じじぃの「世田谷一家殺害事件の謎・犯人像!殺人捜査のウラ側」

世紀の瞬間&未解決事件 世田谷一家殺害事件 12月28日 バラエティ動画 FC2
http://varadoga.blog136.fc2.com/blog-entry-54585.html
世田谷一家殺害 懸賞金2000万円に倍増 2014年12月3日 東京新聞
東京都世田谷区で2000年12月、会社員宮沢みきおさん=当時(44)=一家4人が殺害された事件で、解決につながる有力情報に支払われる懸賞金が最大1000万円から2000万円に倍増されることが3日、警視庁への取材で分かった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014120302000124.html
NHKスペシャル 「未解決事件追跡プロジェクト 捜査最前線で何が」 (追加) 2015年3月22日
【キャスター】草なぎ剛鎌倉千秋
世田谷一家殺害事件などの未解決事件や行方不明者の情報提供を呼び掛けた。
●世田谷一家殺人事件
事件から15年が経った。警察は当時の目撃情報の洗いなおしを進めている。
被害者の家は夜になると人通りが少なくなる場所だった。犯人は殺害したあと、家に留まり翌朝逃走したと考えられてきた。だが、マウスが落下すると衝撃でインターネットに自動接続する可能性があることが分かった。このことから犯人は翌朝ではなく、未明に逃走した可能性が出てきた。未明の時間帯には不審な男性が目撃されていた。
警察の取材で重要な目撃証言が明らかになった。世田谷一家殺害事件の捜査指揮をとる野間俊一郎管理官は、ある女性から寄せられた目撃証言に注目している。被害者の家の近くを車でゆっくり走行していたとき、小走りで手には血が付いた男と接触したという。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0322/
世紀の瞬間&未解決事件3時間スペシャ 2014年12月28日 テレビ朝日
【MC】石原良純 【ゲスト】後藤謙次、大澤孝征、小島慶子春香クリスティーン
事件は2000年12月30日に発生、幼い2人の子どもと両親が何者かに殺害された。
警視庁の当初の見立てでは、犯人は風呂場の窓から侵入して次々と4人を殺害した。多くの遺留品などがあったものの、未解決のまま時が過ぎた。
今年12月、世田谷一家殺害事件の犯人像をプロファイルするため元FBIプロファイラーのサファリックが来日、早速警察の許可を得て現場となった住宅を検証。
犯人は被害者宅を訪問。玄関から招かれて家に入り上着や帽子を脱ぎ、包丁を取り出し最初に父親を殺害した。最初に一番脅威を感じている人物を襲った。その後包丁が壊れ手を怪我し、家にあった包丁で母親と長女を殺害、リビングで手の治療をし、包丁が使えなくなり最後に長男を素手で首を絞めて殺害したというのがプロファイリング結果。それは犯人が顔見知りで、殺害することだけを目的とした深い恨みを持つ人間を意味していた。
サファリックは、自身が考える犯人像を被害者の親族・入江さんに丁寧に説明したうえで、被害者家族の誰かが恨みを買い、犯人が恨みを晴らす唯一の方法が、家族全員を殺害することだったと説いた。
これに対し入江さんは、恨まれている節はなかったと感じると応え、さらに金銭や男女関係のトラブルも一切なかったと話した。
しかし、この後放送では「サファリックの質問。それは犯人像の核心をつくものだった」とナレーションが当てられ「○○○へ行ったり。そのような接点は考えられますか?」と、サファリックが質問した○の部分の音声にはピー音が、さらにテロップでは「重要な見解」と記され伏せられた。その後の会話に殺された長男礼君が発達障害だったことを気にされていた。
●今回の来日でサファリックが導き出した犯人像
・当時年齢20代半ばの日本人
・宮澤家の顔見知り
・メンタル面で問題を抱えている強い怨恨

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【社会】世田谷一家殺害14年、FBI指紋データ7000万人「接続」に期待かける警視庁 2014年12月23日
