太陽エネルギーを使って炭水化物と酸素を作る反応です。
一方、人工光合成二酸化炭素+水を使って、光エネルギーや金属を触媒に化学反応を起こします。それによって作り出された炭水化物を食料やエネルギーに利用しようとするものです。研究はこれからですが、自然界で起きていることが化学的にできないはずはないと根岸教授は言います。
大浜さん、「二酸化炭素の排出を削減するのではなく、利用するという減らし方がありますよね」
根岸さん、「そうですね。利用していくと、二酸化炭素をもっとほしい」
大浜さん、「エネルギーになる」
根岸さん、「エネルギー、食糧になる。そこまでの自信はあります」(笑)
現在根岸さんは75歳。ノーベル賞という科学者の夢を実現したのですが、ノーベル賞を受賞した際に次なる挑戦を意識したといいます。
根岸さん、「あと5年ぐらい、もうひと奮発したい」
この研究は根岸さんが特別招聘教授に就任する北海道大学触媒化学研究センターを中心に大学の垣根を越えて進める予定です。
このプロジェクトを一緒に立ち上げようとしている北海道大学触媒化学研究センター教授の高橋さんは次のように語ります。
高橋さん、「大きな世界の問題を解決するには権威のある方が号令しないといけないわけです。現役研究者の根岸先生がノーベル賞をとって『ついてこい。みんなやろうじゃないか』、と。しかも、日本の科学の力は世界の問題を解決する可能性を秘めている」
大浜さん、「まさに(根岸先生が)触媒になられたわけですよね」
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じじぃの感想
「日本の科学の力は世界の問題を解決する可能性を秘めている」
すばらしい。
追記
2012年6月24日 NHK EテレサイエンスZERO』の番組「植物パワーが未来を変える! 夢の人工光合成」より
200年間、謎につつまれていた光合成の秘密も日本の研究者によって、初めて解明されました。
植物パワーが未来を変える! 夢の人工光合成
去年12月に発行されたアメリカの科学雑誌『Science』。2011年の大発見という特集が組まれました。その1つとして選ばれた発見はこちら、
雑誌『Science』のページをめくると、「Plant Life's Boxy Heart」(植物を生かしているのは箱型の心臓だった)という題字のページが出て来る。
「箱型の心臓」とは光合成を起こすこの酵素のことです。箱のような酵素の形をつきとめたことこそが世紀の大発見だったのです。
岡山大学のキャンパスの映像が出てきた。
この発見をおこなった研究者が岡山大学にいます。沈建仁教授(50歳)。20年以上にわたって光合成のメカニズムを研究し続けてきました。