じじぃの「免疫力アップ法・免疫力はどのくらい持続する?人間を科学する事典」

腸と胸腺 新旧二つの免疫組織の話 健康講話2009/3 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=liV78zX53Sc&feature=related
免疫とアレルギー:胸腺の働き
胸腺は胸の中央上部に あります。
http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0040d/contents/256k/061-063.html
腸と胸腺 新旧二つの免疫組織の話 健康講話2009/3 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=liV78zX53Sc&feature=related
免疫とアレルギー:胸腺の働き
胸腺は胸の中央上部に あります。
http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0040d/contents/256k/061-063.html
NHKスペシャル 「腸内フローラ解明!驚異の細菌パワー」 (追加) 2015年2月22日
【司会】井ノ原快彦、久保田祐佳 【ゲスト】宮崎美子、パパイヤ鈴木、服部正平(東京大学教授)、伊藤裕(慶応義塾大学教授)、赤座英之(東京大学教授)
腸内細菌の全貌を解明すれば、医療に大きな変革をもたらすのではないかという期待が高まり、欧米では国家的な研究プロジェクトが動き出しました。“腸内フローラ”を治療に活かす臨床研究も次々と始まっています。
今や“腸内フローラ”は、人類の寿命を劇的に延ばした「ワクチンの開発」や「抗生物質の発見」に匹敵するインパクトがあるとも考えられています。
IgA抗体が腸内細菌の周りにびっしり。抗体は体の中の細菌を殺すもの。しかし、不思議なことに菌は死んでいない。IgA抗体は攻撃するためではなく、助けるために働いている。必要な菌だけを選んで腸に棲み着かせている。IgA抗体に選ばれた細菌だけが粘液層に入れる。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0222/
プライムニュース 「腸を知って、腸を考える」 2013年2月15日 BSフジ
【キャスター】島田彩夏、反町理、小林泰一郎解説委員 【ゲスト】藤田紘一郎東京医科歯科大学名誉教授)、伊藤裕(慶應義塾大学医学部教授)
いま、腸の研究に注目が集まっている。
人間の腸は、消化器官としての役割以上に大切な役割と持ち、我々の体調を決めているという。人の腸には、100兆個にも及ぶ細菌が住み着いていて、花粉症などのアレルギー性の病気や腎臓病、動脈硬化などとの関わりも分かってきている。更に、腸の働きを良くすることが糖尿病の改善にも結果が出している。
一方、日本人の三大死因のうちの一つ、がん。中でも、大腸がんの割合が急増している。特に女性においては、がん死亡原因の1位だ。
良い腸内細菌を育て、腸を鍛えるために何が必要か? 免疫学の第一人者である東京医科歯科大学藤田紘一郎名誉教授と、腸内環境と病気との関係を研究している慶應義塾大学医学部の伊藤裕教授を迎え、腸との付き合い方について聞く。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130215_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130215_1
主治医が見つかる診療所 「免疫力アップSP」 2012年7月9日 テレビ東京
【司会】草野仁東野幸治森本智子テレビ東京アナウンサー)
免疫力を強くする方法!がん細胞も殺すパワー最新活性法 医学検証・笑うと上がる? 新ヨーグルトの選び方
体内に取り込んだ、良い栄養や悪い細菌は、腸で吸収されるため、NK細胞は腸に多くスタンバイしている。
そのため、NK細胞の70%は腸にある。
腸には、NK細胞の強力なサポーターとなる乳酸菌がいる。
例えるなら、乳酸菌は居眠りをしているお巡りさん(NK細胞)を起こす、街の市民的存在。
http://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/backnumber/120709/index.html
胸腺 ウィキペディアWikipedia)より
胸腺(きょうせん)は胸腔に存在し、T細胞の分化、成熟など免疫系に関与する臓器。胸小葉とよばれる二葉からなっており胸骨の後ろ、心臓の前に位置し、心臓に乗るように存在する。
【感受性・老化】