連邦捜査局(FBI)と犯罪者の指紋情報を互いに即時提供する「日米重大犯罪防止対処協定(PCSC協定)」の実施法が国会で可決されるなど、
新たな捜査ツールの登場に期待がかかる一方、遺族らは地道に情報提供を求め続けている。
http://blog.livedoor.jp/namahamu114/archives/1016188868.html
ニュースウオッチ9 特集まるごと 「世田谷一家殺害 新たな犯人像」 2012年12月24日 NHK
【キャスター】大越健介井上あさひ
実は、現場の意外な場所からも見つかっていたことがわかりました。
それは、「車庫」。
事件当日、この車庫には犯人が侵入した形跡はありません。
つまり、事件の前に、犯人がここに入った可能性があるというのです。
蛍光染料が見つかったのは、横倒しになった棚の引き出しの底。
捜査員が車庫の暗闇の中でライトを当てると、光ったといいます。
捜査本部が導き出した犯人像です。
男は暗い車庫の中に蛍光染料を持ち込み、宮沢さんに見せようとし…。
その際、地面を汚さないように置かれた引き出しに、染料の一部が付いたのではないか。
男は仕事や趣味を通じて、宮沢さんと顔見知りだった可能性があるというのです。
http://www9.nhk.or.jp/nw9/marugoto/2012/12/1224.html
世田谷一家殺害事件 ウィキペディアWikipedia)より
世田谷一家殺害事件とは、2000年に東京都世田谷区の一家4人が惨殺された事件、または当該事件の一般的な呼称。警視庁による正式名称は上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件。未解決事件。
【事件の概要】
21世紀を目前に控えた2000年12月30日午後11時ごろから翌31日の未明にかけて、東京都世田谷区上祖師谷3丁目の会社員宅で、父親(当時44歳)・母親(当時41歳)・長女(当時8歳)・長男(当時6歳)の4人が惨殺された。隣に住む母親の実母が、31日の午前10時55分ごろ発見、事件が発覚した。
この事件は、20世紀最後の日に発覚した、大晦日に差し掛かろうとする年の瀬の犯行だったことや、犯人の指紋や血痕など個人を特定可能なもの、靴の跡(足跡)の他、数多くの遺留品を残している点、子どももめった刺しにする残忍な犯行、殺害後に翌朝まで10時間以上に渡って現場に留まり、パソコンを触ったりアイスクリームを食べるなど犯人の異常な行動、これらの多くの事柄が明らかになっていながら、犯人の特定に至っていないことでも注目される未解決事件である。また、年の瀬に発生した殺人事件という時期柄もあって、一年を振り返る区切りとなる年末近くになると、マスコミが話題に取り上げることが多い事件である。
【犯人のDNA】
現場に残されていた血液のDNAからルーツを辿る人類学的解析により、父系がアジア系民族、母系に欧州系(地中海)民族が含まれることが判明。「日本人には少ない型」とする専門家の声もある。
・2006年当時のDNA型鑑定で、母系がミトコンドリアDNAの塩基配列パターンによりアドリア海や地中海の南欧系民族に見られる「アンダーソンH15型」(アジア民族には見られない)、父親がY染色体鑑定によりアジア民族に多い「O3eスター型」。「O3eスター型」の割合は日本人の約13人に1人、中国人の約10人に1人、韓国人の約5人に1人に見られる。また、南欧系の祖先は歴史的に見て遠くない祖先の可能性が高いが、DNA型から犯人との続柄は判別できないため、犯人の母親が南欧系の女性かは不明。
・犯人が「アジア系含む日本国外の人」または「混血の日本人」である可能性も視野に入れて捜査している。また、ICPOを通じ日本国外の捜査機関に捜査協力を求めている。
・一方で、人種に関するプロファイリングが捜査に適用されるのには前例がなく、ずっと遡った祖先が混血だった可能性も否定できないため、「犯人が純粋な日本人である可能性も否定せずに、国内でも幅広く捜査する」方針。
【赤色系の蛍光剤】
