じじぃの「免疫・樹状細胞ワクチン療法・最新がん治療!WBS」

AMPO.tv 〜先進医療に挑む〜 動画あり
がんの最先端免疫療法 〜ペプチドワクチン治療〜 【医師】中村祐輔
http://www.ampo.tv/v/4fd99de3b81b7
世界初「T細胞」量産に成功 がん治療などに光明(13/01/04) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=PBu3lsWdDF0
樹状細胞とは 日本樹状細胞研究会
http://jdcs.info/html/what.html
リリース | がん治療 「がん免疫療法(樹状細胞療法)」 テラ株式会社
http://www.tella.jp/release/
サイエンスZERO 「登場!がん治療を変える新薬 免疫のブレーキを外せ」 (追加) 2015年5月17日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央竹内薫 【ゲスト】玉田耕治 (山口大学医学部 教授)
「がん免疫療法」で、高い効果を上げる新薬「ニボルマブ」が承認されました。がん免疫療法は長く期待されてきましたが、実はこれまで、寿命を延ばすことが科学的に証明されて、日本で薬として承認されたものはなかったのです。この開発には日本人の研究者が深く関わっていました。そして、新薬のポイントは、免疫細胞の「ブレーキ」に注目したこと。どこが画期的だったのか、今後がん治療がどう変わりうるのか。
本庶さんは免疫のブレーキ・PD-1を抑えて免疫を活性化できれば、がん治療につながると考えました。
こちらはマウスの肝臓に転移したがんの様子を比較したものです。
PD-1の働きを抑える薬(オプジーボ・一般名ニボルマブ)を使ったところ、がんの増殖が抑えられ、寿命も延びていました。免疫のブレーキを外すことががんの治療につながると証明されたのです。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp505.html
弱酸性溶液に浸すだけで「万能細胞」作成に成功 2014年1月29日 NHKニュース
皮膚などの体の細胞を弱酸性の溶液に30分間ほど浸すだけで体のさまざまな組織になる「万能細胞」を作り出すことにマウスの実験で成功したと理化学研究所などの研究グループが発表しました。
これまでの生物学の常識を覆す画期的な成果として注目を集めています。
神戸市にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループは、生まれてまもないマウスのリンパ球を弱酸性の液体に30分ほど浸し、その後、培養したところ、さまざまな種類の細胞に変化する能力を維持する遺伝子が活性化することを突き止めました。
そしてこの細胞をマウスの体内に入れると、実際に皮膚や筋肉などのさまざまな細胞に変化するのを確認できたということで、「刺激を与えることでさまざまな細胞になる能力を獲得した」ことを意味する英語の頭文字から「STAP(スタップ)細胞」と名付けました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140129/k10014873571000.html
免疫療法を先端医療として行っている医療機関 サンデー毎日 2012.12.2月号より
千葉県がんセンター   (千葉市中央区 TEL.043-264-5431)
千葉大学病院       (千葉市中央区 www.ho.chiba-u.ac.jp/future/)
北里研究所病院     (東京都港区 TEL.03-3444-6161)
東京医科歯科大学病院 (東京都文京区 TEL.03-3813-6111)
東京女子医大病院    (東京都新宿区 TEL.03-3353-8111)
山梨大学病院      (山梨県中央市 TEL.055-273-1111)
愛知医大病院      (愛知県長久手市 TEL.0561-62-3311)
広島大学病院      (広島市南区 TEL.082-257-5555)
川崎医大病院      (岡山県倉敷市 TEL.086-462-1111)
山口大学病院      (山口県宇部市 TEL.0863-22-2111)
久留米大学病院     (福岡県久留米市 TEL.0942-35-3311)
*対象となるがんが決まっているので、事前に問い合わせること

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WBSワールドビジネスサテライト 2012年3月13日 テレビ東京
【キャスター】小谷真生子
特集 最新がん治療方法「樹状細胞ワクチン療法」
日本人の2人に1人はかかるといわれるがん。このがんの新たな治療法「樹状細胞ワクチン療法」が本格普及への一歩を踏み出した。人の免疫力を活かすというこの治療法がどのようなものか調べるため、国立国際医療研究センターなどを取材した。この「樹状細胞ワクチン療法」は矢崎雄一郎社長率いるバイオベンチャー・テラが、全国22ヶ所の医療期間などに治療法の技術を提供している。
