じじぃの「アジアの水!67億人の水・アラル海消滅」

World Water Crisis 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=kPGU62Vqg1c&feature=related
干し上がる黄河 画像
http://image.excite.co.jp/feed/news/Searchina/200902120500000view.jpg
Desert map

Safe Drinking Water World Map

水道水をそのまま飲める国は13ヵ国 (水を考えるプロジェクトHPより)

  

2014年 湖「アラル海」 ほぼ消滅

世界で4番目に広かった湖「アラル海」、ほぼ消滅 (追加) 2014.10.01 CNN.co.jp
かつて世界で4番目に大きな湖だった「アラル海」が過去14年で縮小を続け、有害な砂をまき散らす広大な砂漠と化している。米航空宇宙局(NASA)はこのほど、湖の縮小規模を示す画像を公開した。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35054524.html
地球ドック(アースドック) 「〜宇宙から今の地球を健康診断〜」 2014年3月29日 テレビ東京
【出演者】大橋未歩田中直樹滝川クリステル江口洋介佐藤隆太野口聡一
●画像比較・・・これは何だと思いますか?
左が1977年、右が2013年のアラル海
ウズベキスタンカザフスタンの国境にまたがるアラル海は、かつて世界で4番目に巨大な湖だった。約40年の間に、ほとんど水が失われてしまったのだ。それは、人の営みによるものなのか…ココリコ田中直樹が、水を失ったアラル海の謎に迫る!
アラル海から120km離れた場所にはまだ川が残っていた。しかし大河の面影はなかった。
川の周囲に広がる畑では綿花が栽培されていたが、綿花を栽培するのには大量の水を必要とする。水を奪われた川は枯れていくが、綿花はウズベキスタンの重要な輸出品となっているため、それを止める事はできない。さらに、水が減っているアラル海では、干上がった湖底からガスが出る事がわかり、産業が少ないウズベキスタンにとっては貴重な財源となり、後戻りはできない。
水を失った湖の底には大量の塩が残される事になり、強い風が塩を巻き上げ、砂嵐となって容赦なく人々を襲う。
http://www.tv-tokyo.co.jp/earthdock/
水資源の危機|環境問題を知ろう|環境情報|環境と平和のNPO法人  ネットワーク『地球村
黄河
中国第2の大河が取水が増えたため1年の半分以上、河口まで水が流れなくなり、流域の人々が飲料水にも困り、工場の操業停止、公衆浴場、公衆便所も使えなくなった。
アラル海
世界第4の湖(びわ湖の100倍)が近代農業(綿の栽培、灌漑農業)のために水量が激減面積は半分、水量は1/3、塩分濃度が上がり、漁獲量がゼロになってしまった干上がった湖底の塩分が風で周囲に飛散し、塩害で農業は壊滅的打撃を受けている。
http://www.chikyumura.org/environmental/earth_problem/water_resource.html
Water Resources eAtlas - Watersheds of the World
15 Annual Renewable Water Supply Per Person by Basin for 1995 and Projections for 2025
http://multimedia.wri.org/watersheds_2003/gm15.html
『67億人の水 「争奪」から「持続可能」へ』 橋本淳司/著 日本経済新聞出版社 2010年発行 (一部抜粋しています)
アジアの水という視点が大切
中国の水不足は経済成長によってもたらされました。経済が発展すれば水を大量に消費する工場も増えます。大都市は拡大を続け、生活用水の需要も増え、同時に生活排水も増えます。
その結果、貴重な水資源をめぐってあちこちで争うが起きています。河川の上流地域と下流地域の人々が争い、農民と工場が争い、環境保護派と経済重視派が争っている状況です。
ですが、これは中国だけの問題ではありません。水をはじめとする環境のことを考えていくうえで、「アジア」という視点が大切になっています。
先ほど中国からの越境汚染の話をしましたが、その原因は日本にもあります。日本企業が生産拠点を中国に移し、日本で行っている環境対策をとらないまま生産活動を行っていることが、汚染につながっているケースもあります。また食料生産には大量の水が必要です。農家が作物や家畜に与える水は、世界で使う水の量の70%になります。水がなければ、作物は枯れ、家畜は死んでしまいます。日本が中国から食料を買うということは、年間30億トンもの水を買っているの同じことです。
つまり、この問題は日中共通の問題であるので、協力し、有効な対策をとっていくべきです。
東アジアでは、今後水不足が拡大すると予想されています。国連の予測では、2025年には北朝鮮、韓国、中国が水不足になるとされています。とりわけ韓国は深刻です。日本は水不足にはならないとの予測が出ているのですが、他国の水で育てられた食料を大量に輸入している以上、無関係ではいられません。水の問題を東アジアの問題としてとらえて、ともに解決していくという姿勢がこれから大切になっていくでしょう。
経済という言葉の起源は「経国済民」という中国語ですが、これは「国を治めて民を救う」という意味で、経済が金儲けのためにあるわけではないことが明確に表れています。
今、人間に問われているのは、開発と環境保全のバランスをいかにコントロールしていくかです。それを単なる金儲けの経済活動に優先して行う時代なのです。

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どうでもいい、じじいの日記。
『67億人の水 「争奪」から「持続可能」へ』という本の「アジアの水という視点が大切」に2025年の水についての記述がある。
「国連の予測では、2025年には北朝鮮、韓国、中国が水不足になるとされています。とりわけ韓国は深刻です」
国連が出しているからには、それなりの根拠があってのことだろう。
地球は人間の生産活動による地球温暖化などで、大気や海洋の環境が深刻な状態になっていることはもう疑う余地がない。
それにしても、2025年には日本のお隣の国韓国も水不足国家になるというのは驚いた。
日本は水資源に恵まれている。
日本はなんだかんだといっても、北朝鮮、韓国、中国などと比べれば恵まれた国なのだ。