トレーナーやヒップバッグの内側に赤色系の蛍光剤(染料)が付着していた。この染料は発見時にシャッターが閉まっており、事件現場に残された犯人の足跡などの形跡が発見されていない被害者宅1階車庫付近、被害者宅の棚の中からも検出されている。車庫の染料は暗闇の中でライトを当てることによって光り、発見された。事件前に犯人や犯人と関係ある人物が現場を訪れた可能性、被害者と犯人に交流があった可能性も視野に入れ捜査している。
被害者(父親)は、大学時代には劇団サークルに参加しており、事件当時はCI関係の会社に勤務していた。大道具や取引先の企業へのプレゼンテーションなどで蛍光剤を使用していた可能性があるとみられていたが、後の捜査で被害者自身は仕事などで使用した形跡がないことも判明した。
【週刊誌などの情報 新潮45
侵入方法についてはシリンダーに細かな傷が付いてきたことから、特殊なナイフで解錠して玄関から被害者宅に侵入している。また、犯人がラテックスゴムという軍隊などで使われる特殊な止血剤や、麻酔作用のあるベンゼドリンを使用していた(一橋文哉2002年1月号)。警察の鑑識OBに依頼したところ、ソウル在住の韓国人男性の指紋と、現場に残されていた犯人の指紋が合致した。韓国では全国民に指紋の登録が義務付けられている。日本の警察は韓国人の指紋と照合して誰とも一致しなかったとしているが、実際には日本からの捜査協力が韓国政府に拒否されている(一橋文哉2002年1月号)。なお、この記事が掲載されて以後、警視庁の情報公開により犯人が「韓国で育った人間」ということは否定されている。だが、そのことも最近になって判明したとのことで捜査協力拒否の真偽は定かになっていない。
【脚注】
2014年12月13日放送のフジテレビ「報道スクープSP 激動!世紀の大事件II」では、返り血を浴びたトレーナー(シャツ)を犯人が持ってきたヒップバッグの上に脱いだとされている。 寝ていたところを犯人に襲われたと思われていたが、その後の捜査で長男は発達障害を抱えていて毎晩遅くまで起きていたことが明らかとなっており、事件当日も起きているところを背後から襲われ、叫ばないように犯人が首を絞めた上でベットに押し付けて殺害したことによりうつ伏せで発見された可能性を元捜査員は証言している。

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『殺人捜査のウラ側がズバリ!わかる本』 河出書房新社 謎解きゼミナール/編集 2010年発行
現場の遺留品「ブツ」の出所は、どう洗う? (一部抜粋しています)
犯罪捜査には、「人から追う捜査」と「ブツから追う捜査」がある。人とは、目撃者や関係者からの聞き込みによる情報のこと、そしてブツとは遺留品の出所などをたどる捜査である。
遺留品とは「現場に残された品」という意味で、被害者と犯人の双方が残したものを指す。たとえば、身元不明の殺人死体の場合、遺留品である免許証などから、身元が判明することがある。
被害者の身元が割れている場合は、ブツ捜査は、犯人の遺留品が中心になる。むろん、犯人のほうも、証拠は残したくないので、遺留品を極力残さないように注意を払っているものだ。
それでも、意識しないうちに、髪の毛が落ちてしまうこともある。髪の毛があれば、DNA型鑑定によって、犯人を特定することもできる。
最近の科学捜査技術を駆使すれば、被害者ともみ合ったとき衣服などについた微物から、DNAを採取できることもあるのだ。鑑識は、そんな小さな"遺留品"も見逃すこととなく、チェックしているのだ。
また、犯行が突発的で、犯人自身が動転していたり、逆に犯人が大胆だったりした場合、大量の慰留品を残していく場合もある。ときには、捜査を混乱させる目的で、犯人がわざと無関係な遺留品を残していくこともある。
遺留品があれば、指紋やDNAの検出を試みるのはもちろんのこと、その品物を犯人がどこで入手したかを追跡する。
まず、メーカーを特定し、どの地域に出荷し、どの店で販売したかをつきとめる。
そして、じっさいにいくつ販売したのかを調べ、場合によっては購入者をシラミつぶしに調べていく場合もある。
