じじぃの「人の死にざま_493_A・コント」

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August Comte Positivismo 動画 YouTube
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O Positivismo de Augusto Comte Parte 1 動画 YouTube
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オーギュスト・コント フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
オーギュスト・コントはフランスの社会学者、哲学者、数学者。「実証哲学講義」などの著作がある。エコール・ポリテクニークで数学を専攻した。「社会学」という名称を創始し、彼の影響を受けた英国のハーバート・スペンサーと並んで社会学の祖として知られる。1817年からアンリ・ド・サン=シモンの教えをうけ、助手を務めたこともあったが、1824年にけんか別れした。1844年から亡くなるまで、ジョン・スチュアート・ミルと親交があり、彼を介して、ハーバート・スペンサーに大きな影響を与えた。生涯を在野の学者としてすごした。
【逸話】
ブラジルの国旗の白い帯に記されている「秩序と進歩」(Ordem e Progresso)はコントの言葉である。

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『人間臨終図巻 上巻』 山田風太郎著 徳間書店
コント (1798-1857) 59歳で死亡。 (一部抜粋しています)
はじめて「社会学」を打ちたてた哲学の天才オーギュスト・コントは背ひくく足短く、その醜(みにく)さの自覚から、27歳のとき売春婦と結婚した。彼は『実証哲学講義』の大著にとりかかりながら、貧しさのため妻が昔の商売で金を稼いで来るのをとめることが出来ず、その矛盾した生活の苦悶から精神異常を呈して、いちどセーヌ川に投身したほどであった。
44歳のとき、この妻とやっと離婚した彼は、47歳で、退役将軍の娘で29歳になるクロティルド・ド・ヴォーに逢い、その美しさに「めまい」を起した。彼女はギャンブル好きのために公金を使い込み国外に逃亡した夫に捨てられ、しかも結核を病む女性であった。
すでに頭は禿げかかり、腹の出たコントは彼女に夢中になり、はじめはおずおずと、次第に烈しく求愛したが、クロティルドは、それに応ずるような、応じないような反応を見せるばかりで、2年ほどのちにこの世を去ってしまった。
クロティルド死後、コントは11年間、毎週水曜日、必ずその墓も詣でるのを習いとしたが、1857年6月17日の水曜日、はじめて墓詣りを休んだ。それは友人の葬式にいって風邪をひいたせいであったが、同時に彼が胃ガンにかかっていたからでもあった。
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彼は9月4日午前6時半にこの世を去った。そして9月8日、彼にとって「聖女」クロティルドと同じペール・ラシェーズの墓地に葬られた。

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