じじぃの「人の死にざま_442_鑑真」

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鑑真の生涯
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鑑真 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
鑑真は、奈良時代帰化僧。日本における律宗の開祖。俗姓は淳于。
【来歴】
唐の揚州江陽県の生まれ。14歳で智満について得度し、大雲寺に住む。18歳で道岸から菩薩戒を受け、20歳で長安に入り、翌年弘景について登壇受具し、律宗天台宗を学ぶ。律宗とは、仏教徒、とりわけ僧尼が遵守すべき戒律を伝え研究する宗派であるが、鑑真は四分律に基づく南山律宗の継承者であり、4万人以上の人々に授戒を行ったとされている。揚州の大明寺の住職であった742年、日本から唐に渡った僧栄叡、普照らから戒律を日本へ伝えるよう懇請された。奈良には私度僧(位を持たないインチキ坊主)が多かったため、伝戒師(僧侶に位を与える人)が必要であり、聖武天皇は優秀な僧侶を捜していた。
栄叡と普照の要請を受けた鑑真は、渡日したい者はいないかと弟子に問いかけたが、危険を冒してまで渡日を希望する者はいなかった。そこで鑑真自ら渡日することを決意し、それを聞いた弟子21人も随行することとなった。その後、日本への渡海を5回にわたり試みたがことごとく失敗した。
752年、必ず渡日を果たす決意をした鑑真のもとに訪れた遣唐使藤原清河らに渡日を約束した。しかし、当時の玄宗皇帝が鑑真の才能を惜しんで渡日を許さなかった。そのために753年に遣唐使が帰日する際、遣唐大使の藤原清河は鑑真の同乗を拒否した。それを聞いた副使の大伴古麻呂は密かに鑑真を乗船させた。11月17日に遣唐使船が出航、ほどなくして暴風が襲い、清河の大使船は南方まで漂流したが、古麻呂の副使船は持ちこたえ、12月20日に薩摩坊津の秋目に無事到着し、実に10年の歳月を経て仏舎利を携えた鑑真は宿願の渡日を果たすことができた。
なお、皇帝の反対を押し切ってまで日本に来た理由について、小野勝年は日本からの留学僧の強い招請運動、日本の仏教興隆に対する感銘、戒律流布の処女地で魅力的だったという3点を挙げている。それに対して金治勇は、聖徳太子が南嶽慧思の再誕との説に促されて渡来したと述べている。
唐招提寺世界遺産)753年(天平勝宝5年)12月26日、鑑真は太宰府観世音寺に隣接する戒壇院で初の授戒を行い、754年(天平勝宝6年)1月には平城京に到着し聖武上皇以下の歓待を受け、孝謙天皇の勅により戒壇の設立と授戒について全面的に一任され、東大寺に住することとなった。4月、鑑真は東大寺大仏殿に戒壇を築き、上皇から僧尼まで400名に菩薩戒を授けた。これが日本の登壇授戒の嚆矢である。併せて、常設の東大寺戒壇院が建立され、その後761年(天平宝字5年)には日本の東西で登壇授戒が可能となるよう、大宰府観世音寺および下野国薬師寺戒壇が設置され、戒律制度が急速に整備されていった。

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『人間臨終図巻 下巻』 山田風太郎著 徳間書店
鑑真(がんじん) (688-763) 75歳で死亡。
日本に来ようと試みて失敗すること12年の間に5回、その間に盲目となったが、天平勝宝5年ついに来朝して、6年、東大寺戒壇を建て、759年唐招提寺(とうしょうだいじ)を建立した唐の高僧鑑真大和上(だいわじょう)は、かねてから、
「我もしついに亡(ぼう)ぜんときは、願わくは、坐して死なん」
といっていた通り、天平宝字7年5月6日、唐招提寺の宿房で、西に向かって結伽扶坐(けっかふざ)したまま死んだ。
死んで3日たっても体温が感じられたので、久しく葬られず、のちに火葬に付したときは香気が山内に満ちた、というのが高僧の死特有のオハナシだが、(松本清張『思託と元開』によれば、鑑真の唯一の伝記『東征伝』は虚構の書だと説く)
しかし示寂(じじゃく)に先だって弟子たちに作らせた「鑑真像」は、ほのかに笑いをふくんで瞑目した、いかにも人間味ゆたかな脱活乾漆像で、最大級の国宝としていまも唐招提寺に安置されている。

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