「大量絶滅」巨大噴火か哺乳類を生んた 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=8oOiRvIYEtI
The Permian Mass Extinction 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=hDbz2dpebhQ&feature=related
地球ドラマチック 「大量絶滅の謎〜恐竜はなぜ滅びたのか〜」 (追加) 2015年1月24日 NHK Eテレ
【語り】渡辺徹 (2014年米国)
恐竜も滅びた大量絶滅はなぜ、どのように起きたのか?最新の研究から明らかになった事実を迫力のCGで描く。
2億5000万年前、ペルム紀末に生物の90%が絶滅した。
原因はシベリアの大噴火。アメリカ合衆国の国土に匹敵するマグマの海。シベリアントラップ。
溶岩の中の結晶に、当時の火山ガスが含まれていた。噴火によって、ガスの成分である二酸化炭素が大気中に噴出。水の流れが止まり、酸素の循環が滞り、海水は酸性に。貝や甲殻類は殻や骨格をつくれなくなった。
また起きるのか?
アメリカ・イエローストーン国立公園。滅びゆく森。キクイムシが温暖化により標高の高い場所にも生息域を広げている。平均気温が上昇したことで冬も越せるようになった。
人類は過去の気候変動と同等のことを行っているのではないか?
http://www4.nhk.or.jp/dramatic/x/2015-01-24/31/21338/
大量絶滅 ウィキペディア(Wikipedia)より
大量絶滅とは、ある時期に多種類の生物が同時に絶滅することで、地質時代において幾度か見られる。多細胞生物が現れたベント紀以降、5度の大量絶滅(オルドビス紀末、デボン紀末、ペルム紀末(P-T境界)、三畳紀末、白亜期末(K-T境界))と、それよりは若干規模の小さい絶滅が数度あったとされる。大量絶滅の原因については、K-T境界のように隕石や彗星などの天体の衝突説が有力視されている事件や、P-T境界のように超大陸の形成と分裂に際する大規模な火山活動による環境変化(プルームテクトニクスも参照のこと)が有力視されている事件など様々であり、その原因は一定しているわけではない。
大量絶滅の直後には、空席になったニッチ(生態的地位)を埋めるべく、生き延びた生物による急激な適応放散がおきる。例えば恐竜が絶滅したことにより、白亜紀には少数派であった哺乳類は、急速に多様化・大型化が進み、生態系の上位の存在として繁栄を享受することとなる。
【ペルム紀末】
古生代後期のペルム紀末、P-T境界(約2億5千万年前)に地球の歴史上最大の大量絶滅がおこった。海生生物のうち最大96%、全ての生物種で見ても90%から95%が絶滅した。古生代に繁栄した三葉虫もこのときに絶滅した。
この大量絶滅は化石生物の変化から実証されているが、絶滅の原因には幾つかの仮説がある。
1.全世界規模で海岸線が後退した痕跡がみられ、これにより食物連鎖のバランスが崩れ、大量絶滅を引き起こしたという説がある。
2.巨大なマントルの上昇流である「スーパープルーム」によって発生した大規模な火山活動が、大量絶滅の原因になったという説もある。超大陸であるパンゲア大陸の形成が、スーパープルームを引き起こしたとされる。
実際、シベリアにはシベリア洪水玄武岩と呼ばれる火山岩が広い範囲に残されており、これが当時の火山活動の痕跡と考えられている。火山活動で発生した大量の二酸化炭素は温室効果による気温の上昇を引き起こした。これによって深海のメタンハイドレートが大量に気化し、さらに温室効果が促進されるという悪循環が発生し、環境が激変したと考えられる。
また、大気中に放出されたメタンと酸素が化学反応を起こし酸素濃度が著しく低下した。このことも大量絶滅の重要な要因となった。古生代に繁栄した単弓類(哺乳類型爬虫類)はこの際に多くが死に絶え、この時代を生き延びて三畳紀に繁栄した主竜類の中で、気嚢により低酸素環境への適応度を先に身に付けていた恐竜が後の時代に繁栄していく基礎となったとされる。
なお、単弓類の中で横隔膜を生じて腹式呼吸を身につけたグループは低酸素時代の危機を乗り越え、哺乳類の先祖となった。
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『科学の謎』未解決ファイル 日本博学倶楽部 PHP文庫 2008年発行
・恐竜絶滅以上の悲劇! 9割の生物が絶滅した原因とは? (一部抜粋しています)
