じじぃの「加藤嘉一の中国の本音!週刊N新書」

http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20111027.html
池上さんのテレビ 加藤嘉一さん出演 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=PZExzrdNywU&feature=related
新闻今日谈2010年01月16日A:加藤嘉一解读《日美安保条约》 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=kLOScfUr5pE&feature=related
2010 7 30 三人B "父母皆?害"的根据是什 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=SoLTy2qoAiE&feature=related
加藤嘉一オフィシャルサイト
http://katoyoshikazu.com/
加藤嘉一「約9年半過ごした中国を離れ、アメリカへ渡りました」 (追加) 2012年9月18日 Yahoo!ニュース
長年暮らした中国を離れ、9月からハーバード大学で米中関係を研究することになりました。ぼくなりの決意をここに表明します。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120918-00000001-playboyz-soci
『われ日本海の橋とならん 内から見た中国、外から見た日本――そして世界』 加藤嘉一/著 ダイヤモンド社 2011年発行
中国でもっとも有名な日本人、加藤嘉一氏の最新作。中国で疾走する日本の若者としての考え方や中国の内部に踏み込んだものしかわからない中国人とのつきあいかた、中国の政治のしくみ、ビジネスのやりかた、中国人の生活を解説します。そして、そこから見えて来るのは世界のなかの日本なのです。
http://www.diamond.co.jp/book/9784478016473.html
爆笑問題 「中国で最も有名な日本人〜コラムニスト・加藤嘉一 2011年10月27日 NHK
【司会】爆笑問題太田光田中裕二) 【ゲスト】コラムニスト 加藤嘉一
人気TVコメンテーターとして年間300本以上の取材を受け、ブログの読者には胡錦濤国家主席もいるという“中国で最も有名な日本人”加藤嘉一、27歳。北京大学に留学して8年、“チャイニーズドリーム”を地でいく若者が、リアルな中国の現在をリポート。中国版流行語大賞の意外な中身・流行中の食べ物・“イマドキのすごーい女性たち”“中国社会の安定に貢献する超意外な人々”など加藤だから語れる「真実の中国」の姿とは?
田勢康弘週刊ニュース新書 10月16日放送 テレビ東京
【番組ホスト】客員コラムニスト 田勢康弘 【テレビ東京大江麻理子
【在中 日本人論客が語る“本当の中国”】
尖閣諸島周辺の中国漁船衝突事件をきっかけに冷え込んだ日中関係。メディアを通じて伝わってくるのは、中国政府当局者の発言ばかり。中国の一般の人たちは、日本にどんな思いを抱いているのか?“中国で最も有名な日本人の若者釤として、現地のテレビや新聞に引っ張りだこの日本人コラムニスト・加藤嘉一氏をゲストに迎え、中国の虚像と実像を探る。
【日本の農業 国際化への挑戦】
http://www.tv-tokyo.co.jp/shinsho/
どうでもいい、じじぃの日記。
10月16日、新聞のテレビ欄 『田勢康弘週刊ニュース新書』に「中国で最も有名な日本人が語る中国の本音」が載っている。
2010年のノーベル平和賞を受賞した劉暁波のことなどが気になっていたので興味深く観た。
大体、こんなことを言っていた。
今、中国でもっとも有名な日本人コラムニスト。揺れる中国と冷える日中関係を歯に衣着せぬ物を言う勢いでずばり切る若き論客。待望の在中コラムニスト・加藤嘉一(26歳)さんのスタジオ生出演です。
大江 最近、尖閣諸島とか、ノーベル平和賞とか中国関係のニュースが多いですね。
