じじぃの「麻薬はなぜ怖いのか?本当はどうなんだろう」

ここがヘンだよ外国人 :麻薬(大麻マリファナ) It's strange for Japanese 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=2Ipa7o7ePhM
医療大麻 Medical Marijuana 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=tTJCMgenP9M
鈴木英司さん - 「何時か見た青い空」、フィリピンへの誘い 2010/6/22 Yahoo!ブログ
終身刑モンテンルパに服役していた日本人受刑者鈴木英司さん(54)−愛知県出身−が大統領恩赦で出所した。
16年目の春である。
1994年4月、バコロド空港で、比人女性から「土産」として受け取ったとされる大麻1.5キロ所持の現行犯として、一審で死刑判決(その後、最高裁終身刑減刑)を受けて服役していた。
http://blogs.yahoo.co.jp/lagunaming/43580764.html
大麻 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
大麻(たいま)ないしマリファナは、アサの花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもの。これに含有される化学物質カンナビノイド(特にテトラヒドロカンナビノール (THC) )には様々な薬理作用があり、嗜好品や医薬品として用いられる。
【概要】
大麻には多幸感をもたらす、食欲を増進するなどの薬理作用があり、日本では大麻取締法による規制を受ける麻薬(痲薬)の一種に分類されている。日本では、無許可所持は最高刑が懲役5年、営利目的の栽培は最高刑が懲役10年の犯罪である。
イギリスの薬物乱用防止法では薬物の危険度順(ABC)に分類し、大麻はクラスBに分類されている(2009年1月よりクラスCから再度格上げ)。オランダのあへん法においては、ソフトドラッグの区分に分類されている。世界ドーピング防止規程では、興奮剤やヘロイン等の麻薬と共に大麻の主成分であるカンナビノイドをスポーツ競技会における禁止薬物としており、アルコールと共にカンナビノイドが特定物質とされている。長野オリンピックスノーボードの試合で金メダルを獲得したロス・レバグリアティがドーピング検査の結果大麻の陽性反応が出たため、メダルが剥奪されかけたが、オリンピックの時点では、まだ大麻を吸っていなかったことなどから、最終的に処分は取り消されている。
【踏み石論】
日本において大麻を取り締まる大きな理由の一つに、いったん大麻を使うと他のドラッグをも使用するようになり、他の薬物への入り口となるという「踏み石理論ゲートウェイ・ドラッグ理論)」がある。これは1950年代にアメリカの麻薬取締り機関が広めた考えであるが、近年欧米の政府機関によりこの理論についての再考察が盛んに行われている。
・2006年に発表されたワシントン医科大学他による、大麻や他のドラッグを使用している4000人を越えるオーストラリアの双子を対象にした大規模な研究でも、長期間の追跡調査の結果、大麻に他のドラッグの使用を引き起こすような順序関係はないと結論を出している。また、仮に何らかのゲートウェイ効果があったとしても、それは「大麻が法規制されているため、ユーザーをブラック・マーケットのディラーと結びつけ、そのディラーが他の違法ドラッグの供給源になる」ためだとしている。事実、コーヒーショップでの大麻の販売を認めたオランダでは、ヘロイン使用者数は減少傾向となっている。
・2006年のヨーロッパ・ドラッグ監視センター (EMCDDA) の報告では、ドラッグの多重使用について主に使用しているドラッグ別に使用者をグループ分けをして分析した結果、大麻を主なドラッグとしたグループは他のドラッグを使うこと自体が極端に少ないことが示された。もっともこの報告書には、そもそもゲートウェイ理論という考え方自体記載されていない。ヨーロッパ全体の約3割の人々が過去に大麻を経験しており、若年層への蔓延もあいまって大麻常用者が年々増加しているものの、エクスタシー以外の他のドラッグ使用率は横ばいか下降傾向にあると示されており、ゲートウェイ理論が成り立たないことが見て取れる。
・この他、近年のアメリカ医学研究所 の報告書やオーストラリアの研究、オランダの研究でもゲートウェイ理論は否定されている。大麻が置かれている法的立場がこうしたゲートウェイになっているとの見解がある。また、これらの研究に先立つ1997年のWHOの報告書でも、大麻使用者の大半は他の非合法な向精神薬の使用へと進まないとしている。
以上の各国の政府機関による報告書などのように、近年はゲートウェイ理論を否定する報告が相次いでいる。

