じじぃの「未解決ファイル_120_らせん」

Nature by Numbers 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=kkGeOWYOFoA&feature=related
DNA Structure 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=qy8dk5iS1f0&feature=related
対数らせん アンモナイト
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らせん Google 検索
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『感動する!数学』 桜井進/著 PHP文庫 2009年発行
銀河系の秘密はらせんにあり (一部抜粋しています)
あるとき、命あるものはらせんを作るということに気がつきました。
生きているもの、動いているものということです。
人間のDNAはらせんの形をしています。人間の赤ちゃんも生まれるときは産道をらせん状に降りてきます。台風の渦もらせん、植物もらせんの形で葉っぱをつけていきます。
黄金比のところでも触れたように、ヒマワリの頭花も、中心から反対方向に向かう2つのらせんを描きながら次々つけていきます。木の枝別れの仕方も、1がら2になって、3、次が5になり8というふうに成長していきます。すると、枝の分岐が前にお話した「フィボナッチ数列」、すなわち対数らせんになります。
どうやら、ものは生きている証しとしてらせんという形を持つようです。
この命イコールらせんという観点から考えていくと、銀河系がらせんを描いているということは、イコール銀河系は生きていると考えていいのではと、ふと思ったわけです。
たしかに宇宙は、銀河系の中心の星から生まれていなす。
それはお母さんの銀家系です。そしてわれわれの住んでいる銀河系の真ん中にはブラックホールがあります。銀河系は母なる存在で、子ども銀河系をたくさん作り、それから星を吐(は)き出していきます。
それが結果的に渦巻き状、らせんの状態に配置されていくのです。
ところで、らせん、渦の向きについておもしろい説があります。右回りはエネルギーを取り入れ、左回りはエネルギーを放出するというものです。たとえば、米をとぐとき、左回りでとぐと邪気を取り、右回りにするとエネルギーが入るなどといわれているようです。
しかし、先程のフィボナッチ数列によってできるらせんのでき方に、右、左は関係ありません。
フィボナッチ数列というのは、黄金比のところでも触れたように、13世紀に数学者レオナルド・フィボナッチが考えた数列で、隣り合う数列間の和が次の項の値に等しくなり、そしてその隣り合う項の比が約1.618、つまり黄金比に限りなく近づいていくというものです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『感動する!数学』という本を見ていたら「銀河系の秘密はらせんにあり」というのがあった。
ときどき、絵なんか見たりすると、「黄金比」(1:1.618≒5:8)というのが出てくる。
縦と横の最も均斉のとれた長方形が黄金比という比率だ。名刺やクレジットカードやハイビジョンテレビの画面なども黄金比になっている。
この黄金比で作った黄金矩形を次々に並べていくと対数らせんになる。
タツムリとかオウム貝はらせんになっている。
植物の葉のつき方も茎に対して一定の規則性をもってらせんになっている。
らせんといえばDNAは二重らせんになっている。
DNAが二重らせん構造をとっているのは、より小さい体積でより多くの遺伝情報を載せるためなのだそうだ。
灯台なんかに入ると階段がらせんになっている。生物が無理なく成長するのに、もっとも自然な形状が「らせん」なのかもしれない。
じじぃの頭もらせんだ。くーるくーるぱあ。