じじぃの「人の死にざま_593_カサノヴァ」

ジャコモ・カサノヴァ - あのひと検索 SPYSEE
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ジャコモ・カサノヴァ フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
ジャコモ・カサノヴァは、ヴェネツィア出身の術策家であり作家。その女性遍歴によって広く知られている。彼の自伝『我が生涯の物語』Histoire de Ma Vie(邦題『カザノヴァ回想録』)によれば、彼は生涯に1,000人の女性とベッドを共にしたという。
【生涯】
ジャコモ・カサノヴァは1725年、ヴェネツィアに生まれた。
パドヴァ大学では倫理哲学、化学、数学そして法学を学び、16歳にして法学博士号を得た。カサノヴァは薬学にも深い関心を示した。後年彼はその道を極めなかったことを後悔したのだが、それでもアマチュアの薬剤師としては熱心で優秀であった。
1740年にカサノヴァはヴェネツィアに帰り、教会の聖職者として法律実務を行うようになる。この頃までには彼は洒落者との評判を得ていた。
カサノヴァはその生涯において、多くのヨーロッパの大都市を訪れ、スキャンダルの故をもってその殆どから追放の憂き目に遭っている。1766年にはポーランド・リトアニア共和国の首都ワルシャワで、共和国のオルディナト(巨大貴族)で後にポーランド史最大の政治事件「タルゴヴィツァ叛乱」の首謀者の一人となるポーランド人伯爵フランチシェク・クサヴェリ・ブラニツキと、双方の友人である現地のイタリア人女優をめぐる争いからピストルで決闘し双方とも負傷、カサノヴァは国外退去処分となっている。このときカサノヴァは左手に負った傷は深く、医師たちはことごとく左手の切断手術を薦めたが、これを拒否してなんとか自然治癒させている。
彼は1785年に隠棲し、ボヘミア・デュックス(現チェコ領ドゥフツォフ)において宰相ヨーゼフ・カール・フォン・ワルドスタイン伯爵の司書となり、同地で自伝を著したりした後73歳で亡くなった。

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『人間臨終図巻 下巻』 山田風太郎著 徳間書店
カサノヴァ (1725-1798) 73歳で死亡。 (一部抜粋しています)
司祭、三文文士、とみくじ屋、スパイ、外交官秘書など、でたらめな職業につき、ヨーロッパ中を放浪しながら女たらしの生活を送ったジャコモ・カサノヴァは、60を越えてからオーストリアの一伯爵の城の図書係となって、彼の過去を知る周囲の軽蔑のまとになりながら孤独な晩年を迎えた。
その寂寥(せきりょう)をまぎらわせるために、彼は痛風に痛む指で、1日13時間も自分の回想録を書き出した。
「いたるところでしめ出しをくい、女たちからもの笑いにされ、孤独で尾羽うち枯らし、性的不能になってからはじめて、気むずかしい、みじめな老人になってはじめて彼は、体験の代用物としての仕事に逃げ道を見つけた。楽しみを失い、退屈まぎれに、まるで歯のぬけたかいせんかきの野良犬みたいに、むずがゆさにいらだちながら、ぐちっぽくなった彼が、自分自身の生涯を語りはじめたといってよい」(シュテファン・ツヴァイク『カサノヴァ』吉田正巳訳)
1798年2月ごろから彼は膀胱をわずらい、6月4日に死んだ。
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「おれは哲学者として生きた。そしてキリスト教徒として死んでゆく」と、自分だけに通用する自己評価をやって眼を閉じた。
その回想録の完全な公表は著者の死後160年を経なければならなかったが、しかしひとたび世に出るや、好色で、危険で、堕落漢で、でたらめで、卑劣で、いかがわしく、ふしだらなカサノヴァという男の人間自身、生涯そのものの面白さで、しゃあしゃあと不滅の人物の仲間入りをしてしまった。

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