包丁などの凶器は、犯行直前に購入した可能性があるので、出所がわかれば、犯人と思われる人物の行動範囲や犯行直前の行動がわかる。近年、各店舗には防犯カメラが設置されていることが多いので、記録された映像を調べれば、容疑者の顔を特定できる。
また、衣服などの出所を調べ、どこで買ったかがわかれば、犯人の生活圏がわかることになる。
しかし、なかには、2000年(平成12)の大みそかに起きた世田谷一家殺人事件のように、多くの遺留品が残され、しかも一部は日本では流通していないなど、販売ルートが絞られているのに、解決に至らないというケースもある。
今や、世の中に出回っている製品の大半は大量生産品だ。遺留品の出所から犯人を割り出すという伝統的な捜査手法が、いよいよむずかしくなっていることは間違いない。

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『世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白』 齊藤寅/著 草思社 2006年発行
狙われた身元引受人 より
被害者は、山香町在住の建設会社会長である吉野諭さん(当時73歳)と吉野さんの妻(同71)である。吉野さんは踏み込まれた賊に背中を刺され即死、妻のほうは頭、腹を刺され重傷を負った。
事件が発生した日の午後8時過ぎことである。吉野さんの自宅近く、目的の家が充分見張れるポジションに1台の車が停まった。なかには5人の若い男たちが乗っていた。すでに綿密なる謀議が済まされており、車のなかで口をきく者はいなかった。息を潜めて、吉野さんお自宅の様子を窺っている。
彼らはいずれも別府大学の留学生で、中国人4人、韓国人1人という構成だった。
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そうでなくとも朴ならびに張は、この家の勝手を知っていた。朴は、ちょうど半月ほど前のことを思いだしていた。「今日だって大丈夫だ。オレには、悪のアーリアンがついている」
朴はどこかで聞きかじってきたゾロアスター教の邪神アーリアンの名をことあるごとに口にして、そのたびに「オレにはアーリアンがついている」と吹聴していた。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『殺人捜査のウラ側がズバリ!わかる本』という本を見ていたら、「現場の遺留品『ブツ』の出所は、どう洗う?」に「世田谷一家殺人事件」が出てきた。
私は小田急線沿いの代々木上原駅近くのワンルームマンションで約25年間、コンピュータ関係の仕事をしてきた。
世田谷一家殺害事件が起きた場所は、小田急線の成城学園前駅から歩いて12分位の距離にある。成城学園前駅代々木上原駅から急行で2つ目の駅だ。
新聞にはあの事件が起きてから10年目ということで大きく報道されている。
当時事件があったとき、現場に比較的近いこともあり、気味悪く思いながら過ごしたことを思い出した。
世田谷一家殺害事件の犯人はどういった人間なのだろうか。
「殺害後に翌朝まで10時間以上に渡って現場に留まり、パソコンを触ったりアイスクリームを食べるなど犯人の異常な行動」
犯人は被害者宅の電話線を抜いていた。
冷静な犯人の行動をみると、犯人が軍隊の経験者であるような感じを受ける。
これまでICPOを通じ外国の捜査機関に捜査協力を求めているが、要請に応じない国があるのだそうだ。要請に応じない国とはどこの国なのだろうか。
犯人と殺された宮沢みきおさんとは面識があったのだろうか。
宮沢みきおさんは学生時代に演劇活動をしていた。犯人がパソコンで劇団四季のホームページを見ていたという。
殺された奥さんは韓国からの帰化人なのだという。
犯人が現場に残した靴跡から、犯人のシューズは韓国製のスニーカーと判明した。しかし、シューズが韓国製だとしても犯人が韓国人ということにはならない。
何か、事件の裏には、まだ隠された謎(宗教など)が潜んでいるような気がする。
この事件の迷宮入りだけは避けたい。どこかの国の言動に左右されない、国際特命刑事(現代版 忍者)がいてもいいような気がするのだが。