じじぃの「未解決ファイル_85_ジャトロファ」

The story of Jatropha industry in India since 2004 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Kk2DEKPh1bA&feature=related
Jatropha(ヤトロファバイオ燃料の日本植物燃料
Jatropha(ヤトロファ)農園を展開し、バイオ燃料を供給。
日本植物燃料は、植物油でバイオ燃料の先端を走ります。
http://www.nbf-web.com/japanese/message.html
首都圏ネットワーク 「期待集まる新バイオ燃料 ジャトロファ」 (追加) 2012年7月4日 NHK
【司会】片山千恵子、小見誠広
ジャトロファは食用にならないため、とうもろこしやサトウキビなどに替わる資源になると期待されている。先月、神奈川県はジャトロファの燃料を使ったバスの試験運行を開始するなど、実用化に向けた取り組みが始まっている。
ジャトロファの燃料を開発したのは神奈川県にあるベンチャー企業。取締役の谷山剛さんが実用化に向けて最も力を入れたのは、製造コストの削減だった。谷山さんは3年後をめどに生産量を300倍に増やす計画である。
沖縄県恩納村では地域の新たな産業にしようと、2年前から1500平方メートルの土地でジャトロファが栽培されている。ジャトロファは栽培の手間がかからないため、沖縄の人たちも期待を高めている。
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20120704-21-20002&pf=f
地球ドキュメント MISSION「『壁』を楽しむ」 2010年2月24日放送 NHK BSHI
【出演】堀尾正明フリーアナウンサー)、サヘル・ローズ(女優・タレント)、土井香苗(ヒューマンライツウォッチ日本代表)
【ミッション】
フィリピン・パラワン島の荒れ地で、石油に替わる燃料の一つとして期待されているジャトロファの世界初の本格栽培を成功させ、エネルギーのほとんどを輸入に頼ってきた地元に、バイオ燃料を供給する。
社員7人のベンチャー企業が、このミッションに挑む。
ジャトロファ:油の含有率がきわめて高い種子をつける。荒れ地で育ち、しかも有毒で食用にならないことから、食糧との競合も起きないと、燃料作物として大きな期待がかけられている。
【壁】
エネルギーとしてライバルである原油の価格が下がり、バイオディーゼルも値崩れ。ジャトロファから作るバイオディーゼルだけでは採算が取れない。錚々たる大手企業が次々と撤退する中、彼らはジャトロファを無毒化し、油を絞った後のカスを飼料にすれば採算が取れると発想を転換。
しかし、品種改良には気の遠くなるような「時間の壁」が立ちはだかる。さらに、研究開発という、収入が無く支出だけが続く状態がもたらす「資金の壁」。小さなベンチャーを、次々にピンチが襲う。
【突破口】
次から次へ立ちはだかる「壁」を突破するために、彼らがとった方法は、なんと「『壁』を楽しむ」ことだった。
【ミッション マスター】
木村秋則さん(リンゴ農家)
誰もが不可能と考えていた無農薬のりんごづくりに、たった一人で挑戦。
リンゴの収穫ゼロという期間を揺るぎない信念で耐え抜き、8年がかりでミッションを達成した。
【ミッション マスターの言葉】
「失敗が多いぶん、答えを多く得る」
「土の上ばかり見ていては、答えはわからない。土の中を見てはじめて答えがわかる。見方を変えること。目に見えない部分を観察することが、壁を越える一歩になる」
「1本の矢は折れるけれど、何本もの矢は岩をも貫く」
「バカになって進め!」
http://www.nhk.or.jp/mission-blog/missions/39540.html
どうでもいい、じじぃの日記。
3/22、再放送だったが、 NHK BSHI 地球ドキュメント MISSION「『壁』を楽しむ」を観た。
ベンチャー企業 不可能への挑戦」というタイトルである。
日本植物燃料株式会社(NBF)社長の合田真さん、技術畑の宇佐美徹さん等が明日のバイオ燃料を求めて活躍する物語である。
ジャトロファ(Jatropha)は過酷な気候に強く、砂漠等での緑化効果も発揮する。良質な油が採取でき、食用にならないが、安価でしかも安定供給が可能。緑化とバイオディーゼル原料の二段活用が出来るため世界的に注目を浴びている。
ジャトロファの実3キログラムから1リットルのバイオ燃料が採れる。現在ある植物の中で最も効率よく油が採れるのだそうだ。
フィリピンのパラワン島が出てきた。「農家の人がここを見捨てたというのが分かる」。ここは、何も育たない荒れ地なのだ。
ジャトロファは荒れ地に強いということで、ここでジャトロファの栽培をしてみたが、うまくいかない。ジャトロファの栽培方法がまだ確立していないため、自分たちで試行錯誤で栽培しないといけないのだ。
ジャトロファの一種に毒のないのが存在する。これがうまく育つとジャトロファの搾りかすから食糧になるタンパク質を取ることができる。
しかし、毒のないジャトロファを栽培したら、害虫にやられて思うように実が付かない。
種を植えて半年で実がなる。失敗すると、また半年待たないといけない。
資金が無くなってきた。社員の給料を半減することにした。
社員の奥さんの言葉。「夢があって楽しんでやっているんだから。これが成功したら、貧しい人たちを救えるんだから」
僅か、数人のスタッフで資金がほとんど無い状態で、この壁に挑む。
九州の石油系の会社が、このベンチャー企業に出資している。出資している社長の言葉。「すぐに結果は期待していませんよ。未来の子どもたちのために出資しているんです」
NBFの合田さん、宇佐美さんがテレビ会議のような形で参加する。
『奇跡のりんご』を実らせた青森県木村秋則さんもテレビ会議のような形で参加する。
木村さんが彼らの挑戦にエールを送る。「バカになって進め!」
合田さんの言葉。「最初のページをめくる楽しさがある」
じじぃの印象
青年海外協力隊の活躍を時々、テレビで見ることがある。
彼らもそうだが、このNBFの人たちも同じような目的を持って活躍しているように思えた。