じじぃの「死体から真実明かす天才監察医・事故現場になぜ残らない付着物?アンビリバボー」


奇跡体験!アンビリバボー 「死体から真実明かす天才監察医SP」 2016年8月4日 フジテレビ
【出演者】ビートたけし日村勇紀、設楽統、剛力彩芽はるな愛佐藤栞里
●交通事故!? 娘の死に衝撃展開
始まりはある住宅街で起こった交通事故だった。 被害者は現場のほど近くに住む、浅野かや子(仮名)。 頭部を車に轢かれており、即死だった。
運転手によると…被害者は道路にうつ伏せに倒れており、気づいた時にはブレーキをかける時間もなかったという。 運転手の証言どおり、女性を轢いた場所より手前にブレーキ痕は残っていなかった。
さらに、被害者の母親が事故を目撃していた。 被害者は自転車で坂を下る途中、石か何かに乗り上げ、転倒。 前の通りに、うつ伏せの状態で倒れこんだ。 そこに運悪く車が現れ、左前輪で頭部を轢かれてしまい、勢いで仰向けになったという。 運転手と目撃者の証言が一致したことなどから、この件は交通事故として処理された。
http://www.fujitv.co.jp/unb/index.html

『犯罪捜査ハンドブック ミステリー・刑事ドラマのお供に』 法科学鑑定研究所/監修 宝島社 2014年発行
土砂や植物から得る手がかり (一部抜粋しています)
ひき逃げや放火などの事件で犯人を追い詰めるには、証拠となる手がかりが重要だ。その犯人がどこから来てどこへ消えたのかを追わなくてはならない。
交通事故の場合は、わずかな塗膜片からでも犯人を絞り込んでいく方法を主に解説したが、タイヤ痕や足跡に残されたわずかな土砂や物質からも手がかりは得られる。これはどの事故現場でも共通だ。
事故現場に犯人がわずかな時間でも滞在していれば、その間になんらかの痕跡を残したり、時には思わぬ落とし物を残していることがある。科学捜査では、その靴跡に土や付着物がないかを念入りに調べる。少しでも資料を採取できれば綿密に鑑定する。
まず、土砂そのものを調べ、特殊な特徴がないかを調べる。これが「微生物分析」だ。土砂の重量比などを調べて日本のどの土壌に一致するかを鑑定する。また、土砂に特殊な鉱物が含まれているかも調べる。これには顕微鏡だけでなくX線照射による結晶構造検査も含まれる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
8/4、フジテレビ 奇跡体験!アンビリバボー 「死体から真実明かす天才監察医SP」を観た。
【交通事故!? 娘の死に衝撃展開】
天才監察医上野正彦は、解剖5千体を含む検死2万体を経験してきた元東京都監察医務院長。
1929年生まれ。ベストセラー『死体は語る』は監察医務院を退官後だった。
事件の被害者の女性浅野かや子(仮名)は自転車事故で転んだ。その後、頭部を車にひかれ即死だった。
さらに、被害者の母親が事故を目撃していた。 被害者は自転車で坂を下る途中、転倒。 前の通りに、うつ伏せの状態で倒れこんだ。 そこへ車が現われ、左前輪で頭部をひかれてしまい勢いで仰向けになったという。
それから4年後、ある情報が警察にもたらされた。
警察は念のため、4年前の事故の鑑定を法医学教授上野正彦に依頼。 30枚にも及ぶ現場写真をもとに、死因の再鑑定が行われた。
なぜ上野は、この事故が偽装であると見破ることが出来たのか?
上野は、被害者はうつ伏せに倒れている状態で車にひかれたのに、被害者の顔に砂利がついていないことに気がついた。 たとえ、どんなにきれいに舗装されていても、車が通ればアスファルトが削られ、小さな砂利ができる。つまり砂利が全くない道などないのだ。母親の証言は嘘だったということになる。
上野さんは語る。
「完全犯罪を計画しても、人間の計画を実際やってみると考えた通りにいかない。そこにズレがあるので、それが私たちの目にはっきりと確認できる。豊富な経験を持った監察医を欺くことは出来ない」