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『毒と人体!』 加藤雅俊(薬剤師)/著 メディアファクトリー 2009年発行
麻薬はなぜ怖いのか? (一部抜粋しています)
麻薬と違って大麻は安全−−そう思っている人は少なくないのではないだろうか。だが、実際はどうなのだろう?
大麻は、麻薬作用をもつ麻から抽出される薬物である。葉から抽出したものはマリファナ、樹脂を粉末にしたものはハシュシュと呼ばれている。いずれも一過性の多幸感やリラックス作用などの精神作用をもつものの、その他の麻薬ほどの常習性や幻覚性はないといわれている。
そのためオランダのように、合法ではないが大麻の所持や販売を黙認する国もある。ドイツやイタリア、イギリス、カナダ、アメリカの一部の州でも同様に黙認傾向がある。
一方、日本では大麻取締法で規制を受ける麻薬の一つとされ、少量の所持でも懲役刑が科せられる。無許可所持により最高刑で懲役5年、営利目的で栽培すると懲役10年の刑に処される。ここまで激しいのはG8各国のなかでも日本だけである。
海外の状況を知った人たちのあいだで「海外で許されるのに、日本の法律はおかしい!」といった反発の声が上がるのも、そこだけ比較するとわからなくもない。
だが、そう考えるのは間違っている。たしかに、麻薬ほど強い作用はもたないが、大麻覚せい剤やその他のより強い麻薬に移行するための入り口になる可能性が非常に高い。麻薬中毒者のほぼ100%が、初めて吸った麻薬として大麻を挙げているという事実もある。
大麻は麻薬の呼び水となる。それゆえ「大麻は安全だ」という意見は単なる詭弁にすぎないと私は思う。大麻を吸う時点で、すでに危険な一歩を踏み出していることは間違いない。
そのうえ、日本人は欧米人に比べると麻薬の影響を受けやすい体質をもっている。
体格の違いもそうだが、それ以上に影響するのが脳内ホルモンの量の違いだ。麻薬はドーパミンセロトニンといった脳内ホルモンの回収口をふさぎ、脳内の誤作動を招いてしまう。
だが日本人の場合、この脳内ホルモンの量がそもそもあまり多くないのである。ラテン系民族と日本人のテンションの高さを比べてみると、その違いは一目瞭然だろう。日本人はその性格と同様、脳内ホルモンの分泌量も控えめなのだ。
したがって、ひとたび麻薬の快感を知ってしまうと、あまりの違いにすっかり陶酔してしまう。
また、もともと少ない脳内ホルモンがさらに分泌されにくくなり、たちまち依存を引き起こす。日本人は、麻薬による精神症状や依存性などの毒性が強く出やすい傾向にある民族といえる。
したがって欧米人と同じように、日本人にとっても大麻の作用が穏やかであるとはいいきれない。より強力な麻薬や覚せい剤ではなおさらだ。麻薬も大麻も最初から手を出さないのがもっとも賢明な選択である。

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どうでもいい、じじぃの日記。
『毒と人体!』という本を見ていたら「麻薬はなぜ怖いのか?」があった。
麻薬という言葉からはあまり、いい印象を受けない。麻薬中毒という言葉が浮かんでくる。
12/19、ぼけっと、日本テレビ真相報道バンキシャ! 」を観ていたら、16年間、フィリピンで獄中生活を送っていたという鈴木英司さんが出てきた。
逮捕されたのは37歳だった1994年。フィリピンの空港で、知り合いからお土産として渡されたお菓子の箱から大麻が見つかったのだ。鈴木さんは中身は知らなかったと無実を訴えたが、判決はなんと死刑だった。
結果的には、大統領の恩赦を受け、今年になって釈放されたのだった。
芸能人がよく大麻を吸っていたとか、ニュースに出てくる。
大麻って、たばこに毛が生えたようなものだろうと思っていたのだが、大麻は麻薬なのだろうか。
麻薬には、「アヘン」、「モルヒネ」、「ヘロイン」、「コカイン」、「LSD」、「覚せい剤」などがある。
抗うつ剤」なんかにも禁断症状のあるものがあるというから麻薬の一種なのだろうか。
大麻は、麻薬作用をもつ麻から抽出される薬物である。葉から抽出したものはマリファナ、樹脂を粉末にしたものはハシュシュと呼ばれている。いずれも一過性の多幸感やリラックス作用などの精神作用をもつものの、その他の麻薬ほどの常習性や幻覚性はないといわれている」
このやりきれない、社会の閉そく感。少しは大麻で現実逃避してみたいと思っている人が多いのではないだろうか。
じじぃは放っといてもそのうち、終末医療モルヒネなどにお世話になるのかもしれない。