じじぃの「人類火星に立つ!第1ドラマ」

MARS 2030 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=zST0SNxCKh4
NASA設立50周年、人類の目標は月から火星へ 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Ra5_2CE5uww&NR=1&feature=fvwp
「HV特集 サイエンスシミュレーション 人類火星に立つ1ドラマ・史上最も過酷な旅」 2010年8月9日 NHK HI
NASAをはじめ、世界の科学者の全面的な協力のもと、人類初の有人火星探査をシミュレーションしてドラマで描いた新しいタイプの科学番組。宇宙船の故障、人間不信、原因不明の病気、不慮の事故…。2030年、6人の男女の宇宙飛行士は、583日間の火星への旅でさまざまな危機に直面する。彼らは無事地球に帰還することができるのか? 可能な限り科学的に、そしてリアリティーを持って火星への旅を描く。
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090802080030140/
どうでもいい、じじぃの日記。
8/9、再放送であったがNHK HI 「HV特集 サイエンスシミュレーション 人類火星に立つ1ドラマ・史上最も過酷な旅」を観た。
NASAと日本のJAXAの科学者の全面的な協力のもとで最新の研究成果を踏まえて火星有人探査をシミュレートした日本が制作した2008年の作品。
アメリカ、カナダ、ロシア、ヨーロッパ、日本からなる共同プロジェクトで宇宙飛行士6名が往復2年近くの火星探査に行くというシミュレーションドラマである。
大体、こんな内容だった。
2030年、人類で最も過酷な火星への旅が始まろうとしている。
この人類の悲願ともいえる旅は3つの宇宙船、「アトランテス」、「ガガーリン」、「テラノバ」が次々に打ち上げられて旅立って行った。
船長、「テラノバよりヒューストンへ。順調に旅をしている」
日本人生物学者ヒロミ・オクタが搭乗している。ヒロミ、「あと561日あるよね」。宇宙船は時速8万9000キロで航行中。
船長、「テラノバよりヒューストンへ。人工重力を発生させる装置を稼働させた」。船内は地上の70%の重力になった。
マウス5匹が船内の環境をチェックするため飼われている。
ヒューストンから、「こちら、ヒューストン。中国が火星に向けて無人探査機打ち上げに成功した」。中国の無人探査機は掘りながら生命探査が一緒にできる。
その頃、「アトランテス」が一足お先に火星に着陸した。アトランテスから貨物船「シラセ」が出てきて火星探査を開始した。
打ち上げから326日目、火星着陸まであと6日。
ヒューストンから、「こちら、ヒューストン。宇宙船に重大な不良個所があることが分かった。地球に帰還せよ。不名誉な帰還ではない」
乗組員全員で協議した。ヒロミ、「11ヵ月もこの旅を続けてきた。是非、行きたい」。みんなで話しを進めているなかで、乗組員の一人、「多数決で続行というわけですか」。船長、「いや、一人でも反対者がいれば続行しない」。危険を覚悟でこのまま続行することに決まった。ナサ(NASA)から了解を得られた。
船長、「テラノバよりヒューストンへ。火星の周回軌道に入った」
6人を乗せた「テラノバ」は先に行って待っていた「ガガーリン」とドッキングに成功した。
打ち上げから331日目。
「世界と人類を代表して、あとに続く大勢の人のために」。6人が同時に最初の一歩の足を火星に踏んだ。
地球では、ニューヨーク、トウキョウ、パリ、モスクワと大祝賀ムードに包まれた。
火星で車に乗り、「シラセ」まで移動。ヒロミが作業中、足を挟まれて怪我をした。ヒロミを残して、乗組員が採掘現場に向かう。
火星到着後27日目。
採掘現場でドリルで地中に掘り進む作業をする乗組員に疲労が見えるようになった。
ヒューストンから、「こちら、ヒューストン。中国の探査機が水を見つけた。彼らに先を越された」
中国の了解を得て、中国の採掘現場のドリルを使うことにした。
船長、「みんな、疲れている」。ヒロミ、「私に行かせてください。人生を賭けてきたんですよ」。船長はヒロミが採掘現場で作業することを許可した。水が噴出した。ヒロミが水圧で吹き飛ばされた機材の下敷きになって死んだ。
火星到着後62日目。
火星から採取した水を持って宇宙船「テラノバ」に戻った。「テラノバ」はカビで汚染された。乗組員全員が呼吸器官をやられた。船室の環境をチェックするため一緒に乗せされていたマウスが死んでいる。
打ち上げから403日目。
火星から持ち帰った水とカビが何か関係があるかもしれない。乗組員の一人がサンプルの水を分析しようと言いだす。
船長、「ナサからの指令で火星から採取した水に手をつけてはいけないといわれている」。このままでは全員死んでしまう。船長、「病気の原因を突きとめないと地球に戻ることができない」
原因は一酸化炭素だった。(と思った)
583日間の有人探査が終わった。
番組は22世紀、火星でヒロミが埋葬された場所に火星基地が作られている映像で終わった。
じじぃの感想
583日間の有人飛行。
この長旅が人間の精神にどのような影響があるのか、興味深く見た。
2030年、宇宙の旅。本当にこんな風になっているのか、しんねえな。