環境や気候の変動で生態系が壊されたせいで、近年、世界中の希少動物が絶滅問題にさらされている。記録に残っている1600年以降に絶滅した動物は、じつに700種にものぼるという。
しかし、このような地球上の生物の絶滅は今に始まったことではない。地球の誕生から現在まで、さまざまな生物が生まれ、栄え、そして滅びていった。そうした歴史のなかでは、地球上の生物のほとんどが姿を消してしまう、大量絶滅が何度か起きている。その数は今日までの約5億年の間で、13回にものぼるという。
太古に起きた大量絶滅と聞いて、真っ先に恐竜を思い浮かべる人が多いかもしれない。恐竜は今から6500万年の白亜紀に絶滅したといわれており、その原因には諸説あるが、隕石が地球にぶつかったためだという説が有力視されている。隕石の衝突は恐竜だけでなく、地球上の生物のおよそ7割を絶滅させたといわれている。
しかし、その恐竜の絶滅よりも悲惨な事件があった。その事件が起きたのは今から2億5000万年前の、古代ペルム紀(二畳紀)である。なんと海洋生物の9割以上が地球上から姿を消したというのだ。もっとも悲観的な推測によると、そのときに残った海洋生物はわずか4パーセントだったという。このときの大量絶滅は何度もあった大量絶滅のなかでも、生命史上最大の危機といわれている。
では、この大量絶滅の原因はなんだったのだろうか。
古代ペルム紀に起きた大量絶滅の原因には、研究や分析が進むなかで、いくつかの説が唱えられている。火山噴火、天体衝突、海水面の低下などである。これらが急激な寒冷化や温暖化、酸素の減少などの環境変化をもたらし、生物が死滅したのではないかと推測されているのだ。
そうした説のひとつに、かってはひとつだった大陸が分裂したことに起因するというものがある。太古に存在したこの大陸はバンゲアと呼ばれ、現在世界中に散らばっている大陸は、もともとこのバンゲアから分裂したと考えられている。そのバンゲアの分裂がちょうど古代ペルム紀に起きたのだという。
バンゲアの大陸同士が離れていくときに、地層の奥深い部分から高熱の物質が湧き出て異常なほどの火山活動が繰り広げられた。その結果、地球では急速に温暖化が進み、急激な環境の変化に耐えられなかった生物たちは死に耐えたというわけだ。
また別の説では、同じく火山活動が活発化したことが原因だが、火山灰が空に舞い上がって太陽を隠してしまったため、植物は光合成できなくなり地球上の酸素が減少、海洋で暮らすほとんどの生物が呼吸困難となって息絶えたといわれている。
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どうでもいい、じじぃの日記。
『科学の謎 未解決ファイル』という本を読み返していたら「恐竜絶滅以上の悲劇! 9割の生物が絶滅した原因とは?」があった。
6月24日のTBS 『スパモク !! 教科書にのせたい!』という番組で「恐竜絶滅の原因」を観たのをを思い出した。
今から6500万年に絶滅したという恐竜は巨大隕石が地球にぶつかったためということで一件落着となった。
しかし、地球上には「恐竜絶滅」どころではない大量絶滅が何度もあったのである。
地球の歴史の中で大きな出来事とは一体何なんだろう。
生物が誕生した。
それは最初、バクテリアのような単細胞生物だった。
そして、単細胞生物から多細胞生物に進化した。
そして人類が誕生した。
地球では5度の「大量絶滅」を経験している。
①「オルドビス紀末」の大量絶滅 ・・ 約4億3500万年前に生物は大量絶滅した。
②「デボン紀末」の大量絶滅 ・・・・ 約3億6000年前に生物は大量絶滅した。
③「ペルム紀末」の大量絶滅 ・・・・ 約2億5000年前に生物は大量絶滅した。
④「三畳紀末」の大量絶滅 ・・・・・ 約2億1200万年前に生物は大量絶滅した。
⑤「白亜期末」の大量絶滅 ・・・・・ 約6500万年前に生物は大量絶滅した。
大量絶滅の後には必ず新しい生物が誕生している。
単細胞生物から多細胞生物に進化したのが「オルドビス紀末」の大量絶滅の後である。
「ペルム紀末」の大量絶滅では何と、全ての生物種の90%以上が絶滅した。そしてこの大量絶滅の後で我々の祖先である哺乳類が誕生した。
そして、6500万年前に恐竜が絶滅し、人類が誕生したのであった。
現在は史上6度目の大量絶滅が進行中だという。
地球の歴史上、最も速いペースの今回の大量絶滅は、間違いなく人間が引き起こしているといわれている。