胸腺は放射線や副腎皮質ホルモンなどに暴露されると萎縮するが特にT細胞を盛んに産出している時期は感受性が高い。胸腺中のリンパ球が最も多いのは思春期(10代前後)でピーク時の胸腺は30〜40gに達する。その後は急速に萎縮し脂肪組織に置き換わる。そのため胸腺は最も老化の早い器官といわれる。逆にいえば胸腺は発達が早く、たとえば、出生直後のマウスで胸腺摘出を行うと、マウスは免疫不全に陥るが、成熟マウスで摘出をしても免疫系に影響は少ない。これは、成熟した個体では十分なT細胞のプールができ、末梢でもリンパ球が生理的増殖を行うようになるからである。

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『人間を科学する事典―心と身体のエンサイクロペディア』 佐藤方彦/編集 東京堂出版 2005年発行
免疫力はどのくらい持続する? (一部抜粋しています)
高齢者は風邪を引きやすく、肺炎になることも少なくありません。ガンの発症も、50歳頃から圧倒的に増加していきます。これらは加齢とともに免疫機能が低下することと密接な関連を持ちます。
免疫は自己と非自己を識別し、非自己を攻撃するシステムの総称です。インフルエンザウイルスも、ガン細胞も攻撃の対象です。そのときに血液の中で活躍する細胞は白血球といわれ、その中には顆粒(かりゅう)球、マクロファージ、リンパ球などがあります。とりわけリンパ球は、免疫機能における重要な役割を担っています。リンパ球にはT細胞、B細胞などがあります。それぞれ、T細胞はthymus(胸腺)、B細胞はbone marrow(骨髄)の頭文字から名付けられました。
ちなみにthymusという英語の由来はハーブのタイムです。子牛や子羊の胸腺は古くから食材として使われていましたが、その胸腺のぬ甥がハーブのタイムに似ていたのです。
T細胞はその名前の通り胸腺で作られます。教育を受けると言った方がいいかもしれません。造血組織から胸腺へ移った細胞は、免疫の基本である自己と非自己の識別ができるようになるまで、胸腺の外へは出られません。また、胸腺では、その9割が落第となります。落第した細胞は死んでしまい、ほんの数%の細胞だけがT細胞として送り出されるのです。
ところが、このT細胞教育器官であるT細胞は、人体の中で最も早く老化する臓器でもあるのです。胸腺は左右に分かれ、心臓の前面あたりに位置します。受精後2〜3ヵ月頃から形成されはじめ、生後十数年までは肥大化を続けます。15歳頃には最大となり、そのときの重さは30〜40グラムほどです。その後、徐々に他委縮を始め、60歳頃には約1グラムにまで小さくなってしまいます。しかも、胸腺は髄質、皮質、結合組織、脂肪によって形成されていますが、加齢とともに皮質の割合が生後すぐより低下し始め、思春期頃から急速に脂肪の割合が高まってしまいます。つまり、新生期から胸腺の老化がはじまっているとも考えられるのです。
そんなに早く退縮してしまう胸腺は、不要な臓器ではないかという見方もできるかもしれません。実際、胸腺はかなり長い間、謎の臓器でした。解剖学的にはその存在を知られていても、生理学的にはその機能がよく分かっていなかったのです。胸腺が持つ機能を解き明かす端緒となった研究は、ミラーが1961年に発表したものです。
彼は生まれたばかりのマウスから胸腺を摘出してしまうと、ウイルス性白血病による死亡率が高くなることに気が付きました。ここから胸腺と免疫機能に関する研究が広がり、次第に胸腺が免疫機能の発達と維持に欠かせない臓器であるということが分かってきました。
加齢によって退縮してしまう胸腺ですが、その機能を全くなくすわけではありません。
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人生50年といわれていた時代であれば、胸腺の退縮はあまり影響のないままに死を迎えたことでしょう。しかし、現在では多くの人が80年以上の人生を楽しめる時代になりました。免疫機能は目に見えないものです。しかし胸腺の退縮とともに免疫機能の衰えは確実に進行しているはずです。免疫力に関しては、「いつまでも若い」と思わない方がよいのではないでしょうか。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『人間を科学する事典―心と身体のエンサイクロペディア』という本に「免疫力はどのくらい持続する?」が載っている。
「高齢者は風邪を引きやすく、肺炎になることも少なくありません。ガンの発症も、50歳頃から圧倒的に増加していきます」
今日は12月29日、後2日で今年も終わりだ。30、31日と寒波が襲ってくるとか、ニュースでやっていた。
今年、今日を入れて後3日、乗り越えられるかなあ。(^^;;
人間の免疫細胞の60%ぐらい、小腸に存在しているのだという。
免疫機能における重要な役割をもっているのに、小腸の他に胸腺という臓器があるのだとか。
人間が食べたものを小腸でチェックし、胸腺では吸った空気を肺の近くにある胸腺でチェックしてくれている。
低体温だと免疫力が弱まり、病気になりやすい。
あったかいものを食べて、今年を乗り越えよう。後3日だ。