じじぃの「ユダヤ人」考

Israeli Jewish man says Zionism is the cause of the problems 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=p2mTgq-jw8M&feature=related
Anti-Zionist Jewish Protestors are attacked by an AIPAC conference attendee 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=3dSHl3C9kgY
ユダヤ フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
ユダヤ人とは、ユダヤ教を信仰する者(宗教集団)、あるいはユダヤ人を親に持つ者(民族集団)という2つの捉え方がある。中世以前は前者の捉え方がなされていたが、19世紀の国民国家出現以降は差別する側からもされる側からも後者の捉え方が出現した。明治時代に作られた日本語である「ユダヤ人」という呼称が現在はほぼ一貫して使用されている。それ以前や戦中頃までは「セム人」と称されることが多かった。ユダヤ人は「中東イスラエルに住む、ユダヤ教を信仰する民族」として認識されている。日本では信仰としてユダヤ教を信じる者は「ユダヤ教徒」と呼称され、「イスラエル国家を形成する民族ユダヤ人」とは別として認識・呼称される事が多い。
シオニストユダヤ教ユダヤ民族を切り離して捉えることが多いが、これはナチスの論法と同様の矛盾をはらんでいる。まず、イスラエルに起源を持ちヘブライ語を話していた血統的な民族集団が1000年以上の流浪と混血の中で保持されていると考えること自体無理があり(ナチス出現直前の差別感情著しいドイツで7割近いユダヤ人がキリスト教徒と結婚しており、このような状態がほんの2、300年続いただけで血統は消散してしまうのは自明である)、しかもトルコ源流のユダヤ教徒の流れとの区別も定かでない。いわゆる「ユダヤ鼻」のような肉体的共通性なども単なる偏見の産物でしかないという調査もある。「民族としてのユダヤ人」という考え方は、「ユダヤ人だからドイツ人(ロシア人、フランス人…)ではない」、あるいは「黒人(ネグロイド…)なのでユダヤ人ではない」といった差別につながりやすく、特にエチオピア系黒人ユダヤの増加が摩擦を生みがちな現代においては要注意である。
古代イスラエル人またはユダヤ人の別称としてヘブライ人とも称されるが、ユーフラテス川を超えてきた移民という意味である。ヘブライズムはキリスト教ユダヤ教の思想の基幹を成し、ヨーロッパ思想の源流ともいえる。また現代、ヘブライ語を話す民族をさす場合、「ユダヤ人」よりヘブライ人と称するほうが好まれる。
【民族性】
歴史の中で他教徒から非常に多くの迫害を受けているが、現代に至るまでユダヤ人は滅ぶことはなかった。迫害は、当時のキリスト教社会が信仰の自由を許さなかったこと、キリスト教の一部の神学者イエス・キリストを殺害したのがユダヤ人としたこと、ユダヤ人はキリスト教社会やイスラム教社会で疎まれていた金貸しや錬金術師が多く、トラブルが多かったことが原因ではないかと考えられている。18世紀頃から宗教的迫害が薄れていったことで、ユダヤ人は自由な信仰、活動が可能になり、今では多くの大企業の設立者や天才科学者にユダヤ人が存在する。
ユダヤ人はタルムードに従って行動すると思われているが、それはラビ的ユダヤ教徒の場合に限られる。ただし、一般的なユダヤ人の宗教はラビ的ユダヤ教である。ユダヤ教においては、他の世界宗教とは多くの違いが見られる。例えば一般的な世界宗教では性行為は罪とされているが、ユダヤ教は性行為も恋愛も適度にするなら問題なく、それを抑圧することがむしろ問題だと考えている。だから強姦などの性犯罪にも寛容的である。また、何よりも学問を重視し、紀元70年にローマ軍によりイスラエルが一度滅びたときもラビ・ヨハナンが10人が入れる学校を残すことを交渉し、ローマ皇帝ティトゥスがこれを許したため、ユダヤ人は絶滅を免れた。今では最も知的な民族集団の一つと考えられており、一例では米国の大学院生の27%はユダヤ人である。
【歴史】
旧約聖書によると、民族の始祖アブラハムが、メソポタミアのウルから部族を引き連れて「カナンの地」(現在のイスラエルパレスチナ付近)に移住したとされる。彼らは「移住民」という意味の「ヘブライ人」と呼ばれた。この付近で遊牧生活を続けたヘブライ人は、紀元前17世紀頃カナンの地から古代エジプトに集団移住するが、やがてこの地で奴隷とされる。その後、エジプトのヘブライ人指導者モーセが中心となり、約60万人の人々がエジプトからシナイ半島に脱出を果たす(「出エジプト」)。彼らは神から与えられた「約束の地」と信じられたカナンの地(パレスチナ)に辿り着き、この地の先住民であったカナン人ペリシテ人(いずれもフェニキア系民族と考えられる)を、長年にわたる拮抗の末に駆逐または同化させて、カナンの地に定着した。この頃から「イスラエル人」を自称するようになり、ヘブライ語もこの頃にカナン人の言葉を取り入れて成立したと考えられる。
紀元前10世紀頃、古代イスラエル人はヤハウェ信仰(ユダヤ教の原型)を国教とする古代イスラエル王国をカナン(パレスチナ)に建国したが、ソロモン王の死後、紀元前930年頃、北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂した(「ユダヤ」とは元来、ユダ王国のあったパレスチナ南部を指す)。北のイスラエル王国は紀元前721年にアッシリアによって滅ぼされ(失われた十支族)、さらに南のユダ王国は紀元前586年に新バビロニアの侵攻により滅亡、多くの人民が奴隷としてバビロンに囚われた(バビロン捕囚)。彼らはユダ王国の遺民という意味で「ユダヤ人」と呼ばれるようになった。