http://lasik-sss.seesaa.net/article/257498991.html
どうでもいい、じじぃの日記。
12/20、テレビ東京WBSワールドビジネスサテライト』の番組の「免疫・樹状細胞ワクチン療法」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
日本人の3人に1人ががんで亡くなっています。その治療法には標準治療と呼ばれている3つの治療法があります。
がんの3大標準治療
・外科手術
放射線治療
抗がん剤治療
そしてこれら3つ以外の新たな選択肢として期待されているものがあります。その治療法の可能性を取材しました。
中嶋さん(男性・49歳)は去年、健康診断で肺に影が見つかり、肺がんと診断された。
中嶋さん、「"がん"で連想するものは"死"だったですね」
趣味はアイスホッケーと体を動かすのが大好きな会社員だった。同じ住まいに住む2人の孫と遊ぶのを楽しみにしていた矢先だった。
中嶋さん、「患者は"治る"と言って欲しい。"回復する"と言って欲しい。"絶対お前を治してやる"と言って欲しいです。でも言ってもらえない・・・・」
精密検査の結果、がんは他の場所へも転移。外科手術では対処できなかった。
しかし、中嶋さん、「(がんが)縮小していますよ。半分になっていますよ。半ば諦めていたんですけど」
手術で取り出せなかった肺がんは現在3分の1に縮小。ある治療によって中嶋さんは日常生活を取り戻し始めた。
再発や転移などで手術、放射線手術、抗がん剤では対処のできないがんがそれらにも効果が期待される第4の治療法とは。
長野県の白馬村。冬はスキー客でにぎわうリゾートホテル「シェラリゾート白馬」の経営者の富原さん(男性・58歳)は16年前に、このホテルを立ち上げた。
数年前に大腸がんを患い、手術でがんを摘出。しかしその後、がんは肺などに転移し、去年3回目の再発が発覚した。
信州大学医学部附属病院長野市松本市)が映像に出てきた。
3回目までは外科手術や抗がん剤で対処した。これ以上の再発を防ぐため、富原さんはある新しい治療に取り組む信州大学に辿りついた。
この治療は入院する必要はない。しかも最先端の医療設備が並ぶ手術室ではなく、診察室で行われていた。
担当医師は信州大学医学部附属病院の先端細胞治療センター副センター長の下平滋隆先生。
番組スタッフ、「これは何ですか」
下平医師、「樹状細胞ワクチンです」
治療の鍵を握る樹状細胞ワクチンとは一体。この治療法を開発したのが、「テラ」という日本のベンチャー企業だ。
テラの開発者、(画像を見ながら)「これが樹状細胞です。木の枝を伸ばしたようなものがすべて樹状細胞です」
樹状細胞とは免疫細胞の一つ。がん細胞を異物として取り込み、がんを認識するための情報をキャッチする。その情報を体内で樹状細胞より数の多いリンパ球に伝え、一斉にがんを攻撃する体制を作る。しかし血液中に存在する樹状細胞は1%以下とごく僅か。そのため患者の血液を採取し、専用ルームで培養する。
下平医師、「これがWT1ペプチドです。多くのがんに含まれている成分です」
ほぼ、すべてのがんに含まれているWT1ペプチドを樹状細胞に加える。それを体内に戻し、リンパ球に情報を伝えることで通常見つかりにくいがんを探し出せる確率が高まる。そして、胃や肝臓、肺など、全身にちらばるがん細胞を攻撃する。つまり、樹状細胞ワクチン療法とは、本来体内に持つ免疫機能を強化して行う新しいがん治療法だ。
下平医師、(注射器を腕の付け根にあてて)「打ちますよ」
培養した約1000万個の樹状細胞を4ヵ所から投与。1クール3〜4ヵ月で7回行う。富原さんは2クール目を治療中で、現時点で再発はないという。
富原さん、「(今までの治療と比べ)痛くなく、苦しくない。すぐ終わる」
患者自身の細胞を使うため、重い副作用は特になく、発熱する程度。
「シェラリゾート白馬」の前で従業員が集まって今後の事業計画を話し合った。従業員の人、「社長が元気だと皆が元気になる」
治療効果は標準治療の難しかった患者の3割以上に「縮小」「進行停止」の効果があった。
下平医師、「今後(効果を)良くするために技術的なもの、治療法を含めて、より良い技術開発が求められる」
現時点では保険がきかない自由診療のため、費用は1クール3〜4ヵ月・7回の治療で約150万〜200万円かかる。しかし全国の大学病院で症例数訳3100例(2010年9月末)以上行われている。
東京千代田区にあるテラ株式会社に映像が移る。
社長の矢崎雄一郎さん、「こちらが全国の医療機関を支援する部署になります」
2007年、5ヵ所だった提携医療機関が現在17ヵ所に増えた。
群馬県大泉町にある三洋電機は細胞を培養する「CO2インキュベーター」を製造している。同社では細胞治療分野の売り上げが急激に伸びている。
慶應義塾大学先端医療科学研究所の河上裕教授の言葉、「免疫細胞治療法はまだ完全な効果の証明(エビデンス)がない。しかし、今後間違いなくこの治療は第4の選択肢になる」
じじぃの感想
「免疫細胞治療法はまだ完全な効果の証明がない。しかし、今後間違いなくこの治療は第4の選択肢になる」
つい最近までがんの転移は死を意味していた。
第4の治療法・免疫療法も保険適用になる日が近いのかもしれない。