田勢 中国の存在というのが本当に大きくなったので、どんな国にとってもどうやって付き合うか大きな問題ですね。今の中国がどんなことになっているのか、中国語を日本語と同じ位のレベルでしゃべれるという、今中国でもっとも有名な日本人コラムニスト加藤氏に来ていただいて話を聞きます。
隣人中国に対してどんな姿勢で臨むべきなのか、決めあぐねているような今日の日本の政治。そんな中今や、中国でもっとも有名な日本人と称される一人の若者に話を伺います。
2003年高校を卒業後、北京大学に留学。取材は年間300本以上、在学中から地元メディアにコラムニストとして活躍している若き日本人論客です。
しかし、尖閣諸島での漁船衝突事件を機に、彼を取り巻く環境も変化しています。出版ツアーの無期限延期やテレビ出演の相次ぐキャンセル、(インターネットでブログの書き込み)「加藤嘉一へ警告する。日本との体制の違いなど言い訳は止めろ。そうでなければ、いつかあなたは殺される」。現在の冷えこむ日中関係をその火中で感じとっている加藤さんに中国の今と日中関係について伺います。
田勢 いろんなことが伝えられているんですが、中国人が誰でも知っている日本人は誰ですか。
加藤 政治家で言えば小泉純一郎とか石原慎太郎さん。後は俳優で高倉健さんとか酒井法子さんですね。
田勢 そんな中で、加藤さんも相当有名で、今仕事減ってきてるんですか。
加藤 ちょっと減ってきていますね。右も左も両方書いているんですけど、没になる原稿が増えています。特に尖閣の問題ですね。
田勢 ノーベル平和賞受賞で政府の書いていることと、一般の人が書いていることの間で違いがあるんですか。
加藤 政府は今回、完全な言論統制をしなかった。保守派といわれる新聞ではどかんと記事にしました。国民は喜んでいてこれは民主化、より開かれた国家体制に向かうのではないかと思います。北京のいたるところで宴会が開かれていました。
田勢 そうなんですか。そういったことはあまり伝わってきていませんね。
加藤 宴会の中にスパイとして政府の人間がいたりするので、政府と一般の人には緊張感を保ちながら、こういった現実を受けとめているというところです。
田勢 インターネット上で中国の文化人、作家の数百名の人が実名で釈放すべきだと、ノーベル賞の授賞式に夫婦で出席させるべきだと訴えているようですが、これをきっかけに変わる可能性がありますか。
加藤 私はちょっと悲観的ですね。こういうことが起きるとより強硬な態度を国内、対外的に出る。私はかえって退化するというか、難しい状況になるのではないかと思います。
大江 情報統制というのが日本にいると全く分からないのですが、日本と中国の大きな違いはそこなんでしょうか。
加藤 中国では情報統制はあるんですが、4.5億人を越えるインターネット人口があるんです。私も情報統制を受けてきた一人ですけど、中国は中国で有権者がいる。インターネット上で起きていることがものすごく政府にインパクトを与えている。政府はインターネットを気にしている。ネット上の言論がリアルになってきているが、一方で公開上の新聞、テレビは政府がコントロール可能ですから、そういうことできわめてチグハグな状態です。
田勢 日本で見ているとやり方がいかにも幼稚だなと。たとえばテレビでノーベル平和賞の受賞のニュースを途中で切ってしまうとか、どうしてあんなことをやるんだろうかと。
加藤 あれは非常時ですね。あういうことをする一方で、政府を批判するメディアもある。ニューヨーク・タイムズ日経新聞をインターネットでアクセスできるわけです。だから劉暁波氏の情報に普通にアクセスできるわけです。
田勢 日本で日本人3000人が中国大使館デモをしたということは、中国で報道されたのですか。日本ではメディアは自粛したんですかね。報道されなかったんですが。
加藤 報道されました。中国人の識者が言うんですよ。じゃ、日本の言論の自由と、それで日本人は幸せになりましたかと。どう思いますか。
田勢 日本のNHKにあたる中国中央電視台のキャスターが言ってましたね。日本には言論の自由があるというけど、それであなた方は幸せになったの。