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『人類の歴史200万年』 READERS DIGEST 1980年発行 (一部抜粋しています)
ユダヤ人と異教徒
唯一神やエホバに対するユダヤ人の厳格な信仰が、『旧約聖書』に述べられている。周辺のセム語系諸民族は多神教を奉じていたのに対し、モーセを通じてユダヤ民族にくだされた"十戒"の第1戒は「汝、われより他に神々を持つことなかれ」と定めてあった。『旧約聖書』の預言者たちは、異教徒の偶像崇拝とみだらな密儀などを口をきわめて攻撃した。エホバを信じる者以外はすべて攻撃の対象となった。

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『迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか』 シャロン・モアレム、ジョナサン・プリンス/著 矢野真千子/翻訳 NHK出版 2007年発行
コレステロールは日光で減る? (一部抜粋しています)
ユダヤ人は、金髪に青い目だろうと黒髪に黒い目だろうと、ユダヤ人にしかない遺伝子を共有しているようだ。これも最近の遺伝子研究でわかったことだ。ユダヤ人は宗教的な伝統を維持するために自分たちを3つのグループに分けている。そのグループは、それぞれの祖先が聖書のどの部族にあたるかが基準になっている。コーヘンは、モーセの兄で初代の大司祭アロンを先祖とする司祭一族のメンバー。レヴィは、代々神殿に奉仕していたレヴィ族の子孫。その他の12の部族の子孫は単にイスラエル人と呼ばれる。
コーヘンとイスラエル人のDNA標本を多数集めて比較した研究グループは、その結果に驚いた。コーヘンの人たちは世界中に散らばっているにもかかわらず、コーヘンの人に共通する独特の遺伝子はほんの2、3人の男性から子孫に伝えられたものだとわかったのだ。DNAを採取したコーヘンの集団にはアフリカ出身の人もアジア出身の人もヨーロッパ出身の人もいて、外見は、白い肌に青い目のひとから褐色の肌に茶色い目の人までさまざまなのだが、ほとんど全員がひじょうによく似たY染色体をもっていた。この結果だけでも驚きだが、研究グループはさらに、コーヘンの最初の2、3人の遺伝子が生きていた時代まで推定することに成功した。それはいまから3180年前だという。出エジプトエルサレムの第1神殿破壊のあいだ、もっと正確に言えば、大司祭アロンが大地を歩いていたころである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか』という本を見ていたら中に、「ユダヤ人」に関しての記述があった。
「ほとんど全員がひじょうによく似たY染色体をもっていた」
特定な民族に共通する遺伝子などが本当にあるのだろうか。
東洋人(モンゴロイド)なら蒙古班があるというのなら分かるが、ユダヤ人にしかない遺伝子など本当にあるのだろうか。
ユダヤ人とはユダヤ教を信仰する者を言うようだが、ユダヤ人にしかない遺伝子となると、ここに記述されたユダヤ人は古代イスラエル人の末裔を言うのだろう。
古代イスラエル人というとチャールトン・ヘストン主演の映画『十戒』を思いだす。
エジプトのヘブライ人指導者モーセが約60万人の人々を連れてエジプトからシナイ半島に脱出し、神から与えられた「約束の地」と信じられたカナンの地(パレスチナ)に向かうという映画だ。
イスラエルの建国までは亡国の民だったユダヤ人が、今や金融業、商業、学術、文化の面で著しい活躍をしている。
ネットで「ユダヤ人」を調べてみた。
イスラエル出張中にふと思い出したのですが、実は最近日本人にも増えているある疾患で、イスラエル人に多く見られるものがあることを御存知ですか? 実はユダヤ人に多い病気はいくつもあります。腸の疾患であるクローン病潰瘍性大腸炎。血管の疾患であるバージャー病などなど。
●○○シュタイン、○○バーグ、この系統はユダヤ人か、元ユダヤの家系です。
キッシンジャーとかアインシュタインマルクスらがユダヤ人であることは広く知られる。ノーベル賞受賞者の25%がユダヤ人というからには、頭が良い人が多いのであろう。
ふう〜ん。ユダヤ人は内蔵疾患の人が多いんだ。
ネットで「ユダヤ人 有名人」を調べてみた。
シュレーディンガーノイマンオッペンハイマーディラックファインマンスピルバーグウッディ・アレンアイザック・スターンレナード・バーンスタイングスタフ・マーラーアルトゥール・ルービンシュタインジョージ・ソロス、アンネ・フランク・・・
しかし、ヒトラーがドイツ人は選ばれた民族だとかいって、ユダヤ人を虐殺したように、ユダヤ人を特別な目でみると過ちを犯すかもしれない。ノーベル賞受賞者の25%がユダヤ人? でもすげぇなあ。
キリストはユダヤ人だった。パレスチナ人も古代イスラエル人の末裔だ。イスラエルは宗教は異なるが、同じユダヤ人であるパレスチナ人と殺し合いをしているのである。