じじぃの「人の生きざま_53_劉・暁波」

China's Nobel laureate Liu Xiaobo dies 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Ykrfqa90Vfs
劉暁波ノーベル平和賞に圧力をかける中国 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=gNBzL-vZVOI
劉暁波と妻の劉霞 (2010)

習近平 民主化弾圧

ワイドスクランブル 2017年7月13日 テレビ朝日
【司会】橋本大二郎大下容子 【コメンテーター】遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
習近平はなぜ、劉暁波氏のことを恐れているのか
中国当局の監視下で末期がんの治療を受けているノーベル平和賞を受賞した民主活動家の劉暁波氏とみられる新たな映像がインターネット上に投稿された。
遠藤誉、「中国共産党劉暁波氏のことを中国の法律を犯し有罪判決を受けた人物として処罰しているが、それだけではない。劉暁波氏は毛沢東日中戦争時代、日本軍と共謀していたということを知っていてそのことを暴露した。劉暁波氏は中国共産党が最も触れられたくない部分を知る人物だ」
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
劉暁波氏の釈放求め香港で400人デモ行進 2010.12.5 MSN産経ニュース
中国の民主活動家、劉暁波氏=服役中=のノーベル平和賞授賞式がノルウェーの首都オスロで10日に行われるのを前に、香港の民主活動家ら約400人が5日、中国政府に劉氏の即時釈放などを求めてデモ行進を行った。
市民団体「香港市民愛国民主運動支援連合会」などが主催。横断幕を広げて「劉氏を釈放せよ」「中国に人権を取り戻せ」などとシュプレヒコールを上げ、繁華街を約2時間練り歩いた。参加者の男性(32)は「言論の自由など、当然のことが中国で認められていないことを世界に訴えたい」と話した。
主催者によると、米ニューヨークやカナダにある関連団体も、日本時間6日未明にデモを計画している。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101205/chn1012052112005-n1.htm
ノーベル平和賞:劉氏に椅子用意 2010年12月6日 毎日jp
10日にノルウェーオスロで行われるノーベル平和賞の授賞式について、ノーベル賞委員会と式典の内容を調整している米国在住の学者で中国民主活動家の楊建利氏は6日、欠席することが確実な中国の受賞者、劉暁波氏(国家政権転覆扇動罪で服役中)のために空席の椅子を用意し、受賞者演説の代わりに劉氏の詩を朗読することを明らかにした。
詩は同委員会が選ぶ。劉氏は長年民主化運動に取り組んでいるが、文芸評論家で自ら詩も多数書いている。
劉氏の妻、劉霞さんが中国当局により軟禁されているため、代わりに授賞式出席者らの取りまとめをしている楊氏は「劉霞さんが授賞式に出席できる可能性は非常に低いが、最後の最後まで努力する」と語った。
http://mainichi.jp/select/world/news/20101207k0000m030042000c.html
劉暁波 ウィキペディアWikipedia) より
劉暁波 (りゅうぎょうは、リュウ・シャオボー、1955年12月28日 - )は、中華人民共和国著作家。元北京師範大学文学部講師。人権活動や民主化運動に参加し、中国当局による投獄を繰り返す。
2008年に民主的立憲政治を求める零八憲章を起草して拘束され、2020年6月21日までの懲役刑の判決を受け錦州監獄で服役中。
2010年にノーベル平和賞を受賞し、中国在住の中国人として初のノーベル賞受賞者となった。劉暁波は、「この受賞は天安門事件で犠牲になった人々の魂に贈られたものだ」と語り、涙を流したとされる。なお、投獄中の人に平和賞が贈られたのは、1935年に受賞したカール・フォン・オシエツキー、1991年に受賞したミャンマーの野党政治家アウンサンスーチー以来、3人目である。
【概要】
1980年代半ば、文学評論家李沢厚に対する批判で、中国文壇の「ダークホース」と呼ばれた。
1989年に中国で民主化運動が勃発すると、コロンビア大学の客員研究者として米国滞在中に即座に帰国を決め、運動に身を投じ、六四天安門事件直前、劉は他の知識人3名(侯徳健、高新、周舵)と共に、学生たちの断食抗議に参加した。人民解放軍天安門広場に突入する寸前、4人は侯徳健を推選し、学生たちに逃げ道を残すように軍と交渉し「四君子」と呼ばれた。事件後に「反革命罪」で投獄された。
2008年、「世界人権宣言」発表60周年を画期として発表された、中国の大幅な民主化を求める「零八憲章」の主な起草者となり、再び中国当局に身柄を拘束された。以後は外国要人訪中や人民代表大会会期中は自由を失い、電話・インターネットによる交信が遮断された。2010年2月に「国家政権転覆扇動罪」による懲役11年および政治的権利剥奪2年の判決が下され、4度目の投獄となり2010年現在も遼寧省錦州市の錦州監獄で服役中。
【中国によるの式典の妨害工作
中国政府は、ノルウェーにある欧州各国の大使館に対し、12月10日にオスロ市庁舎にて行われるノーベル平和賞授賞式の式典に参加しないよう求める書簡送っている。さらに、式典当日に劉暁波を支持する声明を発表しないように促している。また、北京にても諸外国の外交官に対して、同じ要請をしている。

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中央公論』 12号
ネット空間が第2の天安門広場になる (一部抜粋しています)
2010年10月8日の、劉暁波氏にノーベル平和賞が授与される決定に対する中国政府の反応は迅速だった。迷うことなく抗議を表明し、獄中の罪人にノーベル平和賞を授与するというのは同賞への「冒涜」であるとさえ断言して非難した。
胡錦濤には「硬的更硬 軟的更軟」(強硬に対処すべきものにはさらに強硬に、柔軟に対処すべきものにはさらに柔軟に)という基本姿勢があるが、体制内問題でない以上、断固として「硬的更硬」に属する事柄であった。したがって、これに関しては一歩たりとも譲る気持ちはない。
ネット情報だけでなく電子メールに至るまで、「劉暁波」だろうと「08憲章」だろうと、はたまた「ノーベル平和賞」だろうと、新華社等が配信した政府見解以外は、そのかけらがあるだけでもすべて削除されてしまう。それほど徹底したのだ。
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これも胡−温耐性の下であって、2年後には江沢民がサポートする習近平国家主席の座に就くであろうことが、10月18日に閉幕した中国共産党中央委員会五中全会で明らかになったので、事態はまた「硬」のほうに傾いていくのかもしれない。なぜなら中宣部には隠然たる力を持っているのは江沢民とその一派だからだ。
今や中国政府が最も警戒している天安門事件の再来は、すでにその陣地を天安門広場からネット空間に移している。劉暁波氏が実刑判決を受けた理由のひとつにも「迅速にして広範な伝達力を持つインターネットという手段を用いた」ことが判決文の中に明記されているほどだ。もちろん「08憲章」だけでなく、李鋭らの公開書簡もネット空間に放たれたものであり、尖閣問題に端を発した反日デモの呼びかけもまたネット空間で行われている。
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既得権益を擁護する江沢民派閥が背後にいる次期習政権は、ネット検閲をさらに強化し政治体制改革を遅らせるのか、そして若者たちの権利意識と社会不満が、果たして「08憲章」的な「民主」と結びつくところまで膨らむのか、中国の動向を注目していきたい。

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劉暁波 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E5%8A%89%E6%9A%81%E6%B3%A2+%E7%94%BB%E5%83%8F&um=1&ie=UTF-8&source=univ&ei=7nf9TJKTFo_jrAfWn7GxCA&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=1&ved=0CCsQsAQwAA