加藤 中国人は自由散漫ですから、みんな個人主義で勝手にやっているが、一方で国の方向は国が豊になる、国が発展していく。私は日本に帰ってきて地下鉄に乗ってもレストランにいても、みんなまとまっているけれども、実際はバラバラ。国家がどこに向かっているのか指針がない。
田勢 だから、中国とどう付き合うか、アメリカとどう付き合うか。相手にどう合わせるかとしか考えていない。中国人はそんなことを考えないでしょ。
加藤 もう徹底抗戦ですよ。中国当局の人が言っていたのは民主主義は結果を保証しなくてもいいんだと。中国が尖閣問題でガバナンスを譲ったら、共産党ととしてきわめて問題だと。政権の存続に関わる問題だと。
田勢 体制に関わる問題だというわけですか。
尖閣の事件後の日中関係で、意外な現場を取材しました。
小川さんは中国人と結婚されているのですが、尖閣諸島の問題がテレビとか新聞で報道されて、夫婦ケンカの後、中国人妻が出て行きました。
小川さんは新聞で中国政府の批判を奥さんに相談なく批判した記事を載せたのですが、中国政府を批判したことが公にされ怖くなり、突然家出してしまったのです。
小川さん、「ちょっとしたことで(当局を)恐れる。恐れることは日本人として分りませんけど」
田勢 中国の若者はどの国に一番関心があるのですか。やはりアメリカですか。日本は順番でいうとどのあたりですか。
加藤 関心からいったら2、3番あたりだと思う。日中関係が長びくほど本も読まれるし、報道されますから。日本の政治家がアップになった特集なんかはよく売れる。関心はあるけど複雑ですね。
田勢 結構、関心はあるんですね。
加藤 私も高校で日本語の教師をしているんですけど、生徒が不安になって日本語の勉強を止めようか言ってくるんですよ。日本の商品を買ったり、日本の車を運転している女性とか、かなり不安がっていましたね。
大江 どういう不安ですか。
加藤 日本商品を使っているという、他の人からのバッシングですよ。私自身、本のプロモーション・ツアーを計画していたんですが、全部キャンセルです。
田勢 こういうことに、学生が疑問を感じることはないんですか。
加藤 たとえば北京大学生が当時の天安門事件に関して何かやった場合、自分のキャリアにどう傷が付くのかを怖れているわけです。今大学生は就職難です。毎年600万人の卒業生がいて100万人が就職できないわけです。こういう情勢で自分のキャリアに傷が付くのを怖れている。特に日本ですね。
大江 書いて没になることが多くなったと言いますが、どこまで書いてOKで、どこまで書いてアウトなのですか。
加藤 尖閣問題で体制の違いから解決策を探ろうとしたが、一切認めないという感じです。
田勢 2000年のレンジで見ると日中がものすごく良かったというのはそんなにないんです。そういう歴史から見れば、今の日中関係はそんなに悪くないんじゃないか。
加藤 シンガポールリー・クアンユー元首相は日清戦争前は中国が上で、日清戦争の後は日本が上で、今ほど日中のバランスが均衡している時はないと言っていますが、どう付き合うかですね。
田勢 解決策は無いです。気になるのはアメリカが中国に対して非常に甘いですね。アメリカが対日赤字の時と対中赤字の時で、日本に向かってやった態度と違いますね。
加藤 そうですね。中国は日本がやったプラザ合意も徹底して研究していますよ。今中国に対してノーとたたきつける国がない。
大江 その日本人である加藤さんが中国で受けているのはなぜですか。
加藤 中国人には独特のキャパシティがある。たとえば、胡錦濤はこの政策でこれだけ成功した、一方でこれだけ問題を残していると弁証法的に言うんですよ。こういうことを私もマネて。中国人はプライドがありますから。特に中国人にとって日本人に上から教わられるということは一番嫌うんですよ。
田勢 いずれにしよ、中国が毎日どういうことを言うか、気にしながら生きていかないといけないという大変な時代になりましたね。
じじぃの感想
ジョージ・オーウェルの小説に『動物農場』というのがある。
それと、潜在的に中国人には中華思想があるんじゃないだろうか。
中国の世紀は日本にとって悪夢の世紀なのだ。